転売で生活することは可能?
転売で生活することは果たして可能なのでしょうか。
結論からいうと、それは「可能」です。転売を専業として生活できている人は日本に一定数存在します。
その中には普通のサラリーマンの月収以上を利益として出している人も少なくありません。
どのくらい稼ぐことができると満足した生活を送ることができるのか、安定した生計が立てられるのかは人さまざまです。
しかし、あくまで「生活をする」ことを基準とした場合、職業が転売のみであってもそれは決して不可能なことではないのです。
では、実際に転売で生活するために必要な収入はどのくらいなのでしょうか。
具体的な数字を見ていきましょう。
たとえば手取りで30万円が欲しい場合、目標とする粗利益は50万円ほどです。
なぜなら、20万円ほどが売上のための経費として必要となるからです。
50万円という数字を聞くと、とてもハードルが高いように感じるかもしれません。
しかし、転売のコツをおさえておけば、この目標をクリアすることはそれほど難しいことではないのです。
ただし、注意すべき点があります。
それは、転売を行っている人が必ずしも利益を上げることができるとは限らないということです。
なかには、うまく売り上げを伸ばすことができず、転売だけでは生活を成り立たせることができなかった人もいます。
このようなリスクを避けるためには、やはりコツを押さえて転売を行うことが大切です。
転売で生活するメリット・デメリット
では、転売で生活するうえでどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
具体的にみていきましょう。
メリット
まずは転売で生活するうえでのメリットについて紹介します。
転売を専業とするメリットはなんといっても、「好きなときに、好きなことができる」という点です。
自由に時間を使うことができるので、時間と場所を選ばずに仕事をすることができます。
サラリーマン時代のように毎朝、満員電車に乗って通勤する必要はありません。
また、パソコンを通しての作業がほとんどなので、会社での人間関係の悩みやストレスから解放されます。
一般的な会社勤めの場合、生涯年収の相場は就職した会社によって大体決まってきます。
しかし、転売は自分の頑張り次第で月収をいくらでも上げることができます。
デメリット
一方、転売で生活するうえでデメリットはあるのでしょうか。
そのデメリットは主に3つあります。まず第1にサラリーマンではないので、給料が安定しないというデメリットがあげられます。
会社勤めのときのように基本給がないので、売り上げが少ないと、収入がゼロということもあり得ます。
また、ボーナスもないので、サラリーマン時代のように会社からボーナスをもらえる喜びを味わうことはできません。
第2は、社会保険に加入できないというデメリットです。
会社員時代とは異なり、転売業を専業とする人は社会保険ではなく国民保険に加入することになります。
国民保険に入ると、今まで会社が行ってくれていた面倒な管理を自分で行わなければなりません。
前年度の所得が高い人の場合は、それ相応の額を保険料として徴収されます。
また、国民保険に加入した場合、住む場所によって、支払う金額が異なることがあります。
どれだけの金額を自分は支払わなければならないのか、役所に聞いてみるのも良いでしょう。
また、法人化して社会保険に加入するという方法もあります。
損をしないためにも、興味のある人はぜひ調べてみてください。
そして第3は、最初の数年はローンが組めないというデメリットです。
転売を専業とすることは個人事業主となることを意味しています。
そのため、独立して間もない2〜3年ほどはローンが組めなかったり物件が借りにくかったりする可能性があります。
業績次第ですが、銀行からの融資もなかなかおりないので、金銭面はサラリーマン時代からよく準備をしておくことが大切です。
家庭をもっている人は、家族と相談し、将来設計についてよく理解を得るようにしましょう。
転売で生活するために大切なこと
では、転売で生活するためには何が大切なのでしょうか。
次から、その3つのポイントについて説明していきます。
環境を整える
転売で生活するために大切なこととして、「環境を整えること」があげられます。
転売で利益を得るためには、何よりもまず仕入れをする必要があるからです。
