アンティークコインが売れない2つの理由
アンティークコインが売れない理由は、ずばり、次の2つです。
それぞれについて詳しく解説していきます。
以下の記事では、アンティークコインの市場動向や魅力、実際に利益の出たコインなどの情報を一気に紹介しています。ぜひ、あわせてチェックしてみてください!
(関連)アンティークコイン転売のリアルを公開!実例をまるっと見せます!
理由①需要の低いコインを扱っている
当然のことですが、どんなコインでも簡単に売れるわけではありません。「これが欲しい!」と思われるような需要の高いコインでなければ、売れにくいのが現実です。
売れないアンティークコインの特徴は、後の段落で紹介します。
理由②出品者として信頼されていない
アンティークコインは、比較的安価なものでも価格は1万円を超えるのが一般的です。1万円以上の買い物となると「信頼できる相手から購入したい」と考えるのは自然なことでしょう。
商品ページを見たときに信頼感が伝わらないと、購入を敬遠されてしまう可能性が高くなります。次のような出品者は信頼を得にくいです。
- ショップの評価がない
- コインの知識がない状態で販売している
- 言葉遣いに違和感がある
- 質問への対応が丁寧でない
アンティークコインが売れない場合の対処法
アンティークコインが売れない場合にできる対処法には、次の4つがあります。
アンティークコイン転売で失敗しないため、心がけるべき対処方法をみていきましょう。
以下の動画では、アンティークコインが売れずに悩む人に、問題点と解決策を解説していますので、あわせて見てみてください。
偽物のコインを仕入れない知識を身につける
アンティークコイン転売を成功させるには、偽物のコインを仕入れないようにする必要があります。
まずはスラブ情報の見方を知るのが大切です。スラブには、主に以下のような情報が記載されています。
- コインの製造年
- 国名
- 素材
- コインの名前
- グレード
- 鑑定番号など
スラブのどこに何の情報が書かれているのか把握できるようにしましょう。
信頼できる仕入れ先を獲得するのも重要です。怪しいコインを扱う業者はもちろん、相場よりも割高・割安なコインを販売している業者などは避けましょう。
永久買戻し保証がついている業者なら万一の場合も安心できます。
永久買戻し保証とは、わかりやすくいえば、アンティークコインの返品制度です。保証をつけている業者は贋作などを取り扱っていない意思表示となり、一定の信頼がおけます。買戻し保証がついているかどうかや買戻し期間については、業者のウェブサイトなどに掲載されているため、事前に確認しましょう。
需要の高いコインを選ぶ
アンティークコインを売るのを成功させる対策として、やはり需要の高いコインを選ぶのが大切です。高い需要をもつアンティークコインには、次のような特徴があります。
- 希少性が高い
- グレードが高い(状態が良い)
- 人気のコイン
グレードが高く、発行枚数が少ないコインは希少性が高いため、価格も高額になりやすく、需要のあるアンティークコインといえるでしょう。
グレードとは、アンティークコインの品質・状態を表す指標です。PCGSやNGCなど鑑定機関がつけたグレードは信頼性が高く、偽物のリスクも低くなるため、安心して購入できるコインとして転売しやすくなります。
購入者が信頼できるためのショップを作る
オークションサイトなどでは、購入者からの信頼が得られていないとアンティークコインを出品しても売れない場合があります。
近年では、偽造スラブで偽物を本物と称して販売したり、スラブ入りの写真を使って後から本物と偽物をすり替えたりする詐欺も存在するため、購入者が警戒心をもつようになっています。
とくに、スラブに入っていないコインを扱う場合は、鑑定した証拠がないため偽物の恐れがあり、購入者にリスクが大きいと思われてしまうため、出品しても売れない可能性が高いです。
アンティークコイン転売では、購入者に信頼してもらえるショップ運営を地道に続けていく必要があります。
アンティークコイン転売をプロに学ぶ【体験談あり】
ここまで、売れない状況を避けるためのポイントを紹介してきましたが、結局、一番早いのは詳しい人から学ぶことです。
物販総合研究所では、アンティークコイン転売のノウハウを教えています。今回は、実際に成果を出しているスクール生の具体例を紹介します。
