中国からの輸入は個人でも可能?
中国からの輸入は、個人でも可能です。商業目的としての大口輸入だけではなく、個人利用目的での小口輸入もできます。
近年、個人輸入できるECサイトも増えて、誰でも手軽に中国から輸入ができるようになりました。
個人輸入の多くは、自分自身で輸入の手配や、代行業者への依頼で輸入をしています。自分で輸入の手配をするのが難しいと考えるなら、輸入代行業者を通して輸入することになります。
個人輸入の注意点のひとつは、輸入金額に応じて関税がかかることです。中国から安く輸入したくても、関税で思ったより高くなってしまうこともあるのです。
個人輸入を中国からする3つの方法
個人で中国から輸入する方法を3つ紹介します。輸入方法によっては、メリットやデメリットもあり、うまくいかないこともあるでしょう。
自分にはどの方法での輸入が一番合っているか確認してみてください。
自分ですべて行う
1つ目の方法は、個人で輸入をする方法です。中国輸入初心者の方に、一番おすすめの方法です。
個人で輸入をする、というと、難しいのではないかと思うかもしれませんが、ECサイトはますます普及しているため、誰でも手軽に輸入ができるようになりました。
ECサイトでの購入方法もAmazonと同じように、ネットショッピングをするような感覚で利用できるので簡単です。有名なECサイトでは、AliExpress、アリババ、タオババがあり、日本人でも多くの方が利用しています。
個人輸入が一番ハードルの低い方法ですので、輸入に興味のある方は、個人輸入から始めてみるとよいでしょう。
中国輸入代行を利用する
個人での輸入が難しい商品や、輸入する際に煩雑な作業や手続きが必要となる場合は、輸入代行業者を利用するとよいでしょう。
輸入する商品によっては、法律などが絡み、手続きに手間がかかる場合があります。そんなときは輸入代行業者なら、全て代わりに行ってくれます。手続きの方法がわからない方でも安心して個人輸入ができます。また、中国語が分からず、どのようにしていいかわからない場合でも、代わって中国語に対応してくれます。
輸入代行業者に依頼すると、手数料はかかりますが、確実かつ安全に輸入ができるでしょう。
初めて輸入を行うので不安だと感じる場合は、輸入代行業者の活用で、安心して輸入ができます。
中国人の知り合い・外注に依頼する
中国の友人や知人に、少額の手数料で仕入れてもらう方法があります。中国輸入が難しいサイトを利用したい場合にはおすすめの方法です。
中国人や中国語のわかる友人がいない場合は、中国の掲示板を利用して求人を出すと、中国人パートナーが見つかります。
ただし、掲示板で出会った中国人パートナーとの信頼関係を築くまでには、時間がかかることになるでしょう。
中国人のパートナーは日本語ができますが、送金などは国際送金となります。また、輸送方法も脆弱な場合がありますので注意が必要です。
個人で輸入するとき、自分で中国人パートナーを探して代行の契約を結ぶのは大変な作業です。輸入代行業者を利用したほうが良いでしょう。
中国輸入のメリットとは?
個人で中国輸入をするのは大変なのではないかと、思っていませんか?大変なこと以上に、メリットも多くあるのが個人輸入なのです。
そこで、中国輸入を個人でするメリットを紹介していきますので、参考にしてください。
国内仕入れより利益率が高い
中国輸入の一番の魅力は、原価が安く、利益率が高いということです。
Amazonで購入すると2,000円の商品が、中国のECサイトのアリババやタオババでは、300円ほどで売られています。
輸入するときには、商品原価の他に、関税や送料などの費用もかかり、高くなってしまうのではないかと思う方もいるでしょう。
でも実際は、輸入費用を差し引いても、商品原価が安いため、十分に利益を出すことは可能です。
商品のバリエーションが豊富
中国輸入で取り扱う商品には、豊富なバリエーションがあります。
インテリアをはじめ、ファッション、おもちゃ、車用品、スマホ用品、アクセサリーなど種類が豊富です。この他にも様々なジャンルがあります。中国のECサイトなどで、リサーチしてみるといいでしょう。
中国輸入できる商品は非常にたくさんありますが、輸入ができない商品もあります。輸入可能な商品かどうかは事前に調べて確認しましょう。
商品の回転率が高い
中国から仕入れた商品は、原価が安いので安価に売ることができることから、販売商品の回転率を上げやすいです。
その逆に、高額な商品はなかなか売れないため、初めて中国輸入を利用して販売する方にとっては、難易度が高くなります。
一つあたり数百円から数千円と安い商品は多く売りやすく、利益を出しやすいということになります。安価な商品は一日あたりでも多くの数を売ることができるので、高額な商品を一つ売るのと同じくらいの利益が出ます。
回転率の高い商品はキャッシュフローが良くなりますので、初めて個人輸入に取り組む方にとっては、資金繰りも良くなるでしょう。
外注化できる
個人輸入する場合は、販売登録や輸入手続きなどの作業に時間を取られることも多くなるでしょう。
そこで、手数料がかかっても、輸入代行業者を利用して仕入れから輸入手続きまで代行してもらうことで、自分の時間にも余裕を作ることができます。
個人輸入では、手間のかかる業務は外注して、売れる商品のリサーチや販売戦略に時間をかけたほうが、利益を上げやすくなります。
中国輸入ビジネスのデメリットとは?
