メルカリでの詐欺手口!商品が届かないってほんと?
メルカリは利用者も多く、中には悪質な詐欺目的での出品も少なからず存在します。
メルカリでの詐欺にもいろいろな手口があるのですが、具体的には、
- 偽物詐欺
- 発送しました(商品が届かない)詐欺
- 先に受取連絡要求詐欺
- Paidy詐欺
といったものが多く発生しています。
それぞれ手口は巧妙で、知らなければ騙されてしまう人もいるでしょう。メルカリでの詐欺に騙されないよう、その手口を把握して対策を心得ておきたいところですね。
メルカリ詐欺実例&対策
ここからはメルカリで実際に被害があった詐欺の実例と、その対策方法を見ていきましょう。
事前に詐欺の手口を知ることができれば、トラブルが大きくなるのを防ぐことも可能です。
以下の動画でもメルカリでよくある詐欺4選について解説しています。動画のほうが分かりやすいという方は、こちらをご視聴ください。
メルカリ詐欺実例1:偽物詐欺
メルカリに限ったことではありませんが、詐欺の手口としてよくあるのが「偽物詐欺」。
「偽物ね、そんなの騙されない!」と思ったあなた、要注意です。
偽物詐欺と言えば、「ブランド品を購入したら偽物だった」といったものが思い浮かびますよね。コピー品・類似品・パロディなど、手の込んだ本物と見分けの付かないようものもあり、実際メルカリでもこういった詐欺事例があります。
もっとひどいものでは、高級ブランド品などを撮影した写真をメルカリの出品画像に掲載し、実際に販売するのはブランド品そのものではなく、撮影した写真のみ、なんていう詐欺手口もメルカリでの詐欺実例として確認されています。
つまり、ブランド品のバッグを注文したつもりが、「ブランド品のバッグを撮影した写真のみ」が手元に届いて初めて気付く、なんてことになるわけです。
商品説明にも「写真のみ」と記載がありますが、見落として注文してしまう人もいるわけです。まさか写真を売るなんて想像もしていなければ見逃す可能性もゼロではないでしょう。問い合わせても「見落としたあなたが悪い」と返されます。悪意しかありませんよね。
その他にも、ミニチュアサイズのものを、あたかも実物であるかのように撮影し、実際届いたらミニチュアだった、なんていう詐欺事例もあります。慌てて説明文を確認すると「1/10スケール」などと記載があるなんてことも。
このように、メルカリでの偽物詐欺では、 偽ブランド品だけでなく、悪意を持った騙し絵のような手口もあるので、注意が必要です。
偽物詐欺の対策
メルカリでの偽物詐欺への対策ですが、下記の3点を実施することで大半は解決します。
- 商品の説明文はしっかり読み、気になることは出品者に質問する。
- 出品者のプロフィールや評価もチェックする。
- 明確な偽物である場合はメルカリ運営へ連絡する。
購入する際は、商品の説明文をしっかり確認し、不明な点や気になることは出品者に質問しましょう。出品者のプロフィールや評価で怪しい点や不安点が無いかもチェックします。
これだけでも偽物詐欺に遭う可能性をグッと抑えられるはずです。
特に、説明文に書いてあることを見逃しているケースだと、出品者に「ちゃんと記載しています、あなたが見落としただけですよね」と反論されれば為す術もありません。
運営に問い合わせても解決できずに泣き寝入りというケースが多いのが現状です。
このような方法で稼ぐ悪質な出品者は、評価数がゼロだったり少なかったり、あっても悪かったりするので、事前に出品者のプロフィールや評価をチェックする事が大事なのです。
最近ではメルカリの運営も、偽物について対策・対応しており、基本的には取引をキャンセルすることが可能です。
明確に偽物である場合はメルカリの運営に問い合わせてください。
あなたが買おうと思っているものと、出品者が出品しているものと相違していることもあるので、購入を検討する際には、商品説明文や画像など詳細をしっかり確認しましょう。
メルカリは手軽に利用できる分、購入ボタンも安易に押してしまいがちですが、悪質な出品者もいることを忘れずに、一つ一つ慎重に買い物を楽しみたいですね。
メルカリ詐欺実例2:発送しました(商品が届かない)詐欺
メルカリでよくある詐欺事例のひとつ、「発送しました(商品が届かない)詐欺」という手口。これは、メルカリの評価システムを悪用した詐欺です。
