働き方改革を受け、在宅ワークに注目が集まっています。
クラウドソーシングなどのサービスを利用すれば、多くの在宅ビジネスが見つけられるでしょう。
しかし、いくつもの在宅ビジネスから自分に合ったものを選ぶのは難しいものです。
ここでは、在宅ビジネスのメリットやデメリットを踏まえ、おすすめのビジネスを紹介します。
在宅ビジネスとは?
在宅ビジネスとは、その名の通り、自宅でできるビジネスです。
働き方改革の影響で、政府が副業を推進するようになったことを受け、多くの企業で副業が解禁されつつあります。
自宅で取り組める在宅ワークは、副業したい人にとって注目すべき働き方といえるでしょう。
その証拠に会社員だけでなく、主婦や学生、引退したシニアなど多くの人が在宅ビジネスに取り組んでいます。
在宅ビジネスの種類はいくつもあり、お小遣いレベルで気軽に続けられるものから、本業レベルでまとまった稼ぎを得られるものまでバリエーション豊かです。
なかには、本業をしのぐ収入を在宅ビジネスで稼ぎ、独立した人もいます。
在宅ビジネスのメリット
在宅ビジネスには、どういったメリットがあるのでしょうか?
ここからは、在宅ビジネスのメリットについて解説します。
1.働きながらでも起業できる
在宅ビジネスのメリットとして、本業を続けながら起業できることが挙げられるでしょう。
やりたいことに挑戦しようと、会社を退社して起業を検討する人もいますが、必ずしもビジネスが成功するとは限りません。
副業で在宅ビジネスに取り組むのであれば、経済的に困窮することなく起業に向けて動き出すことができます。
なお、本業によっては副業が解禁されていない場合もあり、在宅ビジネスに取り組めない場合もあります。
それぞれの企業のルールを確認してから、在宅ビジネスを始めましょう。
2.自由に時間を使える
自由に時間を使えることも、在宅ビジネスのメリットといえます。
就業時間が定まっているわけではないので、都合がよい時間に在宅ビジネスに取り組むことができます。
子育てや介護でまとまった時間を取ることが難しい人でも、柔軟に働くことができるでしょう。
日中はプライベートやほかの仕事に時間を費やし、夕方から夜、または早朝などを在宅ビジネスに充てる人もいます。
また、通勤時間もかからないため、これまで通勤に要していた時間を仕事に回すことができます。
3.精神的に楽になる
精神的に楽になることも、メリットといえるでしょう。
まず、出社時間に合わせて慌ただしく朝の準備をする必要がなくなるため、毎朝の起床にゆとりがもてるようになります。
急な残業もないので、プライベートのスケジュールも調整しやすくなるでしょう。
また、人間関係によるストレスからも解放されます。企業に勤めていると、あらゆる人との付き合いが生じます。
時には、馬が合わない人とも触れ合う必要があるでしょう。
在宅ビジネスであれば、人間関係にとらわれる必要がなく、ストレスを減らすことができます。
転勤など、突然の環境の変化を心配する必要もありません。在宅ビジネスは自由に働く場所を選べるので、一つの場所で安定して働くことができます。
在宅ビジネスのデメリット
在宅ビジネスにはデメリットもあります。
ここからは、在宅ビジネスのデメリットについて解説します。
1.収入を得るまでに時間がかかる
在宅ビジネスのデメリットの一つに、収入を得るまでに時間がかかりがちなことが挙げられます。
在宅ビジネスでは、働けば、必ず収入が得られるとは限りません。
しかも、最初のうちは、仕事の獲得すら難しい場合もあるでしょう。
また、仕事をしても、報酬が反映されるまでの期間が長い場合もあります。
例えば、クラウドソーシングサイトによっては、仕事をした月の月末または翌月末にならないと、報酬が支払われないものもあります。
在宅ビジネスで起業する際は、ビジネスが軌道に乗るまでどのように生活費を工面するか、考えておきましょう。
本業と並行して在宅ビジネスを始める人を除き、金銭面での対策は不可欠です。
2.すべての作業を自分でしなくてはならない
すべての作業を自分でしなければいけないこともデメリットとして挙げられます。
仕事獲得のための営業活動やスケジュール管理、経理、確定申告などの手続きのように、仕事以外でやるべきことは数多くあります。
在宅ビジネスが軌道に乗るまでは、本業と並行して取り組むという人もいるでしょう。
そういった人は、特に在宅ビジネスにかけられる時間が少なくなります。
思うようにビジネスを進められない可能性もあることを、考慮しておきましょう。
また、何をするにしても、決断するのは自分なので、人によっては、苦労を感じることもあるでしょう。
明確なビジョンをもっていないと、在宅ビジネスを始めても上手くいかない可能性があります。
3.失敗する可能性もある
失敗する可能性があることも、デメリットとして挙げられます。
在宅ビジネスに取り組む人のすべてが、成功を収めているわけではありません。
生活できるだけの収入を得られないなどの理由で、ビジネスを諦めた人もいます。
独立するタイミングを誤り、失敗する人もいます。
継続的に仕事を獲得でき、収入が安定したと実感できるまでは、独立を焦らないほうがよいでしょう。
また、株式投資やFXなど高収入が見込める在宅ビジネスのなかには、ハイリスクなものもあるので注意しましょう。
こういったビジネスは、独立したとしても稼ぎ続けることは困難です。
