物販ビジネスとは物を販売するビジネス
物販ビジネスとは、仕入れた商品に利益を乗せて販売し、収益を得るビジネスのこと。
転売やせどりと呼ばれる手法も、物販ビジネスの一種です。
物販では、基本的に国内外のメーカーや卸業者から商品を仕入れて販売しますが、転売では小売業者から商品を仕入れることが一般的。
また、物販ではOEM製品など自社のオリジナル商品を販売しますが、転売では小売店で販売している商品を仕入れ、そのままの状態で販売します。
物販で仕入れた商品を売るには、店頭で商品を陳列販売するほか、自社サイトやAmazon等のECサイトを通じて販売しますが、転売やせどりでは、主にAmazonやメルカリ、Yahoo!オークション (ヤフオク)といったECプラットフォームを利用します。
物販ビジネスでは、いかに利益が出る売れる商品の仕入れができるかが成功のポイントになります。まずは利益の出る売れ筋商品を仕入れられるようにしましょう。
物販ビジネスの仕組み
物販ビジネスでは、安く仕入れたものに利益分を乗せて販売し、その差額が収益となります。
商品を販売には、梱包材や配送料、利用するECプラットフォームごとに決められた手数料等がかかりますので、それらの経費を差し引いても利益が出るように価格設定をする必要があります。
利用するECプラットフォームによっても、手数料や配送料など必要経費が異なるため、物販ビジネスでどれくらいの商品数を取り扱うのか、規模に応じて最適なプラットフォームを選択することが重要です。
物販ビジネスの種類
一般的な物販ビジネスとしてよく知られているのは、以下の5つの手法です。
- せどり
- 輸入転売
- 輸出転売
- 無在庫転売
- OEM・ODM
個人でも簡単に取り組める手法もありますので、1つずつ詳しく見ていきましょう。
せどり
せどりとは、「古本せどり」や「中古せどり」という言葉がよく知られているように、中古品として売られているものを仕入れて、仕入れた金額より高く販売して利益を得る手法です。
せどりは、古くから古本屋で背表紙を見て高く売れる本を見つけ出す転売手法として使われていた言葉ですが、今では古本以外の多種多様な商品のせどりが一般化しています。
古本はもちろん、古着や雑貨、家電製品、おもちゃなど、自分が扱いやすい商品を選んで参入可能です。中古品に限らず、新品でもせどりの対象となります。
せどりでは、国内で仕入れをして、Amazonやメルカリ、Yahoo!オークション (ヤフオク)で販売することが一般的です。
【せどりの具体的な仕入先】
- リサイクルショップ
- 卸サイト
- 家電量販店
- ホームセンター
- ネットショップ
- 古物市場
また現在、以下の「せどりで儲かる利益商品リスト50」を配布中ですので、ぜひとも手に入れて頂き合わせてご確認ください。
輸入転売
輸入転売とは、海外から商品を輸入して、日本国内のECプラットフォームで販売する手法です。
日本では入手しにくい商品を海外から安く仕入れて高く売り、その差額で利益を得ます。
物価が安い中国や東南アジアから格安の商品を仕入れて販売する手法は、Amazonやメルカリでもよく見られます。
海外からの輸入では言葉や文化の違いがあるほか、偽物も販売されていることがあり、初心者にとっては参入しにくい手法といえるでしょう。とはいえ、そのハードルを乗り越えれば、ライバルの少ないところで物販ビジネスの幅を広げられます。
輸入転売では、中国のアリババ等のサイトから輸入代行会社を通じて商品を仕入れ、Amazonやメルカリ、Yahoo!オークション (ヤフオク)で販売することが一般的です。
【輸入転売の具体的な仕入先】
- AliExpress(アリエクスプレス)
- アリババ
- eBay(イーベイ)
- Wish(ウィッシュ)
輸出転売
輸出転売とは、日本国内で仕入れた商品を海外ユーザー向けに販売する手法です。
主に日本製の商品や海外で人気のあるアニメグッズなどを、海外サイトを通じて販売します。
輸出転売では海外ユーザーが購入者となるため、販売時に外国語でのやりとりが必要となるケースもあり、外国語が分からない人にとってはハードルが高め。
日本では一般的に販売されているものでも海外では法律的に禁止されているものもあり、輸出転売をする際は海外サイトのルールはもちろん、販売国の法律も把握しておく必要があります。
