せどりツールは本当に必要?|3大メリットで解説
せどりでちゃんと稼ぐなら、せどりツールは必須です。なぜなら、以下の3つのメリットがあるからです。
順番に解説します。
メリット1:作業時間の大幅な短縮
せどりツールの最大の利点は、作業時間を大幅に短縮できる点です。
副業でせどりを行う場合、手作業で価格差を調べたり販売価格を変更したりすると、1日かけても数点しか対応できません。結果として扱える商品数が限られ、利益の伸び悩みにつながってしまいます。
しかし、リサーチや自動価格改定機能を持つツールを導入すれば、同じ時間で数十点、数百点の処理が可能となり、効率が一気に高まります。さらに、単純作業から解放されることで、利益率の高い商品の発掘や競合との差別化など、より重要な活動に集中できます。
メリット2:利益の最大化
せどりツールを使うもう一つのメリットは、「稼げる金額を増やせる」という点です。
売れ筋商品や需要が安定している商品を自動で絞り込めるため、在庫を残すことなく利益を積み重ねられます。
例えば、クリスマスや新学期などのイベント前に需要が高まる商品を先取りできれば、仕入れた商品が売れ残らず、収益を大きく伸ばすことが可能です。売れる商品をしっかり仕入れることで、結果的に利益を最大化できるわけですね。
メリット3:初心者でも安定して稼ぎやすくなる
せどりツールを使えば、感覚やどんぶり勘定に頼らず、データをもとに仕入れ判断ができます。
多くの初心者は「売れそう」という直感で動きがちですが、安定して稼ぎ続ける人は価格推移やライバル数といったデータを基準に判断しています。ツールがあれば、初心者でもこうしたデータを入手でき、ムダな仕入れを避けながら堅実に利益を積み上げることが可能です。
なぜ多くの人がツール選びで迷走してしまうのか?
ツールが便利そうだとわかっていても、多くの人は「どのツールを選べばいいのかわからない…」というのが、本音ではないでしょうか。ここでは、なぜ、ツール選びで迷ってしまうのか、その原因を解説します。
理由1:ツールの種類が多すぎるから
せどりツールと一口に言っても、以下のように種類はいろいろあります。
【せどりツールの種類】
- 仕入れリサーチ
- 価格改定
- 在庫管理
- 出品管理 など
また、一つのツールが複数の役割を持つことも多く、どこまでをカバーするかは製品ごとにバラバラです。
そのため、せどりを始めたばかりの人からすると「結局どれを選べばいいのか」と混乱してしまいますよね。種類が多いこと自体は便利ですが、初心者にとってはかえって選びにくさの原因となります。
理由2:選ぶ基準が複雑すぎるから
ツール選びでは「自分に合ったツールなのか?」という視点が重要ですが、この基準も複雑になりがちです。例えば、以下のどれを重視するかによっても、せどりツールの選択は変わってきます。
【せどりツールを選ぶ基準】
- 料金はいくらか?
- 自分の販売先(Amazon、Yahoo!オークションなど)に対応しているか?
- トラブル時のサポートは万全か?
- 操作が直感的で使いやすいか?
- セキュリティや運営会社の信頼性は十分か? など
これらの選定ポイントを、すべて細かく比較してからツールを選ぶのは大変です。特に経験が浅い方は、何をどう効率化させればよいかわからない場合も多く、結果として自分に向くツールを選べない傾向があります。
理由3:無料ツールにこだわりすぎるから
「『無料』を基準にツールを選んだ結果、満足できずにまた別の無料ツールを探す…」こうした経験はありませんか?
「まずは無料ツールで始めたい」と思うのはOKですが、どこかのタイミングで有料版へ切り替えないと、満足する日は来ないかもしれません。
せどりで利益を出し続けている人、つまりあなたのライバルセラーは、有料ツールを活用している人がほとんです。また、有料ツールは機能面でも充実しているので、作業の効率化という点でも有利ですよ。
【結論】じゃあ、どうすればいいの?
