ヤフオク!には便利な「自動入札機能」があります。以前はオークション終了間際に画面に張り付いていなければ安心して落札できなかった商品も、自動入札機能により自分の設定した予算内で落札できるようになりました。
今回は「ヤフオクの自動入札機能のやり方」や絶対落札したいときの裏ワザもあわせてご紹介します。

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ヤフオク!の自動入札とは?
ヤフオク!の自動入札機能は、予算の上限(最高入札額)を設定して現在の価格から最高額の間で自動的に入札する機能です。
オークションでは、終了日時までに一番高い価格で入札した人が商品の購入者になれるのが一般的です。
誰もが、購入したい商品の終了時刻にヤフオク!の画面に張り付いていられるとは限りません。仕事や家事など、時間に余裕のない方もいるでしょう。自動入札機能を使えば、商品の入札競争で不利にならずに欲しい商品を落札できる可能性が高まります。
自動入札機能はヤフオクの標準機能に備わっているため、特別な設定をせずに誰でも簡単に利用できます。
ヤフオク!の入札単位
ヤフオク!には、「入札単位」という仕組みがあります。入札単位とは、自動入札する際に現在の商品価格に上乗せする最低金額のことです。すでに入札者がいるオークションに参加する場合、入札単位ごとに価格を上げて再入札します。
その際の入札単位は現在の価格に比例して次のような単位となります。
現在の価格 | 入札単位 |
---|---|
1円〜1000円未満 | 10円 |
1000円〜5000円未満 | 100円 |
5000円〜1万円未満 | 250円 |
1万円〜5万円未満 | 500円 |
5万円〜 | 1000円 |
このように、現在の価格が上がるにつれて入札単位も高くなります。入札者がいなければ現在の価格以上、すでに入札者がいる場合は現在の価格+入札単位の金額以上であれば1円単位で設定可能です。
他のユーザーの入札額以下で入札すると自動入札できない
自分の設定した上限金額が他のユーザーの入札額以下だった場合、自動入札はされません。仮に入札額が同額だった場合、先に入札を入れたユーザーが落札者になります。そのため、競合の入札額をある程度予想した金額設定が重要になります。
ヤフオク!の自動入札のやり方
ヤフオク!の自動入札のやり方は以下のとおりです。
- Yahoo!JAPAN にログインする
- 商品ページで「入札する」ボタンを押す
- 即決価格が設定されているオークションであれば、「今すぐ落札する」ボタンを押すか、即決価格以上の金額で入札するとその時点で落札となる。
- 金額の上限(最高入札額)を入力する
- 複数出品されている場合、個数の入力が必要。(ヤフオク!ストアが出品して
いる商品に入札する場合の表示は税抜であるため、最高入札額で落札された場
合の税込価格を確認する)一般の出品者は消費税の徴収は禁止されている。 - 「確認する」ボタンを押す
- 表示された内容に間違いがないかを確認する
- 「入札する」ボタンを押す
- 入札が完了し、入札結果が表示される
- 入札した商品がウォッチリストに未登録の場合、自動的にウォッチリストに登録される。
【パターン別】ヤフオク!の自動入札の流れ
ヤフオク!の自動入札の流れは主に以下4つのパターンに分けられます。
- 入札者がいない場合
- すでに入札者がいる場合
- 最高額入札者が自分でほかの人が入札してきた場合
それぞれについて解説します。
入札者がいない場合
入札者がいないオークションであれば、商品を現在の価格で入札できます。他のユーザーが入札してきた場合、自分が設定した上限金額まで競いながら自動入札を繰り返します。一方、誰も入札しなかった場合は、開始価格で最も安く落札できます。
例えば現在の価格が200円の商品に、上限1,000円で入札金額を設定した場合、入札者がいなければ現在の価格の200円で落札できます。しかし、他のユーザーから600円で入札があると、自動入札により自動的に610円で再入札されます。
もちろん、610円の入札はコンピューターが自動でおこなうため、ヤフオクにログインする必要はありません。他のユーザーに1,001円以上で入札された場合、それ以上の自動入札はされず入札できないことになります。
すでに入札者がいる場合
すでに入札者がいる場合、自分の入札額が相手の最高入札額に届くまで、自動入札によって金額を競い合い、高値が更新されていきます。
