あなたはヤフオク派?メルカリ派?すぐわかる診断チャート!
「ヤフオクとメルカリ、どっちを使えばいいの?」と迷っている人のために、簡単な診断チャートを用意しました。
以下の診断チャートに沿って、あなたにピッタリのサービスを判断してみてください。
基本的には「オークション形式で高値を狙いたい!」「レアアイテムやブランド品を売りたい」と考えている人はヤフオク向きです。一方、「不要なものを手軽に出品してすぐに売りたい!」「値下げ交渉にも対応できる!」と思う人には、メルカリをおすすめします。
診断チャートの最初の質問「出品したい商品は、過去に誰かが出品したことがある?」に関しては、各サービスで商品を検索してみてください。
誰かが以前に出品している商品は価格相場がわかっている場合も多いため、いくらくらいで売れそうかすでに決まってしまっています。もし過去の出品がある場合、どちらのサービスが合うかは、その後の質問で判断してみてください。
逆に、今まで誰も出品していない商品は「相場」がわからないのでヤフオク向きです。ヤフオクならオークション形式のため、思わぬ高値がつく可能性もあります。
たとえば、過去には以下のような事例がありました。
2022年にアメリカのオークションで「未開封の初代iPhone」が出品され、落札額はなんと約4万ドル(2025年3月のレートで約590万円)でした。
2022年はiPhone14が出た年です。当時、初代(しかも未開封)のiPhoneが出品されるとは誰も想定しておらず、その価値を判断できる人がいなかったため、価格が吊り上がりました。
ヤフオク(Yahoo!オークション)とメルカリの違いは文化!
ヤフオク(Yahoo!オークション)とメルカリは、どちらも個人がモノを売買できるサイト(アプリ)として知られていますが、両者の文化にはさまざまな違いがあります。ヤフオクとメルカリそれぞれの成り立ちと文化の特徴をみていきましょう。
ヤフオクの文化とは?
まずはヤフオク(Yahoo!オークション)の歴史と文化から紹介します。
【ヤフオクの誕生と歴史】
ヤフオク(Yahoo!オークション)は1999年にYahoo! JAPANが開始した、日本初の大規模オンラインオークションサービスです。
ヤフオクが登場した当時、個人がネットでモノを売る手段はほとんどなかったため「ネット上で簡単にオークションができる!」 と画期的な仕組みが話題になりました。
【ヤフオクの文化の特徴】
ヤフオクはメルカリと比べて歴史が長く、以下のような特徴をもつ独自のオークション文化が根付いています。
- 高額取引やコレクター向けの売買が多い。
- 価格交渉ではなく競り合いで価格が決まる*。
- 男性ユーザーや年齢層の高いユーザーも多い。
- 購入者(落札者)のリテラシーが比較的高い。
*2017年からフリマ出品機能が追加されています。
ヤフオクでの取引について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。
(関連)【初心者向け】Yahoo!オークション (ヤフオク)出品完全ガイド|やり方・使い方・稼ぐコツを全解説
メルカリの文化とは?
続いて、もう一方のメルカリの歴史と文化について解説します。
【メルカリの誕生と歴史】
メルカリは2013年にスタートした日本発のフリマアプリです。当初から「スマホ完結型のフリマアプリ」として設計され、ネット取引の経験がない人でも気軽に売買できるように作られていました。
【メルカリの文化の特徴】
メルカリはヤフオクよりも最近できたアプリで、フリーマーケットの文化が色濃く反映されているため、以下のような特徴があります。
- 日用品や不用品の売買が中心。
- 値下げ交渉が一般的。
- 取引にスピード感がある。
- 初心者・若年層ユーザーが多い。
【項目別】ヤフオク(Yahoo!オークション)とメルカリの違い
ヤフオク(Yahoo!オークション)とメルカリの違いについて以下の項目別で、さらに細かく解説します。
ヤフオクとメルカリの違いについて詳しく知りたい方は、以下の動画も合わせてご覧ください。
①手数料
ヤフオクもメルカリのどちらも、手数料は基本的に同じで、金額は以下の通りです。
ヤフオクとメルカリの販売手数料
ヤフオク | 落札システム利用料:落札価格の10% |
---|---|
メルカリ | 販売手数料:販売価格の10% |
(参考)ヤフオク「出品者にかかる利用料」(※別タブで開きます)
(参考)メルカリ「メルカリの手数料」(※別タブで開きます)
どちらも基本的に出品手数料はかからず、売れた場合に支払う手数料は10%なので違いはありません(ヤフオクの一部カテゴリーを除く)。
ヤフオクとメルカリの手数料について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。
(関連)ヤフオクで出品・落札にかかる手数料|計算方法もわかりやすく紹介
(関連)メルカリの手数料を安くする方法|出品で利益を多く残すための裏ワザとは?