ここまでの解説で、「じゃあ、どうすればいいの?」と思った方も多いと思います。結論を先にいえば、以下の3つの条件を満たすツールを選べば間違いありません。
【稼げるツールの3条件】
- 利益になりそうな商品をパッと探せる
- 仕入れてもアカウント停止などのリスクがないか確認できる
- 商品が本当に売れて、価格的にも利益が見込めるかデータで予測できる
次項からは、物販総合研究所がこれらすべての要素を考慮した上で「これさえあればOK」と断言できる3つのツールだけ紹介します。
【本題】プロが本当に使う3大せどりツール
プロが本当に使う3大せどりツールは以下のとおりです。
せどりといえば、仕入れた商品を「Amazon」で販売するのが王道のやり方です。そのため、ここで紹介するツールもAmazonせどりを前提としています。
それぞれのツールの概要や選ばれる理由、具体的な使い方を見ていきましょう!
Amazonせどりについて、基礎から詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
(関連)Amazonせどりの始め方はこれ1記事でOK!知識ゼロ・未経験でも安心の完全ガイド
①Keepa|せどりの羅針盤となる必須ツール
引用元:Keepa(※別タブで開きます)
Keepaは、Amazonの商品価格の推移や売れ筋ランキングを把握できる代表的なせどりツール。過去の価格データや需要変化を視覚的に確認できるため、感覚に頼らない仕入れ判断が可能です。
いわばせどりの羅針盤となる必須ツールといえるKeepaの特徴や料金、使い方を紹介します。
→Keepaの公式サイトはこちら
Keepaとは?プロが「これなしでは戦えない」と断言する理由
Keepaは、Amazonせどりに取り組む人なら必須といえるツールです。
最大の特徴は、ブラウザ拡張機能を入れるだけでAmazonの商品ページに価格推移や需要変化などのデータを直接表示できる点にあります。
具体的には、過去の価格変動グラフ、販売ランキング、出品者数の推移などが確認可能です。今後の価格や需要の予測ができるため、仕入れ判断を感覚や運任せにせず、データに基づいて行えます。
Keepaの料金プラン
Keepaには、有料プランと無料プランの2種類があります。
有料プラン | 無料プラン | |
---|---|---|
月額料金(税込) | 19ユーロ (約3,000円) |
0円 |
主な機能 | ・価格推移グラフ ・トラッキング通知(値下げアラート) ・売れ筋ランキング ・ライバルの出品者数 ・ライバルの在庫数 ・レビュー数 ・上位セラーのリスト表示 |
・価格推移グラフ ・トラッキング通知(値下げアラート) |
見るとわかるように、無料プランは機能が限られているので、本格的にせどりを行うなら、有料プランの加入が必須です。
【要点解説】Keepaの具体的な使い方
実際のグラフを見てみましょう。
下の画像が、Keepaのメインとなるグラフです。拡張機能をインストールすると、Amazon上で、各商品ごとのグラフが表示されるようになります。
詳しいグラフの見方は別の記事で紹介しますが、この商品の場合、過去1年の間に商品価格と売れ行きがじわじわ下がっていることがわかるんです。つまり、「旬を過ぎた商品だから、仕入れには不向き」と判断できます。
また、Amazonせどりではカートの獲得が不可欠ですが、Keepaがあれば「どのセラーがどのくらいの割合でカートを取っているか」が一目瞭然です。
カートのデータは、先ほどのグラフと同じ画面上でタブを切り替えるだけでわかります。
今回は代表的なポイントを解説しましたが、Keepaにはその他にも便利な機能が満載です。以下の記事では、そのあたりを詳しく解説していますので、あわせてチェックしてみてください。
(関連)Keepaの使い方で覚えるのは6つだけ!Amazonで売れる商品を見つける神ワザも紹介
②セラースケット|アカウントを守る唯一無二の保険
引用元:セラースケット(※別タブで開きます)
セラースケットはAmazonのアカウント停止を防ぐための「守りの要」となるツールです。特徴や料金、使い方を解説します。
→セラースケットの公式サイトはこちら
セラースケットとは?利益を守る「お守り」が必須の理由
セラースケットは、物販総合研究所がAmazonせどりの公式ツールとして採用している重要なせどりツール。出品効率化や在庫管理などの機能も備えていますが、特に「出品商品の危険度チェック」機能が頼りになります。
