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Amazonせどりが儲からない7つの原因と対策|初心者の挫折パターンを完全網羅

更新日:2025年11月12日
Amazonせどりが儲からない7つの原因と対策|初心者の挫折パターンを完全網羅
<物販初心者のギャオくん>
<物販初心者のギャオくん>

Amazonせどり
このままだと赤字コース…。

<船原>
<船原>

ギャオくんは
「初心者の壁」にぶつかってるのかもしれないね。

<物販初心者のギャオくん>
<物販初心者のギャオくん>

初心者の壁…?

<船原>
<船原>

じゃあ今回は
「儲からない」を「儲かる」に変える方法を教えるね!


  • Amazonせどりを始めたけど、思ったように儲からない…
  • 頑張ってリサーチしているのに、なぜか利益が手元に残らない…

もしあなたが今、こんな悩みを抱えているなら、それは決してあなた一人の問題ではありません。

この記事では、せどり歴10年以上、物販総合研究所で950人以上のせどりコンサルの経験を持つ朝野が、Amazonせどりで儲からない根本的な原因とその対策について、徹底的に解説

多くの初心者がぶつかる「4つの壁」の正体と、それを乗り越えるための具体的な解決策を「7つの原因と対策」に沿って明らかにしていきます。

また、記事の最後では、物販総合研究所のオリジナルツールを駆使したAmazonせどり情報が満載の「PoiPoiせどり無料WEBセミナー」もご案内しているので、ぜひチェックしてください。

朝野拓也
物販総合研究所 楽天せどり講師
この記事の著者:朝野 拓也

1992年 静岡県出身。貯金0円からせどりをスタートし、開始から半年で月商1,000万円、利益200万円を達成した。月間に400件〜600件ほどの取引を行っていて、Amazonや楽天、メルカリなど主要プラットフォームを用いた販売は一通り経験がある。また、副業せどりや転売のやり方を教えるスクールでの指導経験も豊富で、これまでに教えた生徒の数は400名を超える。モットーは、”挑戦”。
▶Twitter: https://twitter.com/asataku999
▶YouTube: 朝野拓也 [物販総合研究所]
朝野拓也のプロフィール

この記事の内容

【結論】Amazonせどりで儲からないパターンは4つ!

【結論】Amazonせどりで儲からないパターンは4つ!

Amazonせどりとは、安く仕入れた商品をAmazonで販売していく手法のこと。圧倒的なユーザー数を誇るAmazonだからこそ夢が広がる一方、「儲からない」と嘆く人もいます。

Amazonせどりで儲からないパターンは、大きく以下の4つに分かれます。

Amazonせどりでは、仕入れのスキルだけでなく「販売力」も同様に重要です。どれだけ良い商品を仕入れても、販売スキルがなければ在庫が増えるだけだからです。

この記事では、仕入れと販売の両輪をカバーできるよう、原因と対策を解説します。

また、以下の動画でもこの記事の著者である朝野が、せどりのよくある4つの失敗パターンとその対策を解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

【第1の壁】そもそも価格差のある商品が見つからない

【第1の壁】そもそも価格差のある商品が見つからない

まずは、「【第1の壁】そもそも価格差のある商品が見つからない」について、原因と解決策を見ていきましょう。

原因①:リサーチが正しい手順の「つもり」になっている

仕入れと販売で価格差のある商品が見つからなければ、当然せどりで利益を生み出せません。そして、利益商品が見つからない根本的な原因は、リサーチ方法が間違っていることにあります。

リサーチ方法の間違いとしては、以下の2つです。

  • お手本が間違っている
  • 再現ができていない

仕入れ先は実店舗や楽天・ヤフオク・メルカリなどさまざまですが、実践する際は誰かをお手本にしているはず。

間違いの1つ目は、参考にしている情報発信者のリサーチ方法自体が、そもそも正しくないケース。もう1つは、「やっているつもり」でも無意識に自己流の解釈が入り、お手本を正確にトレースできていないケースです。

解決策①:正しい手法を「完全に」真似ることから始める

まずは、参考にしているマニュアルや動画をもう一度細部まで見直し、完全に同じ手順で実践(トレース)できているかを確認しましょう。僕の経験でも、スクールの生徒さんに実践してもらうと、教えたやり方と全然違うということはよくあります。

改めて完全にトレースしながら実践しても利益商品が見つからない場合は、その手法自体が正しくない、または古くなっている可能性が高いです。その場合は、参考にする人を変えて別の正しい手法を学ぶ必要があります。

