無在庫転売とは?仕組みをおさらい!
無在庫転売とは、出品を先に行い、売れてから商品を仕入れるため、在庫を持たずに販売できる方法です。
通常は商品を仕入れてから出品、売れたら発送という流れになりますが、無在庫転売では、その逆の流れになるということです。
売れてから商品を仕入れるというのは、発送まで時間がかかるイメージがあるかもしれません。
しかし、商品は仕入れ先から直接買い手へと発送することがほとんどなので、売れてからでも最小限のタイムロスで送ることができます。
転売のデメリットは、仕入れた商品の保管場所に困ること、そして売れ残りの在庫を抱えることです。しかし、無在庫転売ならこうしたリスクはありません。
転売のリスクを最小限に抑えて損をする可能性を減らし、より合理的に利益を得やすくした仕組みが無在庫転売といえます。
無在庫転売については、以下の記事でも詳しく解説していますので参考にしてください。
(関連)無在庫転売のやり方|そもそも無在庫転売とは?初心者でも稼げる?
無在庫転売は違法じゃないの?
無在庫転売は、違法だと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし規制する法律はないため、違法ではありません。
無在庫転売が、違法というイメージが付いてしまっているのは、無在庫転売者の中に、他の法律に抵触した販売方法をしている人が、少なからずいるからです。
無在庫転売は違法ではなくても、ECサイトなど販売先によっては、無在庫販売を禁止しているところもあります。そうした販売先では、無在庫転売ができませんので注意してください。
無在庫転売する際に、行政の許可や届け出を行わなければいけない商品もあります。許可や届け出がいるのを知らないままで、先に出品をした後から仕入れようとすると違法になりますので注意が必要です。
利用するプラットフォームによる違いや規約違反になるリスクについては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。
(関連)無在庫転売は違法?違法となるケースから無在庫OKのプラットフォームまで一挙解説
無在庫転売のデメリット
一見するとメリットだらけに見える無在庫転売にも、もちろんデメリットはあります。無在庫転売は稼げないという意見もありますが、本当でしょうか?
ここでは、そんなデメリットについて解説します。
以前よりライバルが増えている
無在庫転売は販売者側にとって、都合の良い手法です。
通常の転売は商品の保管などが面倒という理由で避ける人もいますが、無在庫転売ならそのような悩みもありません。
そのため、無在庫転売を行う参入者が多くなっています。
参入者が多いということは、ライバルも多くいるということであり、以前に比べると商品は売れにくくなってきています。
無在庫転売を行うライバルと同じ商品を販売しても、なかなか売れないため、ライバルの少ない商品を見つけることが大切です。あるいは、同じ商品でも差別化を図り、売れるための方法を見つける必要があります。
初めて無在庫転売に挑戦する方にとっては、ハードルが高いかもしれませんが、数多く販売していけばコツもわかるようになるでしょう。
こちらの動画では、無在庫転売で大きな利益を上げた手法を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
商品が予定日に発送できない可能性がある
商品が予定日に発送されない可能性があることも、無在庫転売のデメリットです。
無在庫転売は、最初に在庫が無い状態で出品を行うので、発送が遅れてしまうことがあります。
万が一、予定日に納品が送れてしまった場合には、購入者からクレームが入ることもあるでしょう。また、ショップの評価も下がる可能性があり、低評価になれば商品が売れにくくなってしまうこともあります。
対策としては、仕入先に商品の在庫があるのかどうかを、ある程度は把握しておくことが必要です。
無在庫転売では、仕入先や商品の数が多く、スマホやパソコンでの目視のチェックには限界があります。
在庫確認には、専用のツールを使うのがいいでしょう。効率良く利益を上げられるよう、無在庫転売ツールを比較してみるのもおすすめです。
無在庫転売ツールには無料のものもあるので、まずは試してみるのもいいでしょう。
無在庫販売を効率化できるおすすめのツールについては、以下の記事で紹介しています。ツール選びの参考にしてください。
(関連)無在庫転売をツールで効率化!4つのおすすめツール&比較表!
