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釣り具せどりで稼ごう!釣り具ならではのメリット・デメリットとは?

更新日:2023年9月7日

このページでは、釣り具せどりで稼ぐために知っておきたい、釣り具を商品として扱うからこそ起こってくるメリット・デメリットを紹介します。釣り好きの方には、まさに天職とも言えるような転売ですが、デメリットもしっかり把握しておきましょう。記事の後半では、商品の仕入れポイントもあわせて紹介しています。

朝野拓也
物販総合研究所 楽天せどり講師
この記事の著者:朝野 拓也

1992年 静岡県出身。貯金0円からせどりをスタートし、開始から半年で月商1,000万円、利益200万円を達成した。月間に400件〜600件ほどの取引を行っていて、Amazonや楽天、メルカリなど主要プラットフォームを用いた販売は一通り経験がある。また、副業せどりや転売のやり方を教えるスクールでの指導経験も豊富で、これまでに教えた生徒の数は400名を超える。モットーは、”挑戦”。
▶Twitter: https://twitter.com/asataku999
▶YouTube: 朝野拓也 [物販総合研究所]
朝野拓也のプロフィール

この記事の内容

釣り具せどりとは?

釣り具せどりとは?

釣り具せどりとは、ルアーやリールなど釣りに使用する道具を仕入れて売る方法を指します。

釣りは幅広い世代から人気を集めている趣味の一つです。

そのため、釣り具の需要も非常に高く、せどりで利益を出しやすい商品として注目を集めています。

もともと釣りが好きな人なら、需要が高いアイテムや人気が高いメーカーなど、商品知識の下地がある状態からビジネスを始めることも可能です。

釣りが好きな人ほどモチベーションが維持しやすく、楽しみながら仕入れや販売ができるでしょう。

また、釣り具は種類が豊富で、仕入れやすいのも大きな特徴です。

釣りに使用する道具は、竿や釣り針だけではありません。

道具を収納するタックルケースや、釣り上げた魚を保存するためのクーラーボックスも必要です。

さらにライフジャケットやグローブ、偏光サングラスなどのアパレル用品があれば、より快適に釣りを楽しむことができます。

一口にルアーやリールといっても、さまざまな種類がある点に注意しなければいけません。

例えばリールならスピニングリールやベイトリール、電動リールなどがよく使われます。

釣り具は、国内外のメーカーから膨大な種類のアイテムが販売されているため、しっかりと売れる商品を見極めましょう。

(関連)転売で売れる商品の探し方!見つける方法やおすすめ商品リスト一覧も公開

釣り具せどりのメリット

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釣り具せどりには、他の商品にはないさまざまなメリットがあります。

まずは具体的なメリットについて知っておきましょう。

日本の製品が海外で人気が高い

国内に限らず、海外でも釣りを楽しんでいる人は多いです。

本格的に釣りをしている人ほど、可能な限り良い釣り具を揃えようとする傾向が見られます。

日本の釣り具は高性能で、良質な素材を使用していることから、国内だけではなく海外にもファンがいるのです。

ebayなど、世界規模で取引が行われているオークションサイトを見ると、日本のメーカーの釣り具が数多く出品されていることがわかります。

日本人だけではなく、外国人セラーでも日本の製品を取り扱っている人は少なくありません。

特に人気なのは、「シマノ」や「ダイワ」という日本の有名メーカーです。

仕入れを行う際は、この2つのメーカーの釣り具を積極的に仕入れるよう意識すると良いでしょう。

ただし、日本のメーカーの商品が、必ずしも日本製であるとは限りません。

安価な製品にはタイ製やベトナム製、マレーシア製のものも見られます。

海外の購入者には、日本のメーカーの製品は全て日本製だと思っている人もいるため、出品する際は製造国をわかりやすく明記しておくと安心です。

(関連)海外に商品を転売する「輸出せどり」って?やり方や注意点をチェック!