輸出転売では、日本国内のAmazonや楽天市場、Yahoo!オークション (ヤフオク)等で仕入れをして、海外AmazonやeBayを利用して販売することが一般的です。
【輸出転売の具体的な仕入先】
- 国内Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!オークション (ヤフオク)
無在庫転売
無在庫転売とは、商品を仕入れずに無在庫で商品を出品し、ユーザーからの注文が入ってから商品を仕入れて出荷する転売手法です。
通常の物販や転売では、在庫を確保してからECプラットフォーム等で出品し、注文に応じてその商品を発送します。一方、無在庫転売では、注文が入るまで仕入れをしないため、少ない資金・省スペースで始められ、不良在庫を抱えるリスクも回避できることが大きな魅力です。
ただし、無在庫転売を禁止しているECプラットフォームもあります。どこでも無在庫販売ができるわけではありませんし、OKだとしてもそれぞれにルールがありますので注意が必要です。
AmazonやeBayでは、無在庫転売について、メーカーや卸業者以外からの直送を禁止するルールがありますが、無在庫転売が禁止されているわけではありません。
そのほか、「BASE」や「BUYMA」、「STORES」といったECプラットフォームでも無在庫転売が可能です。
【無在庫転売の具体的な仕入先】
- NETSEA(ネッシー)
- TopSeller(トップセラー)
- 商材王
- 未来問屋
- Yahoo!オークション (ヤフオク)
マル秘ツールを使用した無在庫転売の手法を紹介する動画もご用意しています。こちらも併せてご覧ください。
OEM・ODM
OEMとは「Original Equipment Manufacturing」の略称で、製造業者に依頼して、商品の設計や製造、納品までを行ってもらう生産方法のこと。
ODMは商品開発の段階から製造業者に依頼するスタイルで、OEMよりもさらに製造業者にお任せする部分の多い生産方法です。
いずれも製造業者に商品の企画や設計、製造等の工程を外部委託することで、自社で開発するよりも簡単にオリジナル商品を生み出して販売できる手法です。
オリジナル商品はどのプラットフォームでも販売可能。Amazonでも楽天市場でもeBayでも、規約やガイドラインに添った商品であれば問題なく販売できます。
OEMやODMに対応するメーカーは国内外に多数あります。
【OEM・ODMの具体的な仕入先】
- OEMメーカー
- ODMメーカー
物販ビジネスのメリット
物販ビジネスは初心者でも取り組みやすく、以下のようなメリットがあります。
- 特別なスキルがいらない
- 好きな場所でスキマ時間に実践できる
- 少額の資金で始められる
誰でも気軽に始められることが魅力の物販ビジネスのメリットについて、さらに詳しく見ていきましょう。
特別なスキルがいらない
物販ビジネスは非常にシンプル。安く仕入れて高く売るだけですから、特別なスキルや知識は必要ありません。
売り方のコツを押さえておけば、特別なノウハウをもっていなくても商品を販売して利益を得られます。
物販ビジネスでは有料無料の各種ツールがあり、売れる商品の見極めや利益計算も難しくありません。
何より物販ビジネスは成功体験を得やすいビジネスモデルなので、モチベーション維持にも役立ち、副業としても取り組みやすいでしょう。
好きな場所でスキマ時間に実践できる
子育て中の主婦の方や、本業後に物販ビジネスに挑戦する場合など、時間がないと悩まれる方もいらっしゃいますが、出品作業はスキマ時間でも取り組めるので難しく考えることはありません。
ECプラットフォームによっては、出品販売等の代行サービスも用意されています。時間がなくても物販ビジネスに取り組む方法はあるので、柔軟に商品販売を開始できます。
少額の資金で始められる
物販ビジネスを始めるにあたっては資金が豊富にあるほうが有利ですが、少ない資金からでも問題ありません。
スタート時点で資金があまりない場合は、予算に合わせて安価で仕入れられる商品を扱い、コツコツと資金を増やしていくことも可能です。
小さな利益を積み重ねて物販ビジネスのノウハウをマスターし、少しずつ資金を増やしていきながら高額の商品を扱うようにしていっても遅くはありません。そのほうがリスクも抑えられ、利益を確保しやすくなります。
