ヤフオク!の「フリマ出品」とは?
ヤフオク!の新しい機能である「フリマ出品」の概要について紹介します。
フリマ出品は、ヤフオク!で出品する際に選べるオプションで、メルカリやラクマのように定額で販売できるサービスです。
入札者にとってはオークションより、フリマ出品のほうが取引が気楽です。気に入った商品をワンクリックで買える気軽さがフリマ最大の魅力でしょう。
ヤフオク!のフリマ出品で利用できる支払い方法は「Yahoo!かんたん決済」のみとなっています。
落札者が商品を受け取り、通知しなければ代金は出品者に支払われない仕組みなので、双方が安心して取引できるシステムです。
またYahoo!プレミアム会員にならなくても出品できるという点も、フリマ出品の大きなメリット。ヤフオク!フリマ出品の詳しい機能については後述しますが、オークション形式とは異なる特徴が多く備わっています。
ヤフオク!とPayPayフリマの違いは?出品方法のコツを紹介
ヤフオク!はオークション方式、一方のPayPayフリマは定額販売方式となり、価格の決め方が違います。
しかしヤフオク!にはフリマ(定額)という機能があり、定額でも出品することが可能。ここではヤフオク!の出品方法のコツを紹介していきます。
ヤフオク!のフリマがなくなる?PayPayフリマとの関係は?
近年中にヤフオク!のフリマ(定額)機能がなくなると言われています。理由はヤフオク!のフリマ(定額)機能を、PayPayフリマに一本化していきたいから。
ヤフオク!のフリマ(定額)機能も、PayPayフリマも定額で販売できるサービスなので似ているうえに、どちらもヤフーが提供しています。
そこでオークション形式は「ヤフオク!」で、定額フリマ出品は「PayPayフリマ」で、という明確な棲み分けをしたいというのがヤフーの狙いです。
ヤフオク!と同時出品する連携のやり方
ヤフオク!と同時出品する連携のやり方を簡単に解説していきます。
ヤフオク!のフリマ出品で以下の条件を満たした場合、自動的にPayPayフリマにも同時出品されます。
- 個人の出品者
- 一部の非対象カテゴリを除くカテゴリを選択
- 「全体的に状態が悪い」以外の状態を選択
- 出品個数は1点
- 送料負担は出品者
- 配送方法はヤフネコ!パックまたはゆうパック・ゆうパケット
- 発送までの期間は7日以内
- 販売形式は定額
- 販売価格は300円〜30万円
オークションの編集で、あとから条件を満たした場合でもPayPayフリマに同時掲載されますので、気軽に出品してみましょう。
なおPayPayフリマからヤフオク!への同時出品はできず、ヤフオク!からPayPayフリマへの一方通行ですので注意してください。
ヤフオク!と連携したくない時はどうする?
PayPayフリマとヤフオク!を連携させたくない場合もあると思いますが、上記の条件を満たせば自動的に連携されてしまいます。
そこで連携したくないときは、条件を1つだけ外すのがおすすめ。例えば、配送方法を飛脚宅急便(佐川急便)にしたり、送料負担を落札者負担にしたりして、条件を満たさないことで自動連携を防ぐことができます。
またヤフオク!のフリマ(定額)でなく、オークション方式で出品するのも手ですよ。
PayPayフリマの評価もヤフオク!に反映される
ヤフオク!を利用するときは、「PayPayフリマ」の評価もヤフオク!に反映される点に注意が必要です。
Yahoo!はフリマにも力を入れており、ヤフオク!だけでなくPayPayフリマの運営も始めています。
PayPayフリマにおける出品者への評価もヤフオク!に反映されるので、「どうせヤフオク!がメインだから」とないがしろにしないよう気を付けましょう。
ちなみにPayPayフリマの評価での「普通」は、ヤフオク!の「どちらでもない」に該当します。
オークション形式とフリマ出品の4つの違い
比較項目 | オークション形式 | フリマ出品 |
1.利用者の年齢 | 30歳以上が多い | 30歳未満が多い |
2.売買金額の決め方 | 落札者が提示した金額によって上がっていく | 出品者が決める |
3.決済までの期間 | オークション終了まで待つ必要あり | 入札があれば即決済可能 |
4.向いている商品 | 付加価値があるもの | 一般的な使用価値があるもの |
ヤフオク!のオークション形式とフリマ出品って違いって気になりますよね?
