【体験談】Amazonのアカウントが乗っ取られたらどうなる?
Amazonアカウントが乗っ取られると、以下のようなことが起こります。
- Amazonから身に覚えのない注文確認メールや発送通知が届く
- Amazonにログインできない
- Amazonの購入履歴に不審な注文を発見する
- クレジットカード会社から不審な利用や請求の連絡がある
- Amazonのアカウント情報が勝手に変更される
これらの典型的なケースを、実際の体験談を交えて解説します。
Amazonから身に覚えのない注文確認メールや発送通知が届く
Amazonから「注文確認」や「発送のお知らせ」のメールが届いたのに、まったく心当たりがない場合、それはアカウントが乗っ取られているサインかもしれません。とくにAmazonを日常的に使っている人ほど、「前に注文したかも」と迷いやすく、気づくのが遅れてしまうことがあります。
放置してしまうと、クレジットカードの不正使用やアカウント情報の変更など、被害が広がるおそれがあります。
【体験談①】
最初はえっこんな買い物していないと思ったが、あれっしたっけと結構迷った。家族に相談したら、絶対にメールを開いてはだめと言われた。アマゾンのホームページにいってログインしたらやはり違っていた。怖かった。
(50歳〜60歳未満、サービス業、女性)
【体験談②】
通知で利用してるメールアドレスに買った覚えのない商品の購入があったというメールがアマゾンから届きました。78000円ほどの商品です。そのときすぐに乗っ取られたんだなとおもってすごく驚きましたし、すぐに対処しないとと思いました
(50歳〜60歳未満、システムエンジニア、男性)
Amazonにログインできない
いつもと同じメールアドレスとパスワードを入力しているのに、なぜかAmazonにログインできない場合は、アカウントが乗っ取られてパスワードを勝手に変えられた可能性があります。
このような状態になると、自分では注文の確認やキャンセルができず、さらにクレジットカードが使われてしまうおそれもあります。とくにパスワードの使い回しをしている方は、他サイトからの情報流出が原因で乗っ取られるケースもあるため注意が必要です。
【体験談①】
何気なく、今月の支払いを計算するためにいろんなショッピングサイトの金額をピックアップしていると、どうしても計算が合いません。妻に「何か買った?」と尋ねても何も買っていない。金額が少額なので、計算ミスかなと思いながらその日はあとにしました。翌日、Amazonで欲しいものがあったので購入しようと思い、ログインボタンを押しました。
しかし、パスワードが違うというようなメッセージ。あれ?と思いながらもいつもと同じようにアカウントを入れて、パスワードを入れてとやり直しても全然ログインできません。パスワードを忘れた場合に進んでも紐づけ電話番号が違うというような内容。
これは・・・と思いながら、カスタマーに連絡しました。なかなかつながらず。しょうがないのでチャットで連絡とりました。状況を確認してもアカウントは使用されていますと言われる始末。購入履歴を知りたいと言ってもアカウントと連携されている電話番号が異なるので個人を特定できないとのこと。
だんだん、深刻な状況だと気付き、カード会社に問い合わせたら本日、Amazonから請求がきているとのこと。即座に停止をお願いしました。被害額が少額だったのでまだましでしたが、冷や汗ものでした。
(40歳〜50歳未満、会社員、男性)
【体験談②】
当時は数年に一回利用するかどうかで、あまりAmazonを利用していませんでした。
そんな折に引っ越しすることが決まり、引っ越しで色々買い足したいものが出来たのでAmazonで商品を物色しようとしたんです。
するとログインができません。パスワードは他のサービスでも使用している使いまわしのものなので覚え間違いなんてないですし、乗っ取られている!Amazonをすぐに利用できない!と強いショックをうけました。
(50歳〜60歳未満、会社員営業、男性)
Amazonの購入履歴に不審な注文を発見する
Amazonの購入履歴を何気なく見ていたとき、自分では注文していない商品が表示されていたら注意が必要です。これは、誰かにアカウントを使われて、勝手に買い物をされている可能性があります。