通常は商品を注文して支払いを済ませると、出品者が商品を発送して発送通知ボタンをタップしますよね。
発送しました詐欺では、 出品者が商品を発送してもいないのに発送通知をするのです。
ここで知っておきたいのは、メルカリの評価システム。
メルカリでは、商品発送後に購入者が受け取り通知をすると出品者側で売り上げが受け取れる仕組みになっています。
ですが、中には受け取り評価をうっかり忘れてしまう人もいますよね。そういった場合の対策として、 メルカリでは商品発送通知をした9日後の13時以降に自動で取引完了となるシステムがあるのです。
商品受け取り後の評価を購入者がうっかり忘れている場合、出品者としてはとても便利で安心なシステムなのですが、これを悪用した詐欺が「発送しました詐欺」です。
もちろん商品は届かないのですが、発送通知だけは購入者に届いている状態です。そのまま購入者が放置すれば、9日後の13時以降には自動で取引完了となって詐欺出品者に売り上げが支払われることとなってしまいます。
詐欺出品者は「発送はしたのですが、3~4日かかると思うのでお待ち下さい」などと購入者に伝え、その後やりとりをせず時間稼ぎをしてこの期間をクリアするように仕向けます。
相手の言うままに、しばらく待っているうちに受け取り通知から9日後になり、商品は届かないのに取引完了となってしまえば、これもまた泣き寝入りしかありません。
メルカリの出品者救済策が、購入者を陥れるための詐欺手口で使われてしまうというわけです。悪質ですよね。
発送しました詐欺の対策
メルカリでの「発送しました詐欺」に引っかからないための対策は、 メルカリの規約をしっかり把握しておくことです。
メルカリガイドには、
お届けまでの日数は配送方法により異なりますが、目安として発送通知から 5日を経過するまでは、商品の到着をお待ちください。
と、あります。ひとまずこの期間は待ってみましょう。それでも届かなければ、出品者に商品が届かないとメッセージを送ります。
こちらもメルカリガイドにありますが、
取引メッセージでお話しが進行している場合、取引が自動で完了することはございませんのでご安心ください。
とのこと。何もせずに放置していれば、自動的に取引完了となってしまいますが、取引メッセージを送り続けていれば自動で完了することは無いのです。
→ メルカリガイド
3日間、購入者とメッセージのやり取りをしていないと、取引完了となってしまうため、継続して連絡を入れ、合わせてメルカリ運営にも商品が届いていない連絡を入れます。発送しました詐欺で被害に合わないためにも、
- 発送通知から5日経過しても届かない場合は出品者に連絡を入れる
- 連絡が取れたら商品の追跡番号を確認する
- メルカリ運営にも商品が届かない旨連絡する
といった対策を忘れずに行いましょう。特に出品者が時間稼ぎをするようなら出品者にも運営にもメッセージを欠かさず送りましょう。放置すれば売り上げも確定してしまい、まさに相手の思うツボです。
悪質な出品者は評価が低い傾向にありますので、事前のチェックもしておきたいですね。
メルカリ詐欺実例3:先に受取通知要求詐欺
メルカリの詐欺事例としてよくあるのが「先に受取通知要求詐欺」。
メルカリで商品が売れた後、基本的には購入者が「受取通知」をしなければ出品者は代金を受け取れません。メルカリでの受け取り通知は決済完了を意味します。
「先に受取通知要求詐欺」の手口は、このシステムを悪用したもの。
出品者が購入者と積極的にメッセージのやり取りをして、実際受け取っていないのに「受取通知をさせる」ように促してきます。
例えば、「発送は間違いなくしたのですが、会社の都合で先に受取通知をして頂けませんか」などと連絡をして 商品到着前に受取通知をさせるという詐欺の実例があります。
そんな手口に応じてしまうのかと疑問に感じるかもしれませんが、100人中5人くらいはこの詐欺に引っかかってしまうのです。
こまめにやりとりをしているからこそ、信じてしまう人もいるのでしょう。
この詐欺に合うのはメルカリ初心者の方に多く、 メルカリのシステム自体をあまり理解していない弱点を突いた詐欺行為とも言えます。
先に受取通知要求詐欺の対策
先に受取通知要求詐欺の対策は、 「商品を確実に受け取ってから受取通知をする」これに尽きます。