どちらのサービスもヤフオク!の機能ですので、配送方法や決済方法、出品個数などの販売条件は同じです。しかし販売条件は同じでも、その性質は異なっています。
そこで本章では、オークション形式とフリマ出品の4つの違いについて解説します。
違いを正しく理解し、上手に使い分けて売上アップにつなげていきましょう。ヤフオク!に出品する前に確認してみてくださいね。
1.利用者の年齢はオークション形式よりフリマ出品の方が若い
ヤフオク!の利用者の年齢は、オークション形式は30歳以上の人が多く、一方のフリマ出品は30歳未満の人が多いのが特徴です。
これは年齢が上の世代だと、ある程度お金に余裕があるので、自らの嗜好品をオークションを使ってでも手に入れたいと考えるからでしょう。
反対に生活品やAV機器などを安く手に入れたい、と考える若い層にはフリマ出品が人気。出品しようとする商品が、どの年代向けかで使い分けるのが賢いでしょう。
2.フリマ出品は定額、オークション形式は値が上がる
フリマ出品は出品者が販売金額を決めることができ、その金額で買いたいと思った利用者が落札することができます。したがってフリマ出品の場合、金額決定権があるのは出品者。
一方のオークション形式では金額決定権は落札者にあり、落札者が提示した金額のうち、最も高い金額で入札した人が商品を購入することができます。
売買金額の決め方に大きな違いがありますので、よく理解しておきましょう。
3.決済までの期間はフリマ出品よりオークション形式の方が長い
フリマ出品は定額販売のため、出品者が決めた販売額で入札した人がいれば、その時点で売買が成立し決済が行われます。
一方オークション形式では、予め設定した入札期間が完了するまで落札者が決まりません。
例え出品者が納得のいく金額になったとしても、オークションを終わらせて決済に移ることはできませんので注意が必要です。
短期間で売り抜きたいときは、フリマ出品の方が良いでしょう。
4.付加価値のある商品はフリマ出品よりオークション形式が向いている
オークション形式はフリマ出品とは違い、付加価値のある商品の販売に向いています。
例えば有名選手のサイン入り野球ボールは、選手への思い入れが強い人ほど価値を高く感じてくれるでしょう。こうした付加価値のある商品は、オークション形式で販売すると、価格が上がっていきますのでおすすめです。
逆に家電製品やAV機器などは、一般的な商品価値しかないので、手軽なフリマ出品の方が向いているかもしれませんね。
フリマ出品の4つのメリット
フリマ出品のメリット | メリットを感じる人 |
1.出品・取引が簡単 | スマホで出品したい |
2.フリマ出品のみに絞って検索できる |
フリマ出品にターゲットを絞りたい
|
3.トラブルが起きにくい | 落札者と揉めたくない |
4.簡単に再出品できる |
売れるまで出品を続けたい
|
ヤフオク!のフリマ出品には、オークション形式にはないメリットも備わっています。さまざまなメリットを知ることで、ヤフオク!のフリマ出品をより有効活用できるでしょう。
ここからは、ヤフオク!のフリマ出品を利用する4つのメリットを紹介します。
1.出品・取引が簡単
フリマ出品は出品や取引が驚くほど簡単です。出品や取引の作業はスマホですべて完結しますので、スマホで撮った写真をそのまま使用できます。
デジカメで撮った写真を取り込んでアップするような手間もありません。
取引もアプリで済ませられるので、スマホで作業を完結することができます。
2.フリマ出品のみに絞って検索できる
ヤフオク!の検索欄ではフリマ出品のみを探すこともできます。
キーワードで商品を検索したとき、通常はタブが「すべて」に設定されています。タブを「定額」に切り替えることで、フリマ出品の商品だけが表示されるようになります。
ちなみにタブを「オークション」に変更すれば、オークション形式で出品されている商品のみが表示されます。
3.トラブルが起きにくい
ヤフオク!のフリマ出品には、取引に関するトラブルが起こりにくいという特徴があります。
フリマ出品では、出品者と落札者のどちらが送料を負担するのか、出品するときに決めることになります。落札者負担にする場合は、具体的な送料の金額を設定しなければ出品できない仕様になっています。
