Yahoo!オークション (ヤフオク)の自動入札とは?
Yahoo!オークション (ヤフオク)の自動入札は、予算の上限(最高入札額)を入力しておくことで、現在価格から最高額の間で自動的に入札することができる機能です。
Yahoo!オークション (ヤフオク)の標準機能として備わっており、特別な手続きなどは必要なく利用できます。
入札する際に予算の最高額で入札します。自動入札の設定などは不要です。引用:入札のしくみ(自動入札と最高入札額)
自動入札を利用すれば、誰かが現在価格以上の価格で入札を行ったとしても、自身が設定した最高入札額以内であれば自動的に入札を行い、自分が最高額入札者である状態を維持できます。
必然的に、自分が落札者になれる確率が高まるというわけです。
Yahoo!オークション (ヤフオク)の自動入札の手順
それでは、具体的に自動入札の機能がどのようにはたらくか、それぞれのケースを想定して見てみましょう。
Yahoo!オークション (ヤフオク)の自動入札の流れは主に以下4つのパターンに分けられます。
- 入札者がいない場合
- すでに入札者がいる場合
- 商品に即決価格が設定されている場合
- 自分が最高額入札者のオークションに他の人が入札してきた場合
入札者がいない場合の自動入札手順
入札者がいないオークションで自動入札を行う場合、他のユーザーがあとから入札したとしても、その金額が自分の設定した最高入札額よりも低ければ、自分が最高額入札者である状態を維持できます。
例えば、現在の価格が200円の商品に、1,000円を上限金額として自動入札を設定したとします。そのあと他のユーザーが600円で入札したとしても、610円で自動入札が行われ、自身が最高額入札者の状態をキープできます。
自動入札は自分が設定した上限金額まで繰り返されるため、この場合誰かが1,001円以上で入札しない限り、自分が最高額入札者となります。
なお、自分の入札後に誰も入札者が現れなかった場合、自動入札が行われることもないため、現在の価格(この場合200円)にて、商品を落札できます。
入札者がいる場合の自動入札手順
すでに入札者がいる商品へ入札する場合、もし相手が自動入札を行っていて、自分の入札額以上の最高入札額を設定していれば、その金額に達するまで入札額が更新され続けることになります。
例えば、現在の価格が200円の商品に、他のユーザーが1,000円を上限として自動入札を行っていた場合、自分が210円で入札してもすぐに相手の入札額が220円となり、相手が最高額入札者である状態が続きます。
この場合、自分が最高額入札者になるには、1,001円以上の入札をしなければいけませんが、相手が最高入札額をいくらに設定しているかは、こちらで把握することができません。
即決価格の場合の入札手順
Yahoo!オークション (ヤフオク)に出品されている商品のなかには、「即決価格」が設定されているものがあります。
即決価格が設定されている商品に、即決価格以上の入札を行うと、その時点で商品を落札することになります。
「自動入札機能を使い、即決価格まで他者と競っていこう」と考える人もいるかもしれませんが、即決価格以上の金額で入札した時点で、すぐに自分が落札者となるルールは理解しておく必要があるでしょう。
つまり現在価格からの自動入札を設定したい場合は、即決価格よりも低い金額で入札しなければいけないということです。
自分が最高額入札者のオークションに他の人が入札してきた場合
自分が最高額入札者のオークションに、別のユーザーが入札してきた場合はどうでしょうか。
この時、もし自分が現在の価格よりも高い金額を最高入札額として自動入札を行っていた場合、相手の入札額が最高入札額に届くまで、入札単位ずつ金額を上げながら、自動的に再入札が続いていきます。
現在の価格が200円で、1,000円を最高入札額として自動入札していた場合、相手が210円で入札すれば自分の入札額は220円に、相手が500円で入札してきたら自分の入札額が510円に、といった流れで入札額が更新されていきます。
相手が1,001円以上で入札した時点で、最高額入札者は相手となるというわけです。
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自動入札を行う際の注意点
自動入札は便利な機能ではありますが、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。
起こりうる事態へ対策していないと、商品を落札できないだけでなく、最悪の場合トラブルに巻き込まれることもあります。
自動入札を利用する場合は、以下のケースを理解しておいてください。
- 一度入札した場合の取り消しはできない
- 自動延長機能でオークション終了時間が延長される場合がある
- 吊り上げ行為に巻き込まれる可能性がある
一度入札した場合の取り消しはできない
Yahoo!オークション (ヤフオク)では、基本的に一度入札した金額を取り消しすることはできません。
出品者に依頼し、入札を取り消せる場合がありますが、その際も相手の許可が必要です。
ただし、自動入札を行う際の、最高入札額は変更ができます。現在の価格に、入札単位を加えた金額以上であれば、最高入札額を再設定することが可能です。
いくら落札したい商品でも、不本意な金額で落札する事態は避けなければいけません。上限金額を決める際は慎重に行うことをおすすめします。
自動延長機能でオークション終了時間が延長される場合がある
Yahoo!オークション (ヤフオク)には「自動延長」という機能があり、オークション終了5分前以内に最高入札額が更新された際に、終了がさらに5分伸びる場合があります。
これは出品者側で設定できる機能で、出品画面で事前に設定の有無をチェックすることができます。
自動入札機能を設定していて、無事に自分が落札できそうな状況であっても、自動延長のなかで最高入札額を他のユーザーに更新されてしまう可能性もあります。
オークションの終了時間は、自動入札を設定しているからと安心せず、通知設定を行ったうえで、すぐに対応できるよう待機しておいた方が良いでしょう。
吊り上げ行為に巻き込まれる可能性がある
