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Amazonアカウント複数作成はあり?デメリットと気になる疑問Q&A

更新日:2023年9月2日

Amazonアカウントって複数作るとヤバい?なんて迷っていませんか?Amazonで複数のアカウントを作成することはできますが、購入用なのか販売用なのかによって事情が異なります。Amazonで2つ以上のアカウントを作成するにあたってのメリットやデメリット、注意点なども含めわかりやすく解説します。

Amazonアカウント複数作れる?

複数出品アカウントのデメリット

複数出品アカウントの疑問Q&A

船原徹雄
物販総合研究所 所長
この記事の著者:船原 徹雄 

1980年 兵庫県出身。2006年に資金3万円を元手に個人で輸入転売を開始。「これは稼げるぞ!」と確信し、2007年に会社設立。3年目で年商2億円と順調に業績を伸ばし、2018年の年商は14億円。自分で物販ビジネスをしながら情報発信も行い、より多くの人にノウハウを伝えたいと物販総合研究所を設立。副業でとり組む初心者から上級者まで、幅広い層に向けてネット物販で稼ぐための情報を日々提供中。
▶著書:世界一楽しく儲かる金持ち教科書
▶YouTube:船原徹雄 [物販総合研究所]
▶Twitter:https://twitter.com/funahara
船原徹雄のプロフィール

この記事の内容

Amazonアカウントは複数作成してもいい?

Amazonアカウント作成|複数作ってもいいの?

Amazonでは「購入用」と「出品用」で、別々にアカウントを作る必要がありません。Amazonでアカウントを1つ持っていれば、購入でも出品でも、どちらでも使えます。

ですが、Amazonのアカウントを複数作成することも可能。

実際、Amazonユーザー側の都合で、プライベートで使う「購入用アカウント」と、ビジネスで使用する「出品用アカウント」と分けて利用している人もいます。

購入用アカウントの複数作成はOK

購入用でのAmazon複数アカウントはOK

Amazonでは、購入用で使うアカウントを1人で複数作成することが認められています。違反でもなんでもありません。

例えば、仕事用とプライベート用でアカウントを分けたり、家族で分けたり、特定のジャンルの買い物だけ別にする、なんていう使い分けも可能です。

出品用アカウントの複数作成は規約違反

出品用でのAmazon複数アカウントは禁止出品用でのAmazon複数アカウントは禁止

Amazon出店で使う出品用アカウントは、1人1アカウント。販売用として2つ以上、複数のアカウントで運営するのは規約違反です。

アカウントの作成自体は可能なのですが、別アカウントでも出品をするとなれば規約違反になります。

ただ、規約違反と知りながら「ビジネス上でのメリットあり」ということで、Amazonアカウントを複数作成して出品しているセラーもいます。

もちろん、Amazonにバレた場合はペナルティが科せられますので、リスクが大きくおすすめできません。

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Amazonで購入アカウントを複数作成するメリット

Amazonで購入アカウントを複数作成するメリット

まずは購入者にとって、アカウントを複数作るメリットにどんなものがあるか見ていきましょう。

大きなメリットは、管理や用途を使い分けられることです。

例えば、趣味の商品と日用品で分ける、ショッピング、プライムビデオ、kindleなどを使い分ける、家族ひとりひとりで使い分ける、会社に経費申請するものとプライベートな買い物で分けるなど、活用のアイデアはさまざまです。

Amazonでは、アカウントごとに違うクレジットカードが必要になります。

このため複数アカウントを使えば、自然と会計も分けて管理することができます。

Amazonでセラーアカウントを複数作成するメリット(リスク大)

Amazonで出品用(セラー)アカウントを複数作るメリット

「出品用アカウントを複数作成するメリット【リスク大】」というタイトルに矛盾を感じられたかもしれませんが、Amazonで出品用アカウントを複数運用するのは規約違反。

それでもAmazonでは、物販利用で複数アカウントを作っているセラーが存在します。違反を承知でリスクを犯すセラーは、何をメリットと捉えているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