たとえば、他ユーザーの入札金額上限が1,000円の取引において、現在の価格が600円の場合、自分が610円で入札してもすぐに相手側から自動入札されるため620円で高値更新されてしまいます。この場合、1,000円以上で入札しなければ落札できません。
最高額入札者が自分でほかの人が入札してきた場合
自分の入札金額を上限として、相手が入札するたびに入札単位ずつ価格を上げて自動的に再入札されます。たとえば、自分が最高入札額を8,000円に定めた取引において競合が参加してきた場合、相手の入札額と競って8,000円までは再入札が繰り返されます。相手の入札額が8,000円を超えると、自分は商品を落札できません。
ヤフオク!の自動入札する際の注意点
ヤフオク!で商品を確実に落札したい場合には、以下2点に注意しましょう。
即決価格以上で入札した場合は自動入札は機能しない
即決価格が設定されている商品を即決価格以上で入札した場合、自動入札は機能しません。即決価格に達した時点で落札されるためです。必ず購入したい商品に即決価格が設定されていれば、その価格で入札すると良いでしょう。
ただし即決価格を設定すると、競争による商品価格の高騰につながらないため、高値で売りたい出品者は即決価格を設定していない場合もあります。商品を検索する際はよく確認しておきましょう。
競合の入札価格は基本的にはわからない
競合の入札価格は、高値更新されるまでは基本的にわかりません。ただし同額で入札した場合には、現在の価格と入札した価格が同じでありながら、自分が最高額入札者として表示されないことから相手の入札金額が把握できます。
自動入札でできるだけ安く購入する方法
ヤフオクの自動入札を利用してできるだけ安く購入するには、相手の最高入札額付近で入札金額を設定し、落札する必要があります。そのためには、入札単位を意識しウォッチリスト登録者数を確認して、相場価格より少しだけ高い価格で入札をいれるのが一般的な方法です。
しかし、この方法ではほかの落札者と被り落札できない可能性があります。ここでは、競合がいる場合でもできるだけ安く購入する方法を2つ紹介します。
端数入札|「入札単位×2+端数」で金額を設定する
できるだけ安く購入したいが競合が多い場合、「入札単位×2 +端数」で金額を設定すると落札しやすくなります。たとえば、すでに10,000円で入札が入っている場合、入札単位の500円をプラスして、10,500円で入札するのが通例です。ところが、10,000円で入札されている場合でも、初めから11,001円(入札単位×2 +端数)を設定することにより落札しやすくなるのです。
10,000万円で入札されている時点で次の落札に必要な10,500円を先読みして、10,501円、あるいは11,000円などで入札を入れる人は少なくありません。この状況を考慮し入札単位×2 +端数を設定することで落札しやすくなります。
また、入札単位が10円〜1,000円の間で設定されていることから、1円単位で設定できないと思う出品者も少なくありません。それを逆手に取るとさらに落札につながります。もちろん、この方法を知っている他のユーザーとは端数の勝負になることもありますので、必ずしも×2ではなく、2以上にするのも有効な手段です。
自動入札ツールを活用する
自動入札ツールとは、オークションの入札予約をおこない、あらかじめ指定した金額で自動的に入札するためのツールです。パソコンにソフトをインストールして使ったり、Webブラウザ上で動作する自動入札アプリがあります。例えば、aucfan、BidMachineなどです。
自動入札ツールには、稼げる商品をリスト化して簡単に仕入れできる機能や最適なタイミングで動作する自動入札機能などがあり、入札を効率的にサポートしてくれます。オークションでは終了間際での入札が商品を安く購入する重要なポイントとされています。自動入札ツールを活用して終了時刻ギリギリの時間に入札時間を指定すれば、費用を抑えて商品を購入できる可能性が高まるでしょう。
商品選択や金額設定、日時など設定することで簡単に操作できるツールも多くあります。手動より多くの手間を省きリソースを確保できるため、時間の余裕がない方におすすめです。
ヤフオク!の自動入札で欲しい商品を確実に落札しよう
ヤフオク!の自動入札は、設定した最高入札額まで自動に入札してくれる便利なシステムです。パソコンの前に張り付いておく必要がなく、設定しておくだけで欲しい商品が購入できます。できるだけ安く購入するには、「入札単位×2 +端数」で入札するか自動入札ツールの導入を検討しましょう。
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