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知らないと危険!電脳せどりにおける保証期間・保証書の考え方と注意点

更新日:2024年2月15日
知らないと危険!電脳せどりにおける保証期間・保証書の考え方と注意点

電脳せどりで家電などを扱う際、保証書・保証期間の扱いについて必ず知っておく必要があります。この記事では、電脳せどり歴10年以上、電脳せどりスクールの講師を務める朝野が、以下のような保証書・保証期間の注意点について記事で詳しく解説しています。

  • 保証期間が開始している商品などはAmazonで「中古品」扱いになる
  • 保証書の形・仕様によって取り扱い方法が異なる
  • 仕入れ後のレシートは30日間保管する

記事の最後では、電脳せどりの利益商品を自動で見つけられる独自ツールを紹介しています。興味がある方は、ぜひ最後までご確認ください。

朝野拓也
物販総合研究所 楽天せどり講師
この記事の著者:朝野 拓也

1992年 静岡県出身。貯金0円からせどりをスタートし、開始から半年で月商1,000万円、利益200万円を達成した。月間に400件〜600件ほどの取引を行っていて、Amazonや楽天、メルカリなど主要プラットフォームを用いた販売は一通り経験がある。また、副業せどりや転売のやり方を教えるスクールでの指導経験も豊富で、これまでに教えた生徒の数は400名を超える。モットーは、”挑戦”。
▶Twitter: https://twitter.com/asataku999
▶YouTube: 朝野拓也 [物販総合研究所]
朝野拓也のプロフィール

この記事の内容

電脳せどりにおけるAmazonの保証書・保証期間の取り扱い

電脳せどりにおけるAmazonの保証書・保証期間の取り扱い

Amazonで電脳せどりを行うときは、商品の保証に関する取り扱いを理解しておくことが重要です。Amazonでは、保証期間の状況や保証書の有無により、「新品扱いか、中古品扱いか」が変わるためです。

  • 保証期間が開始している商品は「中古品」扱い
  • 保証書がないか有効期限が切れているなら「中古品」扱い

保証期間が開始している商品は「中古品」扱い

Amazonでは、「メーカー保証のある商品については、たとえ未使用の新品だとしても、保証期間のすべてが残っていなければ中古品扱い」となります。

このことは、Amazon Seller Central コンディションガイドラインでは、「新品」として出品できない条件として、以下が規定されています。

メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品(たとえば、メーカー保証がある場合に、すでにメーカーが定める保証期間が始まっている、または保証期限が切れている商品など)。

引用元: Amazon Seller Central コンディションガイドライン(※別タブで開きます)

保証期間の開始タイミングは、保証書の発行方法等により異なります。詳しくは次のトピック「【パターン別】Amazonで販売する場合の「保証書」の扱い方」で確認してください。

メーカー保証のある商品については、中古品として販売する際の「製品保証および動作保証」についても、以下のような規定があります。したがって、出品する前にはこれらの規定を再確認し、慎重に対応してください。

メーカー保証有効期限が切れている場合、最低30日間の動作保証が必要。(30日以内に動作しなくなった場合は返品の受け入れが必要)

引用元: Amazon Seller Central コンディションガイドライン(※別タブで開きます)

保証書がないか有効期限が切れているなら「中古品」扱い

コンディションガイドラインでは、以下のカテゴリについては、「保証書がないか、有効期限が切れている商品は中古品扱い」と明示されています。

  • PCソフト
  • TVゲーム
  • べビー&マタニティ
  • 服&ファッション小物
  • シューズ&バッグ
  • ジュエリー
  • ドラッグストア
  • Kindleアクセサリ
保証書がない、またはすでに有効期間が切れている場合は、「中古品」を選択し、コンディション詳細の記入欄に明記してください。

引用元: Amazon Seller Central コンディションガイドライン(※別タブで開きます)

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【パターン別】Amazonで販売する場合の「保証書」の扱い方

【パターン別】Amazonで販売する場合の「保証書」の扱い方

ここでは、メーカー保証がある商品をAmazonで出品する場合の保証書について、パターン別に詳しく解説します。

レシートが保証書になっている場合

家電製品等を店舗で購入すると、保証書の役割を果たすレシートを渡されるケースがあります。

この場合、外箱や保証書に店舗印がなければ、Amazonで新品として出品することが可能です。

レシートは、商品本体や商品の外箱とは切り離して扱えます。つまり、商品だけでは購入日などの情報はわからないので、保証期間はAmazonが発行する領収書や納品書に記載をもとに開始されるからです。

商品を直接発送する場合も、Amazonの配送代行サービス(FBA)を利用する場合も、レシートの同梱は必要ありません

ただし、レシートは破棄せず、必ず手元に保管しておかなければなりません。レシートの扱いについては、本記事の以下の参考箇所をご確認ください。

参考:レシートタイプの保証書を捨てる (※別タブで開きます)