正しい手法を完全に真似る」ことが、せどりで利益を出すための第一歩です。

【第2の壁】利益商品を見つけても、いざとなると「仕入れられない」

【第2の壁】利益商品を見つけても、いざとなると「仕入れられない」

次に「【第2の壁】利益商品を見つけても、いざとなると仕入れられない」について、3つの原因とそれぞれの解決策を見ていきましょう。

原因②:利益率の目標が高すぎる

高い利益率を狙いすぎると、なかなか商品を仕入れられないという状況になりがち。例えば、初心者がいきなり利益率20%や30%を狙うのは非現実的です。

高い利益率に固執していると、確実に利益を出せるはずの商品を見つけても「これでは十分な利益が取れない」と見送ってしまうことになります。それではチャンスが少なくなるのも当然です。

解決策②:まず利益率10%で「売る経験」を積む

せどりを始めたら、最初は利益率10%前後(慣れるまでは5%でもOK)を目安にしましょう。まずは「仕入れて売る」という一連のフローを経験し、売上を立てることが重要です。

利益率の改善は、経験を積んでからでも遅くありません。「勉強しながらお金を稼ぐ」という感覚で、取引回数を増やしていくのがおすすめです。

たとえ利益率が低くても、取引回数が増えれば、まとまった利益になるものですよ!

中には、「私のせどりの先生は30~50%の利益を取っている!」という人もいるかもしれません。しかし、その先生も初心者の頃からそんなに取っていたわけではないはずです。

私自身も中古品では利益率40%以上をキープしていますが、最初からそうだったわけではありません。いきなりプロがたどり着いた境地を目指すのは現実的ではないので、最初は利益率10%を目安に経験を積んでいきましょう。

原因③:販売価格の見積もりが甘い(未来が読めていない)

Amazonせどりでうまく仕入れられない原因の2つ目は、販売価格の見積もりが甘く、取れるはずの利益を取り逃がしているというもの。

現在のカート価格だけを見て利益計算をしているため、「ライバルの在庫が切れた後、価格が上がる」といった未来の価格変動を読めていないことが原因です。Amazonの価格は、ライバルの在庫状況などで常に変動するものです。

少し先の未来を予測する力がなければ、せどりで大きく稼ぐことは難しくなります。

解決策③:Keepaで「未来の価格」を予測して仕入れる

Amazonせどりでは、以下の要素を複合的に分析し、自分が販売する時点での現実的な価格を予測する必要があります。

  • ライバルの数と在庫数
  • 価格の推移
  • 想定される上限値と下限値

まず、自分と同じ価格帯のライバルは何人いるのか、その在庫はあと何日でなくなるのかを分析します。そして、Amazonの価格履歴を確認できるツール「Keepa」で過去の価格変動を確認し、現在の価格は通常時と比べて高いのか、安いのかをチェックしましょう。

その後、最も高く売れた場合と最も値下がりした場合の価格を想定し、「下限値で売っても赤字にならないか」を基準に仕入れを判断します。

これらの価格データは、Keepaを見れば一目で分かります。「Keepaのことがよく分からない」「使い方を知りたい」という人は、以下の関連記事をぜひチェックしてみてください!

(関連)Keepaの使い方で覚えるのは6つだけ!Amazonで売れる商品を見つける神ワザも紹介

(参考)Keepa(公式)(※別タブで開きます)

原因④:【ヤフオク仕入れ】落札相場を調べていない(おさらい不足)

仕入れがうまくいかない原因の3つ目は、ヤフオク仕入れを狙って1円オークションなどに入札しているケースです。

開始価格が安いという理由だけで毎回のように入札するものの、結局は高値更新されて落札できないという人は少なくありません。そのような場合、仮に落札できても利益が出ない価格になってしまいます。

「利益の取れる価格では落札できない商品」に無駄な時間を使っている状態であるため、せどりで成果を出すためには改善していく必要があります。

解決策④:「落札履歴」を見て、現実的に仕入れられる商品に絞る

オークションの入札後には、落札できなかった場合でも「落札履歴」を確認して、その商品の平均的な落札相場を把握しましょう。そして、自分の仕入れ上限額で落札できる可能性が低い商品は、潔く諦めてリストから除外します。

Amazonせどりで成果を出すためには、作業効率が大切。利益の出ない商品を追いかけず、「見切る勇気」も必要です。

【第3の壁】出品したのに、なぜか全く「売れない」

【第3の壁】出品したのに、なぜか全く「売れない」

続いて、「【第3の壁】出品したのに、なぜか全く売れない」について、原因と解決策を紹介します。

原因⑤:売れない本当の理由をデータで分析できていない

Amazonに出品した商品が売れない理由は、「カートが取れていない」「価格が高すぎる」「そもそも需要がない」など、さまざまです。その中で、自分の商品が売れない本当の原因が分からなければ、正しい対策は打てません。