もし乗っ取り犯にメールアドレスを変更されていると、注文確認のメールが届かず、自分で購入履歴を見なければ気づけないこともあります。クレジットカードが登録されている場合は、そのまま支払いが完了してしまうため、早めの対応が大切です。
【体験談①】
Amazonで商品を購入しようと思ってAmazonにログインしたら、身に覚えのない購入履歴を1つ確認し、ニュースでよく乗っ取りの話は聞いていましたが、まさか自分が被害に遭うとは思っていなかったので、ショックを受けるとともに、不安感を抱きました。
(30歳〜40歳未満、事務職、男性)
【体験談②】
Amazonの支払いでは現金とクレジットカードを利用していましたが、被害に遭ったのはAmazonギフト券でした。すぐにクレジット会社に確認したところ幸い被害は出ていないと聞いて安心しましたが、これまでプレゼントされたり自身で溜めてきたギフト券10000円と約11000ポイントが消えた状態でした。
(40歳〜50歳未満、看護師、男性)
クレジットカード会社から不審な利用や請求の連絡がある
クレジットカードの明細を確認していて、Amazonで使った覚えのない請求を見つけた場合は、アカウントが乗っ取られている可能性があります。メールや購入履歴を見ていないと、気づかないまま支払いが進んでしまうこともあるため、毎月の明細チェックはとても大切です。
乗っ取り犯は、ノートパソコンやゲーム機など、転売しやすい高額な商品を狙って一気に購入することも少なくありません。
【体験談①】
普段からそこまでカードの明細などを見ないタイプなのですが、使っていたカード会社から不正利用の疑いがあると電話があり、急いで調べたら利用されており気づきました。少額でしたが身に覚えのない買い物がされており、ショックとともに怒りを感じました
(20歳〜30歳未満、会社員、男性)
【体験談②】
クレジット会社のホームページで利用履歴を見ていた時に、利用場所:アマゾンとなっている複数の履歴を発見して気が付きました。最初は他の誰かの利用履歴に間違えてログインしてしまったのではないかと思いましたが、アカウント情報や他の利用履歴などを見て自分のものであることを確信し、すごく恐怖を感じました。
(40歳〜50歳未満、男性、会社員(一般事務))
Amazonのアカウント情報が勝手に変更される
Amazonに登録していた名前や住所、メールアドレスが、いつの間にか見知らぬ情報に書き換えられていたら、アカウントが乗っ取られている可能性があります。犯人は、自分に商品を送らせたり、持ち主に通知が届かないようにしたりするため、こうした変更を行うのです。
さらにパスワードまで変えられていると、本人がログインできなくなり、対応が遅れて被害が広がるおそれもあります。変更通知に少しでも違和感があれば、すぐに確認と対応が必要です。
【体験談①】
Amazonからメールアドレス変更の通知が届いたため、どういうこと?と不思議に思った。
(30歳〜40歳未満、女性、主婦)
【体験談】アカウント乗っ取りによる被害内容
物販総合研究所は、「実際にAmazonアカウントの乗っ取りによってどんな被害がありましたか?」というアンケートを行いました。主な内容は以下のとおりです。
【アンケート結果(複数回答可)】
- 勝手に商品が注文された(Amazonギフト券を含む)
- クレジットカードが不正に使われた
- アカウントにログインできなくなった
- Amazonギフト券やポイントが消えた
- 登録情報(住所・名前など)を書き換えられた
最も多かった被害は、「勝手に商品が注文された」ケースでした。次いで多かったのは、クレジットカードが不正に使われたという報告です。これらの結果から、金銭的な損害をともなう不正購入が、被害の中心であることがわかります。
一方、「アカウントにログインできなくなった」や「登録情報を書き換えられた」といった乗っ取りの被害は、それほど多くありません。これは、アカウントの長期的な支配や、個人情報の盗難を目的とした乗っ取りが比較的少ないことを示していると考えられます。
Amazonアカウントの乗っ取り被害への対処法
Amazonアカウントの乗っ取り被害に遭った多くの方が、「まさか自分が」と慌てたと語っています。では、被害を最小限に抑えるには、どのように行動すればよいのでしょうか。