では、仕入れをするためにまず何をしたら良いのでしょうか。
転売は商材を売買することによって成り立つので、第1にそのための「資金を作ること」がポイントです。
転売で生活を始めるのならば、まずは月収目標を決めて相応の資金を調達することが大切です。
月収目標を立てるための資金が調達できて、初めて転売のための環境が整ったといえるからです。
転売業を成功させるためにも、計画的に資金集めをするようにしましょう。
具体的にどのくらいの資金が必要なのでしょうか。数値をもとにみていきます。
たとえば月収30万円をめざすのならば、利益率30%で運営を行ったとしても100万円の資金が必要となります。
もし資金が用意できない場合は、転売を始める前にそのための資金集めをしましょう。
資金を集めるための方法はいくつもあります。
まずは住居費や通信量といった、大きな支出から見直すと良いでしょう。
会社勤めの人の中には、会社の仕事とは別個の仕事をもっていたり、仕事帰りにアルバイトをしたりしている人もいます。
ある程度の資金ができれば、それを元手にして転売でお金を増やしていきましょう。
転売の世界を知る
「転売の世界を知ること」は、転売を専業とするうえで、とても大切なことです。
転売は勘や度胸といった感情的な部分で成り立つものでは決してありません。
しっかりとした成功のロジックやポイントをもとにして、仕入れに対する考え方などを学ぶことが大切なのです。
このような情報をもとにして転売について学ぶことで、作業の流れになれ、相場感を作ることができます。
では、転売についての情報を仕入れるためにはどうすれば良いのでしょうか。
たしかに、独学で試行錯誤しながら転売を学ぶという方法もその1つです。
しかし、1人で黙々とやり続けることは転売のポイントを押さえるのに時間がかかったり、損をしてしまたりというリスクがあります。
そのような事態を避けるために、自分1人で悩まずに転売で成功している人に、どうやって利益をあげたのか話を聞くことが大切です。
「転売をしている人が周りにいない」という人は、コンサルティングサービスを受けることで、実際に稼いでいる人に学ぶチャンスを得ることができます。
仕組みを作る
仕入れを行うことができるようになったら、次は「仕組みを作ること」がポイントになってきます。
仕組みを作ることが、毎月転売で安定して稼ぎ続けていくための基盤となるからです。
では、転売の仕組み化をするためには何をすればよいのでしょうか。
まずは、作業を可視化してチェックしていくことが大切です。
商品の価格の変更や出品といった、事務的な作業は、誰が行っても変わりはありません。
そのような業務はツールを活用したり、人を雇うようにしましょう。
単純な作業を外部に委託することで、自分が動かなければならない部分を減らすことができ、時間の節約になります。
そうすることで、最終的には、最も大切な仕入れに専念できるような仕組みを作り上げることができるのです。
このような仕組みができると、必然的に月収も上がりやすくなります。
転売で生活するためのコツ4選!
転売で生活していくためにはどのようなコツがあるのでしょうか。
転売で生活するためのコツを4つ紹介します。
コツ1:安定して売れる商材を見つける
1つめのコツは、「安定して売れる商材を見つけること」です。
毎月安定した月収を得ていくためには、毎月それ相応の商品をリサーチして仕入れる必要があります。
しかし、毎回さまざまな商品をリサーチして仕入れているようでは、手間がかかり効率が悪くなってしまいます。
そこで、ポイントとなってくるのは、「毎月安定して売れる商材をピックアップする」ということです。
安定した商材を見つけることができれば、リサーチに時間もかからず、仕入れも効率的に行えるようになります。
実際に、安定して売れる商材だけを毎月千個以上も販売して、コンスタントに売り上げを伸ばしている人もいます。
では、そのような人はどのようにして安定して売れる商材を決めているのでしょうか。
それは、「売れ筋商品のチェック」にカギがあります。
売れ筋の商品は一過性の商品とは異なり、リピートして売り上げを伸ばしていくことができます。
したがって、そのような商材を選ぶことで、安定した収入を得ることができるのです。
コツ2:仕入れ以外の時間を少なくする
