【図解】中国から日本へ荷物が届く仕組みと配送ルート

中国から日本への配送は、通常以下の3つのステップで進みます。
- ステップ1:中国国内での配送
- ステップ2:中国から日本への国際配送
- ステップ3:日本国内での配送
中国は国土が広いため、日本へ出発する空港・港に行くまでの陸路・空路だけで数日かかります。また空港・港に着いたあと、飛行機の空き待ちや船の順番待ちで想定外のロスが起きやすいのも特徴。
日本国内に入れば、あとは通関さえ抜ければスムーズに進むことが多いです。ただし、荷物が多い時期は配送業者の引き取り(集荷)待ちが発生するため、日本の空港内で数日待機することもあります。
日本国内の宅配便(翌日配送)の感覚で待っていると「長い」と感じるかもしれませんが、国際配送は数日~数週間程度の期間を想定しておくといいですよ。焦りすぎず、ある程度は気長に待ちましょう。
【実録】サイト別・中国から日本への配送ルートと送料

ここからは、中国からの輸入でよく使われるサイトについて、実際に購入したときの例を使ってルートと送料をご紹介します!
① AliExpress(アリエクスプレス)の場合
先日、AliExpress(アリエクスプレス)を使ったところ、以下の通りの配送業者・送料となりました。
- 購入品:アウトドア用の折り畳み椅子(小さいやつ)
- 配送業者:エスポ便
- 送料:300円
アリエクスプレス(AliExpress)は配送のタイムロスがほとんどなく、送料も安いのが特徴。経験上、アリエクスプレスはいつも「エスポ便」で届きます。
実際の配送プロセスは、以下の通り。注文から1週間程度でサクッと届くので、普段から非常にスムーズな印象ですね。
【アリエクスプレスの例】
| 経過 | 日付 | ステータス・場所 |
|---|---|---|
| 初日 | 10/3 | 注文を承りました |
| 3日目 | 10/5 | 配達員集荷済 |
| 4日目 | 10/6 | お荷物は出発空港に到着 |
| 5日目 | 10/7 | 中国を出国 |
| 日本の空港に到着 | ||
| 輸出通関開始 | ||
| 6日目 | 10/8 | 税関出発、引き渡し待機中 |
| 配送業者施設から出発 | ||
| 7日目 | 10/9 | 配達完了 |
アリエクスプレスでの買い方や追跡方法については、以下の記事でも詳しく解説しています!
(関連)【決定版】アリエクスプレス(Aliexpress)ガイド|買い方のコツと注意点を公開!
(関連)AliExpressの追跡はこれだけ覚えればOK!初心者でも迷わない方法を画像で解説
② Alibaba.comの場合
次に、Alibaba.comの場合です。BtoBの卸売サイトなので、少量の輸入だと送料が割高になりがちです。実際の購入品は以下の通り。
このケースでも、梱包後の商品のサイズや重さはアリエクスプレスと変わりませんでしたが、送料はアリエクスプレスよりも高くなっています。
- 購入品:ベランダ用のサンダル
- 配送業者:中国の配送業者 → ヤマト運輸のバトンリレー
- 送料:845円
Alibaba.com はショップとのやり取り(チャット)が発生しがちで、発送までにやや時間がかかります。また、ショップが中国国内のどの地域に位置しているかによって、現地での輸送時間にも差が出ます。
今回の例だと、10/22~10/29までの1週間は中国国内を移動していたらしく、ステータスが止まったままでした…。具体的な配送プロセスは、以下の通りです。全体で2週間ちょっとかかりました。
【Alibaba.comの例】
| 経過 | 日付 | ステータス・場所 |
|---|---|---|
| 初日 | 10/17 | 注文完了 |
| 5日目 | 10/21 | システム上の処理が完了 |
| 発送&集荷 | ||
| 6日目 | 10/22 | 海外向け発送処理が完了 |
| 13日目 | 10/29 | 中国内での輸送&出国(細かいデータはなし) |
| 15日目 | 10/31 | 日本の空港に到着 |
| 16日目 | 11/1 | 日本での輸送開始 |
| 17日目 | 11/2 | ヤマト運輸がピックアップ |
| 18日目 | 11/3 | 配達完了 |
Alibaba.comでの仕入れの詳しい様子については、以下の関連記事もあわせてチェックしてみてくださいね。
(関連)【アリババ仕入れ対決】Alibaba.com vs 1688.com|料金・難易度・スピードを比べてみた!
③ タオバオ・1688.comの場合(代行業者ルート)
タオバオと1688.comは、日本から直接購入するハードルが高いため、基本的には輸入代行業者を使います。
配送の仕組みはどちらも同じなので、今回は1688.comを利用した実際の記録をご紹介します。輸入代行業者はTHE CKBを利用し、1688.comからの配送業者・送料は以下の通りとなりました。
(参考)THE CKB(直行便)(※別タブで開きます)
- 購入品:事務用品
- 配送業者:中国の配送業者 → 佐川急便のバトンリレー
- 送料:1,031円
代行業者を利用する場合、各サイトでの購入は代行業者が対応してくれます。購入した商品は、一度代行業者の中国倉庫に届くため、プラスで数日がかかるイメージですね。
今回の例では、注文から1週間くらいでTHE CKBの倉庫に到着しました。ただし、THE CKBのような大手の代行業者は、以下の通り業者倉庫に商品が届いてからの工程が迅速です!
【1688.comの例】
| 経過 | 日付 | ステータス・場所 |
|---|---|---|
| 初日 | 10/17 | 注文完了(代行依頼) |
| 6日目 | 10/22 | 代行業者が商品を確保(注文が確定) |
| 8日目 | 10/24 | 代行業者の倉庫に商品が到着 |
| 9日目 | 10/25 | 中国を出国 |
| 日本の空港に到着&通関完了 | ||
| 佐川急便がピックアップ | ||
| 10日目 | 10/26 | 配達完了 |
タオバオでの商品の買い方については、以下の記事も参考にしてみてください。代行業者を活用した場合の手数料なども、詳しく解説しています。
(関連)【体験談】私が実践したタオバオの買い方!日本の初心者におすすめの方法
荷物が届かない?追跡が動かない「3つの壁」とは

