まずは基本情報をチェック!クリックポストとは?

はじめに、クリックポストの料金や送れるものなどの基本情報をみていきましょう。
なお、メルカリでクリックポストを利用するには、本人確認が必要です。まだの方は以下のページから申請しておきましょう。
(参考)メルカリ|本人確認の手順(日本国籍の方)(※別タブで開きます)
※本記事の情報は2025年8月1日時点のものです。
(参考)日本郵便|クリックポスト(※別タブで開きます)
【料金】全国一律185円!
クリックポストの送料は、全国どこでも一律185円です。
購入者の住所が沖縄や離島などでも送料が変動しないので、簡単に利益を計算できます。
【サイズ・重量】A4サイズ・厚さ3cm・1kgまでOK!

クリックポストは、A4サイズまで送ることができ、発送はポストから投函します。
【サイズ・重量】
- 長さ:14~34cm
- 幅:9~25cm
- 厚さ:3cm以内
- 重量:1kg以内
送れるもの・送れないものの例
クリックポストは、以下のような商品の発送に幅広く利用できます。
【送れるもの】
- 子供服やTシャツ、薄手の衣類
- CD・DVD、マンガ、雑誌
- スマホケースやアクセサリーなどの小物
- サプリメントや化粧品のサンプル
- トレーディングカードや小型フィギュア
一方、サイズ・重量の条件を満たしても、以下のような商品は送れません。
【送れないもの】
- 宝石などの貴重品
- 危険物(スプレー缶・リチウム電池含む)
※ただし、このあと解説しますが、クリックポストには商品の破損や紛失時の補償がありません。そのため、壊れやすいものや高額トレカなどをクリックポストで送るのは、事実上、難しいですね。
クリックポストの主な特徴(追跡・補償・配達日数)
クリックポストのサービスの特徴を以下の通りです。
| 匿名配送 | ×(クリックポストは記名配送のみ) |
|---|---|
| 追跡機能 | 〇(追跡番号で配送状況を確認可能) |
| 補償 | ×(紛失や破損への補填はありません) |
| 配達日数 | おおむね翌日~翌々日(地域により異なります) |
クリックポストは追跡はできるものの、匿名配送には対応していません。この点は、一部のメルカリユーザーからは避けられてしまう可能性はあります。
【図解】メルカリのクリックポストの送り方7つのステップ

ここからは、メルカリでクリックポストを使った発送手順を以下の7ステップで解説します。
- 【事前準備】Yahoo! JAPAN IDまたはAmazonアカウントで利用登録
- 【出品】メルカリのアプリでクリックポストを選択
- 【購入後】クリックポスト公式サイトで届け先・依頼主情報を入力
- 【決済】支払い手続き(Yahoo!ウォレット or Amazon Pay)
- 【印刷・梱包】宛名ラベルを印刷して荷物に貼り付け
- 【発送】郵便ポストまたは郵便局窓口から発送
- 【発送後】発送通知と追跡番号の連絡(例文あり)
パソコンのブラウザ画面をもとに説明している部分がありますが、スマホでの操作も同様です。プリンターをWi-Fiで接続すれば、利用登録からラベル印刷、発送までスマホだけで完結します。
ステップ1:【事前準備】Yahoo! JAPAN IDまたはAmazonアカウントで利用登録
まずは、郵便局のクリックポストのページにアクセスして、Yahoo! か Amazonのいずれかのログインボタンをクリックしましょう。
【ポイント】
クリックポストを利用するには、Yahoo! か Amazonのアカウントが必要です。

今回はAmazonのIDでログインします。
「Amazonアカウントでログインしています」と表示されるので、アカウントが間違いないか確認の上、「〇〇として続行」をクリックしてください。

クリックポストの利用規約が表示されたら、内容を確認して①「利用規約に同意する」にチェック、②「次へ」をクリックします。

登録手続きのご案内画面で、「新規登録する」をクリックしましょう。

次に、利用者情報登録の画面で、①あなたの「氏名」「住所」「メールアドレス」等の必須入力欄を全て入力し、②「次へ」をクリックします。

次の確認画面で、登録した内容とラベル上の表示イメージが見られます。問題なければ「登録」をクリックしましょう。

「ご登録のメールアドレスに、『クリックポスト仮登録完了と本登録手続きのお知らせ』のメールが発信されますので、メール内の指定URLをクリックしてください。」というポップアップが表示されたら、「OK」をクリックします。

