日本のトップYouTuberの収入
早速、日本の人気YouTuberが動画再生で得ている広告収益の目安を確認していきましょう。
マーケティング支援企業の調査によると、2021年国内YouTubeチャンネルの総再生回数トップは約26億8756万回の「Junya. じゅんや」です。
2位が約12億9901万回の「まいぜんシスターズ」、3位が約9億5073万回の「東海オンエア」です。
1再生回数あたりの広告収入は公式には明かされていませんが、仮に1回の再生で0.3円として計算すると、再生回数が10億ほどあるトップクラスのYouTuberたちは年に3億円前後を稼いでいることになります。
ただしこれは広告収入だけの数字で、他にもグッズを販売したり企業の依頼を受けたりしているため、総収入はさらに多いと考えられます。
世界のトップYouTuberの収入
次に、世界のトップYouTuberの収益の目安を確認していきましょう。
アメリカの経済誌の調査によると、2019年に世界で最も稼いだYouTuberはライアン・カジ。おもちゃの感想を述べる動画を投稿するアメリカの子どもです。
累計の再生回数は570億回を超えていて、その広告収入は1年間で30億円以上にものぼります。
2位はデュードパーフェクトというアメリカの5人組。バスケットボールを中心とするスポーツ動画を投稿しています。アメリカでのチャンネル登録者数は1位です。
3位がロシアのキッズYouTuber、アナスタシア・ラジンスカヤ。父と一緒に買い物をしたり遊園地で遊んだりする、ホームビデオのような内容です。
いずれも1年で20億円前後を稼いでいるとされています。
→ 世界3位の20億稼ぐ5歳少女YouTuber、親の努力がスゴイ…
再生回数ランキングの調べ方
YouTube動画の再生回数と広告収入の関係が分かると、気になるのは興味のある動画ジャンルでの「再生回数ランキング」かもしれませんね。
実は再生回数ランキングの調べ方は簡単。以下の手順を試してください。
- 自分の動画投稿ジャンルの名称を検索
- 検索結果の左上にある「フィルター」をクリック
- 「並び替え」の箇所に表示された「視聴回数」をクリック
※検索の動画投稿ジャンル名は、スポーツ、ブログ、副業などになります。
たったこれだけのステップで、興味のあるジャンルのYouTube動画の再生回数ランキングが調べられますよ。
「検索結果×フィルター」で再生回数ランキングを調べると、それぞれのジャンルでどんな動画が多く再生されているのかが一目で分かります。
ジャンルにもよりますが、エンタメ系やニュース系が再生回数が多い傾向にあるでしょう。
ざっくりと再生回数による広告収入が知りたい場合は、視聴回数×0.1円をしてみてください。目指すべき動画再生回数の目安を知って、自分のYouTube活動の参考にすると良いかもしれませんね。
YouTubeで収入を得られる条件
YouTubeで広告収入を得るための条件は以下の通りです。
- チャンネル登録者数1,000人以上
- 年間再生数4,000時間以上
さらに、広告収入は8,000円以上にならないと振り込まれません。
実際、YouTube初心者の動画再生回数は最初0〜10回ほど。チャンネル登録者数が1,000人を超えても、再生回数は月に100回程度と言われています。
したがって人気の出ないうちは、数カ月ごとにしか収入が発生しないということになるでしょう。
YouTubeで稼げる収益の目安
YouTubeではチャンネル登録者数によって収益は変わりますので、おおまかな収益の目安を知っておきたいですよね。
動画ジャンルや広告表示回数などによって収益は大きく変動しますが、ここでは参考として一般的な収益の目安を解説いたします。
まずチャンネル登録者数1,000人では、月1,000〜5,000円程度を収益の目安として考えてください。1,000人から広告を入れられるようになりますので、月数千円がスタートです。
地道に登録者数を増やし1万人を超えると、収益は月5万〜20万円程度になっているでしょう。この頃から広告単価が少し上がり、中には企業案件も獲得する人もいるので、収益に幅が出てきますよ。
そして登録者数10万人を超えたら、もう人気YouTuberの仲間入り。収益の目安は月30万〜200万円になります。
一般的なサラリーマンの給料を上回りますので、副業でYouTubeをしていた人なら本業辞める人も多いでしょう。
登録者数100万人の超有名Youtuberになると、収益は月300万〜1,000万円にもなります。このクラスになると、オリジナルグッズの販売など、YouTube以外の収益も広がっていることでしょう。
YouTube広告収益の仕組み
YouTubeの広告収益は、投稿した動画内に広告を表示させることで発生します。広告主が広告掲載料をYouTubeに支払い、YouTubeが動画投稿者に広告報酬を支払うという仕組みです。
1回の動画再生で得られる広告収入は、一般的なYouTuberだと約0.05〜0.1円が目安。これが人気YouTuberになると3倍の0.3円に跳ね上がります。
例えば、投稿した動画が100万回再生されると、一般的なYouTuberの広告収益は100万×0.1円=10万円となります。
さらに人気YouTuberだと100万×0.3円=30万円になります。
これがYouTubeの動画再生によって広告収益が発生する仕組みです。収益化までの具体的な道のりは別の記事で解説していますので、詳しく知りたい人はこちらを読んでみてください。
YouTubeで1億再生っていくらになる?