せどりで最も怖いのは、Amazonの「真贋調査」によるアカウント停止です。利益が出ていても、アカウントが止まれば収入はゼロになってしまいます。
セラースケットの拡張機能があれば、Amazonの商品ページ上に、その商品を仕入れる危険度が表示されるようになります。
セラースケットの料金プラン
セラースケットの料金プランは2種類で、無料版はありません。ただし、オールインワンツールは1万円以上が相場なので、リーズナブルな料金といえます。
スタンダード※おすすめ | プレミアム | |
---|---|---|
月額料金(税込) | 2,980円 | 5,480円 |
主な機能 | ・危険度チェック ・リサーチ ・価格追従 |
・危険度チェック ・リサーチ ・価格追従 ・アカウントサポート |
利用する際は、スタンダードプランで十分です。
出品商品の危険度チェック機能を使えますし、その他のリサーチ、価格追従機能も使えます。実績の少ないアカウントほど真贋調査が入りやすいため、初心者の方はぜひ導入を検討してみてください。
【要点解説】セラースケットの具体的な使い方
実際の使用感を見てみましょう。
下の画像は、Amazon上でバッファローのマウスを表示したものです。セラースケットの拡張機能をインストールしておくと、商品画像の右側に危険度などの情報が表示されるようになります。
この商品は「危険度A」なので、ベテランセラーでも出品取り下げが推奨されるレベルです。有名ブランドやメーカーの商品は真贋調査が入りやすいので、仕入れ前に確認できると安心ですよね。
もうひとつ、セラースケットが便利なのは、商品のASINやサイズ、重さの情報が危険度のすぐ下に表示される点です。
ASINはリサーチでよく使用しますし、サイズや重さの表記があることでFBA倉庫への納品や、お客さんへ届ける際の送料を計算しやすくなりますよ。その下の欄を使えば、簡単に利益計算もできます!
セラースケットについては、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
(関連)セラースケットとは?Amazonのアカウント停止リスクを防ぐ便利ツールを紹介
③PoiPoiポケット|せどりを自動化するリサーチの秘密兵器
PoiPoiポケットは、物販総合研究所が開発したツールです。条件を入力すると、仕入れ候補となる商品を自動的に抽出できます。特徴や料金、使い方を解説します。
PoiPoiポケットとは?開発者が語る「リサーチ自動化」の仕組み
PoiPoiポケットは、楽天市場とAmazonの価格差を自動で比較し、利益が出やすい商品を瞬時に見つけられるAmazonせどりツールです。
手作業の全頭リサーチを避けられるため、経験が浅い方でも短時間で効率よく儲かる商品を絞り込めます。好みの条件でフィルタリングすることで、自分でも気づかなかった利益商品が見つかります。
PoiPoiポケットの料金プラン
PoiPoiポケットは、物販総合研究所のスクールに参加している間は無料で利用できるせどりツールです。
物販総合研究所のスクールでは、Amazonせどりの知識やノウハウと、PoiPoiポケットの実践的な使い方をセットで学べるので、最短コースで稼ぐ力が身につきます。
なお、PoiPoiポケットはKeepa有料版との連携が前提ですので、別途Keepaの料金が必要になります。
【要点解説】PoiPoiポケットの具体的な使い方
下の画像が、PoiPoiポケットのトップ画面です。
まずは、Keepa(有料版)で抽出したAmazonのデータをPoiPoiポケットに取り込みます。これにより、楽天市場との価格差を自動リサーチする仕組みです。
リサーチが完了すると、楽天市場で販売されている商品のうち、Amazonよりも安い商品をリストアップしてくれます。Keepaのグラフもセットになっているので、最終的な仕入れ判断もしやすいですよ。
実際の商品の価格差は、下の画像のように表示されます。楽天市場のどのショップで仕入れればいいのかも一目瞭然なので、リサーチの手間を大幅に削減可能です。
以下の記事では、PoiPoiポケットの使い方をより詳しく紹介しています。Keepaとの連携についても解説されているので、ぜひ参考にしてください。
(関連)PoiPoiポケットとは?せどりで超最速で稼ぐための便利ツールを紹介
3大ツールを組み合わせると、結局何ができるの?