ここでは、対応の中でもとくに重要とされる3つの対処法をご紹介します。
Amazonカスタマーサービスへの連絡
Amazonアカウントが乗っ取られた疑いがある場合は、まずAmazonのカスタマーサービスに連絡しましょう。
この際、本人確認のために、氏名や生年月日、住所、メールアドレスなどの情報が求められます。ログインできない状態になっていても、これらの情報で本人確認が取れれば、調査や対応をしてもらえるので安心です。
サポートに連絡すると、不正注文やログイン履歴の調査が行われるので、メールでの結果連絡を待ちましょう。不正注文が確認された場合は、支払いのキャンセルが行われるケースもあります。なお、調査中はアカウントが一時的にロックされる場合もありますが、その後パスワードを変更すれば再び使えるようになるのが一般的です。
アマゾンへの連絡先は以下のリンク先に記載されています。Amazonからではないと思われる連絡を受信した場合やフィッシングに遭った場合など、状況に応じて適切な連絡先を選んでください。
(参考)Amazon「詐欺の被害から身を守る」(※別タブで開きます)
(参考)Amazon「ご希望の操作を選択してください 」(※別タブで開きます)
【体験談】
まずは不正にログインがあったかの確認をサポートに問い合わせを行いました。2日後サポートチームからメール連絡があり、第三者による不正なログインが発見されたと報告を受けました。
被害が出たのもそうですが、まさか不正にログインされるとは思ってもおらずショックの方が大きい気持ちでした。謝罪は受けたものの被害額に関してはこちらでは対応できる処置がないためどうしようもないと説明を受けました。
(40歳〜50歳未満、看護師、男性)
【体験談】
すぐにアマゾンのサポートにチャットで連絡しました。途中から電話対応に切り替えてもらってアカウント乗っ取りの対策に動いてもらいました。また、念のためにクレジットカード会社に連絡してクレジットカードを利用できないようにしてもらい、新しいクレジットカードを発行してもらいました。
(40歳〜50歳未満、一般事務、男性)
クレジットカード会社への連絡
Amazonアカウントが乗っ取られたと感じたときは、Amazonのサポートに加えて、利用しているクレジットカード会社にも早めに連絡し、被害を最小限に抑えましょう。登録カードが不正利用されている可能性があるため、まずはカードの利用を一時停止します。
また、Amazonの「お支払い方法」ページではカード番号の一部しか表示されませんが、クレジット情報自体が流出している可能性も否定できません。この場合、Amazon以外でカードが不正利用されるおそれがあるため、新しいカードの発行も検討するとよいでしょう。
【体験談】
クレジットカード会社に連絡した後、アカウントを新しくした。
(20歳〜30歳未満、会社員、男性)
【体験談】
クレジットカード会社にカードの使用を止めてもらいましたし、アマゾンのカスタマーセンターにも問い合わせをしました。
(40歳〜50歳未満、会社員、男性)
パスワードの変更
Amazonアカウントが乗っ取られた可能性がある場合は、安全性の高いパスワードへの変更を優先しましょう。ログインできる場合は、「アカウントサービス」内の「ログインとセキュリティ」から、すぐに新しいパスワードへ変更することが大切です。
すでに第三者に変更されていてログインできないときは、Amazonカスタマーサポートに連絡し、対応を依頼してください。
また、Amazonと同じパスワードを他のサービスでも使っている場合は、それらもあわせて見直す必要があります。近年は、不正に入手したIDとパスワードを使って別のサービスへログインを試みる「リスト型アカウントハッキング」という手口が増えており、被害が広がるおそれがあります。
【体験談】
すぐにパスワードを変更し、カスタマーサービスに問い合わせて、身に覚えのない購入履歴があることを伝え、注文の取り消しが出来ないかを相談しました。
(30歳〜40歳未満、事務職、男性)
【体験談】
Amazonカスタマーサポートへ連絡して一時的にアカウントを停止してもらって不正利用がないかなどの調査がされた。