YouTubeで1億回再生されている有名な曲をリストアップしました。
- パプリカ (米津玄師)
- 紅蓮華 (LiSA)
- ドラえもん (星野源)
いずれも大ヒットした曲で、1つの動画だけで約1億回再生されています。
1億回も動画再生するといくら広告収入が得られるのか気になりませんか?実は、1億回以上再生されたYouTube動画から得られる平均的な広告収益は、1本の動画だけで1,000万〜3,000万円にものぼります。
月に20本も30本も投稿して、ようやく数千円が稼げる初心者YouTuberにとっては夢のようなお話ですね。
「どうせ有名な歌手や芸能人にしか無理でしょ?」と思うかもしれませんが、海外では巨大なグミをひたすら食べるという動画がバズって1億回達成しています。
何か1つバズらせることができれば、一攫千金も夢じゃありませんよ。
YouTubeの再生回数3億回なら収入は?
さらにYouTubeの再生回数が約3億回になる動画を調べてみました。
- 前前前世 (RADWIMPS)
- マリーゴールド (あいみょん)
- Pretender (Official髭男dism)
1億回の曲よりもさらに大ヒットした人気曲の動画です。
これらの動画のように再生回数3億回に達すると広告収入は、推定3,000万〜1億円になります。動画1本で家が建ちますね!
再生回数1億回よりも3億回の方が”報酬レート”が良くなっています。これは再生回数が多いほど、影響力が大きくなるので広告単価が高くなるため。
このクラスになると、高い確率で各企業から別の広告や仕事の話が入ってきますので、さらに収益は増えていきます。
YouTubeで得られる収入の種類
YouTubeでは、広告収入を含めてさまざまな収入の種類があります。全種類を網羅する必要はありませんが、どんな種類があるのかをピックアップしていますので、自分にあった方法をチェックしておきましょう。
広告収入
YouTubeの動画に広告を掲載すると、動画の再生回数に応じて広告収入を得られます。最も基本的で収益の中心となる方法です。
テレビコマーシャルと同様の仕組みであり、広告を出稿する企業などがYouTubeに広告料を支払い、YouTuberはその一部を報酬として受け取ることになります。
スーパーチャット
ライブ配信が行われている間、視聴者はYouTuberへチャットを通してお金を送ることができます。これをスーパーチャットと言います。パフォーマーへのいわゆる「投げ銭」「おひねり」のようなものです。
送金の30%は手数料としてYouTubeに徴収されますが、ファンからの支援を直接的に受け取れる方法であると言えます。人気YouTuberはこのスーパーチャットだけでかなりの金額を稼ぐと言われています。
YouTubeチャンネルメンバーシップ
視聴者は、YouTuberのチャンネルの有料メンバーになることでさまざまな特典を受け取ることができます。この仕組みをYouTubeチャンネルメンバーシップと言います。要するにファンクラブです。
特典はチャンネルによってさまざまで、コメント欄やチャットでメンバー用のバッジや絵文字を表示できたり、メンバー限定のライブ配信を視聴できたりします。
YouTuberはメンバーシップ料金の30%を受け取ることができます。
メンバーシップのシステムは、チャンネル登録者数が3万人以上にならなければ利用できません。
アフィリエイト
YouTuberは、動画の概要欄にアフィリエイト広告を掲載することができます。
例えば、Amazonアソシエイトを契約し、動画と関連する商品のAmazonでの販売ページへのリンクを掲載します。その商品が購入されれば広告収入を得ることができるという仕組みです。
また、自分が運営するアフィリエイトブログへのリンクを動画ページに掲載し、流入を狙うという間接的な方法もあります。
グッズ・イベント