この仕組みがあることで、購入を考えている人は、落札する前に自分の負担金額を明確に把握できます。そのため落札した後で、トラブルに発展する可能性が低くなっています。
4.簡単に再出品できる
ヤフオク!のフリマ出品では、出品期間が最大7日に設定されています。
しかし出品期間の終了後も「再出品」ボタンを押せば、同じ条件で簡単に再出品できます。
出品期間が7日に制限されていることを不便だと感じる人もいるかもしれません。それでも期間が制限されていることで、新たなメリットも生まれます。
メルカリのように出品期間に制限がないと、時間が経つうちに自分の商品が他の商品に埋もれてしまう可能性もあるでしょう。しかしヤフオク!では、その心配がありません。
出品期間が制限されているからこそ自分の商品が埋もれにくくなり、その分売れる可能性も高くなるのです。
フリマ出品の5つのデメリット
フリマ出品のデメリット | デメリットを感じる人 |
1.プレミアム非会員の手数料が10% | 利益率を上げたい |
2.使用できる機能に制限がある | 便利な機能を使いたい |
3.商品が届くまで代金が受け取れない |
出品したら代金を受け取りたい
|
4.車などの特定カテゴリが出品できない | 大物を出品したい |
5.同じ商品は複数出品できない | 大量に処分したい |
ヤフオク!のフリマ出品はメリットばかりではなく、オークション形式のほうが優れている部分もあります。 フリマ出品のデメリットを知り、オークション形式と使い分けるのが賢明でしょう。
ここからは、ヤフオク!のフリマ出品を利用するデメリットを5つ紹介します。
1.プレミアム非会員の手数料が10%
プレミアム会員の場合、フリマ出品でもオークション形式と同じく8.64%の手数料で利用できます。
フリマが手数料8.64%なら悪くないですね。ただプレミアム会員でない場合は、手数料が10%になることを覚えておきましょう。
2.使用できる機能に制限がある
フリマ出品で選べる支払い方法はかんたん決済のみで、発送方法に着払いを設定することはできません。
かんたん決済については以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
またヤフオク!で使用可能な下書き機能も利用できないので注意してください。
3.商品が届くまで代金が受け取れない
フリマ出品は購入者が商品を受け取るまで、代金を受け取ることができません。
住所の記載間違えなどが代金回収の致命的な遅れになる可能性もあるので注意しましょう。
4.車などの特定カテゴリが出品できない
ヤフオク!のフリマ出品では、車やオートバイなどの特定カテゴリに該当する商品を出品できない仕様になっています。
チケット類やコンタクトレンズ、不動産など、他にも出品できないカテゴリがあるので、事前に確認しておく必要があります。
5.同じ商品は複数出品できない
ヤフオク!のフリマ出品では、同じ商品を複数個出品することができません。
固定価格で複数出品をしたい場合は、プレミアム会員になったうえで、即決価格を提示してオークション形式にすると良いでしょう。
アプリ限定のヤフオク!30分オークションのメリット
ヤフオク!にはアプリ限定で、30分オークションの機能が使えます。30分オークションとは、出品の30分後にオークションの終了時間がセットされるという機能です。
この30分オークションには次の2つのメリットがあります。
- 時間で販売できるので早く収益を得られる
- 値が上がりやすい最後の30分のみに時間を限定できる
通常の終了時間は出品後12時間が最短ですが、30分オークションを使うと一気に販売時間が短縮できるでしょう。
オークションでは落札者はできるだけ安い価格で落札したいため、終了間際まで様子を見てから入札する傾向があります。特にラスト30分から値が上がりやすいと言われており、30分以前の値段が動かない時間帯を省略することが可能です。
効率的にガンガン販売を廻していきたい出品者にとっては上手に活用していきたい機能ですね。
ヤフオク!のオークション出品のデメリットはある?