中国個人輸入には、メリットばかりではなくデメリットもあります。デメリットの多くは、事前に把握しておくとすぐに対応して解決できるでしょう。
ご自身が個人輸入するうえで、問題だと感じる部分がないかを確認しておきましょう。
商品が届くまでに時間がかかる
中国から輸入をする場合は、船便や空輸で運んでくるため、発注から納品までに時間がかかります。
納品までの時間を事前に把握できなければ、在庫切れや、余剰在庫の発生になりかねません。現在の売れ行きと在庫の状況から輸入するタイミングを見極めることが大切です。
一日あたりの販売数を確認し、納品までの日数を逆算しながら輸入するようにしましょう。
品質が悪い商品を仕入れてしまう
中国では品質よりも大量生産することを優先するため、輸入した際に品質の悪い商品が混ざることがあります。
品質の悪い商品を避けるためにも、ショップの評価を確認したり、初めての取引先からは少なめの個数で仕入れるようにしましょう。
品質の悪い商品を仕入れてしまうと、再発注までに時間がかかることにもなり、在庫切れにつながることもあります。
できれば事前に検品を依頼して、品質の悪い商品を仕入れないようにしましょう。
関税・国際配送料がかかる
中国から輸入する際には、関税や国際配送料がかかります。輸入時に関税や国際配送料のことを計算しておらず、思っていたよりも輸入費用が掛かってしまうこともあります。
特に国際配送料は国際情勢によっても変動するため、不安定で読みにくいこともあります。国際配送料が高い時には、輸入費用も高くなり、利益があまり出ないということも起こります。
輸入する前に、商品の原価を把握しておくことも大切ですが、関税や国際手数料も合わせて計算して確認しましょう。
トラブル処理が大変
個人輸入した場合に大変なのが、トラブル処理です。
直接工場から仕入れをしている場合には、中国語でトラブル対応をすることになります。中国語ができる方であれば、問題なく対応できますが、中国語での対応ができないとトラブルの解消は難しくなるでしょう。
そのうえ、トラブル解消にあたっては、文化の違いもあります。
中国の工場から仕入れたものに不備があり返品する場合には、着払いではなく、元払いとなります。日本なら、不良品の返品の場合は着払いで送り返した後、修正された商品が届きますが、国が変わるとそうはいきません。
トラブルに巻き込まれたときにすみやかに対応できるよう、輸入代行業者などを活用してみるとよいでしょう。
中国輸入のやり方を解説
中国輸入をやりたいと思っても、最初は何から始めていいかわからないことも多いでしょう。
そこで、中国輸入の手順を分かりやすく、まとめていますので、参考にしてください。
仕入れる商品をリサーチする
中国から仕入れる際には、利益が出る商品をリサーチしなくてはなりません。リサーチをしっかりと行っていないと、売れない商品を仕入れて在庫だけをかかえてしまうことになるからです。
中国輸入で利益を出せる商品をリサーチする方法は、同じように中国輸入を行っているセラーを見つけることから始めます。ほかのセラーが中国から輸入し、販売している商品であれば、輸入しても売れる可能性が高いでしょう。
初めて中国から輸入する際は、Amazonで相乗りできる商品を選ぶと売れやすいです。すでに商品ページはありますから、相乗りして出品することで販路を確保できるのです。
商品の利益を計算する
仕入れたい商品が、どのくらい利益を出せるのかを事前に計算しておく必要があります。利益計算をしていないと、売れてもほとんど利益が出ないどころか、最悪の場合は赤字になってしまう可能性もあるでしょう。
利益を計算する場合には、商品の原価だけでなく、関税と国際運送費も計算に入れて行ってください。国際運送費は、国際情勢によって変動します。
事前に、商品価格+関税+国際運送費の合計を計算をしていないと、仕入れただけで赤字になってしまう可能性さえあります。
出品者に仕入れ値を交渉する
中国から仕入れる際には、出品者などに仕入れ値を交渉するようにしましょう。
中国で販売されている商品は、値切られることが大前提で価格が付いています。掲載されている価格そのままで購入をしてしまうと損してしまうことになるでしょう。
