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物販ビジネスとはどんなもの?
物販ビジネスとは、仕入れた商品に利益をのせて販売することで儲けを得るビジネスです。
転売やせどりなども、物販ビジネスの一種になるでしょう。
物販も転売も物販ビジネスの一種ですが、物販とは国内外のメーカーや卸業者などから仕入れ、転売では小売業者から仕入れることが多いのが特徴です。
また、物販ではOEM製品などの自社のオリジナル商品を販売しますが、転売では小売店で販売している商品を仕入れたままの状態で販売します。
物販では、仕入れた商品を売る際に、AmazonなどのECサイトを活用して販売しますが、転売やせどりも物販と同様の販売方法です。
物販ビジネスは、いかに利益の出る商品の仕入れができるかがポイントになります。まずは、利益の出る商品を仕入れられるようにしましょう。
物販ビジネスの主な種類
物販ビジネスにはさまざまな種類があり、大きく4つに分けられます。
まず1つ目は、「国内転売」です。国内転売はその名の通り、国内で仕入れて国内で販売します。
海外から商品を仕入れる場合と比べると、国内の商品は取り扱いがしやすく、初心者でも比較的、始めやすい物販ビジネスです。
また、国内の商品は信頼性が高いものが多いので、売れる商品さえ見極めることができれば、安定して稼ぐこともできるでしょう。
2つ目は「輸入転売」です。輸入転売では、海外から仕入れて国内で販売します。
海外から安い商品を仕入れて国内で高く売ることで、差額を大きくし、利益を出すことが目的です。
物価の低い中国や東南アジアなどから仕入れ、Amazonなどで販売します。輸入転売は偽物を仕入れてしまうリスクや、海外から仕入れなければいけないハードルがあるため、初心者にはあまり向いていない方法といえるでしょう。
3つ目は、「輸出転売」です。輸出転売では、日本で仕入れたものを海外で販売します。日本でしか手に入らないものや、海外で人気のあるグッズなどを、海外AmazonやeBayなどで販売することで利益を得る方法です。
日本の商品は、海外ではプレミア価格になるものも多いので、比較的、稼ぎやすい物販ビジネスとなっています。
ただし、購入者は基本的に海外の人になるため、言葉の壁があるでしょう。
また、国によっては、法律や販売サイトの規約などが異なる場合もあるので、注意が必要になります。
最後は「無在庫転売」です。無在庫販売では、その名の通り、在庫を持たずに商品の転売をします。
事前に商品を仕入れて在庫を抱えておくのではなく、販売が確定してから商品を仕入れて発送する方法です。
在庫を抱える必要がないため売れ残ることがなく、確実に利益を得られるのが魅力の物販ビジネスといえます。
ただし、販売が確定してから仕入れるため、目星をつけていた商品が売り切れていて仕入れができないこともあるでしょう。その場合は、購入者とトラブルになる可能性もあります。よって、確実に商品を確保できる手腕が求められるでしょう。
物販ビジネスのメリットとは?
物販ビジネスは、取り組むうえで特別なスキルが必要ないのがメリットです。
物販ビジネスは、商品を仕入れて売るだけという非常にシンプルなビジネスなので、特別な知識や専門性は必要ありません。
また、売り方にもコツがあるので、コツをしっかりと押さえておけば、独自の理論がなくとも商品を販売できます。
よく売れる商品も専用のツールなどを使えば、簡単に見極めることができるので、副業初心者にもおすすめのビジネスです。
また、利益の計算方法も売上から仕入れ値と送料を引くだけなので、簡単に利益計算をすることができます。他にも手数料が必要になったりしますが、ツールを活用することで簡単に計算が可能です。
さらに、少ない自己資金から始められる点も物販ビジネスのメリットといえます。
少額しか資金を用意できない場合でも、本や日用品など安価で仕入れられるものを中心に扱うことで、着実に資金を増やしていくことが可能です。
物販ビジネスに慣れたところで、徐々に扱う商品の金額を増やしていき、大きな利益を狙うのがよいでしょう。
物販ビジネスのデメリット
物販ビジネスのデメリットは、ライバルが多いことです。
物販ビジネスは非常にシンプルな仕組みでリスクも低いため、副業として行っている人も多くいます。
時には、ライバルとの価格競争に晒され、思うように利益が出せないこともあるでしょう。
また、商品を保管するためのスペースも必要になります。特に、大きな商品を扱う場合や多くの商品を仕入れる際には、自宅では保管しきれないケースも多いでしょう。
物販ビジネスが軌道に乗り、多くの商品を扱うようになればその分、在庫は多くなります。自宅で保管できない場合には、保管のために別の部屋を借りる、レンタル倉庫を用意するなど、保管のための費用が必要になるでしょう。
副業としての物販ビジネスの魅力
副業としての物販ビジネスの魅力はどこにあるのでしょうか?