ヤフオク!のフリマ出品のメリットやデメリットを紹介しましたが、次はオークション出品のデメリットについて解説します。
オークション出品で損をしたくない人は、出品をする前に確認してみてください。
安く売れてしまうリスクがある
ヤフオク!のオークション出品をすると、安く売れてしまうリスクがあります。
フリマ(定額)だと1,000円で売れる品物でも、オークションの落札者の気をひくことができずに、落札額が500円にも満たなくなる可能性もあるでしょう。
そのためにオークションの開始価格を設定することができますが、例えば900円に設定していた場合、最低価格の900円で売れてしまうかもしれません。
対策は開始価格を1,000円以上に設定することですが、開始価格が高いと落札者が出てこない事態になることも考えられますので、注意が必要ですね。
オークション終了まで日数がかかる
ヤフオク!のオークション出品のデメリットの1つに、オークション終了までの日数があげられます。
オークションはできるだけたくさんの人の目に触れられ、じっくり検討して入札してもらわないと価格が上がりません。したがってある程度の日数は掲示期間を設けて、多くの興味ある人に見てもらうことが必要です。
通常5日〜7日程度は掛かりますので、すぐに販売してすぐに収益を上げたい人にとっては、デメリットに感じるかもしれませんね。
ヤフオク!の「定額」と「即決」の違い
次にヤフオク!の「定額」と「即決」の違いについて説明します。
「定額」とは文字通り、出品者が販売価格を一方的に決めること。したがって落札者は出品者が決めた金額に納得がいかなければ買いませんし、納得すれば入札を行い、売買が成立します。
一方「即決」を選ぶと、まずはオークション形式で落札が行われますが、出品者が決めた即決金額に達すれば、終了時間を待たずに落札者が決まるというシステムです。
即決されると早く品物が売れますし、オークションの開始価格と即決金額を一緒の金額にすることで、希望の落札額を設定することができますよ。
ヤフオク!「フリマ出品」の手順
ここからはヤフオク!のフリマ出品で実際に商品を出品するときの手順を、画面を見せながらを詳しく解説していきます。
なお、初めて出品される方は、【ヤフオク出品者完全ガイド】も合わせてご確認いただくことをおすすめします。
画像をアップする
これは写真をアップした状態です。商品の魅力や詳細がわかるよう順に撮っていきます。
今回は時計正面の文字盤のアップ、全体がわかる画像、ムーブメントケースの裏側の3枚をアップしました。
なお、写真は最大10枚まで追加できます。
商品タイトルを入力する
商品タイトルを入力後、商品名から予測されたカテゴリが表示されます。
タイトルはヤフオク!と同じで、65文字まで入力できます。
商品情報を入力する
出品したい商品にあった正しいカテゴリを選び、商品の状態を選択します。ちなみにカテゴリが正しくないと、なかなか売れないことがありますので、慎重に選びましょう。
商品説明を入力します。商品の状態をなるべく詳しく記載しておくとトラブル防止になったり早く購入者が見つかったります。
発送元の地域には自分の住所が反映されます。
発送までの日数、送料は出品者か落札者のどちらが負担するかを選びます。
一般的に、フリマアプリでは出品者が送料を負担することが多いです。
次に発送方法を選びます。スクロールすれば他の発送方法も選べます。
フリマ形式での販売価格を設定します。タブを「フリマ(定額)」に切り替え、希望する販売価格を入力してください。
確認して出品する
プレビュー画面で確認し出品します。
フリマ出品をする際の注意点
ヤフオク!のフリマ出品を利用するときに気を付けておきたいポイントがいくつかあります。
ここからは、ヤフオク!のフリマ出品を利用するときの2つの注意点について解説します。
オークションでも出品してみる
フリマ出品だけでは反応が悪いと感じた場合は、オークションでも出品してみるといいでしょう。
フリマモードだけを見る閲覧者もいますが、ヤフオク!は日本最大のオークションサイト。たくさんの人に見てもらえれば、それだけ早く売れる可能性があるので、出品するメリットが大きいです。
オークションの出品方法については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも読んでみてください。
送料をしっかり計算する
送料負担で出品する場合は、送料を把握し、送料を含めた金額で出品します。
送料で赤字になってしまう可能性もあるので注意してください。
フリマ出品でより高く売るためのコツ
