メルカリで売れない原因の9割はコレ！今すぐできる【裏ワザ】改善策

【出品ページ編】これだけでクリック率が変わる！売れない9つの原因と改善策

メルカリで売れるには、まず自分の出品ページを見てもらわなければなりません。つまり、売れるかどうかは、出品ページでほとんど決まるわけです。

そこで、まずは売れないページによくある9つの原因について解説します。あなたの出品ページに当てはまる原因がないか確認してください。

①価格設定が適切でない

出品登録をするときに、なんとなく価格設定していませんか？　結論から言えば、メルカリで売れるには「相場リサーチ」がすべてと言えます。なんとなくではなく、データに基づいた価格設定が必要です。

以下の手順で検索結果を絞り込めば、売りたい商品がこれまでにいくらで売れているのかを調べられます。

メルカリでは、販売価格に送料を含む場合がほとんどです。送料や梱包材など、発送にかかる費用も含めて検討しましょう。

売れるための値段設定のコツは、以下の記事でも紹介しているので参考にしてください。

（関連）メルカリの値段設定のやり方｜利益を得るためのコツや注意点も

②写真が魅力的でない

メルカリでは実際に実物を手に取って確認できないので、ユーザーは写真を頼りにして購入を検討しています。

暗い写真や、背景にごちゃごちゃと他のものが写り込んでいると、商品が目立たず魅力的に見えません。

メルカリでは、1商品に10枚まで写真を載せることができます。とくに1枚目は、自分の商品をクリックしてもらえるかどうかが決まる大切な写真です。

探している人の目を惹くような魅力的な写真にするには、以下のポイントを押さえて撮影しましょう。

• 明るい自然光で撮影する
• 商品の背景はシンプルにする
• 商品の全体像が分かるようにする

また、2枚目以降の写真は、商品をさまざまな角度から撮影したものも載せましょう。ブランドタグや付属品などがあれば、忘れずに撮影します。

小さな傷や汚れがある場合でも、状態を撮影して正直に伝えると納得してくれた人に購入されるので、トラブルを未然に防ぎやすくなります。

メルカリでクリックされる上手な写真の撮り方は以下の記事でも解説しているので、参考にしてください。

（関連）【メルカリ】売れる写真の撮り方とコツ｜スマホで手軽にできる撮影術

③タイトルが分かりにくい

タイトルには、自分がターゲットにしている人が検索すると思われるキーワードを入れるようにすることが大切です。

以下のような情報やキーワードを積極的に入れましょう。

• ブランド名
• 商品名
• 型番
• サイズ
• 商品の状態：「美品」「新品未使用」「限定品」

魅力的なタイトルは検索している人の目に留まりやすくなるので、他の出品に埋もれず、目立ちやすくなります。

タイトルの付け方には、これ以外にもコツがあります。以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてください。

（関連）メルカリの商品タイトルのコツ｜プロ直伝の即売れするコツを全て公開

④商品説明が不十分

商品説明は、購入を迷っている人の不安を解消できる大切な場所です。

せっかく自分の商品をクリックしてくれたとしても、商品説明の情報が少なければ不安になって購入につながらないかもしれません。

以下の内容をきちんと伝えましょう。

• 商品のサイズ（服なら着丈・身幅など）
• 購入時期
• 使用回数
• 傷や汚れの詳細

また、ペット・喫煙の有無、服ならばクリーニング済みかどうかも記載しておくと、購入の判断材料になります。

売れる説明文を作るにはまだまだコツがあります。以下の記事を参考に商品説明を見直しましょう。

（関連）【コピペOK】メルカリで即売れる商品説明文の書き方を伝授

⑤送料の負担が出品者になっていない（着払い）

メルカリでは、基本的に送料は出品者が負担します。つまり、「送料込み」で販売価格を決める必要があるということです。

メルカリユーザーは「なるべく安く」商品を購入したいと考える傾向があります。システム上、送料を購入者負担（着払い）にすることは可能ですが、これをやると、売れる可能性がガクッと下がります。

また、出品者が送料を負担せず着払いにすれば、匿名配送も利用できません。匿名配送は,

プライバシーが守れる点でメルカリユーザーに人気の配送方法です。着払いにすると「匿名配送で買いたい」という人を逃してしまう場合があります。

とはいえ、メルカリで利用できる配送方法の種類が多く、荷物に合った配送方法を選ぶのはなかなか難しいですよね。以下の記事では診断ツールを使って、荷物に合った配送方法を簡単に見つけられるので、ぜひ活用してください。

（関連）【診断ツールつき】メルカリの発送方法｜あなたに最適な配送方法はコレ！

⑥発送までの日数が長い

商品を出品登録するときには、発送期限を選択する必要があります。

発送期限は「購入者が支払いを完了してから発送するまでの最長の日数」のことで、「1～2日」「2～3日」「4～7日」から選択が可能です。

メルカリユーザーは購入した商品を早く手に入れたいと思っています。顔の見えない取引なので、なかなか届かないと不安になる場合もあります。可能であれば「1～2日」に設定しておくと購入の決め手になるので、おすすめです。