梱包がもとでトラブルになるリスクがある
無在庫転売は発送作業を自分で行わなくても良いため、時間や手間がかからずとても楽です。
しかし、自分で梱包を行わないということは、しっかりと梱包されているかなどのチェックもできないことになります。
もしも雑な梱包で発送されてしまったら、トラブルになる可能性もあるのです。
梱包の説明をしっかりとしていたのに、発送時には違ったやり方で発送されてしまい、トラブルになることも多いのです。
また、梱包時に自分でチェックできないので、不良品を届けてしまうリスクもあるのです。
無在庫転売の場合には、販売以外の作業は小売店などの仕入れ先に任せることが多くなりますので、トラブルは多くなることも理解しておかなければなりません。
無在庫転売のメリット
無在庫転売は、有在庫転売に比べて、転売初心者の方でも比較的リスクは少ないのが最大のメリットです。
まずは無在庫転売のメリットについてを詳しく解説していきますので、参考にしてみてください。
リスクがほぼない
無在庫転売は出品を先に行い、商品が売れてから仕入れを行います。そのため在庫を保管しておく必要がなく、商品が売れ残る在庫リスクがありません。
転売の最大のリスクは在庫を抱えることなので、在庫を持たなくてもいい点はかなりのメリットです。
想定されるリスクとしては、商品の仕入れ価格が上がる可能性があることと、商品を仕入れてからのキャンセルされた場合の対応に困ることがある、2つとなっています。
緻密なリサーチの必要がない
無在庫転売では、有在庫の転売ほど、緻密な商品リサーチをする必要がありません。
なぜなら、有在庫の転売の場合に想定すべき在庫リスクがないため、とりあえず出品して様子をみることもできるからです。
まずは、利益が出る商品を数多く出品します。一定期間後に、売れた商品はそのまま販売し続け、売れなかった商品は他の商品に切り替えたり、あるいは販売を終了したりするとよいでしょう。
商品の切り替えには多少の手間がかかることもありますが、切り替えを行っているうちに、売れる商品が見極められるようになっていきます。
多くの資金が必要ない
無在庫転売では、先に仕入れておく必要性がないので、資金を多く用意しておく必要がありません。
資金が手元にあまりない方でも、始めやすいのが無在庫転売です。
無在庫転売では売れてから仕入れるので、ほぼ確実に現金回収できます。
仕入れる資金も必要ないため、キャッシュフローも安定しやすいでしょう。手元に現金を残した状態で商品を販売できるのも、転売初心者にとっては魅力になると思います。
また、小売店から仕入れることが多いので、クレジットカードを利用した仕入れも可能です。
また、こちらの動画では効率良く無在庫転売で利益を上げる方法を紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
無在庫転売の主な種類
無在庫転売と一言でいっても、その手法はさまざまです。
手法によって適した仕入先も異なり、それぞれに特徴があります。
4種類の無在庫転売の手法について解説します。
国内での無在庫転売
最も一般的なものが「国内での無在庫転売」です。
例えば、Amazonとヤフオク!間での転売など、国内で出品して国内で仕入れる手法があります。
無在庫転売の中では一番スタンダードな方法なので、初心者の人はここからスタートすることが多いです。
国内での転売のため、注文を受けてからお客様の手元へ商品が届くまでの時間が短くなる方法でもあります。
Amazonでの出品の際には、先に出品している人に相乗りもしやすく、初めて出品する人にとっては、カタログを作る必要がないことから取り組みやすい方法かもしれません。
ただし、国内での無在庫転売は、仕入価格と販売価格の価格差があまりないので、利益率も低くなります。
海外輸出の無在庫転売
次は「海外輸出の無在庫転売」です。
海外輸出の無在庫転売は、海外で出品して国内で仕入れて発送する手法です。代表的なものに、Amazon無在庫輸出やeBay無在庫輸出などがあります。
eBayは世界最大のオークションサイトで、中古や骨董も売れるため、古いカメラや美術品などの販売に向いているでしょう。
日本製の商品ということでブランド力も上がり、高く売れる場合もあります。
しかし、海外に輸出をするため配送料が高くなってしまったり、輸出できない商品があったりしますので注意が必要です。
海外輸出の無在庫転売は、国内限定の無在庫転売と比べると難易度が上がります。
それでも、しっかりしたノウハウを学べば、初心者でも挑戦することは可能です。
海外輸入の無在庫転売
3つ目は、「海外輸入の無在庫転売」です。
海外輸入の無在庫転売は、国内で出品して海外で仕入れて発送する手法です、代表的なものがAmazon無在庫輸入です。
特に中国輸入は、商品を安く仕入れることができるため、利益率が高くなるでしょう。また、日本では売っていない商品を取り扱うこともできるため、ライバルとの差別化を図りやすくなります。