以下で詳しく説明します。
少額資金で始められる
副業を始める人は、当然収入を増やしたいと思っているでしょう。中には、収入が低くて困っていて、副業をしたいと考えている人もいます。
その際、大きな費用が必要になるビジネスは副業としては向いていません。
物販ビジネスは、初期費用が少なくても始められるビジネスです。初期費用は5万円ほど用意できれば、十分に仕入れを始められるでしょう。
また、物販ビジネスを始めるにあたっては必要な道具も少なく、今持っているもので代用できる場合もあります。
初期費用がうまく捻出できない場合には、身の回りの不用品を売って始めることもできるので、初期費用があまりない人でも始めやすいでしょう。
常に需要がある
売れる商品には流行り廃りがあるものの、物販自体は常に需要があります。そのため、しっかりと売れる商品を選んでいけば、安定して利益を出すことが可能です。
また、生活するうえで衣食住は欠かせないため、物の売買がなくなることもあり得ません。
そのため、ビジネス自体の需要がなくなることはないでしょう。物販は長く続けていくことができるので、副業としても最適です。
サラリーマンの副業に物販が向いている理由
物販ビジネスは、サラリーマンの副業に向いているでしょう。
物販ビジネスでは、リサーチや仕入れ、出品といった一連の作業をインターネットを通して行うことができます。
物販ビジネスは何時から何時まで働くか、週に何日働くかは基本的に自分で自由に決めることができるので、忙しいサラリーマンでもすき間時間を利用して取り組むことができるでしょう。
スマートフォンがあれば、通勤時間や昼の休憩時間、帰宅してからの時間などを活かして、必要な作業の大部分を行うこともできます。
また、サラリーマンは、安定した資金があることも有利です。
物販ビジネスは少額の資金からでも始めやすいとはいえ、まずは仕入れのためにある程度の資金が必要になります。
毎月安定した固定収入のあるサラリーマンなら、資金力で有利に立つことができ、資金繰りに困る可能性も低くなるでしょう。
さらに、会社員という信用がインターネットで物を売るときや、物販用クレジットカードを作るときなどにプラスに働くこともあります。
フリマアプリやネットオークションなどで販売するとき、自己紹介欄に会社員である旨を明記しておくと、信用力のある人と思ってもらえるでしょう。
物販ビジネスが軌道に乗って専用のクレジットカードを作る際にも、会社員なら審査に通りやすくなります。
物販ビジネスに必要なもの
物販ビジネスを始めるにあたって、必要なものがいくつかあります。
初めに用意するものとして挙げられるのが、販売するサイトです。仕入れをしても販売する場所がないのでは、意味がありません。
物販ビジネスでは、何を売るのかによって販売先を使い分けることもあります。そのため、Amazonやヤフオク、メルカリなど複数のサイトに登録しましょう。海外輸出も検討しているのであれば、eBayの登録をしておくと便利です。
クレジットカードを用意しておくこともおすすめします。仕入れの際にクレジットカードを利用することで、ポイントが貯まるなどのメリットを得られるからです。
クレジットカードがあると、物販ビジネスをしながらポイントを貯められるので、私生活にポイントを使用したり、次回の仕入れの際にポイントを利用したりすることでお得になります。
物販ビジネスをする際には、作業用のスマホやパソコンも必要です。物販ビジネスはインターネットから仕入れ、出品をするため、スマホやパソコンは必須でしょう。商品のリサーチなどにも、スマホやパソコンが必要になります。
また、販売した商品の発送のための備品も必要です。物販ビジネスでは、商品を発送するための段ボールや梱包材などを用意する必要があります。梱包資材は、100均やホームセンターで購入するのがおすすめです。
バーコードリーダーを用意しておくのもよいでしょう。小型のバーコードリーダーがあれば、商品情報やAmazonとの価格差などを簡単に調べることができるので、作業時間を大幅に短縮することができます。
物販ビジネスの始め方とは?