しかし、ただ安くしてほしいとお願いしても、交渉には応じてくれません。出品者にメリットのある方法で交渉してみましょう。
例えば、商品の仕入れ数を増やしたり、今後も継続して取引したりすることを条件に交渉をしてみることをおすすめします。
商品の受け取り・検品
中国から仕入れた商品を受け取ったら、必ず検品をしましょう。
最近は中国の商品の品質も良くなってきてはいますが、それでも品質の悪い商品が混ざって届く確率は高くなります。
検品時に特に注意したいのが、壊れていないことと、デザインに問題がないかということです。中国から輸入する途中で破損してしまっていることは多く、大量生産時に製造ラインが変わって、デザインも変わっている場合があるので注意してください。
商品の出品(国内ECサイト)
検品が完了したら、次は国内のECサイトに出品登録をしましょう。
個人輸入した商品を初めて販売するのに、おすすめのサイトはAmazonです。Amazonであれば、他の人が出品している商品に相乗りという形で出品ができます。すでに商品ページができていることもあって売れやすいでしょう。
自分で新しく出品をする場合には、商品ページを作り込むことが大切です。お客様に商品ページを通じて、商品の魅力を最大限に伝えられるようにしましょう。商品ページの作成と合わせて、商品を認知してもらうこと、どのような広告を出していくかも考えるようにしてください。
売れた商品の梱包・発送
商品が売れたら梱包し、発送をしましょう。
自分で梱包するのであれば、事前に商品が傷つかないように梱包できる素材を、購入してください。発送する際には、なるべく配送料の安い方法を探しましょう。
自分で梱包から発送までするのが大変という方は、AmazonのFBAというサービスを利用するといいでしょう。FBAを利用することにより、商品の梱包から発送まで、すべて代わりにやってくれますので、手間がかかりません。
再出品や顧客対応をする
商品販売後は、売り切れにならないように再出品をしましょう。売り切れの状態のままでは、売るチャンスを逃してしまうことになります。
商品発送後は顧客へのアフターフォローも忘れずに行いましょう。アフターフォローする際は、サンクスメールを送るようにしてください。サンクスメールを送ることでリピーターとして再度購入をしてくれる可能性も高くなります。
サンクスメールを自動で送信してくれるサービスもありますので、メールを送る時間がない方は活用してみるとよいでしょう。
中国から個人輸入できるECサイト
中国から個人輸入できるECサイトも数多くあります。
自分の使いやすいECサイトを利用することはもちろんのこと、複数のECサイトを利用して輸入をしてみるとよいでしょう。
アリババ
中国輸入のECサイトで最も有名なのがアリババです。工場や卸業者が商品を直接出品しており、卸値で購入できるので、安く仕入れができます。
アリババは中国国内の業者向けの卸サイトで、最低ロット数が決まっており、ロット単位での大量購入が基本です。個人でも輸入することは可能ですが、輸入代行業者を利用することが必須となります。
安く大量に商品を仕入れたい方は、輸入代行を業者を利用し、アリババから仕入れるとよいでしょう。
→ https://japanese.alibaba.com/
自動翻訳されたようなサイトです。
→ アリババ
アリエクスプレス
AliExpress(アリエクスプレス)は、アリババが中国国外の人に利用してもらうために作成したECサイトです。
アリエクスプレスは、楽天市場のように、多くのショップが出品しています。幅広いジャンルを取り扱っているので、仕入れたい商品も見つけやすいでしょう。
ネット注文の様に商品を購入することができるうえ、一個単位からでも仕入れることができます。クレジットカードで簡単に購入ができるため、輸入代行業者を利用する必要はありません。
→ アリエクスプレス
タオバオ
淘宝網(タオバオ)は、アリババグループが一般消費者向けに作成したECサイトです。個人間での取引を中心としており、個人で中国輸入をする人に向いてるECサイトとも言えます。
