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せどりで独立は可能?具体的な方法や気を付けたいポイントを解説!

更新日:2023年9月7日

副業として始める人が多いせどりですが、それだけで独立して生活することはできるのでしょうか。

もし、独立を目指せるなら頑張ってみたいと思う人もいるはずです。

この疑問に対して結論からいえば、せどりは誰でも成果を出せる可能性があるため、独立を目指すのにも向いていると回答できるでしょう。

今回の記事では、せどりで独立するための具体的な方法やポイントについて解説します。

船原徹雄
物販総合研究所 所長
この記事の著者:船原 徹雄 

1980年 兵庫県出身。2006年に資金3万円を元手に個人で輸入転売を開始。「これは稼げるぞ!」と確信し、2007年に会社設立。3年目で年商2億円と順調に業績を伸ばし、2018年の年商は14億円。自分で物販ビジネスをしながら情報発信も行い、より多くの人にノウハウを伝えたいと物販総合研究所を設立。副業でとり組む初心者から上級者まで、幅広い層に向けてネット物販で稼ぐための情報を日々提供中。
▶著書:世界一楽しく儲かる金持ち教科書
▶YouTube:船原徹雄 [物販総合研究所]
▶Twitter:https://twitter.com/funahara
船原徹雄のプロフィール

この記事の内容

せどりが独立に向いている理由

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ここでは、せどりが独立に向いている理由について説明します。

 

誰でも成功させやすい

再現性が高いことはせどりの大きな特徴といって良いでしょう。

再現性が高いということは、うまくいっている人の真似をするだけで成果を出しやすいということになります。

いくら独立したいといっても、特別なスキルのない初心者がゼロからビジネスをつくることは難しいものです。

その点、せどりは真似をするだけで良いので、誰にでも成功の可能性があるでしょう。

また、副収入を得る方法はせどりの他にも、投資やアフィリエイトを行う方法が有名です。

しかし、投資やアフィリエイトはセンスや経験などが問われるため、再現性という意味ではせどりに劣ります。

特にアフィリエイトはある程度の成果が出るまでに時間がかかる傾向もあり、初心者は稼ぐ前にモチベーションが落ちてしまうパターンがほとんどです。

仮に多少稼げたとしても実力が付くまでは収入が不安定なことも多く、成功させるのは大変でしょう。

このような部分で比較しても、せどりは短期間で成果につながりやすく、独立を目指しやすいビジネスといえます。

ただ、いくら成果が出しやすいといっても自己流では難しいので、まずは情報収集して成功例を学ぶことも大切です。

 

変化に対応しやすい

せどりというビジネスは、「安く買って高く売る」というシンプルな仕組みで成り立っています。

この仕組みは商売で最も基本となる部分であり、非常に基盤の強いところといえるでしょう。

つまり、流行り廃りやトレンドの変化があっても、何かしらの商品を購入する客がいる限り、せどりで稼ぎ続けることができるということになります。

一見当たり前のことに感じられるかもしれませんが、世の中には流行り廃りやトレンドの影響を大きく受けて、安定しないビジネスも多くあるのです。

そのような意味で、いつの時代も稼ぐことができるせどりの安定感は魅力的でしょう。

ただ、せどりの世界でも一部商品の転売に対して規制がかかるなど、少しずつ変化している部分もあります。

したがって、せどりそのものは合法的に行えるビジネスですが、時代と共に変わる環境には対応していかなければいけません。

これを具体的にいえば、せどりに関する新しい手法や考え方を学び続けることとなるでしょう。

せどりというビジネスで独立して生活したいなら、この点については避けては通ることのできない部分になるのです。

 

パソコンだけで完結させられる

せどりというとリアルの店舗に仕入れに行くイメージがありますが、やり方によっては自宅のパソコンだけで仕入れを行うこともできます。

パソコンだけでせどりを行う方法を電脳せどりと呼び、インターネット上のオンラインショップを利用して仕入れをするのです。

オンラインショップの利用なので外出する必要がなく、快適にせどりを行うことができるでしょう。

また、電脳せどりは仕入れだけではなく、使い方によってはほぼ全ての作業をパソコン上で完結させることも可能です。

たとえば、商品の発送代行サービスを利用すれば、パソコンを使って仕入れた商品をそのまま指定の倉庫などに送るだけなので負担はさらに軽くなります。

このように、電脳せどりは店舗に仕入れに行く時間や手間がかからないため、とても効率的といえるでしょう。

慣れてくれば空いた時間もでき、その時間を使って他の事業を始めたり、家事をしたりすることも可能です。

いくらお金が儲かるといっても余裕がなければ雇われて働いているのと変わらないので、パソコンだけで完結させられる効率の良さはせどりの魅力となっています。

 

せどりで独立する方法は?

