越境ECとは?簡単にわかりやすく説明します!

「越境EC」という言葉を聞くと、少し難しそうに感じる方も多いかもしれません。
ですが、越境ECの仕組みはとてもシンプルです。インターネットを通じて、日本の商品を海外のお客さまに販売するだけのこと。
特別な知識や複雑な準備が必要というわけではなく、現在は便利なサービスや配送方法が整っていることもあり、初心者の方でも安心して始められます。
ここでは、越境ECの基本的な意味や仕組み、さらに市場の将来性について、わかりやすく解説していきます。
越境ECってどういう意味?|定義と仕組み

「越境EC」とは、国境を越えて行うインターネット通販のことです。「越境」は国境を超えること、「EC」はE-Commerce = 電子商取引を意味します。
日本で「越境EC」という場合、多くは日本で売られている商品を海外のお客さんに販売するケースを指します。「日本で売られている商品」といっても海外製ではなく、日本製品や日本ならではのアイテムが中心です。
越境ECって将来性ある?|市場規模の話

結論から言うと、越境ECの将来性は非常に大きいです。経済産業省の調査によれば、世界の越境EC市場は今後10年で10倍以上に拡大する見通しです。
事実、世界最大級の市場であるアメリカでも、日本からの商品購入は年々増えており、令和5年度の統計ではアメリカ人による日本製品の購入額が、1兆4,798億円に達しました。この数字は、東京ディズニーリゾート全体の年間売上の約2.4倍(!)です。
つまり、将来性はもちろん、現時点で海外市場はとても魅力的な場所だということですね。
(参考)経済産業省|令和5年度 電子商取引に関する市場調査(※別タブで開きます)
なんで越境ECなの?|注目を集める3つの理由
インターネットビジネスは数多くあるなかで、なぜ、越境ECがここまで注目を集めているのでしょうか。
ここでは、越境ECが多くの人から支持されている理由を解説します。
理由①専門知識がなくてもOK!|ネットショップが簡単に作れる時代に
昔は海外に商品を売るとなると、独自でホームページを作ったり決済システムや配送の仕組みを整えたりと、専門知識や数多くの手間、さらに多額の初期費用が必要でした。
しかし、今ではAmazonやeBayなどの大手プラットフォームが、専門知識や費用をかけなくても、すぐにビジネスを開始できる仕組みを用意してくれています。
素人でも「お店を作ること」自体のハードルが、昔に比べて驚くほど低くなっていることが、越境ECビジネスへの参入が増えている大きな理由です。
理由②世界中でネット通販がブームに!|「日本製」のファンが増えている
2020年以降のコロナ禍をきっかけに、世界中でネット通販が一気に広がり、日用品から趣味のものまで、オンラインで買うのが当たり前の時代になりました。
さらに追い風となっているのが、世界的な「MadeinJapan」人気です。ネット通販を利用するのが日常的である上に、アニメや漫画、和食などの人気から、「海外で日本製が売れる土壌」がすでに整っています。
そんな今の時代だからこそ、越境ECビジネスへの参入は非常に有効な選択肢なのです。
理由③円安の今が狙い目!|海外から見ると日本製品が「お買い得」に
円安が進んでいることも、越境ECにとっては大きな追い風です。
たとえば、日本で1万円の商品があるとします。以前なら海外の人にとって「100ドルくらい」に感じられたものが、円安の影響で「70ドルくらい」で買える感覚になっています。
これは海外の人にとっては「安く買えるチャンス」、そして日本の販売者にとっては「購入希望者が増えるチャンス」になります。
越境ECビジネスを始めるメリット・デメリット

越境ECビジネスには、メリットが豊富です。しかし無視できないリスクもあるため、両方を確認し、必要な対策を講じることが大切です。
ここからは、越境ECビジネスのメリット・デメリットを見ていきましょう。
海外に販売する4つのメリット

