メルカリで使えるスマートレターとは
スマートレターは、全国一律料金で発送できる、日本郵便の郵送サービスです。スマートレターを利用すると、A5サイズ・厚み2cm・1kgまでのものなら、全国一律180円で発送できます。
メルカリの取引で商品を発送する際にも使用でき、小物類などを送る際に便利なサービスです。メルカリで以下のような商品を取引する際には、スマートレターを利用してみるとよいでしょう。
【スマートレターを使ってメルカリで送れる商品の例】
- 本
- CD・DVD
- アクセサリー
- スマホケース、ストラップ
- 文房具
- ポストカード
- 小物類
- ハンカチや靴下、薄手の衣類など
引用元:スマートレター-日本郵便(※別タブで開きます)
スマートレターの特徴
メルカリでの取引にも使用できるスマートレターのメリットや注意点などの特徴は、以下の通りです。
スマートレターの主な特徴について解説していきます。
送料が安い
メルカリで取引する際、安い送料で商品を発送できるのが、スマートレターの大きなメリットです。スマートレターは、送料が全国一律で180円。一般的なハガキ、封筒などの定形郵便を除くと、最安で商品を送れる手段の1つとなっています。
メルカリには、「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」など、同様の小物類の発送に向いている、独自の配送サービスもあるものの、料金面のみを比較すると、スマートレターの方が安くなるケースは多いでしょう。
【メルカリ便・スマートレター料金比較表】
配送方法の種類 | 料金 |
---|---|
スマートレター | 180円 |
らくらくメルカリ便 | ネコポス:210円 |
ゆうゆうメルカリ便 | ゆうパケット:230円 ゆうパケットポスト:215円 ゆうパケットポストmini:160円 (専用封筒の価格が20円のため、トータルのコストは同じ) |
(参考)定形郵便 | 25kg以内:84円 50kg以内:94円 |
ゆうパケットポストminiのみ、少しだけスマートレターより送料が安いものの、専用封筒の購入が必要になるため、トータルでのコストは変わりません。
また、スマートレターは、厚みも2cmまでOKのため、多少の余裕があります。縦横がA5サイズに収まる商品なら、スマートレターを利用するとコストを抑えて発送可能です。
以下の記事でも安く発送できる方法を紹介していますので、参考にしてください。
(関連)メルカリで最も安く発送する方法|サイズ・重さ・厚さなどで比較
ポスト投函で発送できる
スマートレターは、送りたいものを封筒に入れれば、あとはポストに投函するだけで発送できます。24時間いつでも発送できて、わざわざ郵便局に持ち込んだり、集荷に来てもらったりする手間もかかりません。
発送の手軽さは、スマートレターの大きなメリットです。ポスト投函のほかに、郵便窓口からの発送が可能です。また、受け取る側では、自宅の郵便受けに投函されます。
専用資材(封筒)が必要
スマートレターを送るには、専用の資材(封筒)が必要です。スマートレターの発送用資材は、封筒のような見た目で、オモテ面に郵送先の宛名と依頼主の住所が記載できるようになっています。
封筒の料金は180円です。スマートレターでは、送料は発送の際に支払うのではなく、専用資材の購入費用が送料の支払いになります。
家にある封筒や他の場所で購入した封筒などは使えないので注意が必要です。現在、手元にスマートレターの資材がなければ、購入の手間と費用がかかります。
サイズ・重量の制限がある
スマートレターでは、送れる商品のサイズがあらかじめ決められていて、制限があります。スマートレターのサイズ・重量の規定は、以下の通りです。
スマートレターのサイズ・重量の制限
サイズ(縦横) | 25cm×17cm(A5ファイルサイズ) |
---|---|
厚さ | 2cm |
重さ | 1kg |
引用元:スマートレター-日本郵便(※別タブで開きます)
定形外郵便やゆうパックなら、ある程度のサイズ・大きさの商品も発送できます。しかし、スマートレターでは送れる商品の種類が限られてくるため注意が必要です。
CD・DVDなど、ある程度形状の決まっているものや薄手の衣類のように軽くてかさばらないものならいいものの、たとえば、ハードカバーの本のように、厚みや重量のある商品だと送れない可能性があります。場合によっては、別の発送方法を検討する必要もあるでしょう。
また、スマートレターでは、封筒を変形させて無理やり入れるような発送方法は禁止されています。ほかに、以下のように送れない商品も存在しているため、発送の際は注意してください。
- 割れもの(ガラスや陶磁器など)
- 壊れやすいもの(精密機械などのこわれもの)
- なまもの
- 生き物
- 芸術作品など代替品の入手が困難なもの
- 現金・貴金属
- 危険物
引用元:スマートレター ご利用の条件-日本郵便(※別タブで開きます)
利用する場合は、あらかじめスマートレターで送れるサイズ・重量の商品かどうかを事前に確認しておきましょう。
匿名配送に対応していない
メルカリでスマートレターを使用する場合、匿名配送に対応していないのがデメリットです。メルカリの取引で、出品者・購入者ともに、お互いの個人情報(氏名・住所・電話番号)を相手に伝えずに発送できる方法を匿名配送といいます。
個人情報を相手に教えるのを不安に思っている人でも、匿名配送なら安心・安全にメルカリを利用可能です。しかし、匿名配送を使うには、基本的にメルカリ便を選択する必要があります。スマートレターは、専用封筒のオモテ面に自分と相手の住所を記載する欄があるため、匿名配送には対応していません。
自分の個人情報を教えたくないと思っている人は、スマートレターではなく、メルカリ便を検討するのがおすすめです。
また、購入者のなかにも、個人情報を教えるのが嫌で、匿名配送以外の出品を敬遠する人がいるため、スマートレターにすると商品が売れにくくなる可能性もあります。
引用元:匿名配送(メルカリ便/梱包・発送たのメル便)-メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ(※別タブで開きます)
匿名配送に対応している発送方法については、以下の記事で解説しています。あわせてご覧ください。
(関連)【2024年最新版】メルカリの発送方法を一覧で紹介!コンビニで使える方法や1番安い方法は?
