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【Amazon】並行輸入品とは?正規品との違いや出品の際のリスクを解説

更新日:2023年11月17日
並行輸入品とは?正規品との違いや出品の際のリスクを解説

欧米輸入を11年経験し、ヤフオクせどりで月間400~600件の取引と利益300万円の実績を持つ朝野が解説いたします

正規品とは仕入れルートが違うものの、本物の商品を仕入れられる並行輸入品は、安く仕入れが可能ですが、販売時の扱いには十分気をつけて活用しましょう。

朝野拓也
物販総合研究所 楽天せどり講師
この記事の著者:朝野 拓也

1992年 静岡県出身。貯金0円からせどりをスタートし、開始から半年で月商1,000万円、利益200万円を達成した。月間に400件〜600件ほどの取引を行っていて、Amazonや楽天、メルカリなど主要プラットフォームを用いた販売は一通り経験がある。また、副業せどりや転売のやり方を教えるスクールでの指導経験も豊富で、これまでに教えた生徒の数は400名を超える。モットーは、”挑戦”。
▶Twitter: https://twitter.com/asataku999
▶YouTube: 朝野拓也 [物販総合研究所]
朝野拓也のプロフィール

この記事の内容

結論・Amazonで並行輸入品の販売は可能

Amazonで並行輸入品の販売は可能

輸入商品を仕入れた際に、「間違えて正規品ではなく、並行輸入品を仕入れてしまった」という人もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、並行輸入品でもAmazonでの販売は可能です。ただし、メーカー保証や電圧・成分などが正規品とは異なるため、必ずAmazonの並行輸入品ページで販売しましょう。

下記動画で正規品と並行輸入品の違いから見極め方まで初心者でもわかりやすいように解説していますので、「並行輸入品についてもっと知りたい」という人は参考にしてください。

 

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並行輸入品とは?国内正規品との違い

並行輸入品とは?国内正規品との違い

国内正規品とは分けて販売されている並行輸入品に対して、「偽物なのでは」というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。

しかし、並行輸入品は決して偽物というわけではありません。その理由と国内正規品との違いを解説していきます。

並行輸入品

並行輸入品の仕組みについて

並行輸入品とは、正規品とは違うルートで入手した商品のことを指します。国内正規品との大きな違いは、入手ルートの違いです。

国内正規品の輸入経路は後述しますが、並行輸入品の場合、海外のネットショップや実際の店舗から輸入します。

つまり、海外のメーカーからネットショップや店舗をワンクッションさせて購入しているということになるため、並行輸入品は本物です。

国内正規品

海外メーカー品を日本国内で販売することを正式に許可された正規販売店から仕入れた商品を国内正規品と呼びます

正規販売店では、日本の代理店が海外のメーカーと取引をして直接仕入れを行い、その後各ショップやECサイトなどで販売します。

並行輸入品を取り扱う際に知っておきたいこと

並行輸入品を取り扱う際に知っておきたいこと

正規品よりも比較的安価な仕入れが可能な並行輸入品は、Amazonせどりの商品として活用している人も多くいます。

しかし、入手ルート以外にも正規品との違いはあるため、取り扱う前に理解しておきましょう。

取扱説明書の言語が違う

正規品の場合、日本国内での販売を前提として仕入れているため、多くの場合はOEM(国内の工場に製造を依頼すること)をかけていたり、日本用のパッケージや日本語の取扱説明書を同封していたりと日本人が使うための工夫がされています。

しかし、並行輸入品は海外のネットショップや店舗から購入しているため、当然海外のユーザーに向けたパッケージや言語になっています

パッケージはもちろん、取扱説明書の言語も英語などの外国語になっており、正規品と違って使い方が複雑な場合、手軽な確認ができないというデメリットがあるのです。

日本でのメーカー保証の有無が違う

日本での販売を前提としている、正規販売店では国内で保証サポートが受けられるように、正規品には保証書がついています。

一方で、並行輸入品は日本での販売を前提としておらず保証書などはついてきません。故障などの理由で保証を利用したいと思った際には海外のメーカーに直接商品を送る必要があります。

