kindle(キンドル)とは?
kindle(キンドル)とは、Amazonが販売する電子書籍デバイスのことです。
基本的にはAmazonでのみ購入可能となっており、文字の読みやすさや操作性の高さから、人気が高い電子書籍デバイスとなっています。
kindle転売のメリット
kindle転売で大きな利益を出すことは、比較的簡単です。
仕入れ方法さえ正しく理解していれば失敗にも繋がりにくいため、せどり初心者にとっても挑戦しやすい商品だと言えるでしょう。
ここでは、そんなKindle転売の4つのメリットを見ていきましょう。
相場が崩れにくく利益が出しやすい
kindle転売の最大のメリットは、相場が崩れにくく利益が出しやすい点です。
需要が高い商品なので常に相場が安定しており、利益を予想しやすいメリットがあります。
簡単に仕入れることができる
簡単に仕入れることができるのも、kindleの魅力です。
スマホやパソコンを使ってAmazonで簡単購入できるので、毎日の空き時間を利用して仕入れることができます。
回転率が高くすぐに売れる
回転率が高いため、出品すればすぐに売れます。
男女関係なくニーズの高い商品なので、在庫が大量にあまって悩む心配はほぼありません。
そのため、積極的に仕入れしやすい商品でもあります。
すぐに現金化でき、得た利益は次の仕入れに回すことができます。
リサーチの手間がかからない
Amazonセールなど仕入れのタイミングもわかりやすいため、毎日チェックする必要はありません。
リサーチの手間がかからないので、本業を続けながらkindle転売で利益を得ることも可能です。
安定した副業の収入がほしい人や、難しい勉強をせずにすぐに副業でもうけたいと考えている人にとって、kindle転売は魅力的なビジネスだと言えます。
kindle転売のデメリット
Kindle転売には、メリットだけでなくデメリットも存在します。
Kindleならではのデメリットですので、こちらもしっかりと覚えておいてください。
安定収入に繋がりにくい
kindleはAmazonセール時期など、仕入れられる時期が限定されています。
常に仕入れることができず、安定した収益を得るには不向きです。
大量仕入れしにくい
正規の入手ルートはAmazonのみとなっているので、大量のkindleを一度に仕入れるのは難しくなります。
セールでは個数制限がかかっていることもあり、本来仕入れたい個数を仕入れられないこともあるでしょう。
Amazonで仕入れてAmazonで販売できない
kindleをAmazonで仕入れることはできても、Amazonで販売することはできません。
Kindleの出品は、Amazon本体のみが許可されている状態なので、一般セラーは出品さえできないのです。
中古品としてもAmazonで出品できない
新品だけでなく、中古のkindleでもAmazonでは出品不可能です。
つまり仕入れたkindleは、ネットオークションやフリマアプリなどで販売することになります。
ネットオークションやフリマアプリは、販売手数料の高いところを選んでしまうと、利益が出にくくなるので要注意です。
出品する前に、販売手数料をよく比較しておきましょう。
(関連)せどりの販売先はどこを選ぶべき?主な経路と手数料について解説!
Kindle付属品なら出品できるが手数料が高い
kindle本体ではなく、kindleに付属しているアクセサリーであれば、Amazonでの出品が可能です。
ただし、販売手数料が45%と高額な手数料を取られてしまいます。
他のカテゴリーの商品は10%前後の手数料となっていますが、kindleアクセサリーだけ手数料が高いので、注意が必要です。
(関連)Amazonせどりの手数料はいくら?小口出品・大口出品・FBA手数料まとめ
kindleの仕入れタイミング
利益を大きくできるかどうかは、仕入れるタイミングで決まります。
kindleを仕入れるベストタイミングは、kindleの価格が通常よりも安くなるときです。
- Amazonプライムデー
- サイバーマンデー
- ブラックフライデー
- 父の日セール
- 母の日セール
- タイムセール
このような定期的に開催されるセール時に仕入れると、通常より安く仕入れることができ、利益額が大きくなります。Amazonのセール情報は、見逃さないようにしましょう。
ちなみに、セール時でなくてもAmazonPrime会員だと常時4千円引きで購入可能です。
kindleの転売を続けていくのであれば、AmazonPrime会員への申し込みは必要不可欠だと言えるでしょう。
kindleの購入方法
セール開催時にkindleを購入したい場合は、「カートに入れる」をクリックして、そのまま購入すれば問題ありません。
セール開催時でなくAmazonPrime会員として購入する場合は、「カートに入れる」をクリックする前に、「クーポンコード」をコピーしておく必要があります。
コピーした後に「カートに入れる」を選択し、決済画面の最下部にクーポンコードを入力してから購入すれば、割引が適用されます。
kindle仕入れの注意点
