そもそも「家電せどり」

「せどり」には様々な販売ジャンルがあります。その中でも、人気が高く国内せどりの主力とされるのが、家電せどりです。
家電せどりとは、その名の通り家電を安く仕入れて高く売るビジネスのこと。家電量販店やディスカウントストアで値下げされた家電を仕入れ、Amazonなどで販売して利益を得るビジネスです。
では、なぜ家電せどりは物販ビジネスの中で、人気が高いのでしょうか。
薄利多売からの卒業!「一撃利益」の破壊力
家電せどりが人気を集めている理由は、「一撃利益」の破壊力があるためです。
家電せどりと同じく人気の高いせどりジャンルに、「日用品せどり」があります。日用品せどりはスーパーやドラッグストアなどで安価に仕入れられる反面、販売価格も安く、1商品あたりの利益は数百円にとどまりがち…。
利益を積み上げるには数を販売しなくてはならず、在庫が保管スペースを圧迫してしまうこともあります。
一方、家電せどりは仕入れ価格が数万円単位になることもあるものの、販売価格も高額です。1つ売れれば5,000円以上の利益が発生するケースも多く、無理に販売数をこなす「薄利多売」から抜け出せます。
狙うは「処分品」のみ!全店舗共通の攻略ルール
家電せどりは、家電量販店やディスカウントストアなどがメインの仕入れ先です。さらに、仕入れ時には「処分品」をチェックするのが基本戦略となります。
たとえば「在庫処分!」と値札に書かれた商品は、お店が早く売り捌きたいアイテムのため、定価より安く販売されていることが多くあります。
早く売り捌きたい理由は、お店の過剰在庫や商品入れ替え、メーカーの生産終了品などさまざまですが、いずれも品質に問題はないケースが大半です。
使用に不備がない家電はネットで購入希望者が現れやすいため、見かけたら積極的に仕入れることをおすすめします。
中古だけじゃない!「新品」を扱うメリット
家電せどりは中古品でも利益を出せますが、検品や動作確認が必要になるため、初心者にとってはややハードルが高く感じられることがあります。
その点、新品商品であれば動作不良のリスクが低く、状態説明やクレーム対応の負担も少なめです。そのため家電せどりを始めたばかりの段階では、新品に絞って販売したほうが良いでしょう。
ただし新品を扱う店舗であっても、「展示品のみ」「展示処分」と表示された商品には注意が必要です。展示品のみの販売品は、使用状況や摩耗の程度を正確に判断しにくく、購入後すぐに不具合が発生し、購入者からのクレームにつながる可能性も考えられます。
リスクを避けるためにも、初心者のうちは新品商品のみを対象に仕入れたほうが安全ですよ!
【動画あり】プロの仕入れに密着!店舗で見るべき家電のポイント!

家電せどりで店舗に行く場合は、広い店内を闇雲に歩くのではなく、「見るべきポイント」を絞ることが大切です。
ここでは、家電せどりの店舗仕入れの際に、プロがチェックしている3つのポイントを解説します。
以下の動画では、この記事の著者である朝野が実際にヤマダ電機で仕入れをする様子を紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね!
実際の店舗で見るべき「値札」の正解(二重貼り・手書き特価)

家電せどりでチェックするべきもっとも大切なポイントは、値札の内容です。
繰り返しになりますが、家電せどりの基本戦略は定価で売られている商品ではなく、「処分品」として値引きがされているものを、優先的にチェックしていく方法です。
このとき確認するべきポイントは、「値引き後の価格」ではなく「元の価格」! 今の値札の裏側に元の価格が書かれていることが多いため、どのくらい値引きされているのか確認してみましょう。
Amazonなどのネット通販で販売されている家電品は、店舗の通常価格と同じくらいの値段で売られることも多いため、店舗で値引き額の大きい商品ほど、利益を出しやすいんです。
一方で、数百円しか値引きされていない品はほとんど利益が期待できないため、仕入れは避けた方が良いでしょう。
実際の店舗で見るべき「値札」の正解(二重貼り・手書き特価)