②出品のしやすさ
ユーザビリティに関して、ヤフオク・メルカリともにほとんど違いはありません。どちらもスマートフォンを利用して手軽に出品できます。
ただ、ヤフオクの場合は、オークション形式のため「出品終了日」があるのに注意が必要です。出品期間(最長7日間)を過ぎると、オークションとしての掲載が終了し、入札もできなくなります。
メルカリの場合は出品終了にはならないものの、時間が経つと他の新規出品された商品に埋もれてしまうため、再出品を繰り返すこともあります。
売れるまで出品を繰り返す点では、どちらに出品してもあまり違いはないといえるでしょう。
③販売方法
現在ではヤフオクとメルカリで販売方法の違いはなくなっています。
以前は、ヤフオクがオークション形式で価格を競り合うのに対して、メルカリは定額で販売するフリマ形式でした。
しかし、2017年からヤフオクでもフリマ出品機能が追加され、メルカリと同じように出品者が価格を決められるようになりました。
また、2025年1月29日からはメルカリでもオークション機能がスタートしています。
現在はヤフオク、メルカリともにフリマ形式・オークション形式の両方に対応しているため、どちらを選んでも販売方法は大きく変わりません。
(参考)ヤフオク「販売形式と価格の設定」(※別タブで開きます)
(参考)メルカリ「オークション機能」(※別タブで開きます)
以下の記事ではメルカリの「オークション機能」について解説しています。あわせてご覧ください。
(関連)メルカリのオークション機能って実際どう?高く売るためのコツも解説
④ユーザー層
ヤフオクとメルカリでは、主に利用しているユーザー層が大きく異なります。
ヤフオクとメルカリのユーザー層の違いは、以下の通りです。
ヤフオクとメルカリのユーザー層の違い
ヤフオク |
|
---|---|
メルカリ |
|
ヤフオクは昔から、オークションによる競り合いを好む男性ユーザーを獲得してきましたが、より気軽に利用できるメルカリは女性からの支持を得ているようです。
⑤送料の負担
ヤフオクでもメルカリでも送料の負担は同じで、どちらも出品者による支払いが好まれます。
ヤフオクとメルカリの送料負担
ヤフオク | 基本は落札者負担だが、最近は出品者負担も主流になりつつある。 |
---|---|
メルカリ | ほとんどが出品者負担。 |
以前のヤフオクでは、送料は落札者の負担になるケースが少なくありませんでした。しかし、メルカリの台頭により、ヤフオクでも商品を早く売りたいと考える人が増えたため、最近では送料無料にする出品者が多くなってきています。
ただし、家具などの大きな商品では、どちらも送料を購入者負担にしている出品が多い点は共通です。
⑥売れやすい商品
ヤフオクとメルカリでは、売れやすい商品の特徴が大きく異なります。
ヤフオクとメルカリの売れやすい商品
ヤフオク |
|
---|---|
メルカリ |
|
ヤフオクでは、価値のわかる人に人気のあるコレクティブな商品などが、売れやすくなっています。相場がわからない商品でも、ヤフオクならオークション形式で買い手が自然に値段をつけてくれるため、おすすめといえるでしょう。
メルカリは不用品を販売するフリーマーケットの文化があるため、ユーザーも少しでも安く買いたいと考えている人が多く、商品を値切るのも普通です。フリマアプリの特性上、ライトな買い物が中心で、ブランド品やジュエリーなど特別な商品や高額商品は売れにくい傾向があります。
ヤフオク(Yahoo!オークション)とメルカリ、どっちが高く売れる?
2つのサイトの価格相場を確認して、より高い方に出品すれば、もう一方に出すよりも高く売れます。ヤフオクとメルカリのどちらも、「相場」によって商品の売れる金額が決まるためです。
相場とは、同じ商品が同じくらいの状態で出品された場合、過去に売れた金額の平均値です。たいていは相場より少し高いか、少し安いかの金額で売れていきます。
相場は過去に出品されていた商品の履歴から確認可能なので、チェックしてみましょう。
たとえば、あるフィギュアの相場を調べたら、以下の情報が得られたとします。
- メルカリの相場:1万円
- ヤフオクの相場:5万円
この場合、ヤフオクに出品した方が高く売れそうだと判断できます。
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ヤフオク(Yahoo!オークション)とメルカリの違いに関するよくある質問【FAQ】
ヤフオク(Yahoo!オークション)とメルカリの違いに関する、よくある質問に回答します。
ヤフオクとメルカリのどっちが安全ですか?
ヤフオクとメルカリはどちらも、個人情報の保護など、サイトの安全面には当然配慮しています。両方とも国内最大級のサイトでユーザー数も多いため、気軽に利用しやすいでしょう。
いずれも匿名配送が利用でき、相手に個人情報を教えず取引可能です。クレームなどユーザー間でのトラブルはどちらも起きる可能性はあるものの、発送時に氏名や住所などを教えなくて良いため安心感があるといえます。
ヤフオクとメルカリの両方に同じ商品を出品してもいいですか?
その商品が1つしかないのであれば、両方に出品することはできません。ヤフオクもメルカリも、外部サービスとの同時出品を規約で禁止しています。
たとえば、1つしかない型落ちのスマホをヤフオクとメルカリに同時出品して、それぞれのサイトで別々の購入者が現れた場合、1つの商品に2人の購入者がいることになり、トラブルの可能性が高くなるためです。
ヤフオクとメルカリのどっちが初心者向きですか?
メルカリは取引方法がシンプルなため、初心者にもはじめやすいといえます。
ヤフオクの場合は、オークションでの取引方法や価格設定に慣れが必要です。しかしヤフオクのほうがオークション形式のため、高い値段がつきやすいとされています。
ヤフオクの取引も決して難しくないため、初心者の方は、利用しながら両方とも覚えていくと良いでしょう。
ヤフオク(Yahoo!オークション)とメルカリは使い分けもおすすめ!
この記事では、メルカリとヤフオク(Yahoo!オークション)の違いについて詳しく解説しました。
- 高額取引やコレクター向けの商品が多い
- 価格交渉より競り合いで価格が決まる
- 男性や年齢層の高いユーザーも多い
- 落札者のリテラシーが高い傾向にある
- 日用品・不用品の売買が主
- 値下げ交渉するのが一般的
- 取引スピードが早い
- 初心者や若年層のユーザーが多い
上記の特徴や違いを理解して、ヤフオク(Yahoo!オークション)とメルカリを活用してみてください。
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