以下の画面になったら、メール通知を確認してください。

下の画像が、登録したメール宛に届いた通知です。「下記URLをクリックして、本登録手続きを行ってください。」というメッセージの下に記載されているURLをクリックします。

これで、クリックポストの登録は完了です。画面下の「ログインへ」をクリックして、ログインします。

再び最初の画面に戻るので、Amazonアカウントでログインしましょう。登録完了後は、ログインするとクリックポストのマイページが表示されるようになります。
※Yahoo! IDでアカウントを作成した場合は、Yahoo!のボタンでログインすればOKです。

ステップ2:【出品】メルカリのアプリでクリックポストを選択
次に、メルカリで出品する手順を見ていきましょう。
まずはメルカリアプリのトップ画面下にある①「出品」をタップしてください。

続いて、②「出品する」ボタンをタップします。

「商品の情報を入力」画面の上の方にある「こだわり条件」タブを選択して、「配送料の負担」の項目で「送料込み(出品者負担)」を選びます。
※注意※
クリックポストは着払い(購入者負担)に対応していないため、送料は出品者が負担します。

続いて、すぐ下の「配送の方法」をタップします。選択可能な発送方法が表示されるので、一番下の「その他 → クリックポスト」の順に選択します。

これで、メルカリの発送方法をクリックポストに、それぞれ設定できました!

配送設定が完了したら、商品詳細情報や商品説明、販売価格等、出品に必要なその他の項目も入力して出品しましょう。
ステップ3:【購入後】クリックポスト公式サイトで届け先・依頼主情報を入力
メルカリに出品して商品が売れたら、郵便局のクリックポストのログインページから、以下の配送の申し込みをします。
まずは、届け先・依頼主情報を入力していきましょう。
クリックポストのマイページにログインします。

マイページで、「1件申込」をクリック。

以下の画面に、必須入力事項として①「郵便番号」「お届け先住所」「お届け先氏名」「内容品」の項目があるので、全て入力します(必要に応じてアドレス登録も可能)。
入力が完了したら、②「次へ」をクリックしてください。

ちなみに、購入者の住所・氏名は、メルカリの取引メッセージの下の方に表示されています。

ステップ4:【決済】支払い手続き(Yahoo!ウォレット or Amazon Pay)
登録した情報の確認画面が表示されたら、内容に間違いがないか確認します。
OKであれば、Amazonの場合は「Amazon Pay」、Yahoo!アカウントの場合は「Yahoo!ウォレット」をクリックして、支払い手続きに進みます。
※注意※
クリックポストで印字したラベルは、後から手書きで修正することができません。間違いがある場合は、この時点で戻って修正してください。

次は、支払い方法の確認画面です。
クレジットカード情報が表示されるので、その内容でよければ①「続行」ボタンをクリック、変更する場合は②「変更」の青文字をクリックして変更します。

次の画面で「支払手続き確定」をクリックしたら、決済はOKです!

ステップ5:【印刷・梱包】宛名ラベルを印刷して荷物に貼り付け
支払いが済むと、宛名ラベルが印刷できるようになります。「ラベル印字」の画面になるので、内容に間違いがないか再度確認しましょう。
記載されている注意事項にも目を通し、「注意事項を確認しました」にチェックを入れて「印字」をクリックします。

ちなみに、上の画面の注意事項には、以下の内容が記載されています。
- 信書、現金を内容品とすることはできません。
- 印字したラベルを複製したものはお引き受けできません。
- 印字したラベルを手書き等で修正したものはお引き受けできません。
- 登録された利用者本人のご利用に限ります。
- 利用に関し、当社が不正な行為等があったと判断した場合には、利用登録を取り消すことがあります。
下の画像は、クリックポストの配送ラベルの印字画面です。この画面をA4用紙に印刷して、切り取り線でカットすれば、ラベルの準備が完了。印刷する用紙は普通紙でOKです。光沢のある用紙は使用できません。