取り扱っている商品が10億点以上と、非常に多いのが特徴です。ジャンルも幅広く取り扱っているので、仕入れたい商品が見つけやすいはずです。
個人間での利用を中心としているため、トラブルがあった時の対応に困らないよう、輸入代行業者を利用して輸入するといいでしょう。
→ タオバオ
天猫
天猫は、タオバオと同じく個人購入向けのECサイトです。出店基準が厳しいため、品質の良い商品が数多く揃っています。
品質の良い商品が多いので、販売価格は高いです。
日本人は品質の良い商品を好むので適しているようではありますが、輸入販売となると、原価が高くなってしまうので、利益計算をしてから輸入してください。
品質の悪い商品を仕入れてしまった後のトラブルを回避したいという人にも、天猫は向いています。
→ 天猫
その他中国ECサイト
中国のECサイトには上記で紹介してきたサイト以外にも数多くあります。
- 閑魚(シェンユー)
- 一淘网(イータオ)
- 京東商城(JD.com)
- 当当网(dangdang)
- 義烏購(yiwugo.com)
- 蘇寧易購(suning.com)
各ECサイトによって家電が有名であったり、書籍や文具に強かったりと、様々な特徴があります。
仕入れ先を選ぶ際には、同じ商品で少しでも安く売っているところを選ぶといいでしょう。
国内販売サイトの種類と特徴
ここでは、国内で販売するためのサイトをご紹介しています。
Amazon
中国輸入販売で一番奥利用されているのがAmazonです。
特に相乗り出品という方法は商品ページ作成も必要なく、簡単に出品できます。また、ツールなどを利用して売れている商品のリサーチができるので、とても利益が出しやすいのです。
スポンサープロダクト広告を掲載できるので、自分の販売している商品の認知度を上げるのにも適しています。
注意すべき点は、中国人セラーの出品が増えてきているため、価格競争に巻き込まれやすいということです。
ヤフオク
ヤフオクを利用することで、利益率を高くできます。
ヤフオクの特徴は、AmazonやメルカリなどのECサイトの中でも、手数料が一番安いということ。手数料はAmazonでFBA利用時に約30%、メルカリは販売価格の10%ですが、ヤフオクは販売価格の8.8%しか掛かりません。
また、売上確定から入金までの時間が短いのも特徴です。ヤフオクでは、売上確定から最短翌日に入金があります。
初めて中国輸入をする方にとって、入金が早いのは、資金繰りをしていく上で、嬉しいことではないでしょうか。
メルカリ
メルカリは月間利用者数2,000万人いる国内最大級のフリマアプリです。
利用者数が多いため、商品が売れる可能性が高くなります。また、様々なジャンルの商品を取り扱っているので、思わぬ商品が売れることもあるでしょう。
また、中国輸入した商品をメルカリに出品すると高値で売れることもあります。特に需要の高い商品は、瞬く間に高値で売れますので、中国から安く仕入れた商品との相性がよいでしょう。
BUYMA
BUYMAのメリットは、無在庫販売が可能なことです。
無在庫販売では、売りたい商品に利益を乗せた状態で販売し、ユーザーが購入したあとに仕入れます。売れた時点で利益は確定するので、赤字になる心配がありません。
また、在庫を持っておく必要がないため、売れ残りのリスクや在庫を抱えすぎてしまうこともないでしょう。
特に、在庫を切らしてしまうとすぐに輸入できないビジネスにとっては、在庫が無くてもいいのは安心材料ではないでしょうか。
初めての個人輸入で注意するポイント
個人輸入で注意すべきなのは、最初から大量に仕入れないということです。
いくら利益が出るからといってサンプルも仕入れていない状態で100個など大量に仕入れてしまうと、不良品を仕入れてしまった際に損失が出ます。
初めは数種類を10個ずつなどの少ない数量で輸入しましょう。また、輸入規制品や禁止品には十分注意する必要があります。
基本的には、食料品、子供が口にしてしまうおもちゃ、食器などは食品衛生法があり輸入の再検査が必要になります。該当すれば少量でも検査対象です。
また、コピー品もかなり多く散見されますので気をつけましょう。
偽物や粗悪品の仕入れに注意する
中国から輸入する際に気を付けたいのは、偽物の商品や粗悪品を仕入れてしまうことです。