しかし、国外から輸入するため、納品までに時間がかかってしまうことに注意しなければなりません。
海外輸入での転売を転売初心者が行うのは、ハードルが高く感じるかもしれませんが、ノウハウとツール次第で簡単にできますので、挑戦してみるといいでしょう。
クラウドファンディング
上記で説明した3種類と少し異なりますが、大きな意味でとらえれば無在庫販売といえるのが「クラウドファンディング」です。
商品サンプルが1個あればプロジェクトを始められて、プロジェクトが終了し、資金が入ってから全量を仕入れればよいため、無在庫で行うことができます。
クラウドファンディングで売れた商品であれば、他のECサイトなどで独占販売ができたり、大手量販店などで販売してもらったりできるため、長い間の利益を見込めるでしょう。
ただし、売れそうな商品をリサーチしたり、現在取り扱っていない商品を見つけ出すための苦労はあります。
しかし、一度プロジェクトが完了すれば、長い間商品を売ることができますので、利益を出しやすくなっていくでしょう。
国内の無在庫転売でおすすめの仕入れ先
どの種類の無在庫転売を行うかによって、おすすめの仕入先は異なります。
まずは国内の無在庫転売でおすすめの仕入れ先を紹介します。
Amazon
Amazonは最も知名度があり、利用者も多いサイトです。
そのため、仕入れ先としても安定して利用できます。商品数やジャンルも多く取り扱っているため、転売したい商品を見つけやすいでしょう。
また、リサーチもしやすいため、どのような商品が売れているのかがわかりやすいことから、売れる商品を探しやすいのも魅力となっています。
Amazonオリジナル商品であれば、安く出品していることが多いため、安価に仕入れることもできるでしょう。
(参考)Amazon公式サイトヤフオク!
ヤフオク!もAmazonと同様、知名度の高いサイトです。
中古の1点ものが存在し、安く仕入れられることも多いのが特徴です。
1点からでも仕入れられるので、転売時に多くの資金がなくてもスタートできます。
また、Amazonなどで取り扱っていないマニアックな商品を販売している可能性もありますので、差別化を図ることもできるでしょう。
Amazonに比べると、特定の商品に異常に詳しいマニアのような人も多くいます。
(参考)ヤフオク!公式サイトNETSEA
NETSEAはヤフオク!やAmazonほどは知られていませんが、卸業者と小売店をつなぐ老舗サイトです。ネットの卸では日本最大級の規模となっているので、仕入れに利用するといいでしょう。
卸業者から直接仕入れることができるため、安く仕入れることができます。卸業者も大手から中小企業まで、多くの会社が登録をしており、色々な商品を仕入れやすいです。
また、海外の企業の登録もあるので、日本では仕入れられない商品も仕入れることができるでしょう。
(参考)NETSEA公式サイト
NETSEAについて詳しく解説した記事がありますので、こちらも参考にしてください。
(関連)【確実】NETSEA(ネッシー)仕入れで稼ぐ唯一の裏ワザを紹介【公式監修】
Top Seller
Top Sellerも、ネット卸のサイトのひとつです。
無料でも有料でもどちらでも利用できることが特徴です。そのため、最初は無料で利用し、気に入ったら有料で本格的に利用することもできます。
他のECサイト連携すると、在庫の更新や、登録画像の変更なども自動で行ってくれます。
手間のかかる作業も代行してくれるので、編集作業の時間を作れない方にとっては、魅力的なサイトではないでしょうか。
(参考)Top Seller公式サイト
仕入れた商品をAmazonで販売することを考えている場合には、以下の記事も参考にしてください。
(関連)【初心者向】Amazonせどりの始め方|販売~仕入れのやり方全解説
海外輸出の無在庫転売でおすすめの仕入れ先
海外輸出の無在庫転売でおすすめの仕入れ先を紹介します。
Amazon
Amazonは海外輸出の無在庫転売でも、メインの仕入れ先として使えます。
サイト規模が巨大なので、幅広いジャンルのものを自由に仕入れることができるのです。
海外のAmazonサイトを活用して海外で売れている商品などをリサーチし、売れやすい商品を販売することもできます。
ジャンルも同じように販売しているため、日本で売られていても海外では売られていない商品を見つけて転売することができれば、さらに稼ぎやすくなるでしょう。
(参考)Amazon公式サイト楽天
楽天も海外輸出の無在庫転売では、使いやすい仕入れ先になります。
Amazonに比べると安い商品も多いので、楽天も合わせてチェックすると、お得に商品を仕入れることが可能です。
楽天には楽天ポイントがあります。商品を購入するたびにポイントが付きますので、さらにお得に商品を購入することができるでしょう。
また、クーポン券の配布やポイントアップキャンペーンなども多いですから、タイミングを見計らって仕入れると、さらにお得に仕入れられます。
(参考)楽天市場公式サイトヤフオク!