せっかくヤフオク!のフリマ出品を利用するなら、なるべく高い金額で商品を売りたいものです。商品を高く売るためには、閲覧者の購買意欲をくすぐるような工夫を凝らすことが大切です。
また経費の大きな部分を占める送料を安く抑える方法についても、知っておくと役に立つでしょう。
ここからは、ヤフオク!のフリマ出品で商品をなるべく高く売るコツを紹介します。
検索結果を意識してタイトルを付ける
タイトル文字数は、ヤフオク!と同じで65文字まで入力できます。
検索されやすいキーワードをできるだけたくさん含めたタイトルを作ります。
ヤフオク!と同様に下記の内容を記載してください。
- ブランド名
- 商品名(型番、品番)
- カラー
- サイズ表記(実寸は商品説明欄に記入します)
- 刺激的な言葉(「激安」「日本未発売」などでタイトルを飾ります)
商品説明をきちんと書く
商品説明は、たとえ重複したとしてもタイトルと同じ内容を盛り込み、商品にまつわるエピソード、ブランドストーリー、自分が使った印象、ダメージ部分などを隠すことなく記載します。
購入の決め手になるのは、スペックだけでなく、ベネフィットであることも多いです。
例)
✕「身幅が広いです。」
◯「体型が気になる方でも自然なシルエットで美しく着こなすことができます。」
この商品を買うとどうなるかということを伝えてあげることが重要です。
商品への愛着が現れるコメントをすることができれば、他商品との差別化が図れます。もっとも一番高い値段で売ることだけが重要ではなく、比較的低価格で出品して成功している人も数多くいます。
高い値段で売ることができている出品者や上手にたくさん売っている出品者からどんどん学びましょう。
価格の相場をリサーチする
価格の調査をする場合、オークファンというサイトを利用するのがおすすめです。
相場リサーチでは、単純にいくらで売れているか、それから月に何個売れるか、現在何個出品されているか、さらに今後どれぐらい参入があるか(仕入れ価格や、仕入れ枯渇状況、見つけやすい商品であるかなど)をリサーチし、相場を理解しましょう。
→ オークファン
送料を出品者負担にする
送料を出品者負担にした方が商品は売れやすいです。なぜなら落札者は、送料のことを考えるのが面倒だから。
送料を考慮に入れて損益計算するのは手間ですが、送料を落札者負担にするのはやめておいた方が無難です。
補足:郵便局と契約する
郵便局との送料契約は年間200件から契約できます。
プランはいくつもあって、例えば「本州を一番安くし沖縄は通常よりは安いが本州よりは割引率が悪い」というプランや、「平均した金額での契約」プランなどがあります。
ご自身のお住まいの地域や発送量によっても異なりますが、初心者でも契約が可能です。年間200件の発送ができなくてもペナルティはありませんので安心して検討してみてください。
ヤフオク!のフリマモードは仕入れにも使える?
ヤフオク!のフリマ出品は、別のプラットフォームでの転売仕入れに使用できます。
即決での売り買いになりますので、在庫さえチェックしておけば無在庫販売にも活用できるでしょう。
オークションよりも安く買える場合がある
フリマモードは個人的に不用品として販売する方も多いため、事業として出品している人よりも安く買えることがあります。
素早く相場を調べて、確実に落札させて仕入れましょう。
取引が簡単で時間がかからない
フリマモードはオークションの手間がないので、取引が簡単でサクッと落札できます。
手軽に購入できるので、ヤフオク!のフリマを仕入れに活用するは有効かもしれませんね。
届いてから支払われるから安心
フリマモードで商品を購入した際には、品物が自分の手元に配達されてから、ヤフオク!のシステムで無事に受け取ったことを知らせるボタンをクリックします。
この受け取りボタンがクリックされた後に、Yahoo!から出品者に支払いが行われます。それまで出品者は代金を受け取ることができません。
もし商品が届かなかった場合には、yahoo!から落札者に返金されますので、購入側としては安心なシステムですね。
ヤフオク!が実施しているキャンペーン
ヤフオク!では、不定期でさまざまなキャンペーンを実施しています。
例えば、2021年10月11~17日に開催されていた「ヤフオク!出品スピードくじ」キャンペーンでは、出品をするたびに、PayPayボーナス最大300円分が当たるスピードくじがひけるイベントが行われていました。
こうしたキャンペーンをうまく活用すれば、お得にヤフオク!を使うことができるでしょう。
ヤフオク!のキャンペーン情報にアンテナを張り、物販事業に活かしてみてはいかがでしょうか。
ヤフオク!のフリマ出品とメルカリを比較