今回紹介するのは、アンティークコイン転売で92万円の利益を達成した宮本さん。普通の主婦だった宮本さんは、偶然動画を見ていたときに流れてきた広告で物販総合研究所に興味をもちました。
数ある物販のなかから宮本さんが選んだのはアンティークコイン転売。
慎重な性格だという宮本さんは、最初は安いコインの転売で数千円の利益から売買をスタートさせました。
宮本さんのやり方は、eBayで仕入れて日本のオークションサイトで売る方法です。コツコツと取引を積み上げ、1年後には10万円の収益を達成。さらに、一度取引をした相手から信頼を得て、ついに92万円の売買を成功させました。
今後は、積極的に高額のコイン取引にもチャレンジしていきたいと考えている宮本さん。普通の主婦だった宮本さんも、しっかりとアンティークコイン転売のやり方を学び、真面目に取引を重ねていくことで高額の利益を出せるようになっています。
宮本さんの実際のストーリーに興味のある方は、以下の動画をご覧ください。
売れないアンティークコイン7選
売れるアンティークコインを見極めるためには、売れないアンティークコインの特徴を知ることも大切です。
この項目では、物販総合研究所で教えている「売れないアンティークコイン」について紹介していきます。
以下の動画でも、手を出してはいけないコインについて詳しく解説しています。
①中国コイン
古い時代に中国で作られたコインは、偽物が特に多く、真贋の見極めがとても難しいです。リスクが高すぎるため、初心者は手を出さないほうが無難でしょう。
ちなみに、極端に入札が少ない中国コインは、偽物かもしれないと疑ってよいでしょう。プロは偽物に入札しません。安い価格のままオークションが終わっている場合、偽物なので入札されなかった可能性があります。
②地金コイン
地金コインとは、コインのデザインや芸術的な価値はほぼなく、地金の価値しかないコインを指します。代表的なものとして、カナダのメイプルリーフ金貨や中国のパンダコインが挙げられます。いずれも、発行枚数が多すぎて、希少価値がつきにくいものです。
地金コインは、短期で利益を出すアンティークコイン投資には向いていません。一方で、金投資として長期保有するなら購入を検討する価値があるでしょう。
③ディテールズコイン
劣化が激しすぎて、第三者鑑定機関によるグレード(例:MS〇〇、PF〇〇)がつかなかったコインをディテールズコインといいます。具体的には次のようなコインです。
- 磨いている
- 傷がある
- 曲がっている
- 加工の跡がある(ジュエリーにしていたなど)
グレードは、コインの価値を判断する際に重要な指標になります。ディテールズコインにはグレードがつかないため、必然的に市場における価値も低く、売れにくいです。
④NGC・PCGS以外のコイン
NGCとPCGSは、世界のアンティークコイン鑑定のうち90%をおこなっている鑑定会社です。真贋を見分ける際には、最初に、鑑定会社がNGCまたはPCGSであるかを確認するほど、両社は高い信頼を得ています。
対して、他社鑑定はNGCやPCGSと比べると信頼度が下がります。結果的にNGCやPCGS以外が鑑定したコインは価値を低く見積もられがちです。
⑤グレードの低いコイン
コインの保存状態や外観の評価基準を示す指標「グレード」が低いコインは避けるべきです。特に、発行年数が最近のモダンコインはグレードが低いと需要がありません。
新しくて状態の良いコインが多数あるなか、わざわざグレードの低いものを買う意味がないからです。
古いコインはグレードの見極めがやや難しい場合があります。その種類のなかでは最高鑑定でも、他の種類と比べると相対的にグレードが低く評価されることがあるからです。
種類ごとの特徴を踏まえてグレードを比較するのは難しいですが、少なくとも、グレードが明らかに低いコインを避けることは基本的なポイントです。
⑥銅のコイン
銅でできたコイン(銅貨)は、一部のコレクター以外に需要がありません。金貨や銀貨に比べると、金属としての価値が低いため、売買される価格も安いです。利益を出すのが難しいため、鋼のコインを集める目的以外では、仕入れないほうが無難です。
⑦意味不明なエラーコイン
「日本のエラーコイン(50円玉の穴がずれたものなど)は高値がつく」というのは広く知られた話です。しかし、同じ感覚で欧米のエラーコインを仕入れると失敗してしまう可能性があります。