しかし、その場合は手間や送料などもかかるため、現実的とはいえず購入する際にはメンテナンスやアフターサービスなどの品質保証はつかないものとして認識しておきましょう。

電圧・成分が違う

海外でコンセントにさして使用する家電製品などの場合、日本と海外では電圧やコンセントの形・サイズに違いがあるアイテムもあります

そうすると、変圧器などを併用して使う必要があるため、購入してすぐに使えないという可能性が出てきます。

また、化粧品などに含まれている成分として日本に輸入できないものを使用していると、一部成分を変えた商品を輸入する場合もあるのです。

Amazonでのサポートは受け付けていない

国内で仕入れた商品をAmazonで販売するためには、メーカー保証がついている必要があります。

しかし、並行輸入品にはその保証がついていないにも関わらず販売が可能です。 これはなぜかというと、購入者に対して、下記の条件が設けられているためです。

  • Amazonでのサポートを受け付けていない
  • 販売者が個別に定める保証・条件が適用される

また、注意点として「保証が受けられない」「パッケージや説明書が日本語ではない」「デザインなどに誤差がある」などが購入者向けのヘルプページに記載されています。

そのため、該当商品の並行輸入品ページさえあれば、保証がなくとも販売が可能になっているのです。

並行輸入品について|カスタマーサービス

商品を仕入れる際の並行輸入品の見分け方

Amazonせどりを始めようとしている人のなかには「正規品を販売したい」という人も少なくありません。

そこで、仕入れ時に並行輸入品と間違えないために、選び方のポイントをご紹介します。

出品者に質問する

まず1番手っ取り早い手段としては出品者にメールなどで質問することがおすすめです。

出品者に該当の商品が正規品なのか・並行輸入品なのかを直接聞いたほうが、確実かつ早くわかります

また、聞くときには「これは正規品ですか?」というように簡潔な相談の仕方をすると、スムーズにやりとりが進みます。

パッケージが日本語か英語か確認する

もしも出品者に正規品か否かを聞いて「わからない」という回答がきてしまったら、パッケージの言語を確認しましょう。

パッケージが日本語であれば国内正規品、英語であれば並行輸入品として判断できます

しかし、なかにはパッケージが英語で、連絡先として代理店のシールが貼ってあるだけという場合もあります。

そのときは、商品の型番や商品とあわせて「保証書」「保証」というワードを検索すると代理店の情報が確認でき、画像検索することで並行輸入品または正規品かの確認が可能です。

日本語の取り扱い説明書がついているか確認する

パッケージ以外にも、取扱説明書の確認もしてみましょう。取り扱い説明書が日本語であれば正規品、英語であれば並行輸入品と判断できます

しかし、取り扱い説明書も英語の場合があります。その際は、パッケージのときと同様に商品・型番を検索して、結果として出た画像などによって判断しましょう。

誤って「国内正規品」で出品してしまった場合のリスク

本来、並行輸入品として販売しなくてはならない商品を謝って国内正規品として出品してしまうと、あらゆるリスクが発生します。

では、どのようなリスクが生じてくるのかを解説していきます。

商品が返品される可能性がある

Amazonの国内正規品の販売ページで並行輸入品を販売してしまうと、購入者から返品されてしまう可能性があります。

とはいえ、必ずしも返品されるというわけではなく、ほとんどの並行輸入品は国内正規品と変わらないため、購入者のなかには気づいてもそのまま使い続ける人もいます

では、どのような場合に返品されてしまうのかというと、それは説明書が読めないと使えないものや音声が出るもので日本語でないと使いづらいものの場合です。

例えば、音声アラームによる目覚まし時計や家電などの音声や説明書が英語だと「何を言ってるかわからない」「説明書が全部英語で使い方がわからない」と返品されることがあります。