ヤフオク!以外のフリマアプリといえば「メルカリ」が有名です。実際に、物販ビジネスにメルカリを活用しているという人も多いのではないでしょうか。
知名度の高いメルカリと比較することで、ヤフオク!のフリマ出品についての理解も深まるでしょう。
ここからは、ヤフオク!のフリマ出品とメルカリはどこが違うのかについて詳しく解説します。
利用料はヤフオク!のほうが安い
まずシステムを利用するために必要なコストは、全体的にヤフオク!のほうが安いです。メルカリは一律10%の販売手数料がかかります。
一方でヤフオク!の場合は、プレミアム会員なら8.64%の手数料で済みます。なお一般会員の場合、システム手数料はメルカリと同じ10%です。
またメルカリは振込申請に一律200円かかりますが、ヤフオク!は無料で行えます。そのためコストを少しでも安く抑えたい人は、ヤフオク!を利用するのが良いでしょう。
全体の利用者数はヤフオク!がわずかに多い
ニールセンデジタル株式会社の調査によると、2018年6月時点のヤフオク!全体の利用者数は1880万人です。一方でメルカリの利用者数は1778万人で、わずかにヤフオク!のほうが多いという調査結果が出ています。
ただし調査対象を18~24歳に限定すると、男女ともにメルカリの利用者数のほうが多いことがわかっています。
ちなみに同じく有名なフリマアプリである「ラクマ」の利用者数は860万人となっていました。
→ スマートフォンからのオークション/フリマの利用者数は2,749万人~ニールセン ECサービスの利用状況を発表~
メルカリは値下げ交渉される可能性が高い
ヤフオク!のフリマ出品とメルカリの大きな相違点として、値下げ交渉の有無があげられます。
メルカリでは「値下げ交渉が行われて当たり前」という考え方が定着しています。そのため、値下げしたくない人や交渉に応じるのが苦手という人はヤフオク!を利用するのが賢明でしょう。
なおヤフオク!では2021年7月1日以降、値下げ交渉の機能は廃止されました。
オークションとフリマどっちを選ぶ?
ヤフオク!のオークションとフリマ(定額)ではどっちを選ぶのが賢いでしょうか?
どちらが良いかは出品する品物の特性によって変わります。代表的な例をあげて解説しますので参考にしてくださいね。
ハンドメイド品など
ハンドメイド品をヤフオク!で出品する場合は、フリマ(定額)で出品するのが良いでしょう。
なぜならハンドメイド品には思い入れがあるので、オークション形式にすると出品者によって想定価格にばらつきが出るからです。
しかし本来思い入れの大小に関わらず、価格は一般的な使用価値で決まります。
オークションの開始価格を高くしすぎるといつまでも売れないといった事態になってしまうので、ハンドメイド品は一般的な価格で、フリマ(定額)に出品するのがおすすめです。
シーズン商品を売りたい
シーズン商品を売りたいときは、少し判断が難しくなります。シーズンの前の商品は需要があるので、オークションの方が高く売れるでしょう。
逆にシーズンオフの商品は需要が減り、オークションでは値がつきにくいため、フリマ(定額)にする方が値が割れる心配がありません。
出品したい商品に対して、季節的な需要があるかどうかで、フリマかオークションかどちらにするかを決めたほうが良いでしょう。
古本や古着など大量に出品したい
古本や古着などを大量に出品したい場合は、フリマ(定額)にする方がおすすめ。なぜなら、大量にオークションにかけると管理が大変だからです。
古本や古着を出品する場合、バラバラと統一感がなくなるので、まとめてでなく1品ずつ個別に出品する必要があります。
ヤフオク!のオークションは簡単に出品&取引ができるので良いですが、数が多くなるとやはり落札管理に手間がかかります。
フリマ(定額)なら落札管理の負荷がないので、大量に売りたいときや荷物をまとめて断捨離したいときなどにおすすめですよ。
プレミア商品を出品したい
限定品やキャラクターもの、業界有名人が関わるもの等は、オークション形式が良いでしょう。
出品者にとっては不要なものでも、落札者には価値があることもあります。オークションに出してみたら思いもよらず高い値がついた、ということもしばしば。
販売時期やタイミングによっては、マニアの目に止まらないこともあるので、売れないからといって諦めずに何度かチャレンジすることが大切です。
まとめ
ヤフオク!のフリマモードはどんどん市場規模が拡大しています。上手に使い分け、場合によってはヤフオク!オークションとフリマとを同時出品するなどして販売しましょう。
ヤフオク!と同様に相場をきちんと見極めて販売していくことで、利益を得ることができます。
いつでも簡単に買えるというメリットを生かして、気軽に購入できる商品をラインナップするといいですね。