物販ビジネスのデメリット
物販ビジネスは誰でも取り組みやすいことがメリットですが、以下のようなデメリットもあります。
- 商品を仕入れるコストが先にかかる
- 在庫管理に手間がかかる
- 赤字になるリスクがある
これらのデメリットも把握した上で、失敗を回避してしっかりと利益を上げていきましょう。
商品を仕入れるコストが先にかかる
物販ビジネスの基本は、仕入れた商品を販売することです。
まずは商品の仕入れが必要であり、そのための資金がなければビジネスも始められません。
物販ビジネスを始めるにあたっては、売れるかどうか分からないものを仕入れることにも抵抗を感じるものです。
実際に仕入れた商品が不良在庫になってしまう可能性もゼロではなく、これは物販ビジネスにおけるデメリットといえるでしょう。
在庫管理に手間がかかる
物販ビジネスでは多くの商品を取り扱うことも、商品を売るためには必要なことです。
在庫が増えればその分の保管場所も必要ですし、在庫管理の手間も増えていきます。
コンパクトな商品であればともかく、大型の商品や形のランダムな商品を扱うようになると自宅では保管しきれなくなり、倉庫など保管場所の確保にかかるコストが発生する可能性もでてくるでしょう。
赤字になるリスクがある
物販ビジネスでは、商品の価格は日々変動しています。
リサーチした時点ではライバルがいなかった商品でも、ライバルが急激に増えて価格競争が発生し、予定外に安く販売することになるケースもあります。
全ての商品で利益を確保できることが理想ではありますが、時には赤字になることもあるので、リサーチを重ねて利益を確保し、トータルでプラスになるようにしておくと安心です。
物販ビジネスで用意しておきたいもの
物販ビジネスを始める際に必要なものは、以下のアイテムです。
- PCまたはスマホ
- 仕入れ資金
- クレジットカード
- 梱包資材
- 販売先アカウント
これらのアイテムについて、1つずつ詳しく見ていきましょう。
PCまたはスマホ
個人が物販ビジネスに取り組むためには、店舗を構えずにネットで販売する手法がメインとなりますので、PCやスマホを利用してのインターネット活用が必須です。
メルカリ等のフリマアプリであればスマホ1台でも出品可能ですが、AmazonやYahoo!オークション (ヤフオク)、楽天市場といったECプラットフォームを利用する場合は入力項目が多く、PCがあったほうが格段に効率的です。
仕入れ資金
商品を販売するためには仕入れが必要で、仕入れをするためには資金が必要です。
仕入れ資金として数十万円のまとまったお金があると安心ですが、資金が少ない場合は予算に合わせた仕入れで対応できます。
商品が売れた分の利益も仕入れ資金に追加しながら、コツコツと元手を増やしていきましょう。
クレジットカード
物販ビジネスでは、クレジットカードが必須です。
クレジットカードは仕入れにも使いますし、販売先のアカウント作成でもクレジットカード情報の登録を求められます。
クレジットカードで仕入れをすればポイントも貯まり、ポイントを活用して仕入れに利用したり、欲しいものを買ったり、マイルを貯めて旅行に行ったりも可能です。
クレジットカードが作成できない場合は、デビットカードやプリペイドカードで代用できることもあります。
デビットカードやプリペイドカードは残高が確保された状態で利用するため、審査なしで作成可能です。
販売先アカウント
物販ビジネスで商品を出品するためには、販売先の確保が欠かせません。まずは販売先をどこにするか決めて、出品用のアカウントを作成しましょう。
販売先や選択するプランによって、販売にかかるコストも変わってきます。
自分の予算や販売規模に合わせて、最適なプラットフォームを選択しましょう。
梱包資材
物販では、商品を梱包するためのダンボールや緩衝材の資材も必要です。
適切な梱包資材の使用は見た目を良くするのはもちろん、防水や防汚、破損防止対策にもなります。
丁寧な梱包はユーザーからの評価アップにも役立つので、必要なものをしっかりと把握して揃えておきましょう。
以下のリンクにて、商品別の梱包方法や商品を梱包する際に使う道具についての情報集を配布しています。この機会にぜひ無料でお受け取りください!