まずは越境ECビジネスのメリットを整理してみましょう。
国内販売だけでは得られないチャンスが、広がっていることが見えてきます。
メリット①お客さんが世界中に!|売上アップの大きなチャンス
日本国内だけを相手にしていると、全国民に買ってもらえる商品があったとしても、お客さんの数は1億人ちょっとしかいません。しかし越境ECを始めれば、世界中の数十億人を相手に商品を売ることができます。
お客さんの母数が一気に広がることで、売上アップの可能性も大きくふくらみます。
メリット②「日本製」は信頼の証!|商品のブランド価値をアピールできる
私たちが「当たり前」だと思っている日本の品質ですが、海外では高い評価を得ているのは周知の通り。
海外市場では、「Made in Japan」とラベルがあるだけで「壊れにくい」「長持ちする」と信頼され、ブランド力として大きなアピールになります。
たとえば普段何気なく使う100均のアイテムや日用品なども、「日本製」というブランドがつくことで、多くのファンを引き寄せる商品になるのです。
メリット③日本国内だけじゃ不安…|海外にも収入の柱を作れる
日本の人口は減少傾向にあり、将来的な国内市場の縮小は避けられません。
しかし海外販売を組み合わせることで、売上の柱を国内だけに頼らずに済みます。
「国内が不景気で売れないときも、海外では好調」という状態を作ることができれば、事業の安定感がぐっと高まるでしょう。
メリット④日本より高く売れることも|利益を出しやすいビジネスモデル
日本国内では価格競争が激しくて「値下げしないと売れない…」ということもよくあります。
しかし、海外では「日本製だからこそ高くても欲しい!」というお客さんも多く、価格競争に巻き込まれるリスクが国内ほど高くありません。
私たちにとって特別ではない日本製品を販売しても、しっかりと利益を出せるのが、越境ECの大きな魅力です。
海外に販売する3つのデメリット

越境ECにはたくさんの魅力がありますが、初めて挑戦する人にとっては、いくつか「ちょっと不安…」と感じるデメリットも存在します。
しかし実際には多くの人が同じ悩みを経験していて、それぞれ解決方法を取り入れ、成功を手にしています。
ここでは、越境ECビジネスのよくあるつまずきポイントと、その対策を見ていきましょう。
つまずきポイント①言葉の壁ってどうするの?|翻訳や海外のお客様対応
越境ECビジネスでは海外の人がお客さんになるため、「英語ができないと無理なのでは?」と思う方も多くいます。でも、心配はいりません。
最近はGoogle翻訳やAIといった無料の言語ツールが数多く存在しており、そのどれもが非常に優秀です。基本的なやり取りなら十分対応できるので、わからない部分はこうしたツールに丸投げして問題ありません。
さらに取引が増えてくると「よくある質問」が見えてきます。回答英文を定型文テンプレートにして作成しておけば、毎回翻訳する手間もなくなります。
つまずきポイント②法律や税金が難しそう…|国ごとのルールを要チェック
国ごとに輸入規制や税金のルールがあることから、「ビジネスに関する法律関係をすべて理解しないといけない」と構えてしまう方も多いようです。
しかし越境ECで成功している人でも、法律関連を完全に理解している人は少数派。わからない部分は専門家に頼るケースが大半です。たとえば税金なら税理士に、輸入の書類なら代行業者にお願いすればスムーズにビジネスを始められます。
利用する販売プラットフォームの規約さえ把握していれば、大きな問題にぶつかることなくスタート可能です!逆に言えば、最初の一歩を踏み出すだけで、大幅なリードを獲得できますよ!
つまずきポイント③送料は高い?荷物は無事に届く?|海外配送の基本とコツ
「海外に送るのって高そうだし、ちゃんと届くの?」と不安に感じる方も多いと思います。海外ビジネスに不慣れな方にとって、自分の商品の配送をどこまできちんと対応してもらえるのか、心配になりますよね。
しかしこちらも対策が可能なので、それほど心配しなくても大丈夫です。
AmazonやeBay、Shopeeなどのプラットフォームは、独自の国際配送サービスを用意しており、それを利用すれば割安価格でしっかり荷物を届けることができます。
また、日本郵便の国際郵便(EMSなど)やDHL・FedExといったクーリエ便では、追跡番号の発行も行っているので、日本にいながら海外にある荷物の状況を把握することが可能です。
越境ECビジネスに対応できる配送システムはすでに整っているので、事前に自分に合った方法を把握しておくと安心ですよ。
越境EC販売の【一番簡単な】始め方5ステップ