以下の記事では発送期限の具体的な例を紹介しています。また、万が一発送期限を超えてしまった場合にはどうなるのかについても解説しているので、参考にしてください。

（関連）【初心者】メルカリの発送期限は3パターン｜数え方や超えたときのペナルティについて

⑦プロフィールが空欄

プロフィールは、あなたの「名刺」です。空欄のままにしていたり、適当な内容だったりすると「この人から購入して大丈夫かな？」と心配になる可能性があります。

「プロフィールに何を書いたらいいか分からない」という人は、以下の内容を含めてプロフィールを手直ししてみましょう。

• 簡単な挨拶
• ペット・喫煙の有無
• 発送・コメント返信の時間帯

簡単な内容でも、相手をイメージできると購入者は安心して買い物ができますよ。

以下の記事では、好きな選択肢をポチポチ選ぶだけでメルカリのプロフィールが完成するツールを公開しています（もちろん無料）！　コツに関する情報も満載なので、ぜひチェックしてください。

（関連）【ズルいほど簡単】メルカリプロフィールを一発作成｜NG例やコツも解説

⑧出品するカテゴリが間違っている

購入者はカテゴリを絞り込んで商品を探す場合も多いです。商品に合わないカテゴリに出品してしまうと探している人の目に触れなくなり、なかなか売れなくなる可能性があります。

「どのカテゴリに出品したらいいかわからない」という場合は、同じ商品を検索して他の出品者がどのカテゴリで出品しているのかを調べてみましょう。

⑨商品の需要と出品時期が合っていない

商品には売れやすい時期があります。季節商品ならば、シーズンが始まる少し前に出品するのが鉄則です。

例えば水着なら本格的に暑くなる前の6月くらい、コートならば気温が下がり始める9月くらいが出品のタイミングです。

出品したい商品を実際にいつ使うのかを考えて、その前の最も売れやすいタイミングを狙って出品しましょう。

【運用編】ライバルに差をつける！売れないときの4つの打ち手

出品ページを整えたら、次は「運用方法」でライバルに差をつけましょう。

メルカリは、出品して終わりではありません。出品ページに少し手を加えるだけで、クリック数が大きく変わります。

「なかなか売れない」と感じたら、以下の4つの対策を試してみてください。

①出品する時間帯を変える

②値下げのタイミングとやり方を変える

③なかなか売れないものは再出品する

④コメントへの返信を早く・丁寧にする

対策の仕方を詳しく解説します。

①出品する時間帯を変える

「メルカリで売れない」と感じている人のなかには、手が空いた時間になんとなく出品しているという人もいるのではないでしょうか。

実は、出品する時間帯は売れやすさに大きく影響しています。

売れるためには、「商品を見て欲しいユーザーがスマホを触る時間帯を狙う」というのが基本的な出品の戦略です。

出品におすすめの時間帯は以下の通りです。

• 主婦：平日の昼
• 会社員：平日の夜または通勤時間
• 全般：週末の夜

再出品する場合も、この時間帯を狙って出品するようにしましょう。また、以下の記事ではこの売れる時間帯をさらに具体的に解説しているので参考にしてください。

（関連）メルカリで売れる時間は夜20時～23時！即売れする2つの裏ワザも公開！

②値下げのタイミングとやり方を変える

値下げをすると、必ずではありませんが「いいね！」してくれた人に通知されたり、検索結果の上の方に表示されたりします。

とくに10％以上の値下げなどで「魅力的な価格」になった商品は、通知されたり上位表示されたりする可能性が上がるので、探している人に見つけてもらいやすくなります。

値下げするときも、大切なのはタイミングです。せっかく上位表示されても、探している人が見ていない時間帯では効果が半減してしまいます。

買ってくれそうなユーザーがメルカリをチェックしそうな時間帯を狙って値下げをすることで、値下げを「武器」として効果的に使えるようになります。

値下げのタイミングについては、以下の記事でも詳しく解説しています。値下げの手順もお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。

（関連）メルカリの値下げするタイミング2つ｜最適な値下げのやり方・書き方

③なかなか売れないものは再出品する

「売れないので何度も値下げをしてしまう」という場合は、値下げを繰り返すよりも再出品をしたほうが効果的です。

出品して時間が経つと、自分の商品が検索結果の上位に表示されにくくなってしまいます。再び上位に表示させるためには、出品を一度削除して再出品したほうが、多くの人の目に触れるチャンスが生まれます。

再出品は頻繁に行うのではなく、売れなかったときの切り札として活用しましょう。例えば「1～2週間反応がなかった場合は再出品する」など、自分でルールを決めて利用するのがおすすめです。

また、再出品はなんとなくもう一度出品するのではなく、売れるための改善や出品のタイミングを検討すると効果が上がります。再出品のタイミングについて、以下の記事でくわしく解説しているので、参考にしてください。