本体の外箱の保証欄に店舗印(保証印)がある場合

商品の外箱の保証欄に店舗印(保証印)が押されている場合は、そこに記された日時を起点に、メーカー保証期間が開始されます

この場合、購入と出品と販売が同じ日時にならない限りは、「メーカー保証がある場合に、すでにメーカーの定める保証期間が始まっている」状態になります。ですからAmazonでは中古品扱いです。

商品は、新品としての出品はできません。「中古 – ほぼ新品」として出品なら可能です。

「中古 – ほぼ新品」とは、見た目では使用済みであることがわからない使用状態で、汚れや傷はまったくなく、同梱品および部品やパーツがすべてある状態の商品です。

中古品ですので、価格を少し下げる必要があるかもしれません。しかし、「新品未使用」のような表記をコンディション詳細に加えることで、新品を求める購入者の関心を引くことは十分に可能です。

たとえば、「新品未使用品ですが、店舗印ありのため、ほぼ新品コンディションで出品しています」などの、簡潔でわかりやすい記載が効果的です。

説明書の一部が保証書になっていて店舗印(保証印)がない場合

商品によっては、説明書の一部が保証書となっている場合があります。

ここに、店舗印(保証印)が押されておらず、販売日等の記載がなければ、Amazonで「新品」として出品しても問題はありません

ただし、説明書が箱の中に入っている場合は、開封しなければ確認ができません。この場合は、箱を開けることになるわけですから、開封の際には傷や汚れをつけないように注意をする必要があります。

保証証が説明書と一体になっていて、箱を開けなければわからないケース

同梱品に傷をつけたり、説明書を入れ忘れたりした場合は、そのことが原因で新品とは認められなくなってしまいます。

説明書の一部の保証書になっていて店舗印(保証印)がある場合

同梱されている説明書の一部が保証書で、店舗印(保証印)や販売日等の記載がある場合はその日からメーカー保証がスタートするため、中古品扱いとなります。

保証書が封筒に入っている場合

大型商品・高価格帯の商品の場合、保証書が封筒に入れられて、箱の外や側面に貼り付けされていることがあります。

封筒が糊付けされていない場合は、保証書や説明書に店舗印(保証印)が押されているか確認してください。押印や日付の記載がなければ、新品としての出品が可能です。

糊付けされた状態なら、開封して確認する必要があります。このとき、開封されたことがわかる状態だと、同梱品が傷ついた状態になってしまうため、新品には該当しなくなります。

Amazonでの保証書・保証期間についてのNG行為

Amazonでの保証書・保証期間についてのNG行為

Amazonに出品する際、保証書や保証期間に関するNG行為を整理しておきます。

店舗印(保証印)や日付を意図的に消す

ゲームを店舗で購入する場合、箱の保証欄に店舗印(保証印)が押されることがあります(ネット経由の購入では通常押印されません)。

ネット上には押印を消す方法が紹介されていますし、消すための商品も販売されています。しかし、こうした方法で日付等を意図的に消したり、書き直したりすることは絶対にNGです。

購入者が見れば、手を加えたことはわかってしまうものです。印象が悪くなって悪い評価を受けたり、クレーム対象になったりします。

また、Amazonのコンディションガイドラインに抵触するため、アカウント停止などのペナルティを受けるリスクもあります

さらに、記録を改ざんする行為は、法律違反に当たる可能性もあります。店舗印(保証印)が押された商品は、規定どおり中古品として販売しましょう。

個人からの仕入品をAmazonで新品として出品する

Amazonでは、個人から購入した商品を新品として出品することは禁じられています

また、前述のとおり、メーカー保証のある商品は、「保証期間が始まっていれば中古扱い」です。

よって、個人から購入した商品を新品で出品する行為は、2つの点で規約違反に該当するおそれがあります

仮に、「保証書の代わりになるレシート付きの、店舗印(保証印)が押されていない商品」を個人から仕入れた場合、悪い言い方をすると「バレなければ」新品として出品できる可能性はあります。

以下は、ヤフオクとメルカリで仕入れた場合の扱いについて、当社調査でわかっていることです(2024年1月現在)。ただし、今後の各プラットフォームの仕様変更により、扱い等は変わっていきますので、注意してくださいね。

  • ヤフオクからの仕入れ: スクリーンショットでは個人であるか特定できない
  • メルカリからの仕入れ: メルカリは「個人間取引の場」がコンセプトのサービスなので、個人と判断される可能性は十分。ただし商品ごとに危険度が異なるため、一律に判断できない

とはいえ、一旦は個人の手に渡った、個人宅で保管されていた商品をあなたの名前で出品することになるわけです。まずはこの点で、クレームなどのリスクが高まります。

加えて、たとえば真贋調査が入るなどして、仕入先が個人であるとAmazonに知られるリスクもあります

真贋調査とは、出品している商品が本物かどうかをAmazonが調査することです。真贋調査への対応には、仕入先から発行された請求書や領収書の写しなど、Amazonが指定する書類のコピーの提出が求められます