ここまで解説してきたように、中国から日本への配送は、ルートによってかかる日数に差が出やすいです。ステータスが動かないからといって、トラブルとは限りません。
ここでは、中国からの荷物が無事届くまでの3つの壁について解説します!
第1の壁:発送通知から「実際に動き出すまで」

実はECサイト上の「発送済み」というステータスは、「伝票番号発行」の意味であることが多いんです。実際にはまだ集荷されておらず、荷物が動き出すまでに1~2日かかることも。
17TRACKなどの追跡サービスに番号を入れ、「情報が見つかりません」と表示されると焦るかもしれません。しかし、発送通知直後なら特に心配しなくて大丈夫です。
第2の壁:物流倉庫での「待機時間」

荷物の集荷後、ECサイト物流センターに到着してからの待機時間が長いのも、よくある話です。
空港や港に荷物を運んで出国するだけではあるのですが、送料が安い便はできるだけ効率よく運ぼうとします。そのため、まずはコンテナが一杯になるまで待つことになり、出国までに意外と日数がかかるんですね。
「自分の荷物だけ忘れられてるのでは…?」と心配になりますが、5~10日動かないのはよくあることですよ!
第3の壁:税関検査の「タイミングと時期」

中国から日本に荷物が送られる場合、以下のようなタイミングは税関の業務がパンクしがちです。
- 春節(2月中旬)や国慶節(10月初旬):中国人旅行者が激増
- 独身の日(11月11日):セールで物流が激増
上記のタイミングで通関になると、当然パスするまでに時間がかかります。何もないときは即日で通過するものが、5日以上動かないことも…! 該当の時期を避けるか、日数に余裕を持たせるようにしましょう。
追跡ステータスの正しい見方と対処法

