iPadについて知ろう
iPadには種類やモデルがいくつかあります。
まずは、iPadとその代表的なモデルについて説明していきます。
iPadとは
iPadの種類
ここでは、主なiPadの種類を2018年10月時点でのデータをもとに紹介していきます。
iPad
もっともシンプルな名称の「iPad」は、iPadの中でもベーシックモデルといえます。
当初、9.7インチモデルでしたが、最新モデルは10.2インチまで液晶が大きくなりました。
価格はWi-Fiモデルの32GBの容量であれば3万円台から選べるため、なるべく安いiPadが欲しい人におすすめのモデルになっています。
廉価版とはいえ、第1世代のApple Pencilも使えるため、グラフィック用途にも充分に対応可能です。
iPad Pro
最新モデルは12.9インチと11インチの2タイプが選べるのがiPadシリーズのハイエンドモデル「iPad Pro」です。
Neural Engineと毎秒5兆の演算処理ができるA12X Bionicプロセッサーを搭載しているため、本格的な動画編集やグラフィックデザインなどの作業も快適にこなせます。
従来の「タブレットはパソコンのサブ機」という概念は、iPad Proユーザーにとっては過去のものといえるのです。
ただし、性能が良いぶん価格もそれなりに高く、Wi-Fiモデルの64GBの容量で11万円台からになっています。
なお、USB-Cコネクターを持ち、第2世代のApple Pencilが対応しているのは、このiPad Proのみです。
iPad Air
iPadシリーズのミドルレンジモデルである「iPad Air」は、価格と性能のバランスのとれたコストパフォーマンスの高いモデルといえます。
最新モデルは10.5インチの液晶を持ち、11インチのiPad Proに迫る大きさです。
重さは500g以下に抑えられているため、高性能なタブレットを気軽に持ち運びできる特徴も備えています。
仕事や趣味で音楽、動画などのダウンロードが多く、タブレットをPCのように使いたい人におすすめのモデルといえます。
iPad mini
iPadシリーズの中でも、最も小型軽量なのが「iPad mini」です。
最新モデルは7.9インチなので、ちょっと大きめのジャケットのポケットなら入る大きさです。
とはいえ、プロセッサーにはiPad Airと同じA12 Bionicチップが使われていて、第1世代のApple Pencilも使えるため、性能や操作性はiPad Airなどと変わりません。
持ち運び用に軽いタブレットが欲しいけれど、高性能で使い勝手にこだわる人にはおすすめです。
iPadのモデル
iPadにネットワークを接続する形式によって別のモデルが提供されています。
ここでは、その2つのモデルについて詳しく紹介します。
Wi-Fiモデル
Cellular(セルラー)モデル
どこでもインターネットに常時接続したいのであれば、この「Wi-Fi + Cellularモデル」がおすすめです。
Wi-Fi接続でも使えますが、移動体通信ネットワーク会社との契約があるSIMカードが挿入されていれば、その会社の電波も受信することができます。
Wi-Fi環境ではない環境や、出先でiPadを多用する人には人気のモデルです。
なお、中古品の転売の際には、分割払いにした端末代金の残債が残っていないかどうかを充分に確認する必要があります。
iPadの転売は稼げる?
他のタブレットなどと比べると、iPadは高回転でよく売れる商品といえます。
Appleブランドは人気があるため、iPhoneと同様に高値で取引される傾向があります。
状態が良ければ、初代のiPadでも売れる可能性があり、新型や型落ちを問わず人気があるのです。
たとえば、オークションで仕入れてAmazonで販売すれば、1万円超の利益を出せることもあります。
iPadの転売が稼げる理由
iPadの転売が稼げるのにはいくつかの理由が考えられます。
まず、Appleの製品は基本的に人気が高いからです。
iPhoneもそうですが、iPadはデザインが良いため、持つ喜びを感じるというAppleファンが多く存在します。
さらに、iPadは発売されたときには常に高性能なタブレットとしてマーケットに出されるため、古いモデルであっても使い方を考えれば充分に現役で使えるのです。
そのため、新型モデルでなくても安いものが欲しいという需要が常に存在します。
比較的古いモデルでも十分売れる可能性があり、利益を出すことができるのです。
なお、Apple製品のユーザーは新型の導入を好む傾向があるため、新しいモデルが発表されると使っている製品を手放す人も多いといわれています。
そのため、中古市場での在庫が厚くなり、仕入れのチャンスが増えるのです。
iPadを転売する際の注意点
iPadを転売する際の注意点について以下で詳しく説明します。
赤ロムに注意する
Wi-Fi + Cellularモデルを転売するときに最も注意しなければならないのが「赤ロム」です。
ここで詳しく紹介しましょう。
赤ロムとは