これまで紹介した、Keepa・セラースケット・PoiPoiポケットを組み合わせれば、「仕入れ候補の発見 → 仕入れリスクの防御 → 需給やトレンドの分析 → 仕入れ」までを一連の流れとして回せます。
【3大ツール導入後の全体の流れ】
- 仕入れ候補の発見
PoiPoiポケットで利益見込み商品を効率的にリストアップ
- 仕入れリスクの防御
セラースケットで出品規制や真贋調査のリスクをチェック
- 需給やトレンドの分析
Keepaで価格推移・ランキングを分析し、売れる可能性を精査
- 仕入れ
真贋調査のリスクがなく需要を確認できた商品だけを仕入れて販売
ポイントは、「発見(PoiPoi)」と「防御(セラースケット)」はほぼ瞬時に終わるため、時間をかけるのは「分析(Keepa)」だけでよいこと。
これにより、売れ筋や価格変動、出品者数の推移などの詳細確認に時間をかけられるため、仕入れの精度が上がり、在庫の滞留や資金の寝かせを避けやすくなります。
3ツールの相乗効果で「ムダを削りながら継続的に利益を生み出す仕組み」を構築できるわけですね!
よくある質問【FAQ】
最後に、せどりツールの導入を検討中の方からよくある質問にお答えします。
せどりツールは初心者でも使いこなせますか?
はい、初心者でも十分使いこなせます。
Keepa・セラースケット・PoiPoiポケットは直感的に操作でき、表やグラフなどのビジュアル面も充実しているため、学習ハードルが低いからです。独学でExcelやプログラミングなどに取り組んで遠回りするより、遥かに効率的です。
むしろ初心者であるほど、ツールでデータを見ながら正しい手順を身につけることをおすすめします。作業時間を減らしつつ、短期間で成功体験を積み上げられます。
せどりにおすすめのアプリはありますか?
Keepaやセラースケットにはスマホアプリがあります。
ただし、これらは外出先での商品確認やスキマ時間の価格調整に便利という位置づけのアプリです。本格的に稼ぐなら、アプリは補助的に使い、分析・設定の自由度が高いパソコン向けツールをメインに使いましょう。
せどりにアプリをどう生かすかについては、以下の記事で詳しく解説しています。
(関連)【プロ厳選】せどりのおすすめアプリ5選|現役セラーの解説動画つき!
せどりは月平均でいくら稼げますか?
正しい方法を実践すれば、月平均10万円を十分に狙えます。
実際、物販総合研究所では「まずは月10万円の利益を目標にしよう」と伝えており、多くの方が半年以内に達成しています。
この水準が安定すれば、年間100万円以上の収入アップとなり、副業として非常に魅力的ではないでしょうか。
もう迷わない!せどり3大ツールを使いこなそう!
今回は、多くの人がせどりのツール選びで迷走してしまう理由と、最適解は「たった3つのツールを組み合わせること」である点をお伝えしました。
ここまでわかれば、あとは3つのツールを使いこなすだけ。まずは、せどりの羅針盤である「Keepa」を導入し、データを見る習慣をつけることから始めてみてください。
また、物販総合研究所のオリジナルツール「PoiPoiポケット」に興味を持ってくださった方! 現在、多くの方が苦戦するリサーチ作業を自動化し、最短で稼ぐツールについて解説する「PoiPoi せどりWebセミナー」を今だけ無料で開催しています。
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