物販ビジネスを始める場合には、どこで、何を売るのかをしっかりと考えましょう。
初めは商品ジャンルをある程度絞っておくと効果的です。
販売するものと販売先が決まったら、どこから仕入れるのかを決めましょう。
仕入れ先は、大きくインターネットと実店舗に分けられます。インターネットなら、主な仕入れ先は、フリマアプリやオークションサイト、ショッピングサイトなどです。
フリマアプリやオークションサイトは個人間の取引であるため、定価よりも低価格で仕入れやすい特徴があります。
フリマアプリで値下げ交渉が成立すれば、さらに安く仕入れることができるかもしれません。
ショッピングサイトで仕入れるなら、セールで大幅に割引されるものを狙いましょう。
実店舗なら、リサイクルショップや家電量販店、ホームセンターなどで仕入れをします。
仕入れたい商品によって適した場所は変わるので、積極的にリサーチすることが大切です。
地元のチラシを確認し、目玉商品がないかチェックするのもよいでしょう。また、地図アプリや各店舗のアプリをインストールしておくことで、事前にどこで、何を仕入れるかを決めやすくなります。
商品を仕入れることができたら、販売先となるサイトを選んで、価格を設定しましょう。価格設定は利益を決める重要な要素ですが、初めのうちは、最安値で設定することをおすすめします。
これは、値段を安くすることで商品を売りやすくし、販売実績をつくるためです。販売実績をつくることで、購入者からの評価が増え、のちに商品が売れやすくなります。
物販ビジネスで扱う商品のジャンル
続いて、物販ビジネスで稼ぎやすい商品の例や扱う商品の決め方を紹介します。
物販ビジネスで稼ぎやすい商品の例
物販ビジネスには、稼ぎやすい商品カテゴリが存在します。
例えば、よく挙げられるのはカメラです。キャノンやオリンパスなど人気メーカーのカメラは中古でも需要があり、高い値段で売れます。
「カメラ女子」という言葉がある通り、女性にもカメラ愛好者は多く、コンパクトな一眼レフカメラなどが人気です。
精巧な作りであるカメラは偽造品が出回りにくく、中古でも売れやすい面もあります。
他にも、家電やパソコン、カーアクセサリーもおすすめです。
実店舗で目玉商品として数量限定で売り出されているものや、フリマアプリで不用品として出品されているものは、価格差が出やすい商品となります。
洋服や小物などアパレル関係のものも稼ぎやすい商品です。ハイブランドのバッグや財布、人気メーカーの腕時計は、インターネットでの取引も多い、売れ筋のアイテムです。
アパレル関係はシーズンごとにデザインが変わり、買い替える人が多いので、売れやすくなります。
この他、楽器やフィギュアもおすすめです。中古でも需要が高く、コレクターが買い集めているケースもあります。
希少性の高いフィギュアは、定価よりもずっと高い値段で売れることもあるので、知識のある人は仕入れてみるとよいでしょう。
扱う商品の決め方
物販ビジネスで扱う商品のジャンルは、得意分野または興味がある分野から選びましょう。
利益を出すためにはリサーチが必要になりますが、得意分野や興味のある分野なら、ある程度、価格の見通しがつくうえ、リサーチも楽しくできて続けやすいからです。
また、回転率のよい商品を選ぶこともおすすめします。なぜなら、回転率のよい商品は売上が上がりやすく、キャッシュフローが安定するからです。
さらに、送料を抑えるために、小さくて軽いものを選ぶとよいでしょう。
物販ビジネスでNGな商品とは?