ここで規約に違反していることが判明するか、疑わしいと判断されたら、相応するペナルティ(最悪の場合はアカウント停止など)を受けることになります。

個人から仕入れた場合や、個人かどうかはっきりしない場合は、Amazonでなら中古コンディションを選択するか、思い切って他の販売サイトを利用しましょう。

レシートタイプの保証書を捨てる

メーカー保証の商品を発送する際、レシートタイプの保証書を同梱する必要はありません。しかし、絶対に捨てずに保管しておかなければなりません。

一部のメーカーでは「購入店舗に連絡してください(店舗経由で修理を依頼してください)」と言われるケースがあるからです。

この場合は、購入者に商品を返送してもらい、出品者であるあなたがメーカーに連絡をして保証を受けるという流れになります。このとき必要なのが、保証の証憑であるレシートです。

手元に保管する期間は、「保証期間が終了するまで」ですが、どんなに短くても「商品到着から30日間」は捨てないようにしましょう。

「商品到着から30日間」というのは、Amazonが定める返品・交換できる期間です。

この期間、出品者は、購入者からの返品リクエストに無条件で応じなければなりません。返品理由が動作不良の場合は、あなたがメーカーに修理や交換を依頼しなければならず、このときにレシートが必要になるのです。

参考: 返品・交換の条件 - Amazonカスタマーサービス (※別タブで開きます)

よくある質問

以下は、電脳せどりで注意すべき、保証書と保証期間に関するよくある質問です。

そもそも「メーカー保証」ってなんですか?

メーカー保証とは、企業や販売店が、顧客サービスを目的に独自に品質を保証する規定のことです。

保証期間や保証対象、および条件等は、事業者ごとに独自に定められます。家電の場合は一般的に、製品を正しく使用したにもかかわらず不具合が発生した場合に受けられ、1年間は無料修理というのが一般的です。

保証期間内でも修理するために必要な送料や出張サービス等の料金を購入者負担としている事業者もあります。

参考:保証期間内なのに家電製品の無償修理を断られた!(消費者トラブル解説集)_国民生活センター (※別タブで開きます)

未使用品なので「中古品」として売りたくないです。良い方法はありませんか?

Amazonは保証について、非常に厳しい立場をとっていますが、メルカリやヤフオクはAmazonほど厳しいルールを設けていません

基本的にメルカリもヤフオクも、「使っていなければ未使用」とされます。ですから、Amazonでは新品で売れない場合や、保証期間が開始あるいは終了している商品でも、他の条件が揃っていれば「未使用」として出品できる可能性は十分です。

ですので、もし保証書の扱いに不自由さを感じるなら、メルカリやヤフオクなど、他のサービスを検討してみるのもオススメです。

Amazonを通じて販売した商品の購入者から「修理して欲しい」と言われた場合はどうすれば良いですか?

Amazonを通じて販売した商品に修理が必要になった場合、購入者にメーカーと直接やりとりしてもらうのが一般的です。

購入者に「メーカーに連絡して、商品の状態とAmazonで購入したことを伝えて、対応を依頼する」よう、丁寧に伝えましょう。

Amazonでの購入証明が求められた際は、Amazonの「注文履歴」から対象商品の「領収書/購入明細書」を選択し、表示される画面を提示します。

店舗印(保証印)があるので中古品として出品します。この場合は古物商許可が必要ですか?

本体の外箱の保証欄に店舗印(保証印)がある場合など、中古品として出品せざるを得ない場合もあるでしょう。

基本的に、一度でも人の手に渡ったものを転売する際には、古物商許可が必要です。

ただし、古物を売る場合でも、利益目的の継続的な転売でなければ、許可は必要ありません。自分が不要になったものを、フリマなどを通じて売る場合などは、必要ないと考えて差し支えありません。

一方で、ビジネス目的で古物を転売する場合、古物商許可の取得をした方が良いです。

登録には申請書の提出と審査料(1万9000円、2024年1月現在)が必要です。ただ、審査料さえ支払れば、登録手続き自体は、難しいものではありません。

新品の商品をせどりすることにメリットはあるの?中古せどりとの違いについては以下の記事で詳しく説明していますので合わせてご覧ください。

参考: 古物商許可申請 警視庁 (※別タブで開きます)

電脳せどりで家電を取り扱う際は保証期間に気をつけよう

今回は、電脳せどりで家電などを取り扱う際の保証期間について説明しました。

  • Amazonでは保証書のパターンによって「新品」「中古品」の取り扱いが異なる
  • レシートタイプの保証書は商品到着から30日間は必ず保管しておく
  • どうしても「中古品」として出品したくない場合は、メルカリ・ヤフオクなどで出品すると良い

上記を理解し、Amazonで家電の出品を行ってみましょう。

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