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ここでは、せどりで独立する方法について、個人事業主と法人に分けて説明します。

 

個人事業主

会社を辞めて独立するというとハードルが高いイメージもありますが、個人事業主という形なら比較的簡単に誰でも行うことができるでしょう。

これはせどりで独立するときも同様であり、最初は個人事業主としてスタートする人が多くなっています。

具体的に個人事業主になる方法としては、税務署へ開業届を提出するだけです。

開業届に必要事項を記入してしっかりとしたものであるなら、その場で問題なく受理してもらえます。

そして、開業届が受理された時点で独立に必要な手続きが完了したということになるのです。

このような手順を知らない人は難しく考えがちですが、やる気があるなら個人事業主になることは難しいことではありません。

なお、個人事業主になると開業してから2年間、消費税の納税義務が免除されるというメリットもあります。

通常は年間の売上が1000万円を超えた場合に納税義務が発生するので、せどりで独立するなら個人事業主になって損はないでしょう。

また、個人事業主は確定申告時に白色か青色のどちらかの申告を選べますが、ある程度の規模で活動するつもりなら青色申告を選択しておくのが無難です。

 

法人

個人事業主に比べると、法人化の手続きはハードルが上がります。

具体的には、個人事業主よりも手続きが複雑になり、時間も1~2週間程度が必要になるのです。

そのため、最初から自信があったり、知識や経験が豊富だったりする人以外は個人事業主で始めて、規模が大きくなってきたら法人化すれば良いでしょう。

その際、法人も個人事業主と同じく設立してから2年間は消費税の納税義務が免除されるというシステムを利用して、タイミングを合わせてしまうことも有効です。

つまり、個人事業主で2年間免除を受けた後に法人を設立すれば、さらに2年間納税義務を免除することもできるということです。

このようにすれば、合計で4年間消費税の納税義務が免除されるのでお得でしょう。

また、独立して売上が多くなってきたときは人を雇ったり、作業を外注化したりすることも有効になります。

人を雇ったり、外注化したりすることでせどりが効率的になり、売上もさらに伸ばしやすいからです。

そして、この方法は自分で作業しなくても機能する仕組みなので、今まで以上に自由に使える時間が増えるのも良いところでしょう。

 

せどりで独立するメリットとデメリット

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ここでは、せどりで独立するメリットとデメリットについて説明します。

 

せどりで独立するメリット

せどりで独立するメリットは、個人事業主と法人の両方にあります。

まず、個人事業主の場合、独立することでせどりに専念できるのが大きいでしょう。

個人事業主として独立する前は副業として他の本業をしながらの人も多いため、せどりに専念することでより大きな利益を目指すことができるのです。

また、時間や場所にとらわれることなく、いつどこで仕事をするのかを自分で決められる自由度の高さも魅力でしょう。

さらに、自宅を事務所として使えば家賃や光熱費の一部を経費として計上することもできるので一石二鳥です。

次に法人として独立するメリットは、個人事業主よりも社会的信用が高まるため、卸会社と契約しやすくなるということです。

これはつまり、より有利な価格で仕入れたり、幅広い商品を扱ったりしやすくなることを意味しています。

また、場合によってはメーカーと独占契約を結んで特定の商品を扱えるチャンスもあるでしょう。

このようになってくると、完全に社会的にも認められる規模のビジネスといえます。

最後に税金面でも個人事業主より法人のほうが節税効果は高いので、売上が多くなってきたら法人化を目指したほうが良いでしょう。

 

せどりで独立するデメリット

メリットと同様、せどりで独立するデメリットも個人事業主と法人の両方にあります。最初に個人事業主のデメリットは、資金が少ないうちは思うように売上を伸ばすことができないということです。