物販ビジネスでは、転売が禁止されている商品を販売することはできません。例えば、偽ブランド品や転売目的で仕入れたチケットなどが該当します。
偽ブランド品を転売した場合は、商標法違反となり、偽物と知らずに販売したとしても処罰の対象となります。
チケットの転売も、チケット不正転売禁止法違反となるので、注意が必要です。
また、賞味期限・消費期限が短い、または切れている食品の出品も、多くのサイトで規約違反となります。
医薬品やアルコール類の転売も、薬機法や酒税法違反となるので絶対に避けましょう。
物販ビジネスの始め方!初心者はメルカリで練習しよう
物販ビジネスを副業としたいのなら、まずは練習をしてみましょう。
物販ビジネスは、少なからず資金が必要になりますが、なるべくお金をかけずに物販ビジネスを練習するのがおすすめです。
練習方法としては、家にある不用品を売るのがよいでしょう。売るものは不用品であれば、どんなものでも構いません。
ただし、大きなものはそれだけ送料もかかってしまうので、できるだけ、小さく、軽いものがおすすめです。
物販の始め方を学ぶには、メルカリをおすすめします。メルカリは登録者数も多く、不用品が売れやすいため、物販ビジネスの流れをつかむには最適です。
商品には、写真が必要になるので、スマホのカメラでさまざまな角度から撮影しましょう。特に、傷や汚れは後からトラブルになりやすい箇所なので、隠さず、撮影しなければなりません。
商品に傷や汚れがある場合には、商品の説明欄にも記載しましょう。
出品作業が完了したら、後は待つのみです。大体、数週間から数カ月で売れるので、注文が来たら商品を発送しましょう。
壊れにくいものであれば、必ずしも梱包材で包む必要はありませんが、配送途中でついた傷もクレームの原因になるため、新聞紙などでクッション材を作り、入れておくのがおすすめです。
無事に商品が届けば、口座に入金されます。そのまま収入にするのはもちろん、新たな商品の仕入れ資金とするのもよいでしょう。
→ メルカリ
物販ビジネスをするなら許可を取ろう!
物販ビジネスをする際に取得しなければならないのが、「古物商許可証」です。中古品を取り扱うには、古物商許可証が必須になります。
新品商品の転売をするから中古ではないと思う人もいるかもしれませんが、一度誰かの手に渡った商品は、すべて中古品となるので注意が必要です。
取得のためには、1万9,000円の手数料と申請書類の提出が必要なので、事前に準備しましょう。
古物商許可証は有効期限がないので、一度取得してしまえば、一生使用することができます。
ただし、許可証を取得していても、チケットの転売や偽ブランド品の販売は違法となるので注意してください。
副業で物販ビジネスを成功させるには?
副業で物販ビジネスを成功させるためには、売れやすい商品をよくリサーチして仕入れをすることが大切です。リサーチとは、特定の商品を安く入手できるかどうかを調べるだけではありません。
物販ビジネスで稼ぎやすい商品は、時代とともに変化します。利益を上げやすい「ブルーオーシャン」といわれるアイテムも、競争率が上がって「レッドオーシャン」となり、売れにくくなる可能性もあるでしょう。
物販ビジネスが儲からないと思われる原因として、競争相手がいなかった商品に対して、多くの人が後から出品をしてきたことにより、新たな競争が生まれることが挙げられます。
毎日いろいろなサイトをチェックして、利益の出る商品はないか、探すことが大切です。ライバルの少ない商品やこれからヒットする商品を見つけることを目的に、綿密なリサーチを行いましょう。
ヤフオクやAmazonなど特定のサイトで売れ筋の商品を見つけるには、オークファンなどのリサーチサイトを使うのもおすすめです。オークファンは有料サイトですが、入札額や商品の状態など過去の落札実績を確認して、今後の需要を予測することができます。
また、Amazonの分析をしたいなら、「Keepa」がおすすめです。Keepaも、過去の販売価格や出品者数、ランキングなどをチェックできるので、どのくらいの値段で売れるかを把握するのに役立つでしょう。
副業で潤った生活を目指そう!
副業で物販ビジネスがうまくいけば収入がアップし、生活が潤います。
物販ビジネスは、初心者でも参入しやすいビジネスです。
稼ぎやすい商品を見つけるリサーチ方法から、販売方法までのノウハウもあるため、しっかりマスターすることで誰でも稼ぐことができるようになります。
また、物販ビジネスは少額資金で始められ、すき間時間を有効活用できるので、副業として向いているでしょう。
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