おすすめの在宅ビジネス
メリットやデメリットが分かったら、次にどういった在宅ワークがあるのかチェックしてみましょう。
ここからは、おすすめの在宅ビジネスを紹介します。
1.せどり
せどりとは、仕入れたものに利益を上乗せして販売し、儲けを得るビジネスです。
かつては、古本屋やリサイクルショップなどを巡り、商品を仕入れていましたが、現代では、仕入れも販売もインターネットを通じて行います。
メルカリなどのフリマサイトやヤフオク!などのオークションサイト、AmazonなどのECサイトといった、規模が大きいサイトを売買に使うとよいでしょう。
市場規模が大きいサイトは商品数、ユーザー数ともに充実しています。
仕入れにも販売にも役立つでしょう。
また、販売するにあたり、各サイトの利用方法がわからないという人もいるかもしれません。
2.ライティング
ライティングは、その名の通り、記事を執筆し、報酬を得るビジネスです。
ライティングは特定のスキルがなくても始められるビジネスの一つで、実績が増えるにつれて徐々に報酬単価が上がるという特徴があります。
趣味や詳しい知識をもつ分野があれば、さらに稼ぎやすくなるでしょう。
文章を書くことや、パソコンなどを使ったリサーチが好きな人、一人で作業をすることが好きな人などにおすすめの仕事です。
ライティングの仕事を探すにはクラウドソーシングサイトを使うのがよいでしょう。
サイトでは、インテリアや子育て、恋愛、就職・転職、金融などさまざまなジャンルの案件が掲載されています。
まずは、自分の好きなことや体験を生かせるものを選び、ライティングに取り組んでみるのがよいでしょう。
3.アフィリエイト
アフィリエイトとは、ブログサイトに広告バナーなどを貼り付け、広告収入を得るビジネスです。
アフィリエイトに取り組むメリットとしては、初期費用がかからないことが挙げられます。
インターネット環境があれば、サーバー代とドメイン代を支払うだけでビジネスを始められるでしょう。
しかも、うまくいけば、生計を立てられるだけの収入を得られるので、独立も夢ではありません。
一方、アフィリエイトで成功するには、読み応えのある記事を多数用意する必要があります。
さらに、サイトを検索上位に表示し、広告収入を得るまでには、相当な時間がかかる場合がほとんどです。
収入が不安定な時期を乗り切れるように対策を立てつつ、ビジネスを始めましょう。
4.スキル販売
ココナラなどのサイトでは、モノではなく、スキルを販売することもできます。
ココナラで販売されているスキルの多くは、Webデザイナーやイラストレーター、ライター、ビジネスアドバイザーなどといった実用的なものです。
しかし、なかには、お悩み相談や占いなどといった、面白味があるものもあります。
需要が見込めるスキルを考えるのも、スキル販売で儲ける秘訣といえるでしょう。
安定してスキルを販売できようになるには、ある程度、実績をつみ、評価や知名度を高める必要があります。
最初のうちは、割安な価格設定でユーザーに注目してもらい、実績が増えるにつれて価格をあげていくなど、販売方法を検討しましょう。
5.投資
お金を稼ぐという観点でみると、投資も在宅ビジネスの一つといえるでしょう。
投資をするには、ある程度の元手が必要になります。
元手が大きいほど、大きく稼げる可能性がありますが、最初から大金を使い投資に挑むのはおすすめできません。
投資はお金さえあれば、簡単に始められますが、稼ぎ続けるには慎重に取り組む必要があります。
失敗すると、瞬く間に大きな損失を抱える場合もあります。
損失を少しでも抑えるには、投資に関する勉強が欠かせません。
世間の動向や経済などについて日々勉強しつつ、投資に取り組みましょう。
在宅ビジネスを始める前に準備したいこと
在宅ビジネスで成功するには、準備しておきたいことがあります。
ここからは、在宅ビジネスを始める前に準備したいことについて解説します。
1.個人事業主としての基礎知識
会社員と個人事業主では、税金や保険などの仕組みが大きく異なります。
独立する前に、基礎知識を勉強しておきましょう。
例えば、在宅ビジネスで稼いだ金額によっては確定申告が必要になります。
副業の場合は、年間20万円を超えると、申告が必要になるので、税金の仕組みや節税について勉強しておきましょう。
また、会社を退社して個人事業主として独立すると、雇用保険が受給できなくなることにも注意しましょう。
このように、会社員と個人事業主では、税金や保険などの仕組みが大きく異なります。
独立する前に、基礎知識を勉強しておきましょう。
2.家族の協力
在宅ビジネスを始める前に、家族の同意を得ておきましょう。
在宅ビジネスは自宅で取り組むことが多いので、家族の協力が不可欠です。
仕事が忙しくなれば、家事や育児などを家族に任せることになるかもしれません。
時には、仕事を家族に手伝ってもらう場合もあるでしょう。
商品の梱包や発送を家族に頼めれば、効率よくビジネスに取り組めます。
在宅ビジネスで独立を目指そう!
在宅ビジネスは働きながらでも起業でき、時間を自由に使えます。
取り組み方次第では、本業を越えて稼げるようになるでしょう。
おすすめの在宅ビジネスは数多くありますが、せどりで稼ぐには、高値で売れる商品などの情報収集が欠かせません。
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