赤ロムとは、iPad購入時に分割払いを選択しておきながら、支払い途中で売りに出されたiPadの事です。
iPad自体の所有権は新しい所有者に移っていても、移動体通信ネットワーク会社との契約はもとの所有者という状態になっています。
もし、もとの所有者の残債の支払いが滞ると会社は利用を制限します。
これを「ロックが掛けられる」と表現するのです。
こうなると、強制的にネットワーク利用制限がかけられるため、Cellular通信機能が利用できなくなります。
赤ロムの問題点
ロックが掛かったiPadは、Cellularモデルであっても利用制限が掛けられCellular通信が使えません。
ただし、キャリアによっては、端末自体に制限はかからないためショップに持っていけば通信ができるようになるケースもあります。
このとき、Wi-Fi機能だけ使って運用することは基本的には可能です。
通常、赤ロムであっても、アクティベートと呼ばれる認証システムの実行が終わっていれば、Cellular通信以外の機能は使えるようになるからです。
ところが、このアクティベートにはSIMカードが必要になります。
たとえば、運悪く赤ロムのiPadを仕入れてしまいアクティベートしようとしても、うまくいかないことがあるのです。
支払いが滞ったSIMカードしかなく、正規のSIMカードもない場合は、アクティベート自体ができずにiPadが使える状態になりません。
赤ロムかどうか確認する方法
iPadの製造番号及び固有番号(IMEIもしくはMEID)がわかれば、赤ロムかどうか調べることができます。
docomo、au、softbankなどのキャリアごとに、利用制限されている端末かどうかチェックできるwebページが用意されています。
そこに製造番号及び固有番号を入力して確認すればよいのです。
ただし、現状制限がかけられていない端末であっても、残債があるときには要注意といえます。
仕入れた後に、元の所有者が代金の支払いを止めてしまえば、そのiPadは赤ロム化してしまうからです。
売り時を見極める
iPadは人気があるので基本的に高回転でよく売れる転売アイテムですが、需給バランスは変化するため、情報収集を怠らないようにして、売り時の判断は慎重に行いましょう。
たとえば、2018年の12月にPayPayというアプリがキャンペーンを行った際には値崩れが起きています。
このサービスを利用してiPadを転売しようとした人が急増して、出品が飽和状態になってしまったからです。
このように、転売の際は、出品のタイミングに注意しないと利益が上がらないことがある点に注意しましょう。
付属品が揃っているか確認する
新品でiPadを購入するとさまざまな付属品が付いてきます。
この付属品が揃っているほど高く売れるため、仕入れの際はしっかり確認しましょう。
具体的には次のようなものが揃っているのが理想的な状態です。
電源アダプタ、LightningケーブルまたはDockケーブル、SIMカード取り出し用ピン、外箱などです。
高値で売りたいのであれば、できるだけ新品に近い状態の端末を仕入れることをおすすめします。
キズや汚れがないか確認する
キズや汚れがあると転売価格が落ちてしまいます。
うまく売れたとしてもクレームの対象になったり、評価が下がってしまったりして、トラブルのもとになるので注意が必要です。
ネットで仕入れる場合は写真しか資料がないことが多く限界があるのですが、質問メールなども活用して状態をしっかり確認しましょう。
一方、実店舗で仕入れる際は細部まで見る必要があります。
実機が目の前にあれば、スピーカー部分やケーブルジャックなど細かいところのキズや汚れもチェックできるからです。
キズについては、特に液晶のキズには気をつけたほうがよいでしょう。
液晶の映り具合に影響するため側面や背面のキズに比べて気にする人が多く、売れにくくなってしまうのです。
古物商許可未取得での転売は違法
古物商許可とは中古品を扱う際に必要になる資格で、転売の場合も基本的に必要になります。
もちろん、iPadの転売においても同様です。
古物商許可を取得するには試験などはなく、必要な条件を満たしていれば取得することができるので、転売をするなら必ず取得しておきましょう。
申請先は所轄の警察署です。
なお、取得しないで営業しているとみなされた場合、3年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられる場合があるので注意しましょう。
iPadの転売は難しくない!ぜひ始めてみよう
iPadは人気商品なので転売向きのアイテムです。
ただし、スムーズな転売のためには注意点もあるので、この記事で紹介したポイントに注意する必要があります。
ポイントに気をつけて仕入れや出品をすればiPadの転売は難しいものではないので、早速始めてみましょう。
なお、「物販総合研究所」では物販ビジネスに関する情報やツールを提供しています。
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