中国はコピー技術が高いため、コピー商品を作成して販売していることを聞いたこともあるでしょう。
誤って偽物や粗悪品を仕入れてしまい、販売をしてしまうと、詐欺、商標法違反、不正競争防止法違反等に当たる場合があります。
誤って偽物や粗悪品を仕入れてしまわないように、仕入れ先の評価はどうなのかを調べておくようにしましょう。
注文したものと違う商品が届く
中国輸入でよくあるのが、注文した商品と違う商品が届いてしまうということです。
違う商品が届いた際に連絡すると、中国輸入仕入れ先から「先に商品を返品しないと返金はしない」などと言われることもあります。もし、このような理不尽なことを言われたとしても、あわててそのまま言われたとおりに対応しないようにしましょう。
言われたとおりに対応してしまうと、何も悪くない自分が損をすることになりかねません。必ず粘り強く交渉を行い、損失は最小限に抑えましょう。
税関で通関保留や廃棄される
中国から輸入した際に、税関で通関保留や廃棄されてしまうことがあります。
初めて個人輸入をする人に多く見られることで、 輸入のために必要な許可や承認が取れていないことや、そもそも輸入してはいけない商品を知らずに輸入している場合があるためです。
仕入れをする前に、許可や承認が必要なものかを確認しておくことが大切です。申請によっては半年以上かかる場合もあります。早めに確認して申請などの手続きを進めるようにしましょう。
商品販売で気を付けたいポイント
中国から輸入するのも大変ですが、輸入した商品が売れなければ意味がありません。
そこで、中国から輸入した商品を販売するうえで、気を付けたいポイントについてまとめていきます。
商品写真はなるべく綺麗に複数枚載せる
商品写真は、綺麗に複数枚の写真を掲載するようにしましょう。特にトップ写真は、商品の魅力を伝えるのにあたり、とても大切です。
荒い画質の写真を掲載してしまうと、良い印象を持ってもらえず、売れにくくなってしまいます。
トップ写真と一緒に掲載するサブ写真については、商品の側面や、裏面、商品詳細など、より細かな場所の写真を載せるようにしてください。
複数の写真を載せることで、お客様が商品のイメージをしやすくなりますので、商品も売れやすくなります。
検索にヒットしやすいタイトルを付ける
商品タイトルをつけるときは、検索しやすいようなタイトルをつけましょう。
自社独自の商品名をつけてしまうと、GoogleやAmazonで検索されても見つけることができません。
検索しやすいタイトルをつけると、GoogleやAmazonを利用したときに、ユーザーの目に留まりやすくなるのです。
どのような単語で検索しているか調べることのできるツールもありますので、活用してみてください。
商品説明を充実させる
商品説明は、写真では伝えきれなかったことを伝えるのに、とても大切です。
Amazonであれば、しっかりと全てのスペックを記載し、できれば使用方法も載せておきます。
フリマ系のサイトであれば、使用した感想など個人的主観も入れてあげることで、商品のイメージがわきやすくなるのです。
購入するユーザーは、商品説明を読んで納得したうえで購入していますので、必要なことは必ず書くようにしましょう。
利益のとれる値段で出品する
販売する商品の原価を計算してから、販売するようにしましょう。
他の人が出品している値段だけを参考にしてしまうと、全く利益がでないこともあります。
Amazonで相乗りをすると、他の人が出品している値段も見れるので、価格競争が起こる危険性も出てきます。しかし、価格競争をしてしまうと損失が出る可能性もありますので、出品先を変更するなどして対応していきましょう。
発送・連絡は迅速丁寧に
自分で発送している場合には、入金確認ができた翌日には出荷を済ませましょう。
購入してから商品がなかなか届かないと、購入者は不安に思い、キャンセルされてしまう原因になります。
また、問い合わせが来ることもありますが、24時間以内には返信しましょう。対応が早いほどユーザーからの信頼を得られます。
お問い合わせが来ているということは、商品に興味を持ってくださっているということですので、丁寧に回答をしましょう。