また、購入後のレビューなどで「正規品とあったのに並行輸入品が届いた」というような、マイナスの評価がついてしまう可能性もあります。

真贋調査に発展する可能性がある

場合によっては、真贋調査に発展してしまう場合もあります。

そもそも真贋調査とは、販売している商品についてAmazonから偽物または本物かどうかの確認の連絡がくることです。

自分が販売する商品の真贋を審査する査定が入り、「正規品ページで販売している並行輸入品は本当に並行輸入品かを証明してほしい」という旨のアカウント審査がきます

しかし、真贋を証明することは不可能に近いため、結果的に改善計画書を作成・提出しなければなりません。

アカウント停止の可能性がある

アカウント作成から1年未満の場合、真贋調査が入ってしまうとアカウント停止になる可能性があります。

停止にならなかったとしても、自分の商品が本物であることを証明できなければ、どのみちアカウントは停止されてしまいます。

真贋を証明することは不可能に近いとされているため、真贋調査がきたら、アカウントは停止してしまうと考えてよいでしょう

真贋調査の連絡がきたら、本物の証明よりも改善計画書の作成に重点を置いて、アカウント復活に向けて舵をとる方が現実的です。

よくある質問

一歩間違えるとアカウント停止にもなる並行輸入品は、十分に扱いに注意して販売する必要があります。

そこで、並行輸入品についてよくある質問を回答とあわせてご紹介します。

並行輸入品はなぜ安い?

国内正規品は海外のメーカーや会社と販売価格などの契約を結んで商品を販売しているところが特徴です。さらに、そこへ製造コストや輸送費用などがかかることで高額になるのです。

それに対して、並行輸入品は直営店や仲卸業者から購入したものを販売するため定価に制限がなく、価格を自由に設定できます

仕入れも海外で行うことで輸送費がかからず、すでに販売されている商品を購入するため、製造コストもかかりません。

このように安く仕入れることで、国内正規品で購入するとかなり高額になるハイブランドのバッグや時計などのアイテムも比較的安く販売できるのです。

並行輸入は偽物ですか?

並行輸入品は、国内正規品のようにメーカーから直接買い付けをしているわけではありません。

これだけ聞くと「偽物?」と疑ってしまう人も珍しくありませんが、結論から言うと並行輸入品は本物です。

流通ルートが正規品と違うだけで、直営店やネットショップで仕入れしているため、製造元は同じです。

ただし、パッケージや説明書が日本語ではないという違いはあります。

並行輸入品は合法ですか?

「国内正規品とは違う流通ルート」というと、「違法なルートなのでは?」と疑ってしまう人も少なくありません。

しかし、並行輸入品は違法ではなく、財務省も認める合法的で信頼できる商品です。並行輸入ルートは正式な流通ルートとして登録されているため、安心してよいでしょう。

ただし、国によっては商標権の侵害とされているところもあるため、海外で販売する場合はそうした各国の法律をチェックしておく必要があります。

並行輸入品には保証はつきますか?

基本的に、並行輸入品のメーカー保証はないと考えた方がよいでしょう。

しかし、Amazonでは「並行輸入品の保証は販売者の条件に従う」とあるため、販売者独自の保証がついている場合もあります

並行輸入品取扱店と提携する工房などでメンテナンスやアフターサービスを受けられる場合もあります。

「並行輸入品でブランド品を買いたいけど保証がないのは不安」という人は、販売ページや問い合わせで保証について確認しておきましょう。

上手く仕入れして並行輸入品で利益を出そう

正規品とは違う入手ルートを使用しているため、違法や偽物と疑われることも少なくない並行輸入品ですが、財務省も認める合法かつ本物の輸入品です。

ただし、国内正規品のページで販売してしまうと返品や評価のマイナス・真贋調査に発展し、結果的にアカウント停止になる可能性もあるため注意しましょう

上手く仕入れをすれば、並行輸入品で利益を出すことは十分可能です。下記リンクで利益の出やすいアイテムやおすすめの仕入れ先を紹介しているので、参考にしてみてください。

(関連)個人で輸入転売は稼げない?利益の出やすいおすすめアイテムや仕入れ先を大公開!

また、Amazonせどりで失敗したくない人は、まずは基本的な知識を学んでおきましょう。

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