値引き額が高い商品を見つけたら、「セラースケット」というアプリでバーコードを読み取ります。
セラースケットとは、Amazonでの販売をサポートしてくれるツールです。仕入れた商品が売れるかどうかをすぐに判断できるため、家電せどりではアプリ版が欠かせません!
セラースケットの使い方はとても簡単です。まずはツールを開いて「スキャン」と書かれたところに、仕入れ候補品のバーコードをかざします。
すると、Amazonでその商品がどれくらいの価格帯で販売されているのか、また、仕入れの危険度(真贋調査が入りやすいかどうか)もわかります。

さらに、画面を下にスクロールすると仕入れ値(お店で販売されている価格)を入れる欄があります。そこを埋めると、現在のAmazonでの販売状況から、該当商品を仕入れた場合にどれほどの利益を得られるか、予測が可能です。

また、Amazonで同じ商品がどれくらいの期間でどれだけ売れたのか、といった内容やkeepaのグラフもチェックできますよ。

非常に便利なツールのため、家電せどりでAmazon販売を行う場合は、ぜひ活用してみましょう!
(参考)セラースケット(※別タブで開きます)
以下の記事では、せどりでおすすめのアプリを5つ紹介しています。わかりやすい解説動画もあるので、ぜひ、チェックしてみてください。
(関連)【プロ厳選】せどりのおすすめアプリ5選|現役セラーの解説動画つき!
【要注意】仕入れてはいけない「危険な商品」とOEMの見分け方

値札をチェックし、値引き額が高額な商品であっても「聞いたことがないメーカー」の商品は避けましょう。
その理由は、聞いたことがないメーカーは店舗オリジナルブランドの可能性があるためです。Amazonではオリジナルブランドの販売は知的財産権の侵害にあたるため、アカウント停止や削除のリスクが生じます。
リスクを避けるためにメルカリやヤフオクといったAmazon以外のプラットフォームで販売する方法もありますが、これらの販売先は中古品の取扱いがメインで相場が低め。新品家電であっても、利益を出すのが難しいケースが少なくありません…。
仕入れ時は値引き額だけでなく、メーカー名もしっかりチェックしておきましょう。
実は儲からない?家電の店舗せどりで誰もがぶつかる「4つの壁」

これまで解説してきたやり方であれば、店舗せどりでも十分な利益を生み出す商品を見つけることは可能です。
ただ、長く取り組むほど身体的・精神的な負担が積み重なるのが店舗仕入れの難しいところ。
ここでは家電せどりで誰もがぶつかる4つの壁について、見ていきましょう。
【壁1】購入制限の悔しさ(在庫があるのに買えない)

家電量販店では、利益商品に「購入制限」が設けられているケースが多くあります。購入制限とは、たとえば「お一人様一点限り」といったルールのこと。
棚には利益を生む「金の卵」がたくさんあるのに、店舗のルールで購入できないことから、モヤモヤとした気持ちを抱えてしまう…。これがストレスとなり、店舗せどりを離れてしまう方は少なくありません。
【壁2】物理的な重労働と配送・梱包の手間

家電は大きくて重い商品が多く、仕入れた後の運搬と発送作業が大きな負担になります。
車を持っている場合は、仕入れの負担を多少は減らすことができますが、それでも何度も店舗まで足を運び、商品を車へと移動させ、荷下ろしをして梱包して配送業者に渡して…という作業を繰り返すことに、嫌気がさしてしまう方も多いですね。
【壁3】「転売ヤー」を見る店員の視線と精神的負担

せどりと転売は厳密には違うものですが、世間では混同して考えてしまいがちです。
家電量販店の店員も「せどり=転売」の意識を持っている方が多く、店舗で仕入れ品をチェックしていると「あのお客、転売ヤーなのでは?」という疑いの眼差しを向けてくることも…。
最近は転売ヤーが社会問題となっていることから、各店舗で「転売お断り」の空気感も強く、店員の刺すような視線が気になって長時間の仕入れ作業はしにくいことも事実です。
以下の記事では、せどりと転売の違いを詳しく解説しているので、「何が違うの?」と気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
(関連)せどりと転売の違い|知らないと危険な落とし穴と正しい稼ぎ方をプロが解説
【壁4】利益商品が見つからない「ボウズ」のリスク

どれだけ時間と交通費をかけて店舗を見て回っても、利益商品が1つも見つからない日もあります。専門用語では「ボウズ(収穫ゼロ)」と呼ばれるものですね。
「今日は3店舗も見て回ったのにボウズだった」という状態が続くと、モチベーションに大きく影響します。
【解決策】家電せどりのおすすめは「電脳せどり(ネット仕入れ)」!