自宅にプリンターがない場合は、コンビニのマルチコピー機からでも印刷可能です。
ラベルの有効期間は、「Yahoo!ウォレット」または「Amazon Pay」での支払完了日の翌日から起算して7日間です。
【補足】
宛名ラベルの印刷は、カラー・白黒のどちらでもOKです!
ステップ6:【発送】郵便ポストまたは郵便局窓口から発送
メルカリで売れた商品を梱包したら、印刷済みの配送ラベルを貼り付けます。
ラベルを貼る際は、バーコードやQRコードの上にテープが重なったり、ラベルがシワになったりしないように注意しましょう。正常に読み取りができなければ郵便局で受付してもらえず、配送も遅れてしまいます。
準備ができたら、郵便局の窓口もしくはポストに投函します。後は相手先の住所に到着するのを待つだけです。

【補足】
送料の決済はクリックポスト上で済んでいるので、宛名ラベルを貼るだけで発送できます(切手などは不要)。
ステップ7:【発送後】発送通知と追跡番号の連絡(例文あり)
商品を発送したら、アプリ上で発送通知をしましょう。
まずは「商品を発送したので、発送通知をする」をタップします。

「商品を発送しましたか?」というポップアップが出るので、「発送しました」をタップします。

クリックポストの場合、発送通知をしても追跡番号は表示されません(メルカリ便ではないため)。
できれば、取引メッセージで購入者に到着予定日や追跡番号を教えてあげましょう。こうした気遣いをすることで、丁寧で安心感のあるやりとりになりますよ!
「なんて送ればいいの?」という方は、下のテンプレートをコピーして活用してください。

【発送通知と追跡番号の連絡】
お待たせしました。本日、クリックポストにて発送いたしました。
追跡番号は○○○○で、○月○日頃のお届け予定です。ご到着まで今しばらくお待ちくださいませ。
梱包には気をつけておりますが、万が一商品に気になる点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
【徹底比較】メルカリ便(らくらく・ゆうゆう)とクリックポスト、どれが一番お得?

メルカリには、クリックポストと似たサイズ感で匿名配送ができる方法が3種類(ネコポス・ゆうパケットポスト・ゆうパケット)あります。そのため、どれがよいか迷う方も多いかもしれません。
そこで、各配送方法の比較一覧や、クリックポストの長所と短所を解説します。
以下の記事では、メルカリの全発送方法を解説しています。いくつかの質問に答えるだけでベストな発送方法がわかるポチポチツールも公開しているので、あわせて参考にしてください。
(関連)【診断ツールつき】メルカリの発送方法|あなたに最適な配送方法はコレ!
料金・サイズ・特徴の比較一覧表
クリックポストと同じような商品を送れるメルカリ便を比較すると、以下のようになります。
| クリックポスト | ネコポス | ゆうパケットポスト | ゆうパケット | |
|---|---|---|---|---|
| 送料 | 185円 | 210円 | 215円 | 230円 |
| サイズ | 約A4 | 約A4 | 約A4 | 約A4 |
| 重さ | 1kg以内 | 1kg以内 | 2kg以内 | 1kg以内 |
| 匿名配送 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
| 追跡機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 補償 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
| 宛名書き | 必要 | 不要 | 不要 | 不要 |
| ポスト発送 | 〇 | × | × | 〇 |
| 専用資材 | 不要 | 不要 | 不要 | 専用シール |
メリットで比較!クリックポストが勝る点
クリックポストには、おもに以下の3つのメリットがあります。
メリット1:とにかく送料が安い
クリックポストの最大の強みは、送料の安さです。ネコポスなどと比較すると、1件あたりの差は数十円ですが、メルカリでの取引が多い人は「ちりも積もれば」ですね。
以下の記事では、メルカリの発送方法を「安さ」という視点で比較しています。送りたい商品のサイズを選ぶと、発送方法が安い順に選択肢を教えてくれるツールもあるので、ぜひ試してみてくださいね。
(関連)【ポチポチ診断機】メルカリの安い発送方法!送料の節約はこれで完璧!
メリット2:土日祝も配達される
クリックポストは土日や祝日を含めて毎日配達されます。曜日を問わず届くため、週末をまたいで遅れる心配がありません。
ただ、この点はメルカリ便も同様なので、クリックポストだけの強みとまでは言えないのですが…。
メリット3:非対面で発送を完了できる
クリックポストは、自宅でラベルを印刷し、そのままポストに投函できるため、窓口に行かずに発送を済ませられます。
非対面で手続きできるので、忙しい方や、郵便局やコンビニが近くにない方に便利です。
デメリットで比較!クリックポストの注意点
安さが魅力のクリックポストですが、以下のような注意点もあります。
デメリット1:匿名配送ができない
クリックポストは匿名配送ではないので、送り先の住所や名前がラベルに記載されます。そのため、個人情報のやりとりを避けたい方や、プライバシーを重視する取引には向いていません。
デメリット2:配送時の補償がない
クリックポストは送料が安い反面、配送中に破損や紛失があっても補償は受けられません。高額商品や壊れやすい物を送る場合は、補償付きのネコポス、ゆうパケットポスト、ゆうパケットなどのメルカリ便を使うほうが安心です。
デメリット3:発送手続きに手間がかかる(宛名ラベル作成・発送通知)
クリックポストは、自分で宛名ラベルを入力・印刷しなければならず、手書きには対応していません。プリンターが必要なうえ、印刷後の修正もできないため、入力ミスには注意が必要です。
また、クリックポストの追跡番号はメルカリと自動連携されないため、追跡番号を連絡する手間もあります。
よくある質問【FAQ】