（関連）メルカリの再出品のやり方｜出品し直しのベストなタイミングとは？

④コメントへの返信を早く・丁寧にする

返信の早さは、購入意欲に直結する大切なポイントです。

質問してくるということは、商品にかなり興味を持っているということです。せっかく質問したのに、なかなか返信が来ないと購入する気が冷めてしまったり、他の商品を見つけてしまったりするかもしれません。

また、返信するときには丁寧な言葉遣いを心がけましょう。丁寧なやりとりは、相手に安心感を与えます。良い評価ももらいやすくなるので、今後の運営にも良い影響がでるでしょう。

それでも売れない…考えられる2つの根本的な原因と対策

ここまでに紹介したテクニックをすべて試しても商品が売れないとしたら、商品そのものに原因があるかもしれません。

ここでは、商品に問題がある場合の原因と解決方法について解説していきます。出品している商品があてはまるかどうか確認してみましょう。

そもそもメルカリで需要のない商品を出品している

どんなに安く仕入れられた商品でも、需要がなければ売れません。

メルカリでは、以下のジャンルの商品がよく売れています。

• エンタメ・ホビー
• アパレル
• コスメ

逆に、これらのジャンルから外れると買い手が見つかりにくくなります。例えば高額のブランド品や、なかなか「いいね！」がつかないハンドメイド作品などは、メルカリで売るのは難しいかもしれません。

メルカリで販売するならば、あくまでも「メルカリユーザーがよく購入しているもの」を把握して商品選びをすることが大切です。

どんな商品が売れるかは、以下の記事で具体的に紹介しています。こちらを参考にして扱っている商品を見直してみましょう。

（関連）メルカリで本当に一瞬で売れるものを集めて記事にしたら、こうなりました。

商品の状態が悪すぎる

メルカリは不用品を出品することが多いため、多少使用感のある商品でも購入されています。破損している商品や動かない商品でも「部品取り」に購入されることもあります。

ただし、壊れている家電や楽器は、そのまま出品してもなかなか買い手が付きにくいものです。

大きな破損や汚れがある商品や動作不良の商品は、「使えます」という方向で売るのは諦めて、「ジャンク品」として出品し、部品や材料を探している人に向けて出品するのも一つの方法です。

その場合、検索でヒットするようにタイトルに「ジャンク」と入れておきましょう。

よくある質問【FAQ】

実際に出品していると、さまざまな売れない悩みを抱えることがあるでしょう。ここでは、メルカリで売れない場合のよくある疑問に答えていきます。

メルカリで閲覧数は多いのに売れません。どうすればいいですか？

閲覧数が多いのに売れないのは、「商品に興味はあっても、価格や商品説明で即決できない」という状態です。

とりあえず「いいね！」を付けておいて、値下げを待っている可能性もあります。

「いいね！」を付けてくれた人に向けてコメントで「希望の価格」を聞いてみたり、期間限定で値下げをして告知したりするのもおすすめです。

希望価格を尋ねたり値下げを告知したりする場合は、以下の例文を参考にしてください。例文はコピーしてそのまま使うこともできます。

また、知りたい情報が不足していて購入を迷っている可能性もあります。サイズや素材などが分かるように商品情報や画像を追加してみると売れる場合もあるので、試してみてください。

今まで売れてたのに、急に売れなくなったのはなぜですか？

今までと同じように出品しているのに急に売れなくなった場合は、メルカリ全体のアルゴリズムの変更によって、商品の露出に影響が出ている可能性があります。

また、メルカリの売れ行きはトレンドに影響を受けやすいことも原因かもしれません。

アルゴリズムの変更が売上に影響するのは、メルカリではよくある話です。外部からの影響を避けるのは難しいので、「出品ページ全体を見直すタイミング」として前向きに対処するほうが良いでしょう。

再出品を繰り返すとペナルティはありますか？

再出品の回数に明確な規定はありません。けれども、迷惑行為とみなされればペナルティを科される可能性があります。例えば、同じ商品を一日に何度も再出品すれば、他のユーザーの迷惑になります。

再出品は、あくまでも長期間動きのない商品をもう一度アピールする手段です。常識の範囲内でマナーを守って再出品を利用しましょう。

メルカリで売れない原因を見つけて、ひとつずつ改善しよう！

今回は、メルカリで売れない原因と、出品ページ編・運用編に分けた具体的な改善策を解説しました。

売れない原因は一つではなく、写真や価格、再出品のタイミングなど、さまざまな要因が絡み合っています。しかし裏を返せば、それだけ改善できるポイントがたくさんあるということです。

まずは一番簡単そうだと感じたこと—例えば「タイトルの先頭に【美品】と付け加える」や「プロフィールに一言だけ自己紹介を書いてみる」—から始めてみてください。ひとつ改善するたびに、あなたの商品は「売れる商品」に確実に近づいていきますよ！ 

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