越境ECの始め方は、実はとてもシンプルです。ここでは、誰でもすぐに実践できる「5つのステップ」を紹介します。
今は難しく感じている人も、全体像を細かく分けて考えれば、進めやすくなるはずです!
ステップ①まずはゴールと予算を決める|簡単な事業計画
最初に考えるべきなのは「いくらかけて、どれくらい稼ごうか」というというざっくりした計画です。
難しく考える必要はなく、たとえば「月1万円の投資で3万円のお小遣いを稼ぐ」くらいのゴールで十分です。
小さく始めて、様子を見ながら少しずつビジネスの範囲を広げていくと、少ないリスクで越境ビジネスをスタートできます。
ステップ②「どこで」売るか決める|おすすめは既存の巨大モール
ビジネスのゴールと予算をざっくりと決めたら、次は販売場所を決めましょう。
最初におすすめなのはAmazonやeBayのような、すでに世界中からお客さんが集まっている巨大モールです。利用者が非常に多いため、自分の商品を見てもらえる可能性も高くなります。
一方で、やめたほうがいいのは「自社ECサイト」。実績もない状態でいきなり自社ECサイトをつくるのは、無人島に店をひらくようなもの…!
誰も来ず、誰にも見てもらえない場所に店を構えても、利益にはつながらないでしょう。
最初は人通りの多い場所(既存のモール)に出店して、経験を積むのが越境ECの鉄則です。
(※AmazonやeBayなど具体的な特徴は、後の章で紹介します。)
ステップ③「何を」売るか決める|商品のリサーチと準備
販売プラットフォームを決めたら、次は「売る物」を決めましょう。
最初のうちは、100均グッズや中古ゲームなど、海外で人気の定番品からチャレンジするのがおすすめです。こうしたアイテムは小さくて軽いことから、送料を抑えて販売できます。その分、価格も安く設定できるため、購入する側のハードルもぐんと下がります。
越境ECビジネスに慣れるまでは、とにかく販売経験を積むことと、ショップのレビューを集めることがポイント!安価な品で、商品の販売数をアップさせましょう。
また、販売する商品の目星がすでにある程度ついている場合は、仕入れ値や送料、使用する販売プラットフォームの手数料などを考慮し、利益を算出した上で「本当に越境ECビジネスに適した商品かどうか」を見極めることも重要です。
ステップ④「どうやって」届けるか決める|配送と決済の準備
商品が売れた後の配送方法についても、あらかじめ検討しておきましょう。
おすすめは、大手のプラットフォームが用意している「全部お任せタイプの配送方法」です。たとえばAmazonなら、保管・梱包・発送・決済まで、Amazonが全部代わりに行うサービス、「FBA(フルフィルメント by Amazon)」が該当します。
他の大手プラットフォームでも似たようなサービスが用意されており、面倒な配送・決済の手間を省けるため、越境EC初心者の方は積極的に活用すると良いでしょう。
ステップ⑤いよいよ出品!|売れたら終わりじゃない、改善が大事
準備が整ったら、いよいよ出品です!
最初は「売れなかったらどうしよう」と不安になりますが、実際にやってみると、売れる商品と売れない商品が自然とわかってきます。
ここで大切なのは、売れなかった商品を放置せず、商品ページを改善して売れるようにすることです。写真や説明文を変えたり、タイトルを調整したりといった小さな改善を繰り返すことで、ビジネスはどんどん育っていきます。
ーーここまで5つのステップを紹介しましたが、あれこれ考えてしまうよりも、まずは行動を起こすことが第一!「とりあえず1商品を出品してみて、それから次の一手を考える」くらいの心構えで、最初はOKです。
越境ECは初期費用がほとんどかからないので、とりあえず一歩を踏み出してみましょう。
あなたに合うサイトはどれ?物販のプロが教える越境ECサイト4選