ヤフオク!はオークション形式のサイトですが、掘り出しものが安く仕入れられる場所としても知られています。
掘り出し物も多いため、海外では販売していないような商品を見つかることもあり、海外への転売で思わぬ利益が出るかもしれません。
一見、初心者には扱いづらい印象を持つかもしれませんが、一度システムを覚えてしまえば問題なく利用できるはずです。
(参考)ヤフオク!公式サイトメルカリ
メルカリはフリマ形式という分かりやすさが好評の、大人から子供までが使っているサービスです。
そのため、さまざまなジャンルの商品を安く仕入れることができます。Amazonなどで取り扱っていないようなジャンルの商品の購入もできるでしょう。
個人での出品を基本としているため、オリジナル商品に出会える可能性も秘めています。
オリジナル商品であれば、ライバルの参入も少ないため、転売時に利益を出しやすくなるでしょう。
(参考)メルカリ公式サイト実店舗
国内の意外な実店舗で仕入れる商品が、海外輸出の無在庫転売で利益を生むこともあります。
例えば注目なのが100円ショップのダイソーです。
ダイソーで仕入れた粘土を輸出して、利益が生まれたケースもあります。
ダイソーの場合には、仕入れ値が100円で安定しているため、海外へ輸出する際には利益を計算しやすいでしょう。
実店舗へ実際に商品を確認したり、自分で使ったりして使用感を試しやすいのも魅力的ではないでしょうか。
以下の記事ではおすすめの仕入先のランキングを紹介していますので、あわせてご覧ください。
(関連)【必読】せどりの仕入れ先ランキング|儲かる商品ジャンル・リサーチ方法も紹介
海外輸入の無在庫転売でおすすめの仕入れ先
海外輸入の無在庫転売でおすすめの仕入れ先は、AmazonとeBayです。
Amazon
各国にはそれぞれの地域に対応したAmazonが存在します。
例えばアメリカ版の「Amazon.com」、イギリス版「Amazon.co.uk」などです。
それぞれのAmazonでは商品の値段もバリエーションも異なるため、良い仕入れ先になります。
また、日本のAmazonページと同じように作られているため、抵抗なく利用できるでしょう。
特にイギリスを含めたヨーロッパから商品を仕入れる人は少ないので、真面目に取り組めばライバルと差別化をはかることも可能です。
(参考)アメリカ版Amazon公式サイトeBay
eBayはアメリカの大手オークションサイトです。
日本でいえば、ヤフオク!のようなものをイメージすると分かりやすいです。
eBayは世界中の人が利用しているオークションサイトのため、利用者数が多いのです。
ここでは世界中から商品を出品しているため、いろいろな国の商品を購入することができて思わぬ商品を購入できるかもしれません。
なにより商品が豊富なことから、転売時にはライバルとの差別化も図りやすいでしょう。
(参考)eBay公式サイト無在庫転売が可能な販売先
無在庫転売の種類ごとに主な仕入れ先を紹介しましたが、続いては販売先を紹介します。
販売先の特徴もおさえて、利益の出やすい場所をメインに活用するのがコツです。
eBay
ebayもヤフオク!と同じく、インターネットオークションサイトです。
英語圏のユーザーが中心となって使われており、世界最大級の規模となっています。
利用者の人数が多いということは買い手もつきやすく、無在庫転売にも適しているのです。
日本ではライバルの多い商品でも、海外ではライバルが少ないということもありますので、活用してみるといいでしょう。
特に日本製の商品は人気も高いため、ebayで転売をしてみるのもいいかもしれません。
eBayの無在庫転売を考えている場合は、以下の記事でもeBay無在庫転売の流れやツールの紹介をしています。あわせてご覧ください。
(関連)eBay無在庫販売ってどうなの?流れ・注意点から効率化まで徹底解説
(参考)eBay公式サイト
BASE
テレビCMも展開されているBASEは、ビジネスとしてネットショップの運営を可能にするプラットフォームです。
メルカリやヤフオクのように個人間での不用品の売買を行うフリマサイトではなく、ビジネスとしてネットショップを運営することを目的としているため、規約に違反せずに無在庫転売を行うことができます。
BASEでは無在庫転売を禁止していないので、実際に行ってもアカウントが停止されるということもありません。