クレジットカードは使っていないので特に被害もなくその後パスワードを変更して再度使用できるようになった。
(50歳〜60歳未満、会社員、男性)
【体験談】Amazonアカウントの乗っ取り被害の解決にかかった時間
物販総合研究所によるアンケート結果によると、Amazonアカウントの乗っ取り被害を解決するまでにかかった時間は人によって大きく差がありました。
「即日で解決できた」と答えた人は全体の20パーセントにとどまりました。最も多かったのは「1日〜2日」で40パーセントとなっており、対応がスムーズに進んだ場合でも、その日のうちに解決するのは難しい傾向が見られます。
「3日〜6日」と回答した人は10パーセント、「1週間以上かかった」という人も30パーセントにのぼりました。アカウントにログインできない状態や、金銭被害の確認などに時間がかかるケースが影響していると考えられます。
こうした結果から、早く気づいてすぐに連絡すること、そして必要な情報を整理しておくことが、少しでも早い解決につながるポイントといえるでしょう。冷静に、正しい手順で対応することが大切です。
Amazonアカウントの乗っ取りが起こる4大原因
Amazonアカウントの乗っ取りによくある原因を知っておけば、万が一のときも落ち着いて対応しやすくなります。また、事前に対策しておくことで、被害を未然に防げる可能性もあるでしょう。
ここでは、アカウント乗っ取りにつながる代表的な4つの原因を紹介します。
フィッシングメールによる情報詐取
正規の業者になりすましてメールを送り、リンク先で個人情報を盗む手口のことを「フィッシング詐欺」といいます。
Amazonのフリをしてユーザーにメールを送り、リンク先でアカウント情報を入力させ、情報をだまし取る行為です。
ユーザーは気づかないうちにアカウント情報を渡しているので、被害の発覚も遅くなります。
他にも商品購入メールを装って送ってくる手口も見られます。商品をキャンセルさせると同時に偽リンクをクリックさせて、カード情報やパスワードなどを得ているのです。
Amazonを名乗るメールの内容に心当たりがない場合や、文体に不自然な点がある場合は、リンク先へ遷移せずに無視や削除をするようにしてください。
パスワードの使い回しによる不正ログイン
Amazonに限った話ではありませんが、ログイン情報の使いまわしはアカウント乗っ取り被害の主な原因の1つです。
さまざまなWebサイトで同じログイン情報を使いまわしていると、仮にどこかでAmazonアカウントの情報が漏洩したとき、芋づる式に他のサイトでも被害に遭う可能性が高いでしょう。
特にGoogle Chromeなどのオートコンプリートのように、自動入力されてしまう機能は使用しないほうが良いでしょう。ログイン情報がばれてしまった際に、簡単にログインされてしまう原因にもなります。
ウイルス感染による情報漏洩
ウイルス(マルウェア)に感染すると、AmazonアカウントのIDやパスワードが盗まれ、乗っ取りにつながるおそれがあります。
たとえば、悪質なアプリをインストールしてしまったことで、端末内のデータがひそかに外部へ送信されるケースや、キーボード入力を記録する「キーロガー」と呼ばれるマルウェアによってログイン情報が盗まれる手口があります。
また、「ウイルスに感染しました」といった偽の警告を表示し、不安をあおってユーザーに不正なソフトをインストールさせる手口も少なくありません。こうしたウイルスに感染すると、気づかないうちにAmazonのアカウント情報が盗まれ、乗っ取りに悪用される可能性があるため、十分な注意が必要です。
Amazon関連のツール使用
Amazonでの物販ビジネスの効率を上げるために、各種サポートツールを利用している人も多いのではないでしょうか。
そうしたツールに保存したアカウント情報や出品データが盗まれる可能性もあります。
中には、Amazon輸出ツールを運用しているスタッフから情報が流出するケースもあるようです。
便利そうだと感じても、知名度の低い怪しげなツールはなるべく使わないようにしましょう。
Amazonアカウントの不正利用を防ぐための対策