物販ビジネスの始め方
個人で物販ビジネスを始めるには、以下の手順でスタート準備をします。
- 仕入れ先と販売先を決める
- 商品リサーチをする
- 商品を仕入れる
- 仕入れた商品を出品・販売する
- 仕入れた商品を発送する
これらの手順ごとに具体的な内容を見ていきましょう。
仕入れ先と販売先を決める
どのような商品をどこから仕入れてどこで販売するのか、具体的な内容を決めましょう。
扱う商品によって仕入先はもちろん、販売に適したプラットフォームが異なる場合もあります。
慣れてきたら複数のプラットフォームでの販売も可能ですので、まずは自分の予算や取り扱いたい商品に合った販売先を1つ検討しましょう。
商品リサーチをする
販売先を決めたら、商品のリサーチを行います。
- 売りたい商品の価格が販売先でいくらになっているか
- ライバル出品者はどれくらいいるか
- 価格競争が発生していないか
- 月にどれくらいの数が売れているか
などの調査が必要です。
物販ビジネスにおいて、売れる商品のリサーチは最も重要な要素の1つです。
利益を確保するためにも手数料や経費も計算に入れて、価格差のある商品を見つけます。ツールを活用して効率良く稼げる商品を見つけるやり方が王道です。
商品を仕入れる
商品リサーチをしたら、実際に仕入れしていきます。
物販ビジネスに挑戦して初期の頃は、少なく商品を仕入れて、売れるようであれば繰り返し仕入れて販売していくと、リスクを抑えられるので安心です。
仕入れ先は実店舗でもネットショップでも、安く仕入れられるところを探しましょう。セールやキャンペーンも狙い目です。
Yahoo!オークション (ヤフオク)やフリマサイトでは、個人間取り引きのため相場よりも商品が安く販売されていることもあります。
商品価格は常に変動していますので、こまめにリサーチして目玉商品を常時チェックしていきましょう。
仕入れた商品を出品・販売する
商品を仕入れたら、いよいよ出品です。
出品商品をアピールするためにも、見やすく映える画像や、分かりやすい説明文を掲載します。
出品では画像のほか、価格設定も収益を決める重要な要素です。利益を確保するのはもちろんですが、新規出品者のうちは最安値で設定して、販売実績を積み上げていくことをおすすめします。
販売実績を積むべき理由は、新規出品者は評価がないため、セラーとしての信頼性が低く、商品が売れにくい傾向にあるからです。
出品価格を安く設定して商品を1点でも多く販売し、購入者からの良い評価が増えていくと、最安値でなくても出品商品が売れやすくなりますので、最初は利益よりも評価を優先させていきましょう。
ただし、必要以上の値下げは価格競争になるためおすすめしません。
仕入れた商品を発送する
出品した商品が売れたら、購入者に向けて商品を発送します。
商品を受け取った時の印象は、受取評価を左右するものです。梱包が乱雑だと、商品そのものの価値まで下げてしまい、低評価につながりやすいので要注意です。
商品を受け取る側の気持ちを考慮して、美しく丁寧な梱包を心がけたいですね。
発送遅延も悪い評価につながる要因となるので、迅速な発送で高評価を目指しましょう。
物販ビジネスで知っておきたい法律
物販ビジネスを始めるにあたっては、以下の法律をしっかりと把握して、違法な取り引きにならないようにしてください。
- 古物営業法
- チケット不正転売禁止法
これらの法律に違反する行為は、「知らなかった」では済まされません。それぞれの内容を詳しくチェックしておきましょう。
古物営業法
古物営業法とは、盗品の売買防止等を目的として制定された法律です。
古物の売買を営業として行う場合には、都道府県公安委員会から古物商の許可を得なければならないこととされています。
古物営業法における「古物」の定義は、同法第二条の以下条文のとおりです。
第二条 この法律において「古物」とは、一度使用された物品(鑑賞的美術品及び商品券、乗車券、郵便切手その他政令で定めるこれらに類する証票その他の物を含み、大型機械類(船舶、航空機、工作機械その他これらに類する物をいう。)で政令で定めるものを除く。以下同じ。)若しくは使用されない物品で使用のために取引されたもの又はこれらの物品に幾分の手入れをしたものをいう。
引用:古物営業法(e-GOV)
上記条文にあるとおり、使用されない物品でも、使用のために取り引きされたものや、何らかの手入れをしたものは「古物」と定義され、その取り引き営業には古物商許可が必要です。
新品せどりだから古物商許可は不要、ということではありません。