規約違反の出品者がAmazonアカウントを複数作るメリットというと、

  • 物販ビジネス拡大
  • アカウント削除などのリスクヘッジ
  • 物販ジャンル特化
  • 販売力強化

これらの要素が考えられます。

物販ビジネス拡大

物販ビジネス拡大

物販ビジネスは社会人の副業としても人気ですが、軌道に乗ってくると、例えば業務代行を依頼したり、人材を確保したり、業務を分担する必要性も出てくるでしょう。

そういった場合、アカウントが1つしかないと不都合な場面もあります。

複数の人間が共通のアカウントを使っていれば、ミスが起こりやすく、セキュリティ面でのリスクも高くなるでしょう。

将来的なビジネス拡大を見据えて、やむを得ず、複数のアカウントを使い分けているケースもあります。

Amazonアカウント削除などへのリスクヘッジ

Amazonアカウント削除などへのリスクヘッジ

複数アカウントでの出品は規約違反なのですが、リスクヘッジもその目的の1つと考えられます。

Amazon出品者は、思わぬ原因でアカウントを停止させられることも少なくありません。最悪、アカウント削除で、再開できないケースもあるのです。

そうなれば、ビジネス面で大打撃を受けるだけでなく、販売体制を立て直すまでにも時間がかかるでしょう。これは、ビジネスの存続に関わる事態ですよね。

もし、アカウントが削除された時に別のアカウントがあれば、そのアカウントでビジネスを続けられるということで、万が一に備えたリスクヘッジとして、複数アカウントを取得している例もあるようです。

しかし、そもそも複数アカウントを作ること自体が、アカウントの停止や削除の理由になるのですから、本末転倒となる可能性があることは、肝に銘じておくべきでしょう。

物販ジャンル特化

物販ジャンル特化

Amazonで、様々なジャンルの商品を扱っていると、転売屋とみなされて、購入者から敬遠されることがあり得ます。

商品ジャンルごとに専門店化して、いくつかのアカウントで運営すれば、そうした事態を避けることができます。出品者本人としても、ジャンルごとにアカウントが分かれていることで、商品管理が効率化されるなどの利点があるのでしょう。

このように、ジャンル特化のために複数アカウントを取得しているケースもあります。

販売力強化

販売力強化

Amazonで出品アカウントを複数取得し、それぞれで取り扱う商品を固定化していくことで、専門的なビジネスを展開しやすくなります。

また、複数アカウントを所有していると相乗り出品などで有利なことも。相乗り出品とは、すでにAmazon内で販売されている商品に複数の出品者が出品すること。

複数のアカウントで1つの商品に相乗り出品すれば、1つのアカウントで出品するより購入してもらえる確率がアップするでしょう。

Amazonでは、カートを獲得すると売り上げが伸びやすくなりますが、アカウントが複数あれば、トータルでのカート獲得率もアップすることになりますね。反面、リスクもアップするのですが。

この章のまとめ
Amazonでの出品数が増えてくると、もう1つアカウントが欲しいという場面が出てくるかもしれません。ですが、複数アカウントで出品するのは規約違反ですので、理由はともあれ、リスクがあるのは理解しておきたいですね。