Amazonアカウントが乗っ取られたあと、多くの人が「もう二度と同じ思いはしたくない」と強く感じています。物販総合研究所によるアンケートでは、実際に被害に遭った人が取った主なセキュリティ対策として、以下のような項目が挙げられました。
- Amazonアカウントのパスワードを変更した
- Amazonに登録していたクレジットカード情報をすべて削除した
- Amazonの2段階認証を設定した
- Amazonのアカウントを作り直した
- 怪しいメールやSMSを開かないように意識した
- 他サービスのパスワードも見直した
- セキュリティソフトを導入・更新した
このように、アカウントを守るためには、日ごろのちょっとした注意と、具体的な対策を重ねることが欠かせません。次項からは、Amazonに限らず、さまざまなネットサービスで安全にアカウントを使うための基本的な対策として、以下を紹介します。
2段階認証の設定
Amazonでは、ログイン時の2段階認証を設定することができます。
2段階認証とは、通常のパスワードに加えてSMSで届くコードを入力しないとログインできないシステムのことです。
同じデバイスでログインをするのであれば、2段階認証をスキップすることができます。ただ、ログインのたびに手間はかかっても、アカウントを乗っ取られるリスクを下げるためには、2段階認証を毎回行いながらログインするのが効果的な方法です。
(参考) Amazon.co.jp ヘルプ|2段階認証について(※別タブで開きます)
セキュリティソフトの導入
フィッシングメールに対抗する方法としては、ウイルス対策ソフトの導入が効果的です。
フィッシングメールなどの有害なメールが、通常のメールと区別されるようになり、安全性が高まるでしょう。
特に、スマホのメールアドレスで登録している人は、フィッシングメールの被害にあいやすいので注意が必要です。スマホのメールアドレスよりもPC用のメールアドレスで設定したほうが、フィッシングメールへの安全性が高まります。
怪しいメールやリンクの破棄
Amazonを装ったメールや、文面に違和感のあるメールは、開かずにそのまま削除するのが安全です。特に、「ご注文の確認」「注文キャンセルの確認」など、心当たりのない内容が届いた場合は注意が必要です。
最近は、本物そっくりのフィッシングメールも増えており、見た目だけでは判断がつきません。「大丈夫かも」と思っても、少しでも不安を感じたら、リンクを開かずに破棄するのが基本です。
不審なメールを受け取ったときは、メール内のリンクを使うのではなく、Amazon公式アプリや公式サイトにアクセスして確認するようにしましょう。
このような習慣を身につけておくことで、フィッシング詐欺などの被害を未然に防げる可能性が高まります。安全のためにも、「迷ったら開かない」が基本です。
Amazonのアカウント乗っ取り被害者からのアドバイス
実際に被害に遭った人たちの声には、これから対策を考えるうえで参考になるヒントが多く含まれています。
【アドバイス①】
自分の場合はクレジットカードの不正利用はされませんでしたが、もし不正利用されてしまうと多額の請求がくる恐れがあるため、パスワードはこまめに変更し、出来れば2段階認証を設定した方が良いと思います。また、早急に対応してもらうためにも、購入履歴は定期的に確認した方が良いと思います。
(30歳〜40歳未満、事務職、男性)
【アドバイス②】
まさか自分がこんな目に遭うとは思っていませんでした。明日は我が身だと思って、面倒でも二段階認証にしたり、パスワードを変えたり複雑なものにすることを強くお勧めします。
(20歳〜30歳未満、会社員、男性)
【アドバイス③】
Amazon以外のサイトでもIDやパスワードを同じにしていた事で今回のようなアカウント乗っ取り被害に遭ったので、各サイトによってID、パスワードは使い分ける事をまずお勧めします。
またよりセキュリティの高い2段階認証の利用や不審なメールは絶対に開かないなど自分でできる対策もあるので実行して頂きたいと思います。
自分の場合はまだ被害が少ない方でクレジットカードの不正利用で100万円以上も被害が出た方もいるので、安心安全に利用するために定期的なパスワードの変更も有効です。
(40歳〜50歳未満、看護師、男性)
【アドバイス④】