古物商許可を得ず、無許可で古物の販売営業を行うことは法律に違反する行為であり、古物営業法違反の罰則で最も重いケースだと3年以下の懲役または100万円以下の罰金です。
物販ビジネスでせどりや転売を継続していくにあたっては、古物商許可申請をして古物商許可証を取得しておきましょう。古物商の許可申請は、警察署に申請手数料19,000円を添えて提出します。
古物商許可証には有効期限がありませんので、一度取得すれば更新等の手続きも不要です。
チケット不正転売禁止法
「チケット不正転売禁止法」とは略称で、正式には「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」といいます。
チケット不正転売禁止法は、映画や演劇、音楽といった芸術・芸能のほかスポーツ観戦等のイベントチケットを不正に転売することを禁止し、適正な流通を確保するための法律です。
興行主が興行主の同意のないチケット売買を禁止している場合、そのチケットの不正転売は法律でも禁止されます。
チケットの不正転売とは、正規の販売価格を超える価格でチケットを転売することです。禁止されるのは不正に転売する行為のみならず、不正転売目的でチケットを譲り受けることも含みます。
チケット不正転売禁止法に違反すると、1年以下の懲役か100万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。
→ 特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律(e-GOV)
物販ビジネスにおすすめの仕入れ先&販売先の組み合わせ一覧
物販ビジネスに取り組む際には、仕入先も販売先も複数の選択肢があります。その中でも特におすすめしたいのは、以下の5つの組み合わせです。
- 国内仕入れ×Amazon販売
- 中国輸入×メルカリ販売
- 国内仕入れ(古着転売)×メルカリ販売
- Yahoo!オークション (ヤフオク)!仕入れ×eBay販売
- 国内仕入れ×韓国で販売
物販ビジネスでおすすめのこれらの組み合わせをそれぞれ詳しく紹介しますので、自分に合った仕入先と販売先を見つけてください。
国内仕入れ×Amazon販売
「国内仕入れ×Amazon販売」は、国内で商品を仕入れてAmazonで販売するシンプルな販売手法です。
Amazonは低コストで個人でも比較的簡単にセラーアカウントを作成できて、出品作業も難易度が低め。
Amazonには、個人や副業で出品するセラーも数多く存在します。
価格差のある商品ならジャンルを問わず何でも日本国内で仕入れて出品すれば、Amazonの集客力で多くのユーザーが集まり、商品が売れていきます。
「国内仕入れ×Amazon販売」であれば、やり方次第で初心者でも月10万円を稼ぐことも可能。低コスト・低リスクで物販ビジネスに取り組みたい方におすすめの手法です。
Amazon提供の「FBA(フルフィルメント by Amazon)」という代行サービスを利用すれば、在庫をAmazon倉庫に納品しておくだけで、販売業務をAmazonが全て代行してくれるので、副業にも最適。
もちろん売れる商品・売れない商品があるので、事前の商品リサーチは欠かせません。
Amazon出品で儲かる商品を簡単にリサーチできる、非常に便利なツールがあります。そのツールについて詳しく紹介しているセミナーもぜひチェックしてください。
中国輸入×メルカリ販売
「中国輸入×メルカリ販売」は、物価の安い中国から商品を輸入してメルカリで販売する手法です。
中国から安価な雑貨や日用品、アパレル系の商品を仕入れ、スマホ1つでメルカリに出品する手法ですので、難しいことはありません。
中国からの輸入というと難易度が高いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、正しいノウハウをマスターすれば月10万円~30万円の副収入を得られます。
中国の商品は非常に安く仕入れられますので、手持ち資金が少なめの方にもおすすめです。
メルカリで売れる商品を安く仕入れられる中国輸入に興味がある方は、誰でも気軽に取り組めるチャット物販の無料セミナーにご参加ください。
国内仕入れ(古着転売)×メルカリ販売
古着人気が高まっている昨今、国内で古着を仕入れてメルカリで転売する手法も需要があります。
「国内仕入れ(古着転売)×メルカリ販売」は、国内の古着屋さんで安く古着を仕入れて、アパレル系商品が売れやすいメルカリに出品する手法です。