欧米では、エラーコイン自体にあまり価値があるとされず、ただのB品扱いになる場合も。日本の造幣局はエラーコインを出すことが滅多にないため希少価値がありますが、欧米のエラーコインは比較的、数が多いからかもしれません。
【初心者向け】アンティークコイン投資に失敗しやすいポイント
アンティークコイン投資に失敗しやすいポイントは次の3つです。
理由と対処法を詳しく解説していきます。動画で見たい方は、以下の動画をご覧ください。
実績の少ないコインを仕入れる
実績の少ないコインとは、過去に売買された履歴がほとんど見つからないコインのことです。
こうしたコインが1度だけ高値で落札されていたからといって、すぐに「仕入れよう!」と判断しないようにしましょう。というのも、そのときたまたま売れただけかもしれないからです。
「売れる」という確実性は低く、短期で利益を出すのにも向きません。
1度の実績を見るのではなく、過去1~3年程度にわたる売買実績をチェックすれば、需要を正確に判断できます。
偽物のコインを仕入れる
コインの偽造では、コイン自体の偽造だけでなく、鑑定自体の偽造にも気を付けねばなりません。
偽物かどうかはケース・ラベル・コインの3つを見て確認します。
3つすべてが偽造されていればまだ見抜きやすいのですが、3つの内、1つだけが偽物(ケースとコインは本物だがラベルだけ偽造)というケースもあり、こうした場合、見抜くのは困難です。
とはいえ、次のようなセラーに関わらないことで、偽物を仕入れるリスクを下げられます。
- 評価が少ない・極端に低いセラー
- 特定の地域・国のセラー
評価が少なかったり、低かったりするセラーは「信用できるかどうか」という点で、他の実績豊富なセラーに劣ります。
また、2025年現在、ポーランドと中国は悪質なセラーの割合が高いです。避けたほうが安全でしょう。
入札が多いコインを仕入れる
「入札が多い = 人気がある」とは限りません。
たとえば、ヤフオクでは1円から出品する「1円出品」で入札数が増える傾向にあります。1円スタートは、許容できる落札価格との差が大きいからです。欲しい人が2人しかいなくても競り合えば、自然と入札数は増えていきます。
一方で、入札が思うように伸びず、相場よりも安い価格で落札されてしまうケースも少なくありません。入札件数の多さだけを基準に「入札件数順」に並び変えて商品を探すと、利益を生む商品を見逃してしまう可能性があります。
入札数だけに注目するのではなく、開始価格や入札の動きの背景を含めて、全体の流れを分析することが重要です。
よくある質問【FAQ】
最後に、アンティークコインの売買についてよくある質問を紹介します。
アンティークコインを売却したら税金はいくらかかりますか?
アンティークコインを売却するときに利益が発生した場合、コインの所有期間が5年未満の場合は短期譲渡所得、5年以上の場合は長期譲渡所得として納税します。
計算方式はそれぞれ以下の通りです。
- 短期譲渡所得(5年未満):売却価額–(購入代金–譲渡費用)–50万円
- 長期譲渡所得(5年以上):売却価額–(購入代金–譲渡費用)–50万円×1/2
譲渡費用は、購入や売却にかかる手数料などです。
(参考)国税庁|No.3105 譲渡所得の対象となる資産と課税方法(※別タブで開きます)
アンティークコインの人気ランキングはありますか?
人気ランキングではありませんが、ヤフオクで過去10年間に売れたアンティークコインのうち、高額ランキング25を紹介した動画があります。参考にしてみてください!
アンティークコインはどこで買うのがおすすめですか?
アンティークコインは、eBayで購入してヤフオクで売るのがおすすめ。安く仕入れて高く売れるからです。
eBayでは日本で人気のコインを、日本の市場よりも安い価格で仕入れられます。ヤフオクのユーザーは購買力のある富裕層(中高年の男性)が多いので高額でも売れやすいです。
アンティークコインが売れない人は詳しい人に学んでみよう!
アンティークコインが売れない主な原因は、「需要の低さ」と「信頼の欠如」という2つに集約されます。
- 偽物を避けるための基礎知識を身につける
- 需要の高いコインを選ぶ
- 信頼される出品者になる
これらのポイントを押さえることで、売れなかったコインがスムーズに現金化できるチャンスへと変わっていきます。
もし一人で解決が難しい場合は、経験豊富なプロに学ぶという選択肢が非常に有効です。
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