このように、中国からの配送には3つの壁があるので焦る必要はありません。しかし、定期的にステータスをチェックしておくことは重要です。ここでは、追跡ステータスの正しい見方・対処法を解説します。
よく見る「国際交換局から発送」の意味
追跡ステータスを見ると、「国際交換局から発送」という表示を目にすることがあります。
これは簡単に言えば、「これから日本に向かうよ!」という意味。国際交換局は、郵便局内で「海外からの荷物」「海外への荷物」を扱う部署のようなもので、各国にあります。
例えば、中国から日本へ郵便局を使って荷物を届けようとすると、中国から出国する準備が整ったとき、「国際交換局から発送」のステータスになります。
文言だけ見ると「もうすぐ日本に来るんだ!」と思いがちですが、実際に出国するまでにはタイムラグがあります。また、日本に到着するまでは追跡の更新も止まるので気長に待つのがおすすめ。
「国際交換局から発送」というステータスについては、以下の記事でも詳しく解説しています!
(関連)「国際交換局から発送」とは?あと何日で荷物を受け取れる?
「通関手続中」で止まったらどうする?
「通関手続中」という表示で止まっている場合、文字通り税関チェック中であるため基本は待つだけです。日本の税関で没収などの対応になった場合は「認定(没収)通知書」などが届き、手続きが必要になります。しかし、何も起きていない場合は待つしかありません。
事前にできる対策としては、トラブルになりそうな商品を避けて購入することが重要。以下の記事では、アリエクスプレスに限らず、中国から買ってはいけない商品をまとめて解説しています!
(関連)AliExpressで絶対に買ってはいけない8大商品|安全チェックリスト付き!
追跡には「17TRACK」を使おう
中国から日本へ荷物が送られる場合、そもそも運送業者が分からないケースもあります。
例えば、「Standard Shipping」という表示や追跡番号しか見つからない場合は、「17TRACK」で追跡するのがおすすめ。世界中の荷物の追跡をカバーしており、業者が分からなくても番号が分かれば追跡が可能で、情報の反映も早いのが特徴です。
17TRACKで荷物を追跡
中国から日本への荷物配送でよくある質問

最後に、中国から日本への荷物配送について、よくある3つの質問にそれぞれ回答しますね。
Q1. 中国から荷物を日本に送る場合、何日くらいかかる?
A. 中国から日本への荷物は、航空便なら5日~2週間、船便なら3週間~1か月が目安です。
ただし、業者や時期によってかなり差があることは事実! ステータスは確認しつつ、焦りすぎないことが重要です。
Q2. 関税はかかりますか? いつ払えばいいですか?
A. 個人輸入の場合、購入額が1万6,666円以下なら基本的に免税となります。
なお、課税となった場合は、荷物受け取り時に配達員へ支払います(代引きの支払いに近いイメージ)。
Q3. 中国から謎の郵便物が届いたらどうすればいい?
A. 身に覚えがない荷物は「受け取り拒否」をするのが正解です。
受け取ってしまうとその後のやりとりが面倒なので、受け取らないのがベスト!
物販総合研究所のメンバーの中に、この体験をした人がいるのですが、名前の漢字や住所の番地が微妙に間違っていて、配達員さんが「身に覚えはありますか?」と声をかけてくれたそうです。
注文した記憶がないものは、何が入っているかわかりません…。みなさんも絶対に受け取らないように、気をつけてくださいね。
中国から日本への荷物は、余裕を持って待とう!

今回は、中国から日本へ荷物が届くまでの裏側について解説しました。
中国からの荷物は、忘れた頃に届くことが珍しくありません。 追跡ステータスが数日動かなくても、それは「倉庫で順番待ちをしているんだな」「税関の列に並んでいるんだな」と捉え、余裕を持って待ちましょう。焦らなくても、日本の物流網に入ればすぐに届きますよ!
今回は「配送」に特化してお話ししましたが、トラブルを避けて利益を出すためには、「正しい仕入れ先」や「安全な商品の選び方」を知ることも大切です。
そこで! 物販総合研究所では、初心者でも迷わず中国輸入を始められる「中国輸入パーフェクトマニュアル」を今だけ無料で配布しています。
ネットの断片的な情報では得られないノウハウを1冊にまとめてありますので、ぜひ以下のバナーをクリックしてダウンロードしてみてくださいね!