商品が、売れない時に「なんとなく値下げする」など感覚に頼った対応はNG。データを基にした適切な判断が必要です。

解決策⑤:「ビジネスレポート」で原因を特定し、打ち手を決める

Amazonセラーセントラルのビジネスレポートを使えば、売れない原因が明確になります。

ビジネスレポートは、Amazonのセラーセントラルにログイン後、以下の手順で確認できます。

1.左上の三本線をクリックし、「レポート」→「ビジネスレポート」の順に進む

1.左上の三本線をクリックし、「レポート」→「ビジネスレポート」の順に進む

2.子商品別の詳細ページ売上トラフィックをクリック

2.子商品別の詳細ページ売上トラフィックをクリック

以下、ビジネスレポートを使った原因の特定方法を2ステップで解説します。

STEP1. カート獲得率を確認し、0%なら価格を調整する

まずは、ビジネスレポートを右の方にスクロールし、「おすすめ商品(ショッピングカートボックス)の割合」をチェックしましょう。これをカート獲得率と呼び、0%の場合は価格が高すぎる可能性が高いです。

これをカート獲得率と呼び、0%の場合は価格が高すぎる可能性が高いです。

カート獲得率とは、商品ページの「販売元」として表示される割合のこと(以下画像参照)。

カート獲得率とは、商品ページの「販売元」として表示される割合のこと

Amazonでは同じ商品を複数の出品者が販売しており、その中で自身が販売元として表示される状態にすることが大切です。カートを獲得できていないと、お客さんの目に触れる機会が極端に少なくなり、結果として売れない状態になります。

カートが取れていない場合の対策としては、まずカート価格に合わせるのが基本

また、カート獲得はFBA(Amazonによる配送代行サービス)の方が有利です。カートを獲得しているライバルセラーがFBA出荷で、自身が自己発送の場合は、FBAへの切り替えも必要になってきます

上記画像のように、商品ページの「出荷元」がAmazonになっているなら、ライバルはFBA出荷を利用しています。自己発送で対応している場合は、FBAへの切り替えを検討してみましょう。

STEP2. セッション数とページビューで「商品需要」を判断する

カートが取れているのに商品が売れない場合、以下の原因が考えられます。

  • 価格が高すぎる
  • そもそも需要がない

価格については、前述のツール「Keepa」で実際に売れている価格帯を確認し、適正価格に合わせることが大切です。

需要については、ビジネスレポートの「セッション数」「ページビュー数」を確認します(以下画像参照)。

需要については、ビジネスレポートの「セッション数」「ページビュー数」を確認

閲覧数が極端に少ない商品はそもそもの需要がなく、リサーチ段階での失敗である可能性が高いです。もし需要がない商品の在庫を抱えている場合は、以下2つの選択肢から対応を検討しましょう。

  • Amazonからは引き上げてヤフオクやメルカリでの損切りを検討する
  • 可能な範囲で現金化し、次の商品の仕入れに切り替える

売れていない状況でなんとなく続けるのではなく、このようにデータを見て対策を考えていくことが重要です。

【第4の壁】やっと売れたのに、結局「赤字」になってしまう

【第4の壁】やっと売れたのに、結局「赤字」になってしまう

最後に、「【第4の壁】やっと売れたのに、結局「赤字」になってしまう」について、原因と解決策を見ていきましょう。

原因⑥:リサーチで見抜ける「値下がりサイン」を見逃している

初心者が遭遇する赤字の多くは、リサーチ段階で予測できたはずの値下がりを見逃してしまい、販売価格が想定を下回るケースです。価格変動チェックツール「Keepa」の価格グラフの変動だけを見て、その背景にある「出品者数の増減」を見ていないことが原因。

ツールを正しく使い、仕入れ前のリサーチを徹底すれば、将来の赤字リスクを減らすことは可能です。

解決策⑥:Keepaの「出品者数」と価格をセットで考える

Keepaを使って価格をチェックする際は、「なぜ価格が変動したのか」を出品者数の増減とセットで考えることが大切です。

危険なのは、以下画像のように出品者が減ったことで一時的に価格が高騰しているパターン! 後から出品者が増え、価格が元に戻る可能性が高いです。

値上がり後の価格をベースに考えてしまうと、赤字になったりほとんど利益が残らなかったりするため注意しましょう。

値上がり後の価格をベースに考えてしまうと、赤字になったりほとんど利益が残らなかったりするため注意しましょう。

(※本画像はKeepaのグラフを簡略化したイメージ図です)