Amazonでセラーアカウントを複数作成するデメリット

Amazon出品用(セラー)アカウントを複数作成するデメリット

続いて、Amazon出品用(セラー)アカウントを複数作成するデメリットについて見ていきましょう。

出品者がAmazonアカウントを複数作るのには、

  • Amazon別アカウントでも基本手数料が掛かる
  • Amazonに発覚する可能性が高い

この2つのデメリットがあります。

Amazon別アカウントでも基本手数料が掛かる

Amazon別アカウントでも基本手数料が掛かる

Amazonの出品アカウントを2つ以上使い分ける場合、アカウントごとに大口契約の月額基本料4,900円を支払う必要があります。

アカウントが増えれば、当然手数料の負担も大きくなりますよね。

アカウントを2つ以上作るということは大量に販売して稼ぐ予定で、手数料など必要経費なのかもしれませんが。

また、アカウントが複数に分かれるということは、その分、商品管理も複雑になり、作業効率面でもプラスよりマイナス要素の方が大きいでしょう。

Amazonにバレる可能性が高い

Amazonに複数アカウント出品がバレる可能性が高い

Amazonにバレなければ問題ない、と複数アカウントで出品をしていても、バレる可能性は非常に高く、バレればペナルティの対象となってしまいます。

なぜなら、Amazonは複数アカウントでの出品を厳しくチェックしているから。メールアドレスやクレジットカード、銀行口座など、誰でも分かる情報だけでなく、IPアドレスなどもチェックされます。

ペナルティとなれば、アカウント停止でAmazonにログインすらできなくなる可能性があるのです。復活できなければ、以降Amazonでの出店は難しくなります。

Amazonで出品用のアカウントを複数作るのは、コストだけでなくこうしたリスクもあることを考えれば、やはり不安要素が大きすぎます。決しておすすめできる行為ではありません。

Amazonのサブ垢の作成方法

Amazonアカウントを追加で作成する方法

Amazonアカウントの追加は、どのように行えばよいのでしょうか。

購入用アカウント、出品用アカウントそれぞれについて説明します。

Amazonの購入用サブ垢の作成方法

Amazon購入アカウントを複数作成する方法

購入用アカウントを複数作成する場合、まず新規メールアドレスと、新しい支払い方法(クレジットカードやデビットカード)を用意します。

Amazonトップページの「アカウント&リスト」から「アカウントの切り換え」を選択し、「アカウントの追加」をクリックします。

新しいメールアドレス、名前やパスワードを入力すれば、簡単に作成可能です。

Amazonの出品用サブ垢の作成方法

Amazon出品アカウントを複数作成する方法

出品用アカウントの複数作成は推奨しませんが、ここでは、出品用アカウントを複数作っているセラーがどのようにアカウントを作っているか解説します。

複数アカウント(同一人物)と認識されにくくなるように、これまでAmazonに登録したことのない情報でアカウントを作成しています。

原則、店舗名・担当者の名前・住所・電話番号・メールアドレス・銀行口座・クレジットカードすべて、新しい情報を用意します。

ただし担当者の名前(名義)については、同姓同名がいるとして、別のものにしなくても問題ないと判断している出品者も多いです。

アクセス環境も複数アカウントの判断材料になるため、パソコン・IPアドレス・ブラウザも変えて、同じ環境からアクセスしないことを徹底している出品者が多いです。

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Amazon複数アカウント|購入時に気になるQ&A

Amazon複数アカウント|購入時に気になるQ&A

購入者向けにAmazonの複数アカウントに関するよくある疑問をまとめました。

▽ 購入者のAmazonの複数アカウントに関する気になる疑問

  • プライム会員はどうなる?
  • 複数のAmazonアカウントの切り替え方法は?
  • スマホからもアカウントの切り替えはできる?

Amazonプライムは複数アカウントで使える?

Amazonプライムは複数アカウントで使える?

Amazonのプライム会員は、複数アカウントを取得しても、それぞれの登録が許されています。
その代わり、アカウントごとに会費をとられる仕組みです。

ただし、家族会員というシステムを利用することで一部の特典を共有できます。家族会員では、同じ家に住んでいる人間を2人まで指定可能です。

そして、最高3人でAmazonのさまざまなサービスを共有することが認められます。例えば、お急ぎ便が無料になりますし、タイムセールにも参加できるのはメリットです。

そのほか、プライムビデオで映画やドラマなどの動画を見放題です。

家族会員システムを使えば、会費を抑えながらAmazonで複数アカウントを管理できます。登録方法は、通常の家族会員と変わりありません。

まずは、Amazonプライム会員情報から「プライム特典を共有する」に進みましょう。そして、案内を送ってもらいます。後は、手順に沿って登録内容を埋めていくだけです。

Amazonアカウント切り替え方法は?