古着転売というと、「ファッションセンスがない」「アパレル系の知識がない」などと不安に思われる方もいらっしゃるでしょう。ですが、売れる商品を見つけるコツさえ掴めば、知識なしセンスなしでも月数十万円の副収入を得ることが可能です。
アパレルブランドせどりのやり方をマスターすれば、月20~30万円と大きく稼ぐこともできるので、洋服好きの方はもちろん、アパレル系の知識が一切ない方でもトライしてみて損はありません。
ただいまアパレルブランドせどり攻略セミナーを無料で開催していますので、ぜひそのノウハウをマスターしてください。
Yahoo!オークション (ヤフオク)!仕入れ×eBay販売
「Yahoo!オークション (ヤフオク)!仕入れ×eBay販売」は、マニアックな商品や一点ものの取り扱いが多いYahoo!オークション (ヤフオク)で商品を仕入れ、海外向けの通販サイトであるeBayで販売する手法です。
Yahoo!オークション (ヤフオク)では個人出品が多く、中には相場より格安で入手できる珍しい商品もあります。海外では入手しにくい、日本ならではの商品をYahoo!オークション (ヤフオク)で安く入手して需要の高い海外で販売するので、高額な利益を確保しやすいのがこの手法の魅力。
「Yahoo!オークション (ヤフオク)!仕入れ×eBay販売」であれば、未経験から始めても月収20万円から30万円を目指せます。ライバルの少ない場所・広い市場で物販ビジネスに取り組みたい方におすすめの手法です。
eBayはYahoo!オークション (ヤフオク)の海外版。世界最大のオークションサイトであるeBayの規模は、Yahoo!オークション (ヤフオク)の数十倍にも及びます。eBayは世界規模のため集客力も日本のYahoo!オークション (ヤフオク)とは比較にならないほど大きい上に、海外サイトということで日本のセラーが少なく、ライバルが少ない環境で広大な市場に参入できることが大きなメリットです。
具体的にどのような商品を探してeBayでどの程度利益を乗せて販売できるのか、詳しい情報をチェックしたい方は以下のセミナーに参加して、ツールで副業を成功させるノウハウをマスターしてください。
国内仕入れ×韓国で販売
「国内仕入れ×韓国で販売」とは、日本の商品を国内で仕入れて、韓国No.1のECサイト「クーパン」や「11番街」「スマートストア」で販売する手法です。
「国内仕入れ×韓国で販売」の物販ビジネスでは、日本のAmazonで商品を仕入れて韓国のプラットフォームに出品。その価格差から収益を得るのですが、実はこの手法は誰もが参入できるわけではありません。そのため、競合が少ない中で有利に稼げるのです。
ライバル出品者がほとんどいないため、出品すれば月20万円の副収入を得ることも可能。
ライバルのいないところで物販ビジネスを拡大したいと考えている方にはぴったりの手法です。
現在、「国内仕入れ×韓国で販売」を無在庫で行う方法について詳しく紹介する無料セミナーを開催しています。出品者が少ないうちはより稼ぎやすいので、気になる方は今すぐチェックしてください。
「国内仕入れ×韓国で販売」の無在庫販売について詳しく解説している動画もありますので、こちらも参考にしてください。
物販ビジネス初心者が失敗しないためにできること
物販ビジネスに初めて挑戦する際は、誰でも失敗が怖いものです。できれば失敗を回避して大きな成果を出したいですよね。
物販ビジネスで失敗しないためにできることをまとめて紹介します。
- まずは不用品を出品してみよう
- 確定申告について理解しておこう
- 物販に関する情報収集をしてみよう
- 物販のプロに相談しよう
まずは不用品を出品してみよう
資金を投じて商品を仕入れても、その商品が売れなければ資金も利益も回収できず、商品販売が失敗に終わります。初心者の方には大きなリスクと感じられるでしょう。
ですが、失敗を恐れていては物販ビジネスでの成功も叶いません。
まずは不用品で出品・販売の練習をして、「売れる体験」をすることが大事です。
不用品であれば売れなくても損をすることはありませんし、売れれば全額利益として考えられるので、気楽に練習できるでしょう。不用品販売で売上金として得たお金も、仕入れ資金として活用できます。
最初のうちは出荷時の梱包の手間や、配送料のかからない小型かつ軽量の商品を出品するのがおすすめです。
出品手数料や月額手数料が無料のメルカリで練習すれば、費用を抑えつつ経験値を増やせます。
不用品を複数販売して、どのような商品が扱いやすいか、売れやすいか、価格帯や利益率等も意識しましょう。その体験が以降の出品の参考にもなり、実際の仕入れのハードルを下げることにもつながります。