自動入札機能を利用する場合、「吊り上げ行為」に巻き込まれる危険性についても理解しておく必要があります。
吊り上げ行為とは、入札者に高い金額で商品を購入させるために行われる不正行為で、Yahoo!オークション (ヤフオク)においても禁止事項として定められています。
出品者やその仲間が、別のアカウントで入札を行い、ターゲットの入札額を吊り上げていきます。ターゲットが自動入札を設定していた場合、上限金額を探り、その後入札をストップすることで、入札額を最高値まで押し上げる企みです。
一見するとオークションが白熱しているように見えますが、実際は単に落札額を高額にするための行為にすぎません。
極端に安い価格からスタートするオークションや、同一IDによる連続した入札履歴など、不自然な点を感じた場合は、オークションを継続せず、運営への連絡も検討しましょう。
自動入札でできるだけ安く購入する方法
商品を低価格で仕入れることは、物販成功の鉄則です。
自動入札で商品を安く落札するには、相場よりも少し高い上限金額を設定する、ウォッチリスト登録者数を確認して金額を決めるなどの方法があります。
しかし、多くのユーザーが自動入札を利用しているため、通常の手法だけでは競り負けることもあります。
ここでは、自動入札を活用し、購入金額を抑えるテクニックを紹介します。
- 端数入札|「入札単位×2+端数」で金額を設定する
- 自動入札ツールを活用する
それぞれ詳しく見てみましょう。
端数入札|「入札単位×2+端数」で金額を設定する
自動入札の設定を行う際に、「端数入札」を用いると、落札が成功しやすくなります。
端数入札は「入札単位×2 +端数」の金額を設定する方法で、ユーザー心理をとらえた、効果的なテクニックです。
例えば以下のように、現在の価格が10,000円の商品に入札する場合、入札単位の「500円」×2へ端数を上乗せした、11,001円などを上限として自動入札します。
現在の価格 | 10,000円 |
---|---|
入札単位 | 500円 |
自動入札価格 | 11,001円 |
別のユーザーは、次の落札に必要な10,500円を先読みして、10,501円などで入札しますが、最高額入札者になれません。
また、1円単位での設定ができることを知らないユーザーも多いでしょう。結果的に、端数入札を行ったユーザーが、落札しやすくなります。
この方法を知っている入札者同士の場合、最終的には競り合うこととなりますが、ぜひ把握しておきたいテクニックといえます。
自動入札ツールを活用する
自動入札ツールを活用するのも有効な方法です。 自動入札ツールとは、オークションの入札予約をおこない、あらかじめ指定した金額で自動的に入札するためのツールです。
代表的な自動入札ツールは以下のとおりです。
自動入札ツール | 特徴 | 主な機能 |
---|---|---|
BidMachine | ・出品機能はなく入札に特化している ・画面はシンプルで直観的に操作できる |
・残り時間や入札状況をリアルタイム表示 ・通知方法がポップアップ、通知音、メール送信などから選択可能 ・通知のタイミングやメールの配信先はカスタマイズ可能 |
aucfan | ・複数の商品に対して同時に設定可能 ・入札価格、入札タイミングをカスタマイズ可能 |
・過去の入札履歴や結果を確認できる ・商品をリスト化して簡単に追跡可能 ・入札結果やオークションの状況を確認できる |
自動入札ツールには多くの機能が備わっており、稼げる商品をリスト化して簡単に仕入れが行えたり、オークション終了間際に入札できたりするなど、費用を抑えて効率的に商品を購入することをサポートします。
自身で入札作業を行う手間が省け、リソースを確保することもできるため、時間に余裕がないユーザーには特におすすめです。
よくある質問
ここでは、Yahoo!オークション (ヤフオク)の自動入札に関するよくある質問に回答していきます。
自動入札は便利な機能である分、疑問点をクリアにし、使用方法を確実に理解して、効果的に活用する必要があります。
Yahoo!オークション (ヤフオク)で自動入札されないのはなぜですか?
ヤフオクで自動入札ができない場合、以下の原因が考えられます。
他のユーザーの最高入札額を下回っている
この際、相手の上限金額に達するまで入札が必要ですが、予算を超えないよう注意が必要です。
即決価格設定のオークションで、即決価格以上の入札をした
この場合、自動入札はできず、即時落札となります。自動入札を希望するなら、上限金額を即決価格以下にする必要があります。
出品者の入札制限、年齢制限、または不正入札の判定などの制限がある
この場合、入札はできません。
Yahoo!オークション (ヤフオク)の自動入札をやめたいのですが?
Yahoo!オークション (ヤフオク)では、一度入札した金額を取り止めることができません。そのため、入札する金額については、事前に予算を考慮し、慎重に決定する必要があります。
ただし、一度設定した自動入札の最高入札額を、低い価格に設定しなおすことは可能です。
Yahoo!オークション (ヤフオク)の自動入札には制限がありますか?
ヤフオクには入札制限があり、出品者が評価レベルや認証状況に基づいて入札を制限できます。
総合評価が「新規」または「0」以上、または「悪い」評価の割合が20%未満(評価を6人以上受けている場合)のユーザーのみが入札可能です。
さらに、「入札者認証制限」では、SMS認証を完了した人、Yahoo!プレミアム会員、または2013年10月6日以前にヤフオクを利用した経験のあるユーザーだけが入札できます。
これらの条件を満たさない場合、入札制限がかかり、取引ができなくなります。
まとめ
この記事では、ヤフオクの自動入札機能について説明しました。
- 自動入札で入札されたら取り消しはできない
- 自動入札をしたら吊り上げ行為に巻き込まれる可能性がある
- 自動入札でできるだけ安くするには「自動入札ツール」も活用すると良い
上記を理解して、自動入札機能を使ってみましょう。
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以下の記事でもヤフオクを上手に利用するノウハウを紹介しています。併せてお読みください。