受取通知をしてしまうと、取引は無事に完了したとみなされます。あとから運営に問い合わせをしても「受け取ったから受け取り通知をしたんですよね」ということでメルカリの運営も関与できないのです。
事情はどうあれ、受取通知は1回のみ。 うっかりでも騙されても受け取り通知を取り消しすることはできません。もちろんキャンセルもできなくなります。
たとえ商品到着前に受取通知を押したとしても、商品を受け取ったと見なされてしまうので、おかしな要求をされても無視して運営に問い合わせしましょう。
このようなやりとりをしている出品者は総じて評価も低いです。購入前には出品者の情報もチェックしておくなど、慎重に選択することも大事です。
評価数やその内容を見て、実績のある方と取引をするようにしましょう。
「メルカリで注文した商品を受け取り、中身をしっかり確認するまでは受取通知を押さない」
これが鉄則です。巧妙な詐欺手口ではありますが、通常のメルカリの手順通りに取引していれば回避できる詐欺事例と言えます。
メルカリ詐欺実例4:Paidy(ペイディー)詐欺
Paidyという後払いシステムをご存知でしょうか。このPaidyを悪用した詐欺実例がメルカリでも確認されています。
Paidyなんて使わないから関係ないと思ったら大間違いです。
「Paidy詐欺」は、そのシステムを悪用して購入者に二重払をさせる手口。
通常、メルカリでは支払いをしないと商品が発送されません。Paidy詐欺では、匿名配送以外で購入させ、そこで知り得た住所などを使って購入者名義のPaidy払いで商品を注文、購入者に届けます。
この 匿名配送以外での購入がPaidy詐欺の危険な罠となるのです。
購入者には商品がなぜか店舗から届き、さらにPaidyから請求が来る、ということになります。つまり2重払を余儀なくされるわけですね。
この詐欺手口は2020年初頭から流行りだし、今も被害者が出ている詐欺ですので十分に注意して下さい。
Paidyとは後払い決済のアプリで本人確認不要、クレジットカード不要でメールアドレスと電話番号さえあれば登録できてしまいます。
Paidy登録時は電話番号認証が必要なのですが、そこは出品者側が用意した番号で処理をするのです。
出品者は仕入れをすることなく、商品をあなたに届けつつ、メルカリの売り上げを獲得することができてしまうという詐欺手口です。
ちょっと分かりづらいので具体的な詐欺被害事例として、メルカリで家電を購入した場合のPaidy詐欺手口を順を追って見てみましょう。
- メルカリで家電を購入し商品代金を支払う。
- 出品者はあなた名義のPaidy払いで家電量販店のウェブサイトから商品を購入&発送手続きをする。
- 購入者宛てになぜか家電量販店から商品が届く。
- 購入者は注文した商品が確かに届いたので受取通知をする。
- 後日購入者宛てにPaidyから請求が来る。
- 結果、購入者は2重に支払いをしなければならない。
このような手口で騙されてしまうので、あなたがPaidyを使ったことがなくても関係ないのです。
メルカリでは無在庫転売をしている人もいて、実際家電量販店から届くこともあるので、それと勘違いして受け取る人もいるでしょう。
受け取り通知は取り消しができませんから、取引は完了ということで問い合わせも困難になりますし、違反申告しようにも気づいた時には出品者はアカウントを削除して追跡もできなくなっているはずです。
Paidy詐欺への対策
メルカリでのPaidy詐欺対策としては、このような手口があることを把握し、 できる限り匿名配送を利用することです。その他できる対策としては、
- 注文した覚えの無い店舗などから商品が届いたら受取拒否をする
- 怪しいと思ったら受け取り通知をしない
- 身に覚えのないPaidy支払いをしない
匿名配送を利用すれば、届け先もわからずPaidy詐欺は成立しません。
もしも、注文した覚えのない店舗から商品が届いたら、ひとまず受け取らずにお店と出品者に問い合わせしましょう。
商品を開封し、受け取り通知をしてしまえば取引は完了、詐欺出品者だけが得をして終わりです。
Paidy側もこのような詐欺被害を把握しており対策をしていますが、被害に遭ってしまった場合はPaidyにも問い合わせをしましょう。
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メルカリ詐欺の見分け方|怪しい出品者に気をつけろ!
