無在庫の販売スタイルとは?
無在庫
無在庫は在庫を持たずに販売するスタイルです。主に、海外のネットショップやインスタグラムの写真などを利用して出品し、売れたら買い付け先を探して購入、そして購入者の元へ発送します。
・メリット
在庫を持ちませんので金銭的リスクが全くありません。外注化もせず自分で出品を行い、買付け、そして発送をすれば、BUYMAの手数料や資材などかかる経費以外は全て利益となります。
元手なしで利益が得られますので、資金がない方にはとてもおすすめの販売方法です。
・デメリット
在庫を持ちませんので、売れた時に在庫がなければキャンセルをしなければならず、キャンセル率も上がってしまいます。商品が手元に届くまでに時間がかかるものもあるので、時間がかかる事でクレームが来たり、評価に響く場合もあります。
また、事前に商品を見ることが出来ないので、詳細がすぐに答えられない事でお客様を逃がす事もあります。
有在庫の販売スタイルとは?
有在庫
有在庫は事前にリサーチをし、商品がどのくらいの個数、いくらで売れるのかを予測し先に買付けを行います。買い付け先は、海外、国内など様々な場所で行います。手元に商品がありますので、自分で撮影や採寸をしBUYMAへ出品します。
・メリット
商品が手元にありますので、「即発」等のタグを付けて販売が可能です。
商品の質問が来ても、すぐに確認が出来るので回答に時間がかかりません。「有在庫」は無在庫よりも売りやすいので、比較的早く利益に繋げられます。また、無在庫よりも多少高くてもすぐに手に入れたい購入者に選ばれます。
海外旅行へ行くついでに買付けも可能です。ヨーロッパからの買付けの場合には、Vatの還付が出来ますので、現地在住の方よりもお得に商品を購入出来ます。
・デメリット
クレジットカードの支払までに販売が出来なければマイナスとなってしまうので、予め資金に余裕がある方しか行なえません。また、リサーチが出来ていないと在庫金額が増えていきます。
また、購入したことに満足してしまい、出品が疎かになる傾向があります。購入後は速やかに撮影をし、出品の流れをつくらないといつまでたっても売れません。
それぞれのスタイルで販売する
海外旅行が好きな方
旅行へ行ったついでに現地価格でお安く購入し、在庫を持ちながら無在庫販売も平行して行うスタイルがおすすめです。
小さいお子さんや介護であまり外出出来ない方
国内店舗買付けや、海外ネット買い付けがおすすめです。この場合は無在庫販売も、有在庫販売も並行して行えますが、資金がない方は無在庫のみでの販売がおすすめです。
副業で1日1時間位しか時間が取れない方
完全に外注化する必要があります。無在庫出品、在庫確認、問い合わせ対応、発送これらを自分が理解した上で外注、または業者に依頼することで、ご自身の作業を注文のみなどの作業に専念させます。
リサーチの時間も取れない方は、ルールを決めたリサーチを外注化するか、またはツールを使って大量出品をするなどで出品数を増やします。
上記の様に、それぞれのスタイルで出品活動を進めて行きます。
リサーチ時間が取れない方は、商品知識もないので有在庫販売が難しくなりますので、無在庫販売が中心になります。
有在庫販売で責めるには?
- リサーチをしっかり行うこと
- 安く購入出来る買い付け先を探すこと
- または、高く販売できるスキルを身につけること
- ある程度の仕入れ資金が手元にあること
などが重要になってきます。
- 過去にどのくらいの数がいくらで売れているのか(継続商品や定番商品の場合)
- 買い付け先開拓を行い、交渉をするなど少しでも安く購入する
- 販売ページでいかに自分から購入するメリットがあるのかなど、提示する
- クレジットカード枠のみではなく、2ヶ月以内に売リ切れなかった場合も考慮して資金に余裕を持つこと
その他
インフルエンサーが商品を持ってInstagram等に掲載した際に、どのくらいの反応があるのかを見たり、 商品の流通量をブランドに確認したり、今、在庫を持つメリットがあるのかを色々な角度から確認し買付けを行います。
攻めポイントは?
一番の強みである「即発」「明日着」というすぐに欲しい方に向けた販売が出来ることです。
また、国内に在住の方は、関税はご自身で負担後にエンドユーザーへ向けて販売しますので、 関税がかからないという販売方法は大きなポイントとなります。
まとめ
ある程度BUYMAにも慣れ、リサーチも出来てきた頃には月数万円の利益が出てくるかと思います。その利益を仕入れ資金にまわし、回転させることからはじめてください。少額からでも在庫が持てるブランドもありますので、例えば1万円で購入したものを1万5千円で販売するなど少しの金額からでもリスクを取ってチャレンジする事が必要です。
有在庫はリスクを必ず伴います。売れているデータがあり、利益の出る商品はまず1点から試してみて少しずつ拡大してみて下さい。