Kindle仕入れで気をつけていただきたい2つのポイントをご紹介します。
Kindleの本体価格から値引きされるわけではない
AmazonPrime会員の割引は、販売価格から値引きされるわけではありません。
Amazonギフト券によって還元される形となります。
そのためkindleを購入するときは、割引前の販売価格を支払わなければなりません。
kindleを安く購入できることに変わりはありませんが、現金で値引きされると思って購入する人も多いので注意が必要です。
購入日から1年はプライム会員を継続しなければならない
kindleを購入すると、後日Amazonギフト券が配布されます。
配布されたAmazonギフト券は自由に使うことができますが、購入から1年以内にAmazonPrime会員をキャンセルする場合は、Amazonギフト券を返さなければなりません。
すでに使ってしまった場合は、その使った分をクレジットカードに請求されるので注意が必要です。
すでにAmazonPrime会員に登録して1年以上経過している場合は問題ありませんが、割引目的でAmazonPrime会員に初めて申し込む場合は、すぐにキャンセルしないように注意しましょう。
ギフトとして購入しなければならない
Amazonでkindleを購入する際は、あらかじめギフト設定にしておく必要があります。
自分のアカウントで普通に購入してしまうと、kindleにあなたのアカウントが登録されてしまい、アカウント削除の手間がかかります。
そのような手間を省くためにも、購入時は忘れずにギフト設定を選んでおきましょう。
ギフト設定ならアカウントとの紐づけなしの状態でkindleが手元に届きます。
万一ギフト設定を忘れてしまった場合は、「アカウント&リスト」にある「コンテンツと端末の管理」の項目を選び、「端末」を押しましょう。
最後に解除したいkindleを選んで「登録の解除」をクリックすれば、アカウント削除完了です。
買い方によってはアカウント停止のリスクも
購入個数の制限がかかっているからと言って、アカウントを複数利用して大量に注文を入れると、転売目的と判断されてAmazonアカウントを停止されてしまう可能性があります。
仮に転売する目的がなかったとしても、それらしい買い方をするとアカウント停止となることがあるので注意が必要です。
kindle転売をにしても、あまりに大量の注文は避けたほうが無難です。
Amazonでkindleを購入する場合は購入可能台数の範囲までにとどめておき、家電量販店などで複数台購入するという方法もあります。
kindle転売のコツ
ちょっとした工夫をすることによって、kindle転売が成功しやすくなります。
ここではkindle転売の2つのコツを紹介していきます。
購入したらすぐに売る
kindle転売を成功させるコツは、購入したらすぐに売ることです。
Amazonのセール開催時は、kindle転売を目的として購入する人が多くなるため、必然的に転売数も多くなります。
そのことを想定して早めに出品しておくと売れやすくなり、ライバルより早く売りさばくことができます。
Amazonで購入した後は、すぐに出品するのが理想的ですが、商品が届く前に出品するとさらに効果的です。
できれば、Amazonで注文を終えた時点で出品しておきましょう。
スピードを重視すれば、在庫もすぐになくなり、稼ぎやすくなります。
どこで売るか決めておく
どこに売るかも非常に重要なポイントとなってきます。
フリマアプリのメルカリは若いユーザーが多く、スマホで購入する人がほとんどなので、売れるスピードが早い特徴があります。
10%という高めの手数料がネックですが、少しでも早く売ってしまいたいなら、メルカリに出品するのも一つの方法です。
(関連)【メルカリの始め方】初心者向け売り方の手順から戦略まで一挙解説
Amazonギフト券を利用する
kindle転売の利益を増やすコツとして、Amazonギフト券を利用する方法があります。
Amazonギフト券を安く販売しているサイトで割引のAmazonギフト券を購入し、kindleを購入するときに利用すれば、通常よりお得に仕入れることができます。
例えば1万円のAmazonギフト券を9500円で購入して1万円で商品を仕入れる場合、実質500円お得になります。
セール開催時ならば安く仕入れられるkindleですが、この安いAmazonギフト券を利用すると、さらに安く仕入れることが可能です。
ただし、AmazonでAmazonギフト券を買っても安くはなりません。
Amazonギフト券を安く売っている別のサイトでAmazonギフト券を買う必要があります。
Amazonギフト券はサイトによって値引き額が異なるので、事前に複数のサイトを比較しておきましょう。
値引率は5〜8%が一般的ですが、10%下がるときもあるため、日頃から値引率をこまめにチェックする必要があります。
Kindleが人気の理由
ここまでKindle転売のノウハウをお伝えしてきましたが、そもそもなぜKindleにそこまで高い需要があるのかご存知でしょうか?