家電を店舗で仕入れ続ける難しさ、なんとなく想像できた方も多いのではないでしょうか?
実際、プロやせどり上級者の多くは、最終的には店舗せどりから電脳せどり(ネット仕入れ)へシフトしているんです。
なぜ上級者は「店舗」から「電脳」へシフトするのか
家電せどりそのものは利益を出しやすく、初心者でも参入しやすいジャンルです。そのため物販総合研究所でも強く推奨しています。
ただ、家電のおすすめの仕入れ方法は、店舗せどりではなく、電脳せどり。
理由はシンプルで、電脳せどりであればこれまで紹介した4つの壁(購入制限・重労働・店員の視線・ボウズのリスク)に縛られないためです。
さらに、物販総合研究所の独自の物流網を活用すれば、外注スタッフに梱包・発送を任せることもできます。
「電脳せどり」と「外注化」を取り入れて、やるべきことをリサーチに絞れば、一気に効率的な動きが可能になりますよ!
電脳の最大の敵「リサーチの面倒臭さ」をどう解消するか?
電脳せどりは体力的な負担が少ない一方、仕入れ候補となる商品数が実店舗の数十倍・数百倍にもなるため、利益商品を探すためのリサーチに手間がかかります。
その問題を解決するのが、物販総合研究所独自のツール 「PoiPoiポケット」 です。
PoiPoiポケットは、楽天市場とAmazonの販売価格を比較し、価格差のある商品だけを自動で抽出します。店舗せどりのように「探す」作業を自分で行なう必要はなく、最後に買うかどうかの判断だけすればOK!
詳しい情報は、以下の記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
(関連)【最強】電脳せどりツール厳選3選!現役セラーが使い方まで徹底解説
よくある質問【FAQ】

せどりを始めると、多くの方が同じポイントでつまずきます。ここでは、特によく寄せられる質問をまとめました。
Q1. 古物商許可証は必要ですか?
A.本格的にせどりで稼ぎたい方は、取得しておいたほうが良いでしょう。
家電に限らず、中古品や新古品を扱う場面は出てくるかもしれません。その際に、古物商許可証を持たずに販売すると、懲役3年以下または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
古物商許可証については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
(関連)【知らないと逮捕】せどりの古物商許可ガイド|現役セラーのリアル解説
Q2. 店舗で買った商品をAmazonで「新品」として出品しても大丈夫ですか?
A.基本的には問題ありませんが、メーカー保証期間がすでに開始している商品は新品として出せません。
詳しいルールは、以下のAmazon公式サイトを参照してください。
(参考)Amazon公式|コンディションガイドライン(※別タブで開きます)
Q3. 家電は単価が高いですが、資金はいくらくらい必要ですか?
A.最初から大型家電を買う必要はないため、10万円前後からスタートしてみましょう。
ただし、資金に余裕があるほど、仕入れられる商品の幅が広がり、利益率の高い商品も狙いやすくなります。
家電せどりに慣れてきたら、少しずつ規模を広げていくイメージでOKです。
家電せどりはネット仕入れを上手に使おう!

今回は、家電せどりの店舗攻略法と、その先にある「電脳せどり」の可能性について解説しました。
店舗せどりは、実物を手に取って「商品の相場感」や「箱の大きさ」「型番のルール」を学ぶための、最高の修行の場です。しかし、そこにはどうしても「購入制限」や「肉体的な疲労」といった物理的な壁が存在します。
もしあなたが、副業として長く稼ぎ続けたいと願うなら、店舗で培った知識を武器に、徐々に「ネット仕入れ(電脳)」へシフトしていくのが正解ルートです。
物販総合研究所では、楽天市場とAmazonの価格差を利用した「PoiPoiせどり」で副業でもちゃんと稼げる仕組みを構築しています。「もっと効率的に稼ぎたい」「ツールの実演を見てみたい」という方は、ぜひ以下のバナーをクリックして無料セミナーにお越しください!