Amazonアカウント切り替え方法は?

家族ごと、用途ごとに複数の購入用アカウントを作った場合、パソコンならアカウントの切り替えは簡単です。

まずPCで、トップページ右上の「アカウント&リスト」を選択し、「アカウントの切り替え」をクリックします。

そして、あらかじめ追加しておいたアカウントを選択するだけでOKです。

ブラウザごとに、最大10個のアカウントを追加することができます。

スマホでのAmazonアカウント切り替えは可能?

スマホでのAmazonアカウント切り替えは可能?

スマホでも切り替えることはできますが、パソコンより多少手間がかかります。

スマホの場合、「アカウントの切り替え」機能はないため、アカウントを切り替えたい場合は、まず現在のアカウントからログアウト(サインアウト)します。

そのあとで、別のアカウントでのログインが必要となります。

Amazon複数アカウント|出品時に気になるQ&A

Amazon複数アカウント|出品時に気になるQ&A

続いては、出品者向けに、Amazonの複数アカウントに関するよくある疑問を解説します。

▽ 出品者のAmazonの複数アカウントに関する気になる疑問

  • Amazon複数アカウントがバレるとどうなる?
  • 会社の部署ごとにAmazonアカウントを分ける場合は?

Amazon複数アカウントがバレるとどうなる?

Amazon複数アカウントがバレるとどうなる?

Amazonの複数アカウントで出店しているセラーにとって、最も不安なのは「Amazonにバレたらどうなるか」ということでしょう。

Amazonで出品用アカウントを複数作るのは規約違反ですので、当然ペナルティが科されることになります。

Amazonによりアカウントや出品を停止され、物販ビジネスが一時的にできなくなるだけならまだしも、繰り返し規約を破っていたり、取引の規模が大きかったりすればアカウント削除も十分にあり得ます。それまで積み上げてきたものが、いきなりゼロになるわけです。

これは大きな痛手になります。特に、Amazonメインで物販をしていれば、お先真っ暗です。

Amazonの規約違反でアカウントが削除された場合、取引の再開はほぼ不可能。セラーアカウントにログインができなくなりますので、取引履歴などのデータも復旧できません。

しかも、取得していたアカウントは芋づる式に全て削除され、利用できなくなるでしょう。

会社の部署ごとにAmazonアカウントを分ける場合は?

会社の部署ごとにAmazonアカウントを分ける場合は?

Amazonでは、個人が出品用で複数のアカウントを持つことができません。ただし、会社の部署ごととなれば、出品用アカウントの複数作成を認めてもらえることも。

企業が物販ビジネス拡大を目指し、出品用アカウントの複数作成を行うのであれば違反にならないこともあるので、Amazonに相談してみましょう。

部署ごとにアカウントを分けると、企業としてもメリットがあるでしょう。事業規模が大きければ、部署によって担当者や商品が異なるケースもありますよね。

そんなときは、アカウントごとに口座も分けて管理ができます。

また、大きな会社でなくても、法人としてAmazonに登録する場合であれば、個人と法人のアカウントを作成して、それぞれ利用することができます。これは違反にはなりません。

規約違反とならない複数アカウントの利用であれば、出品停止などのペナルティを恐れずに、健全な物販活動で収益をアップすることが可能ですね。

出品するならAmazonアカウントを分ける以外の戦略を考えよう

出品するならAmazonアカウントを分ける以外の戦略を考えよう

Amazonの複数アカウントは、購入者が取得する分には何も問題ありません。

しかし、出品者の複数アカウントは規約違反です。

たとえビジネス面でのメリットを感じたとしても、ペナルティのリスクもあるため、違った戦略をとるのが賢いといえます。

▼ ▼ 限 定 公 開 中 ▼ ▼

『 国内転売はすぐに稼げる物販ビジネスの形の1つ。インターネットのみで完結する方法も多く、ご自宅で、空き時間に簡単に取り組むことが可能です。』

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