最後に、メルカリでクリックポストを使って発送する際の、よくある質問にお答えします。
プリンターがない場合はどうすればいい?
コンビニのマルチコピー機を使ってラベルを印刷できます。
セブンイレブンなら「ネットプリント」、ローソンやファミリーマート、ミニストップ、ポプラでは「ネットワークプリント」を利用しましょう。
基本的な手順は以下のとおりです。
【コンビニで印刷する手順】
- クリックポストのサイトで発送ラベルを作成
- PDF形式でスマホ、PCに保存
- 保存データを各コンビニに対応したアプリやウェブサービスに登録
- 発行された番号を使ってマルチコピー機で出力
(参考)セブンイレブン|ネットプリント(※別タブで開きます)
(参考)ネットワークプリントサービス(※別タブで開きます)
間違えて登録・決済してしまったらキャンセルできる?
郵便局でバーコードを読み取られる前に発送をやめれば、料金は請求されず、キャンセルの手続きも必要ありません。
ただし、ラベルの内容に間違いがあっても修正はできないため、正しい情報での再作成が必要です。
なお、デビットカードやPayPay残高で支払った場合は即時で引き落とされることがあります。その際は、郵便局の問い合わせフォームからキャンセルを申し込めば対応してもらえる可能性があります。
メルカリで発送方法をクリックポストに変更するには?
メルカリでは、出品中または一定の条件下であれば、発送方法をクリックポストに変えることも可能です。
ただし、取引開始後に変更する場合は、アプリ内の操作が必要だったり、匿名配送をやめて購入者の住所をメッセージで聞き直す必要が出たりと、やや手間がかかります。
詳しい条件や手順は公式サイトを確認するようにしてください。
(参考)メルカリ|メルカリ便から他の配送方法への変更(※別タブで開きます)
送料を賢く節約!特徴を理解してクリックポストを使いこなそう!
クリックポストの最大の魅力は、なんといっても全国一律185円という送料の安さです。
しかしその反面、メルカリ便と違って匿名配送ができず、配送時の補償もありません。また、宛名入力や発送通知の手間が発生するという特徴も、正しく理解しておく必要があります。
高価な商品や手間をかけたくない取引では安心のメルカリ便、少しでも利益を増やしたい薄手の衣類や本、雑誌などにはクリックポスト、というように、あなたの販売スタイルや商品に応じて使い分けることが大切です。
また、物販総合研究所では、送料の節約以外の方法で、メルカリでしっかり稼ぐまでの手順を公開した資料を今だけ無料で配布しています。
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