2つめのコツは、「仕入れ以外の時間を少なくすること」です。
転売では、リサーチ、仕入れ、検品、出品、梱包、発送という数多くの工程が必要になります。
この中で特に重要となるのが「リサーチ」と「仕入れ」です。
転売は売れる商品を仕入れられてこそ利益を上げることができるからです。
重要な仕入れに集中して時間をかけ、そのほかの工程の時間はなるべく少なくすることで月収を上げることができます。
では、どうしたら「仕入れ以外の時間を少なくすること」ができるのでしょうか。
その方法の1つに、仕入れ以外の工程をアウトソーシングするという手段があります。
つまり、仕入れ以外のステップを人を雇って業務をしてもらうのです。
たとえば、AmazonのFBAサービスやヤフオクの納品専門チームなどを利用するのも効果的です。
このようにして、面倒な発送や納品の過程を外部に委託し、時間を節約していくことが大切です。
コツ3:貯金分の口座をわける
3つめのコツは、「貯金分の口座をわけること」です。
サラリーマンのように税金関係をすべて会社がやってくれるわけではないため、自分ですべて管理する必要があります。
保険や年金などの税金が引かれることもしっかり頭に入れておくことが大切です。
また、毎月貯金ができないようなギリギリの収支では生活が苦しくなってしまうため、なるべく少しずつでも貯金することが大切です。
口座が1つしかないと余っているお金を使いたくなってしまうため、貯金分は別の口座を作っておくと効果的です。
今後のことも考えて、余裕のある資金繰りをめざすことも大切です。
コツ4:ポイントを有効利用する
4つめのコツは、「ポイントを有効利用すること」があげられます。
転売の仕入れにクレジットカードを使うのならば、仕入れた金額に応じてポイントが貯まります。
そうすると、年3千万円を売り上げるのならば、年末には15~20万円ほどのポイントが貯まることもあります。
「たった15万円か」と思う人もいるかもしれませんが、転売を専業とするうえでは大きな収入です。
貯まったポイントは、ポイントサイトを利用すると現金化することができ、現金化すれば、会社時代のボーナスのような感覚で収入を得ることができます。
また、転売で貯まったポイントを飛行機のマイルとすることで、実質タダで飛行機に乗ることが可能といった使い方もあるのです。
ツールの導入で転売を効率化!
転売で生活するのならば、賢くツールを導入して転売作業を効率化することをオススメします。
その理由は主に3つです。
まず1つめは、「ツールを導入すると、リサーチが効率化する」という点です。
リサーチには時間がかかるので、手っ取り早いツールを導入することでスッキリと管理をすることができます。
2つめは、「現状がすぐに把握でき、仕入れや売上のデータ管理が楽になる」という点です。
常にデータを追い続けることはとても面倒な作業です。
ツールを導入することで、商品の現状をすばやく把握することができ、データ管理を簡単に行うことができます。
そして3つめは、「日々変動する相場に価格を合わせやすくなる」という点です。
毎日移り変わる価格を追い続けることはとても労力のいることです。
ツールを用いて全体を把握しながら最適な価格設定をすることで、より正確に効果的な結果を得ることができるのです。
では、具体的にどのような転売ツールを用いればよいのでしょうか。
せっかく費用を出してツールを使うのであれば、結果の出るツールを使いたいものです。
そこで、効率的にリサーチを行うことができる、物販総合研究所が運営する「TradeTrap」をオススメします。
「TradeTrap」は、ライバルセラーの出品情報を監視できるほか、転売向きの商品を監視することもできる優れものです。
また、在庫数の監視ができるので、作業を効率的に行うことが可能となります。
利益を出すためにツールを駆使しよう!
転売のメリットとデメリットを知り、そのコツを押さえることでうまく売り上げを伸ばしてくことができます。
そのための理解を深めることは、1人ではなかなか効率的に行うことはできません。
なぜなら転売で生活をしていくためには、副業での転売とは違う考え方をする必要があるからです。
転売を専業として安定して稼いでいくためにも、TradeTrapを導入して作業を効率化していことをオススメします。