特に独立したばかりのときは手持ち資金が少ないことも多く、うまくやりくりすることが求められるでしょう。

また、このような状態なので当然最初は社会的信用も低く、クレジットカードを新しくつくったり、お金を借りたりするのに苦労するかもしれません。

そして、雇われているわけではないので全て自分次第という厳しさもあります。

中途半端なところで諦めたり、怠けたりしないように自己管理を徹底することが欠かせないといえるでしょう。

次に法人の場合のデメリットは、金銭的な部分が多くなっています。

たとえば、法人設立には資本金や登記費用が必要になり、個人事業主よりも税理士報酬が高くなるのです。

また、社会保険料の負担が必要になることも忘れてはいけないでしょう。

これらのデメリットはしっかりと利益が出ている状態なら問題ありませんが、そうではないときは安易に法人化しないなどの対策を考えないといけません。

 

せどりで独立する際に気を付けたいポイント

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ここでは、せどりで独立するときに気を付けたいポイントについて説明します。

 

家族との話し合い

独身で自由にせどりをできるなら問題はありませんが、養っている家族がいるときはどのように説得するのかもポイントになるでしょう。

特に実績がない最初のうちは、せどりで独立しようとすると反対される可能性があります。

このとき、自分勝手に独立を進めてしまうと家族に心配や迷惑をかけてしまう恐れもあるのです。

そのため、せどりで独立を目指すならしっかりと家族と話し合い、納得してもらったほうが良いでしょう。

万が一、家族が納得していない状態で独立するといざというときに協力を得られず、自分自身も辛い思いをするはずです。

また、家族が納得していない状態でせどりを続けるというのは、精神的にも大きな負担となります。

日頃から積極的にコミュニケーションを取り、せどりに対する気持ちが本気なことを伝えていけば、家族も理解を示してくれるかもしれません。

そして、家族を早く安心させるためにも、すぐに結果を出すことも心がけましょう。

ある程度の結果が数字として出てくれば、最初は半信半疑だった家族も信じてくれるようになるはずです。

 

脱サラの時期

せどりで独立を考える場合、最初は副業として始め、徐々に独立を目指していくのが良いでしょう。

サラリーマンなどの本業に不満があるとき、気持ちとしては早く独立したくなるかもしれません。

しかし、実績が全くない状態で脱サラすると結果を出さなければいけない焦りから、うまくいかないこともあるのです。

そのため、ある程度の経験や実績、金銭的な余裕を確保してから独立したほうが精神的にも安定します。

具体的に脱サラするタイミングとしては、会社のボーナスをもらえるように時期を調整しながら考えるのがベストでしょう。

せどりは商品仕入れに自己資金をたくさん使うため、ボーナスなどのまとまったお金をもらえるチャンスを逃してはいけないからです。

また、もう一つの方法としては事前に独立の準備を進めておき、不満が募ったタイミングで会社を辞めるというのもあります。

いずれにせよ、単にそのときの勢いではなく、ある程度計画性を持って辞めるということがポイントになるでしょう。

何の準備もしていない状態で辞めてしまうと、後悔する可能性が高くなります。

確定申告の準備

確定申告はサラリーマンなどの雇用された状態なら会社内で適切に対処してくれますが、独立すると自分で申告しなければいけません。

具体的には、何らかの方法で一定額以上の収入を得ているとき、確定申告という形で納税するようになるのです。

申告の際は専用の書類が必要になり、書類作成には手間もかかることが一般的です。

また、確定申告できる期間はあらかじめ決まっているため、事前にきちんと準備しておくことも大切でしょう。


そして、書類の作成は自分でも行えますが、不安なら税理士に依頼して作成してもらうことも可能です。

税理士はこのような作業のプロなので、手間をかけずに確定申告することができます。

その際はもちろん、手数料として支払う費用が発生することはいうまでもないでしょう。

それでも、安心して申告を済ませたい人は利用してみる価値があります。

特に独立したばかりで何もわからないとき、自分で申告しようとすると予想以上に時間がかかるかもしれません。

このような場合は、自分でやるよりも税理士に頼んでしまったほうが早く終わって合理的といえます。

 

独立を目指してせどりに関する情報収集をしよう

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ある程度の準備や資金などは必要ですが、しっかりと手順を踏んで行えばせどりで独立を目指すことも可能です。

ただ、そのためには、多くの情報を収集する必要があるでしょう。

情報収集する方法はいろいろありますが、物販総合研究所にメールアドレス登録して情報を得るのは一番効率が良いといえます。

ぜひ、独立を目指して有益な情報をたくさん収集しましょう。