また、フリマサイトが一点ずつの出品であるのに対し、BASEでは一度に大量出品をすることが可能です。このような特徴も無在庫転売に向いていると言えます。
BUYMA
BUYMAは、世界中のハイブランドや有名メーカーの商品を取り扱うECサイトです。
BUYMAでは無在庫転売が禁止されていないので、誰でも在庫を抱えることなく、元手要らずでネット販売を行うことができます。
初期費用がかからないので、初心者も実践しながら無在庫転売の流れやショップの運営などを学んでいけることもメリットです。
(参考)BUYMA公式サイトSTORES
STORESでは、「予約販売機能」を使って無在庫転売をすることができます。
「予約販売機能」とは、入荷前の商品の先行販売ができる機能なので、実際に在庫がなくても販売することが可能です。
商品ごとに設定できるので、在庫がないことが購入者にもわかりやすく、リスクなく受注販売ができるのがメリットです。
(参考)STORES Magazine「商品の予約販売が出来るようになりました!」(参考)STORES公式サイト
韓国マーケット
変わり種の販売先として、韓国のマーケットで販売することもできます。
韓国マーケットでの転売をやっている人がいないため、ライバルも少なくおすすめとなっています。ライバルが少ないことで、商品の差別化をするノウハウなどが少なくてもできるでしょう。
ヤフオク!やメルカリなどで、アカウント停止のリスクを負って販売するよりもずっと賢く効率的です。
詳しくは、記事の最後にYouTube動画とともに紹介しているので、ぜひチェックしてください。
無在庫転売禁止のプラットフォーム
いくつかのプラットフォームでは、無在庫転売を禁止にしているところがあります。どこが無在庫転売禁止なのか、事前に確認しておきましょう。
Amazon
Amazonは無在庫転売のベースができているため、販売しやすいプラットフォームです。
具体的には合理的な商品管理方法やツールなどが充実しています。これらは、無在庫転売を想定してつくられたものではありませんが、洗練されたシステムなので使いやすいのです。
しかし、Amazonでは明確に無在庫転売禁止の規約があるわけではありませんが、原則禁止とされています。
Amazonでは、ドロップシッピングでのみ無在庫転売が可能とされていますが、ドロップシッピングにもルールがあり、場合によっては規約違反になる可能性もあります。
(参考)Amazon公式サイトヤフオク!
ヤフオク!は出品手数料がかからないことが魅力です。
少数の商品を販売するだけなら出品手数料は気にならないかもしれませんが、商品数が増えてくると少しでも利益を大きくすることを考えるようになります。
そのため、ヤフオク!のような出品手数料がかからないサービスは貴重なのです。
ただしヤフオク!は、規約で明確に無在庫転売禁止となっています。無在庫販売をヤフオクでするには、注意が必要です。
(参考)ヤフオク!「第1編 ヤフオク!ガイドライン細則」(参考)ヤフオク!公式サイト
メルカリ
メルカリは日本では知らない人はいないくらい、有名なサービスです。
若年層を中心に多くの人が使っているため、メルカリの市場は巨大になっています。
AmazonなどのECサイトでは取り扱いをしていないような商品でも、販売できるのも魅力的です。
ただし、ヤフオク!と同じく、メルカリも規約で明確に無在庫転売禁止となっています。
メルカリでは、「手元にない商品の出品は禁止」と規約ではっきりと明示しています。
商品が手元にないことで、問い合わせの対応や配送の遅延などのトラブルを避けるためです。
また、他のECサイトから購入者に直接商品を発送することや配送代行の利用も禁止されています。
メルカリで無在庫販売をする際には、注意して行うようにしてください。
(参考)手元にない商品の出品やECサイト等から直送すること(禁止されている行為・出品物)
(参考)メルカリ公式サイト
上記のように伝えてきましたが、メルカリshopsでなら無在庫が販売が可能です!
メルカリshopsでの無在庫販売や他の販売先については以下の記事でそれぞれ詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
(関連)メルカリの無在庫販売は禁止!バレる主な理由・アカウント停止のリスク
(関連)せどりの販売先はどこを選ぶべき?主な経路と手数料について解説!