ただし、「セールなどで一時的に出品者が増えて値下がりしたが、本来の適正価格に戻っている」というパターンなら安全です。長い目で見て、価格がどこで落ち着きそうかを予測しましょう。

出品者数と価格変動をセットで分析すれば、赤字のリスクを避けられます。

原因⑦:赤字を恐れて損切りができない

赤字になることを過度に恐れて損切りしないというのも、せどり初心者によくある失敗です。赤字 = 失敗」という考えに固執すると、「不良在庫を抱えてキャッシュフローが悪化する」というより大きな失敗に繋がります。

せどりの利益を安定させるためには、「赤字」に対する考え方を見直す必要があります。

解決策⑦:「損切り」で資金を回転させ、トータルでプラスを目指す

Amazonせどりでは、上級者でも赤字商品は必ず出るものです。まずは「全ての商品でそれぞれ利益を出す」という考えを捨てましょう。

トータルでのプラスを目指し、一つの赤字は他の黒字商品でカバーすればOKと考えます。赤字商品の損切りは必要経費であり、値戻りを期待して不良在庫を抱えるのは、キャッシュフローを悪化させる最悪の選択です。

せどりで継続的に利益を出すためには、損失を最小限に抑えて現金化し、次の仕入れに資金を回すことが重要です。個々の商品の勝ち負けではなく、「トータルで勝つ」という視点を持ちましょう

よくある質問【FAQ】

よくある質問【FAQ】

ここまで、Amazonせどりで儲からない原因と対策をご紹介してきました。最後に、Amazonせどりをこれから始める人向けに、よくある以下3つの質問にもお答えします。

疑問点を解消し、Amazonせどりに挑戦してみましょう。

Amazon物販は儲かりますか?

Amazon物販は、正しい知識で実践すれば儲かるビジネスです。

しかし、この記事で解説したような壁にぶつかって挫折してしまう人がいるのも事実。利益を出すための仕組みを理解し、正しいステップで進めていく必要があります。

以下の記事では、Amazonせどりに必要な知識を網羅的に解説しています。これから始める人は、ぜひチェックしてみてください!

(関連)Amazonせどりの始め方はこれ1記事でOK!知識ゼロ・未経験でも安心の完全ガイド

Amazonせどりのデメリットはありますか?

Amazonせどりのデメリットとしては、ライバルとの価格競争や独自の手数料アカウント停止のリスクなどが挙げられます。だからこそ、利益を出すためには正しい知識で取り組むことが大切です。

Amazonは多くの消費者が利用するプラットフォームであり、ノウハウを学んで正しく実践すれば着実に利益を出せます。

Amazonせどりで売れるものは何ですか?

Amazonせどりで売れるジャンルとしては、家電やおもちゃ、ゲームなどが鉄板。うまく仕入れ・販売ができれば初心者でも月利20万円を狙えます。

以下の記事では、せどり・転売におすすめの商品をランキング形式でご紹介。ジャンル選びに悩んでいる人は、あわせてチェックしてみてください。

(関連)【厳選】転売おすすめ商品ランキング|初心者でも月利20万円を狙える!

Amazonせどりは「仕入れ力」と「販売力」のバランスで決まる!

Amazonせどりは「仕入れ力」と「販売力」のバランスで決まる!

今回は、Amazonせどりで儲からない初心者が陥りがちな7つの原因と、その対策について解説しました。

Amazonせどりが儲からない原因は、才能や努力不足ではなく、多くの初心者が通る共通の「4つの壁」にあります。

また、「商品を安く仕入れる技術(=仕入れ力)」ばかりに目が行きがちですが、本当に稼ぎ続けるためには、データを元に「商品を売り切る技術(=販売力)」と、赤字を恐れず「損切りする覚悟」も重要です。

この記事で解説した7つの対策の中から、まずは一つでも構いません。あなたの状況に最も近いと感じるものから、ぜひ実践してみてくださいね。

物販総合研究所では、独自のリサーチツールを使ったAmazonせどりを学べる「PoiPoiせどり無料WEBセミナー」を開催しています

もう儲からないと悩みたくない!」という方に向けて、稼げる仕組みを存分に紹介していますので、ぜひ以下のバナーをクリックしてセミナーにお越しください!

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