確定申告について理解しておこう
物販ビジネスで一定以上の利益を得た場合は、所得税や住民税の課税対象となるため、確定申告が必須となります。例えば副業の場合であれば、副業による年間の所得が20万円超となった場合、専業の場合であれば年間所得48万円超になった場合に、それぞれ確定申告が必要です。
確定申告が必要な金額を稼いでいるのに申告せずにいれば脱税とみなされ、無申告加算税や延滞税などが追加されるほか、所得隠しとして刑事罰に問われる可能性もあります。
金額が少なく所得税の課税対象とならない場合でも、住民税の申告が必要な場合もありますので、自身の年間の収入がいくらなのか、経費がいくらかかったのかしっかりと把握し、必要に応じた手続きをしましょう。
個人事業主として開業届を提出して青色申告をすると、当年度の赤字を翌年の所得税算出の際に繰越できたり、最大65万円の所得控除があったりと複数のメリットがあります。物販ビジネスを始めるにあたっては、事前に税金対策における基礎知識も備えておくことをおすすめします。
物販ビジネスに関する情報収集をしてみよう
物販ビジネスを始める際は、物販に関する正しい情報を把握しておくことが重要です。
物販ビジネスに関する情報はネット上でも溢れていますが、中には悪質なサイトやスクールもありますし、古い情報のままで現在の状況には該当しないケースや整合性のない情報が錯綜しているケースもあるものです。
物販ビジネスについて調べる場合は、その情報の見極めにも注意が必要です。
物販のプロに相談しよう
物販をビジネスとしてせどりや転売を始めるにあたっては、法律やプラットフォームごとのルールやガイドラインを遵守する必要があります。
ルールやガイドライン、規約を守れなければ、アカウントの停止や凍結で出品もできなくなり、場合によっては売上金も没収されてしまいます。物販ビジネスで販路を絶たれれば死活問題です。十分に注意しましょう。
物販ビジネスでアカウント停止等のリスクを避け、安全安心な手法で収入を増やしていくためには、物販ビジネスのプロに相談することもおすすめです。
物販総合研究所では、再現性が高く、安全性の確保された物販ビジネスの手法やノウハウをYouTubeやブログで日々配信しております。無料セミナーも随時開催しておりますので、あなたの副業選びや収入アップの一助として、積極的にご活用ください。
儲かる物販のやり方については、以下の記事で詳しく説明していますので、合わせてお読みください
物販ビジネスについてよくある質問
Amazonやメルカリ、eBayなど、近年では様々なECプラットフォームがあり、個人でも物販ビジネスを気軽に始められる環境が整っています。
とはいえ、初めて物販ビジネスにチャレンジする際は、様々な不安や疑問があることでしょう。
そんなあなたのために、物販ビジネスを個人で始めたいといった方からよくある質問をまとめて紹介します。
物販ビジネスとはなんですか?
物販ビジネスとは、仕入れた商品に利益分をプラスして販売し、その差額を収益として獲得できるビジネスのことです。
物販ビジネスには、主として以下の5つの手法があります。
- せどり
- 輸入転売
- 輸出転売
- 無在庫転売
- OEM・ODM
せどりとはなんですか?
せどりとは、転売ともいい、物販ビジネスの1つの手法です。
せどりは古くからあった転売手法で、もともとは古本の背表紙を見て高く売れる本を獲得して転売したことから「背取り」といわれました。
現在では古本に限らず様々な商品が販売されているほか、新品を扱うせどり手法もあります。
物販ビジネスでいくら稼ぐと確定申告が必要ですか?
物販ビジネスを副業として行っている場合は、年間の副業収入が20万円超になった場合に確定申告が必要です。専業の場合は、48万円超となった場合に確定申告が必要となります。
いずれも物販ビジネスでかかった経費を差し引いた後の金額で判定します。
自身の状況に合わせて、申告すべきラインをしっかりと把握しておきましょう。
物販ビジネスで効率的に副収入を獲得しよう!
物販ビジネスを始めるためのECプラットフォームは日本国内はもちろん、海外でも豊富。プラットフォームごとに出品・販売をサポートする機能も充実しており、個人でも簡単に物販ビジネスに参入できます。
価格差のある売れ筋商品をリサーチして出品できれば、どこでも利益を得られるのが物販ビジネスの大きなメリットです。
物販ビジネスにも複数の手法がありますので、自分の生活スタイルに合った得意な方法を見つけて、効率良く副収入を増やしていきましょう。