無在庫転売で稼ぐためのコツ
無在庫転売で稼いでいくためには、いくつかのコツがあります。
特におさえておくべき4つの転売のコツを紹介します。
ベストな仕入れ先・販売先を選ぶ
どの仕入先・販売先を選ぶかで、売上も変わってきます。
仕入れ先と販売先をそれぞれ調査して、商品によって利益が出やすい場所を選んで利用してください。
仕入れ先を選ぶ際には、仕入れたい商品をどこで一番安く買えるかで選ぶとよいでしょう。仕入れ先は一つのサイトや会社の中から選ぶよりも、複数のサイトやサイトを比較しながら選ぶようにします。
安く仕入れることができれば、原価率を下げることもできるでしょう。
販売に利用するサイトにはそれぞれ特徴があります。販売先を選ぶ際には、どのような商品を取り扱っているのか、販売手数料などはどのくらいかかるのかなどを、確認しながら選ぶとよいでしょう。
また、利用する時期によっても条件が変わってくるため、あわせてリサーチしておいてください。
ギフト券やポイントを利用して仕入れる
Amazonで仕入れをするときは、Amazonギフト券を使うとよいでしょう。
アマテンというサイトでAmazonギフト券を購入することにより、額面よりも8~10%安く手に入ってお得です。
また、クレジットカードで仕入れれば、ポイントもたまり、ポイントで次回の仕入れを行うことも可能です。
Amazonチャージで現金チャージを利用すると最大で2%のポイントがたまりますが、プライム会員であれば最大2.5%のポイントがたまります。
大量仕入れを検討している人は、プライム会員になっておくのもよいのではないでしょうか。ポイントがたまっていくような、お得なサービスを積極的に利用しましょう。
ツールで効率化&リスク回避
ツールは無料から有料までさまざまなものがあり、転売で大きく稼いでいる人の大半は何かしらのツールを利用しています。
無料のツールでは、利用できる機能が制限されていることがありますので、無料の間にお試しで利用し、納得いけば有料プランに切り替えてみるとよいでしょう。
ツールを使えば出品時間の短縮になり、在庫切れのため発送できないという最悪の事態を避けることが可能です。また、keepaのように入荷したい商品が値下がりをしたときに、通知してくれるサービスなどもあります。
良いツールと出会えるかどうかがビジネスの成功を左右すると言っても大げさでないくらい、ツールの活用が重要なのです。
おすすめはAmazon無在庫輸入
無在庫転売の方法はさまざまですが、副業から物販を始めるにしても、本業を見据えるにしてもおすすめなのがAmazon無在庫輸入です。
Amazonでは商品番号(ASIN)が世界中で統一されているため、他国のAmazonとの価格比較が容易に行えます。
カタログ作成も簡単で、国をまたいでの無在庫転売が行いやすい条件がそろっているので、海外で安い商品を、日本で高く販売することが可能です。
また、相乗りという方法もあり、すでに販売している人のカタログに一緒に載せてもらって販売することもできます。初めてAmazonを活用し転売をする人には、始めやすいやり方でしょう。
在庫と価格のチェックもツールがあるため、仕入れられないという状況がなくなります。
無在庫転売に関するよくある質問Q&A
販売するプラットフォームによっては規約違反になることもあり、無在庫転売に不安を感じる方も多いかと思います。
無在庫転売に関するよくある質問を集めてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
無在庫転売は違法?何が悪いのか?
無在庫転売は販売するプラットフォームによっては公認されている場合もあり、違法と言うわけではありません。
しかし、手元に商品がない状態で販売するため、取引成立後にスムーズに商品を仕入れることや発送をできないことも考えられます。
そのような場合、購入者から債務不履行で損害賠償請求される可能性があります。
無在庫転売の流れは?
無在庫転売とは、その名の通り在庫がない状態で商品を販売することです。つまり、在庫を持たない状態で転売を意味します。
流れとしては、あるプラットフォームで在庫を持たない商品を販売し、売れた段階で別のプラットフォームから同じ商品を仕入れます。
仕入れ先から直接購入者に商品を発送することで時間や資金などコストを最小限に抑えることができます。
無在庫転売で効率的に稼ごう!
無在庫転売は、在庫を持たずに販売をする方法なので、少ないリスクで始めることができます。
初心者の場合はいろいろと不安もあるかもしれませんが、無在庫転売のやり方をしっかりと学べば、高い確率で利益を出すことが可能です。
無在庫転売の基礎からおさえるべきコツまでを解説しているこちらの動画↓もチェックしてみてください。
せどりで稼ぐ方法については、以下の記事を参考にしてください。