越境ECといっても、アメリカやアジアなど、国や地域によって利用されているプラットフォームは異なります。
ここでは越境ECビジネスに活用できる、代表的な越境ECサイトを紹介します。それぞれの特徴を知ることで、自分に合ったサイトを選びやすくなります。
Amazon.com(アメリカ)|最大の市場進出には「コツ」がある!プロと目指す本格展開
アメリカ版Amazonは、世界最大のEC市場です。
物流の規模だけで見ると日本のAmazonの約10倍とも言われており、越境ECを始める方にとって大きなチャンスがあるサイトと言えます。
アメリカ版Amazonで販売する場合は、現地のFBAの活用が前提となります。ただし「日本から直接アメリカのFBA(フルフィルメントbyAmazon)倉庫に商品を送ることはできない」という注意点もあります。
というのも、Amazonが代行してくれるのは、あくまでも商品の保管や発送業務で、通関や関税処理は対象外だからです。
では、どうするか? 実はアメリカ版Amazonでの販売をサポートしてくれる「インポーター(輸入代行業者)」に依頼すればOKです。そうすれば、インポーターが現地で荷物を受け取り、通関を済ませてからAmazon倉庫に納品してくれます。
物販総合研究所では現地のインポーターと提携しており、知識や経験がなくても、スムーズにアメリカ版Amazonに挑戦できるサポート体制が整っています。
本気で越境ECビジネスを行うなら、アメリカ市場を狙うこと、そしてそれにはプロのノウハウを活用することが、成功への近道です。
以下の記事では、Amazon輸出の始め方について詳しく解説しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
(関連)Amazon輸出の始め方|メリット・デメリットから始め方まで一挙まとめ
eBay(欧米)|実は初心者向き!「まずはお試し」に最適な巨大フリマ
eBay(イーベイ)は、アメリカやヨーロッパを中心に、世界190カ国以上で利用されているグローバルなECサイトです。日本の中古品が特に人気が高く、「安く仕入れて高く売る」ことが実現できる点が、大きな魅力です。
また日本人からすると「フリマ感覚」で楽しめるため、気軽に出品できるメリットもあります。
物販総合研究所ではeBayの販売を効率化する専用ツールSekaiPocket(セカイポケット)を独自に開発しています。このツールを使えば、出品作業が日本語でできるようになるため、「英語がわからない…」という初心者の方でも安心ですよ!
以下の動画と記事では、eBay初心者向けの販売戦略を解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。
(関連)eBay輸出の始め方|簡単5ステップでわかる完全ロードマップ!
Shopee(東南アジア)|これからの成長市場!スマホ一つでアジアの若者に届ける
Shopee(ショッピー)は、東南アジア最大級のECモールで、スマホ世代を中心に爆発的に利用者が増えていることから、今注目のプラットフォームです。
Shopeeで人気の高い日本製品は、日用品です。「Made in Japan」の製品は現地で「安心・高品質・清潔」というイメージが強く、ベビー用品や生活雑貨、キッチン用品やペット用品などを求める人に親しまれています。
日本では当たり前の商品が大人気なので、販売自体も楽しいですよ!
物販総合研究所では、Shopee向けの販売ノウハウを体系化しており、初心者でも迷わず進められるように作られた「Shopeeマニュアル」も完備。
とはいえ、「Shopeeって何?」という方もいると思いますので、ぜひ以下の記事を読んでみてください。Shopeeが東南アジアでどれだけ人気になっているか、よくわかりますよ!
(関連)Shopeeの始め方と出品方法がまるわかり!登録から発送までの完全ガイド
さらに、以下の動画では、ShopeeJapanの担当者・村松氏にも直接インタビューを行い、現場でしか得られないリアルな情報や「Shopeeで売れるコツ」も紹介しています。非常に興味深い内容のため、ぜひチェックしてみてください。
Coupang(韓国)|一番近い海外市場!スピード命の韓国トレンドに乗る
Coupang(クーパン)は、韓国で圧倒的なシェアを誇るNo.1のECサイトです。多くの人が日常的に利用していることから「韓国版Amazon」といった存在です。
Coupangでも日本製品の需要は高く、今治タオルやサーモスの保冷カップ、ワイヤレススピーカーなどは、日本の定価の2倍以上で売れることもあります。生活用品から家電まで幅広いジャンルで需要があるため、日本製の強みを活かしやすい市場です。
物販総合研究所では、韓国への越境ECビジネスの講師を務める神岡氏が、Coupangと「日本専属公式パートナー」として提携しており、現場に即したノウハウを直接学ぶことが可能です。
以下の記事では、韓国への越境ECビジネスを始める方向けに、クーパンの無在庫販売について紹介しています。こちらも興味のある方は確認してみてください。
(関連)【韓国輸出】初心者にもおすすめ、盲点をついた無在庫物販を紹介
また以下の動画は、Coupangのグローバルマーケットプレイス責任者・ジェラルド氏へのインタビューを収録しています。韓国市場のリアルな情報を知ることができるので、ぜひチェックしてみてください。
失敗しないために!越境EC成功のための3つのコツ