ここまでのお話で、メルカリ詐欺の手口がいかに巧妙なものか、ご理解いただけたかと思います。
偽物品だけでなく、普通に利用しているだけでも詐欺に巻き込まれてしまう可能性は十分にあります。
そんな詐欺に遭わないためにも、メルカリ詐欺の見分け方を身につけておきましょう。
メルカリで値段が極端に安い出品物に注意
商品の価値が既に周知されている商品(ブランド品など)を極端に安い価格で出品している出品者には注意しましょう。
商品状態が悪くて安いなら納得できますが、商品状態が良いにもかかわらず、相場よりも極端に安い場合は詐欺の可能性があります。
出品物にそれだけの価値があることを知らずに販売しているなら分かりますが、さすがにブランド品などの誰でも価値をわかるような物が極端に安く売られている場合には疑ったほうがいいでしょう。
メルカリの評価0の出品者は怪しいと疑う
詐欺業者は同一のアカウントをずっと利用するということはありません。
足がつくのを防ぐためや、メルカリ事務局からアカウント停止措置などを受ける兼ね合いで、アカウントがコロコロ変わることが多い傾向にあります。
そのため、メルカリの評価がある出品者よりも、評価が0の出品者のほうが詐欺業者の可能性が高いと言えます。
もちろん、単純な新規出品者という可能性もありますので、評価の有無だけで判断はできませんが、新規出品者にも関わらず高額商品を複数出品している場合などは気をつけましょう(詐欺業者は低単価の商品で詐欺を行っても利益額が少ないため、高単価商品にて詐欺を行う傾向にあります)。
メルカリで同じ商品を出品している人は怪しいと疑う
メルカリでは、同じ商品を複数出品している人もたくさんいるので、それ自体はなんら怪しいことではありません。
ただ、なかなか手に入らないようなレアな商品を複数出品しているような出品者には注意したほうがいいでしょう。
レアな商品ほど他の方に購入されたくない心理が働き、ついつい購入ボタンを押してしまいたくなりますが、まずはどのように複数入手したのかコメントから確認すると良いでしょう。
メルカリで詐欺にあったらどうする?対処法と問い合わせ先
メルカリで詐欺にあった際は「出品者」と「メルカリ事務局」に連絡しましょう。
出品者に直接連絡することでトラブルが解決する可能性もありますし、出品者とのやりとりで解決しない場合は、メルカリ事務局が介入することで解決することがほとんどです。
メルカリでトラブルにあったときの問い合わせ先一覧
メルカリ事務局が介入しても解決しない場合は、消費者センターなどに相談しましょう。
相談先は以下の通りです。
メルカリ詐欺で泣き寝入りしないためには受け取り通知をしないこと
この記事では、メルカリの詐欺手口について紹介しました。
- 詐欺手口は大きくわけて4種類あり、対策方法もあわせて理解しておく
- 実際に詐欺にあった場合は、すぐにメルカリ事務局に連絡する
- それでも解決しない場合は、消費者ホットラインに問い合わせよう
上記を理解し、詐欺を未然防げるように気をつけましょう。
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