人気の出てきたYouTubeは、たとえばTシャツや帽子といったアパレル品、ステッカーなどのオリジナルグッズを制作して販売し、収入を得ることができます。
オフラインイベントを開催したり、オンラインサロンを開設したりして参加費・入会費を集めることでも稼げます。
ファンを一定数集めなければ収益は見込めませんが、YouTubeへ支払う手数料が発生しないというメリットがあります。
企業案件
影響力があるとみなされたYouTuberは、商品やサービスを宣伝したい企業から案件を受注できることがあります。
一定の知名度・人気を得ていることが前提となりますが、ニッチなジャンルではチャンネル規模がそれほど大きくなくても依頼されるかもしれません。
企業から報酬を直接受け取る形なので、グッズ販売と同様にYouTubeへ手数料を支払う必要がないというメリットがあります。企業規模が大きければ報酬の額も期待できるでしょう。
YouTubeで再生回数・広告収入を増やすコツ
年収何億円というようなトップYouTuberになるのは至難の業ですが、工夫すればある程度の再生回数を稼ぐことはできるので、そのコツを紹介します。
YouTubeで稼ぐ方法については、下記の動画でも紹介しています。
【YouTubeで稼ぐ方法】ビジネスYouTuberの始め方【無思考は伸びない】
YouTubeで集客するにあたっての基本的な知識を得ることができます↑
初心者向けの内容にする
趣味やスキルなどを扱う動画を視聴する人のうち、最も多い割合を占めるのは初心者です。初心者向けの内容にすれば、視聴者を広く集めることができます。
プロや玄人向けの内容は需要はあるものの、再生回数は稼ぎにくいのです。専門的な内容の動画の制作にはコストもかかります。
例えばキャンプのハウツー動画を作るとした場合、プロ用ツールを紹介するような内容よりは、手軽でおいしいキャンプ料理、初めて行く人向けのキャンプ場の紹介、といったような内容のほうが再生回数が伸びやすいでしょう。
複数の広告を挿入する
YouTubeでは動画再生前に1つの広告が流されますが、それ以外にも複数の広告を流すことができます。
動画の途中で流す「ミッドロール広告」、動画の再生後に流す「ポストロール広告」です。
広告を増やせば、広告を視聴する人やクリックする人が単純に増えることが予想されます。これにより、1回の再生あたりの収入単価がアップするのです。
ミッドロール広告とポストロール広告を入れられる条件は、動画の長さが10分以上であることです。このため、10分以上の動画を作ることを意識しているYouTuberは多いです。
ただし、動画を不自然に引き伸ばして10分以上にしたり、広告を挿入しすぎたりすると視聴者がうんざりして離れてしまう可能性もあるので注意が必要です。
シニアの視聴者層を狙う
50歳以上、60歳以上といった高年齢層にニーズのある動画は、比較的稼ぎやすいです。例えば園芸、ゴルフ、介護といったジャンルが考えられます。
なぜ高年齢層向けの動画が稼げるかというと、広告単価が高めになりやすいからです。
YouTubeを視聴する子どもは最近非常に多いため、子ども向けの動画は再生回数は最初から伸びやすいですが、広告商品の購入には結びつきにくいです。したがって広告単価は低めになりがちです。
一方、お金を持っているシニア層は広告から購入に結びつきやすいので、広告単価が高めに設定されるという仕組みになっています。
YouTube以外の収入源もあわせて検討してみよう
人気YouTuberになれば単価アップを狙うこともできますが、競争は激化しておりなかなか険しい道です。まずはお小遣い稼ぎや副業といったスタンスで始めてみるのがよいでしょう。
また、収入を得る手段はYouTubeのほかにもいろいろあります。物販総合研究所は収入アップを目指す人のためにさまざまなビジネスのノウハウを提供しているので、まずはを登録してみてはいかがでしょうか。
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