アマゾンは乗っ取りのことを伝えるとすぐに対応してくれますので、できるだけ早めに連絡することをおすすめします。また、クレジットカードを登録している場合はすぐに登録解除し、クレジットカード会社にも利用できないように連絡することをおすすめします。あっという間に被害が拡大するため時間との勝負のようになりますので、夜中でも絶対に気が付いた段階で各所に連絡してください。アマゾンにログインできる状態なら最初にパスワードを変更することを忘れないようにしてください。
(40歳〜50歳未満、会社員(一般事務)、男性)
【アドバイス⑤】
乗っ取られた事に気づいた時は、すぐにクレジットカードの使用を止めてもらうように連絡しておくことで、それ以上不正利用されることがありませんでした。
Amazonのカスタマーセンターの方にも、アカウントの乗っ取りの被害にあった事を伝えると対処してもらえたので、迅速に行動することが大事だということを学びました。
(40歳〜50歳未満、会社員、男性)
これらのアドバイスを参考に、「後悔しないように、今のうちからできることに取り組んでおく」という意識を持つことが、安心してAmazonを使い続けるための第一歩になります。
よくある質問【FAQ】
Amazonアカウントが乗っ取られたとき、何をどうすればいいのか戸惑う方は多いはずです。ここでは、よくある疑問とその対処法をまとめました。
アカウントが乗っ取られたらどうなりますか?
Amazonアカウントが乗っ取られると、気づかないうちに勝手に商品が注文されたり、クレジットカードで支払いが進められていたりするおそれがあります。また、Amazonギフト券やポイントが勝手に使われたり、自分のアカウントにログインできなくなったりすることもあります。
こうした被害を防ぐには、少しでも異変に気づいた段階で早めに対処することが大切です。ログイン履歴を確認したり、すぐにパスワードを変更するなど、初期対応がその後の被害を大きく左右します。迷ったら、まずはAmazonのカスタマーサービスに相談しましょう。
Amazonでアカウントが乗っ取られた場合、どこに問い合わせればいいですか?
Amazonアカウントが乗っ取られたと感じたら、まずカスタマーサービスへ連絡することが大切です。
ログインできる場合は、「カスタマーサービスに連絡」ページからチャットまたは電話を選んで相談できます。ログインできない場合は、「アカウント&ログインに関する問題」ページから手続きを進め、本人確認を行いましょう。いずれもAmazon公式サイトからアクセスすることが重要です。
不審なメールや連絡があったときは、以下のAmazonのページも活用してください。迅速な対応が被害の拡大を防ぎます。
(参考)Amazon「不審な連絡について報告する」(※別タブで開きます)
(参考)Amazon「【Q】Amazonに連絡したい」(※別タブで開きます)
乗っ取りの被害額は補償されますか?
Amazonでは、アカウント乗っ取りによる被害に対して明確な補償制度は設けられていません。
「Amazonマーケットプレイス保証」は主に商品が届かない場合などが対象で、乗っ取り被害には基本的に適用されないのが現状です。
ただし、被害の内容や報告の早さによっては、Amazon側で柔軟に対応してくれるケースもあるようです。あわせて、クレジットカード会社による不正利用の補償が受けられる可能性もあるため、すぐに連絡を取りましょう。
Amazonアカウントの乗っ取りには迅速に対処しよう!
今回のアンケートでもわかったように、Amazonアカウントの乗っ取り被害は決して他人事ではありません。
日頃から2段階認証の設定やパスワード管理の見直しなど、できる限りの予防策を講じることが重要です。万が一、乗っ取りが疑われる場合も、焦らず適切に対処すれば被害を最小限に抑えられます。
なお、Amazonアカウントの複数作成やセラーアカウントの名義変更など、Amazonアカウントに関する内容は以下の記事でも紹介していますので、参考にしてください。
(関連)Amazonアカウント複数作成はあり?デメリットと気になる疑問Q&A
(関連)Amazonセラーアカウントの名義変更の手順&注意点を確認しよう!
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