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メルカリでスマートレターを使う方法
ここからは、実際に、メルカリでスマートレターを使用する方法について解説します。
メルカリでは、現在、配送方法の選択肢にスマートレターが用意されていません。スマートレターを利用する場合は、出品の際、「発送方法」を「未定」にする必要があります。
- メルカリアプリのホーム画面から「出品」を選んで出品手続きを開始する。
商品の写真をアップして、説明文やカテゴリなど、必要な情報を入力していきます。 - 配送方法の選択で、「配送料の負担」を「送料込み(出品者負担)」として、「配送の方法」の項目で「未定」を選択する。
スマートレター用の資材は発送側が購入するため、スマートレターでは必ず、送料は出品者負担になります。 - 商品説明欄に「発送にはスマートレターを利用する」と「匿名配送には対応できない」旨を記載する。
メルカリでは、「配送の方法」に選択肢としてスマートレターが存在しないため、スマートレターを使いたい場合、配送方法は「未定」にしておき、商品説明欄でスマートレターを使うと書く以外に方法がありません。商品の説明欄は出品後でも編集可能なため、後から配送方法をスマートレターに変更しても良いでしょう。 - 手続きが完了したら、「出品する」のボタンを押して出品を行う。
- 購入者が決まったら、用意しておいたスマートレター用の発送資材に宛て名と自分の住所を書き、梱包を行って発送する
スマートレター専用資材の購入先
スマートレター専用発送資材は、郵便局のほか、ローソン、ミニストップなど日本郵便を取り扱っているコンビニ、Amazonや郵便局のネットショップといったオンライン通販などで購入できます。
【スマートレター専用資材の購入場所】
- 全国の郵便局
- ローソン
- ミニストップ
- Amazon
- 郵便局のネットショップ
スマートレターに関するよくある質問
続いては、以下のように、メルカリの取引でスマートレターを使用する際によくある質問について答えていきます。
それぞれの質問と回答を詳しくみていきましょう。
スマートレターの到着日数は?
スマートレターの到着日数は、1〜2日後とされています。通常は余裕をもって、到着まで3日程度みておけば、おおむね問題ないでしょう。
ただ、スマートレターは、土曜日・日曜日・祝日は配達が行われないため、発送してから間に休日が入っている場合は、そのぶん遅れると考えておく必要があります。
相手の住所を入力すれば、以下のサイトで到着日数を調べられるため、参考にしてみてください。
(参考)お届け日数を調べる|日本郵便株式会社(※別タブで開きます)
スマートレターに追跡サービスはある?
スマートレターに追跡サービスはありません。発送した後は、相手に着くまで荷物がどこにあるのか確認できないため注意が必要です。
追跡サービスを利用したければ、メルカリ便などの商品追跡サービスが利用可能な配送方法を選択してください。
スマートレターが届かない場合の対処法は?
通常3日程度で届くはずのスマートレターが、いつまでも届かない場合は、郵便事故などの可能性が考えられます。少し遅れて、届くまでに4日程度かかるケースもあるものの、離島など特別な場所を除いて、5日以上経っても相手に着かないようなら、対応を考えた方が良いでしょう。
郵便局に問い合わせをする前に、まず出品者・購入者は以下の点を確認してください。
出品者 | 購入者 |
---|---|
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もし調べても、どうしても見つからない場合は、誤配や郵便事故のケースが考えられるため、郵便局に問い合わせて調査を依頼します。
以下のページからWeb上で手続きが可能です。
引用元:郵便物等事故調査依頼処理システム- INAA00G00:インターネット申告受付トップページ(※別タブで開きます)
調査の結果、万一、商品が行方不明になってしまった場合など、商品が届かない場合はメルカリで取引をキャンセルする必要があります。
スマートレターでは、配送途中に事故が起きた場合でも補償は受けられないため、トラブルになってもお金などは返ってきません。ただ、日本の郵便事故発生件数はかなり低いため、スマートレターを利用しても、過剰にトラブルを心配する必要はないでしょう。
メルカリのスマートレターは送料が安くてお得!
この記事では、メルカリのスマートレターについて紹介しました。
- メルカリのスマートレターは他の発送方法に比べて送料が安い
- メルカリのスマートレターは匿名配送に対応していない
- 小さい商品の発送に向いていてポスト投函で発送できる
上記を理解して、メルカリのスマートレターを使ってみましょう。
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