Kindle転売でお小遣い稼ぎをするならば、取り扱う商品が高い人気を誇る理由についても知っておきましょう。
本を安く入手できる
kindleの最大の魅力は、本を安く入手できる点にあります。
紙の本より安めの価格設定となっているので、毎月買う本の費用を節約したいと考えている人に最適です。
月額980円(税込)のKindle unlimitedを利用すれば、Kindle用の本が読み放題になります。
→ Amazon.co.jp: Kindle Unlimited:読み放題
たくさんの本を読みたい人にとって、kindleはとても便利な存在だと言えるでしょう。何冊読んでも、月額料金は変わりません。
AmazonPrime会員ならば数百冊が読み放題になるので、まさに持ち歩く図書館といった感じです。
毎月文庫本並みの価格で和書・洋書が読み放題となるのは、kindleの大きな魅力です。
買った本を持ち歩かなくて良い
kindle1台があれば、何冊でも本を持ち歩くことができ、旅先などでも気軽に読書を楽しめます。
ページ数の多い技術書なども、kindleがあれば持ち歩く手間がかかりません。
紙の本を4冊や5冊も持ち歩くことは大変ですが、kindle1つあれば100冊以上の本を常に持ち歩けるようになります。
旅行先に紙の本を持っていく場合、その本に途中で飽きてしまう可能性があります。
飽きてしまうと本が荷物になるだけで、代わりの新しい本を選ぶことができません。
その点、kindleであれば端末に入っている複数の本を自由に選ぶことができるので、飽きたらすぐに別の本を読めます。
その日の気分に合わせて本を選べるのは、kindleの魅力的な部分です。
読書に対する意識が変わる
kindleならたくさんの本を選べるため、読書する習慣もつきます。
空いた時間にkindleで本を読む癖がつけば、自ずと読むスピードも早くなります。
kindleで面白い本を探すようになれば、いろんなジャンルに興味を持ち、読書に対する意識が大きく変わってくるでしょう。
お風呂やプールで利用しても壊れることがない
防水機能が搭載されたkindleなら、お風呂やプールで本を読むことも可能です。
ぬれた指で触っても壊れる心配がないので、普段お風呂で本を読む習慣がある人に適しています。
体に優しい読み方ができる
kindleに搭載されているのはスマホなどに搭載されているバックライトではなく、目に優しいフロントライトです。
バックライトは目に向かって光を照らしますが、フロントライトは画面だけを照らすため、夜に読書したいときに役立ちます。
優しくて淡い光り方が特徴で、長時間本を読むことが多い人に最適です。
Kindleの欠点
Kindleが人気の理由を知った後は、Kindleの欠点も確認しておきましょう。
今後これから紹介する欠点が改善された新モデルなどが発売されれば、大きな需要増が見込めます。
使い方にはある程度慣れが必要
kindleを快適に使えるようになるには、ある程度慣れが必要です。
kindleに備わっているツールを使いこなせるようになれば楽ですが、最初は使い方を覚えるだけで手間がかかります。
今まで紙の本に慣れていた人にしてみれば、この点は非常に面倒だと感じるでしょう。
紙の本のように適当にパラパラめくることもできないので、煩わしく感じることがあるかもしれません。
スリープ画面になってしまう
kindleで本を開きながら作業しようとすると、途中でスリープ画面になってしまうことがあります。
スリープ時間は事前に長く設定することもできますが、普段本を開いたまま作業することが多い人にとって、この点は多少不便に感じるでしょう。
カラーに対応していない
kindleはモノクロ表示となっており、カラーには対応していません。
活字を読むときは問題ありませんが、カラーの雑誌や漫画を読むには不向きです。
Kindleストアに無い本は読めない
kindleはkindleストアに売っている本しか読むことができないため、読みたい本がkindleに対応していない場合に困ってしまいます。
特に古い本は、kindleに対応していないケースが多いので要注意です。
辞典や図鑑、実用書などもkindle版に対応できていないケースが多いため、紙の本を購入する必要があります。
Amazonでサービスが終了するとKindleが使えなくなるかも
万が一Amazonがサービスを終了してしまうと、kindleで読んでいた本が読めなくなってしまいます。
いまのところそのような心配はありませんが、いつどうなるかは誰にもわかりません。
本当に重要な本は、kindleではなく紙の本で持っておいたほうがいいでしょう。
Kindleの転売・せどりは初心者にもおすすめ
ここまで見てきたように、Kindleの仕入先は限定されているため、かえって転売初心者はリサーチ箇所が少なく、取り組みやすい商品だと言えます。
高い需要があるため「仕入れたものの売れない」という自体になることもなく、転売の足がかりとしてはピッタリの商品です。
「副業として転売に取り組んでみたいけどなかなか一歩が踏み出せない」
という方は、このKindle転売から始めてみてはいかがでしょうか?