越境ECはチャンスが大きい反面、ちょっとした工夫で結果が大きく変わる世界でもあります。ここでは、初心者がつまずきにくくするための3つのコツを紹介します。
どれも特別なスキルは必要なく、すぐに実践できることばかりなのでぜひ参考にしてください。
コツ①売る国の人になりきろう!|商品説明や写真のひと工夫
越境ECでは「ローカライズ(現地化)」がとても大切です。
ローカライズとは、現地の習慣や好みに合わせること。たとえば、英語を単純に翻訳するだけではなく、その国の文化などを取り入れる工夫をすることを指します。
先ほど「翻訳ツールを使えばOK」ということにも触れたため、このローカライズの必要性に戸惑う方もいるかもしれませんね。
もちろん、やり取りや商品説明は翻訳ツールを活用した英文で問題はありません。ただしアメリカ向けならサイズ表記を「cm → inch」に直したり、イギリスに向けて販売するならイギリス英語を活用したりといった、小さな工夫を取り入れると、より購入者との信頼性が高まります。
また、写真も現地で好まれる明るい色合いを採用したり、ライフスタイルを意識して使用方法を提案したりするのも効果的です。
こうした小さな配慮が「信頼できるお店だ」と思ってもらえるカギとなりますよ。
コツ②最初は赤字でOK?|利益よりも「販売実績」で信頼を貯めよう
売上を伸ばすためには、お客さんからの「信頼」が欠かせません。そしてAmazonなどのプラットフォームでは、その信頼を見える化したものとして「評価」が存在します。
そのため最初のうちは、低価格の商品を利益ゼロ、もしくはわずかな赤字でも販売して「良い評価」を集める戦略が有効です。
コツコツ積み上げた実績があることで、その後に本当に売りたい高額商品を出品したときに、購入してもらいやすくなります。
コツ③問い合わせには神対応!|丁寧さとスピードがファンを作る
お客さんからの問い合わせは大きなチャンスです。丁寧に返信することで、お客さんからの信頼を獲得でき、リピーターやファンを生むきっかけになります。
そのため問い合わせが発生したら、翻訳ツールを駆使してなるべく24時間以内に返信しましょう。
言葉の壁があっても、誠実さは伝わるもの。結果として、売上だけでなく「ブランド力」も育っていきます。
よくある質問【FAQ】
越境ECを始めるにあたって、多くの方が同じような疑問を持ちます。ここでは特に多い3つの質問に答えていきます。
越境ECって関税はかかりますか?
基本的に、関税はお客さん(購入者)が自分の国で支払う税金です。そのため、販売側が事前に計算して請求する必要はありません。
ただし、購入者にとっては予想外の出費になることもあるため、商品説明に「関税がかかる場合があります」と一言添えておくと親切な印象になります。
越境ECは個人でもできますか?
はい、問題なく始められます。法人でなくても、個人のプレイヤーが世界中に商品を販売できるのが越境ECの魅力です。
実際に、物販総合研究所の越境ECプレイヤーの多くは個人として活動をスタートしています。副業から始めて、徐々に本業レベルに育てている人も少なくありません。
以下の記事では、個人で越境ECビジネスを始める方に販売をおすすめする商品を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
(関連)【簡単】個人で日本のものを海外に売る方法と利益がでる商品ジャンル
越境ECを始めるのにコンサルは必要ですか?
必ずしも必要ではありませんが、信頼できるスクールやコンサルがある場合は利用すると安心です。もし独学で進めてアカウントを停止されてしまうと、以降の販売ができなくなるためです。
たとえば物販総合研究所のeBayスクールでは、アカウント停止につながりやすい行為を事前に回避できるノウハウを教えています。
安全に始められる環境を整えることは、長く続けるための大切なポイントです。
以下の記事では、Amazon輸出ビジネスで儲からない理由を解説しています。こちらも、併せてチェックしてみてください。
(関連)Amazon輸出で儲からないあなたへ|9つの原因とビジネス黒字化への全手順
越境ECは「小さな一歩」から始められる!
今回は、越境ECの基本から、具体的な始め方、そして成功のためのちょっとしたコツまで、盛りだくさんの内容をお届けしました。
この記事を通して一番伝えたかったのは、「越境ECは、決して特別なスキルや巨大な資金を持つ人だけのものではない」ということです。
大切なのは、まず「小さな一歩」を踏み出すこと。たとえば、まずはeBayのアカウントを作ってみる。家にある不用品を、試しに1つだけ出品してみる。利益なんて、まったく考えなくてOKです。
その小さな一歩が、あなたの素晴らしい商品を世界中に届けるきっかけになりますよ。
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