小さいのに単価が高い

釣り具は小型で軽く、高単価で売れるアイテムが多いです。

このような商品はせどりに有利なので、利益を出しやすいでしょう。

まず、小型で軽い商品は送料がかからず、国外に発送する際も国際配送料が安く済みます。

梱包や出荷も楽なので、効果的にコストカットができます。

特に、ルアーやリールはサイズが小さく軽いものが多いので、安い送料で発送が可能です。

さらに、釣り具はひとつひとつの商品単価が高く、効率よく利益を上げられます。

既に生産が終了している製品や、廃番になってしまった商品はプレミアがつくことがあり、高利益が期待できるでしょう。

もちろん、ツールなどを使用してしっかりとリサーチを行えば、現行の商品でも高く売れるアイテムを見つけることは可能です。

なお、釣り具の仕入れ値は商品により異なるものの、安価で購入できるものも少なくありません。

2,000~7,000円程度で手に入る商品がほとんどです。

少ない初期費用で始められるため、初めてせどりに挑戦する人でも始めやすいというメリットもあります。

(関連)せどりの始め方が5分でわかる!何から始める?準備からポイントまでのまとめ

釣り具せどりのデメリット

釣り具せどりのデメリット

釣り具せどりを始めるにあたり、メリットだけではなくデメリットを知っておくことも重要です。

デメリットを正しく理解したうえで、それらを解消するための対策を考えましょう。

中古品は状態が悪いと売れない

中古品を売って利益を得るためには、商品の状態が非常に重要です。

釣り具は主に海や川で使う道具です。

海水や淡水に触れる機会が多いぶん、傷みやすいという特徴があります。

特に、中古品の釣り具は状態が悪いものも多く、仕入れてもなかなか売れなかったり、高い値段をつけられなかったりすることもあるのです。

また、外観がきれいでも、よく見るとわかりにくい部分が錆びていたというようなケースも少なくありません。

特に、ネットで商品を仕入れる場合は、写真や商品説明文でしか状態を確認できないため、傷んでいることに気付かず購入してしまうリスクがあります。

そのため、中古品を仕入れる際は、実店舗で実物を確認してから仕入れたほうが安心です。

ただし、安くて状態の良い中古品は、ライバルも狙っている可能性が高いでしょう。

状態の良い商品が店頭に並ぶタイミングはお店次第なので、確実に手に入れるためには、まめに実店舗へ足を運ぶ必要があります。

万が一、中古品の釣り具を取り扱っている店舗が近くにないという人は、まず仕入れ先を確保しなければいけません。

知識がないと仕入れができない

そもそも、釣り具せどりというジャンルは専門性が高く、さまざまなアイテムがあります。

商品を仕入れるにあたり、専門用語が使われる場面も多いでしょう。

商品に関する知識がない状態で仕入れを始めた結果、何を買うべきかわからなくなってしまう人も少なくありません。

さらに、仕入れた商品を販売する際も、どのような商品かを説明するためには、専門用語を使う必要があります。

釣り具せどりを始めるなら商品を仕入れる前に、釣り具の種類や専門用語についてある程度理解しておかなければいけません。


釣りの用語はネットで検索すれば簡単に調べることができますが、商品知識を身につけるには、ある程度の時間をかけてリサーチを行うのが一番です。

ただし、専門用語を覚えるまではリサーチにも時間がかかるため、釣りに全く興味がない人だと、慣れるのは大変でしょう。

逆に、釣りの経験がある人など、釣りや道具に関する知識を持っていれば、釣り具せどりは始めやすいです。

まずは手元にあるいらない釣り具や、使わなくなった釣り具を販売して、転売のやり方を覚えるという方法もあります。

釣り具を仕入れるときのポイント

釣り具を仕入れるときのポイント

釣りに関する知識がない人でも、コツさえ知っていれば釣り具せどりで利益を出すことは可能です。

ここからは釣り具を仕入れる際に押さえるべきポイントについて解説します。

売るアイテムを絞る

ロッドやリールが一組あれば、海釣りも川釣りもできるとは限りません。

なぜなら、釣りの方法や種類によって、用いる道具が異なるためです。

本格的に釣りを楽しむためには、用途によってアイテムを使い分ける必要があり、多様な種類の道具を揃えている人もいます。

そこまで本格的ではなくとも、釣りをするには最低でもルアーやロッド、リール、糸、ケースといった道具が必要です。

単価はアイテムごとに異なり、仕入れの際に注目するべきポイントも違います。

利益が出やすい商品を仕入れるためには、ひとつひとつのアイテムに関する知識が欠かせません。

商品を仕入れる際は、事前に売りたいアイテムを絞っておかないと、他のアイテムにも目移りしてしまい、効率的な仕入れができなくなってしまいます。

そのため、ジャンル絞りは非常に重要です。

たとえば、できるだけ梱包材にかける費用や送料を抑えたいのであれば、ルアーのような小さくて軽いアイテムに絞って仕入れると良いでしょう。

できる限り利益率が高い商品を仕入れたいのであれば、高性能のリールを重点的に仕入れるのも1つの方法です。

シリーズ物を購入する

人気の商品はシリーズ化されることもあります。

代表的なアイテムは、ダイワの「タナコン」やシマノの「電動丸」などです。

人気のシリーズを仕入れれば確実に利益を出せるので、初心者のうちはシリーズ化されているアイテムに絞って探すのも良いでしょう。

ただし、仕入れの際に損をしないよう、事前に商品相場を把握しておかなければいけません。

相場を調べる前に、あらかじめ人気のシリーズの型番をリストアップしておくと、効率よくリサーチを進めることができます。

出品してから売れるまでの期間が短いアイテムほど、利益を出しやすいです。

さらに利益を大きくするためには、人気シリーズの型番を可能な限り多くリストアップすることがポイントです。

資金状況を考慮しながら、自分の販売スタイルに合った商品のジャンルを見つけることが、釣り具せどりを成功させるためのポイントです。

古いものは利幅が大きい

リールは釣り具の中でも需要が高く、利益を出しやすい商品です。

特に、廃番になったリールほど、大きな利幅を狙いやすい傾向があります。

新品や現行の商品は、既に業者が販売してしまっているので、個人が太刀打ちするのは難しいでしょう。

そのため、古くても市場に流通していないアイテムや、希少価値が高いアイテムを見つけて販売したほうが、利益を取りやすいのです。

ただし、古い商品は仕入れた後に念入りに動作確認をして、問題なく使えるかをチェックしなければいけません。

仕入れた時点で説明書が付属していなくても、インターネットで検索すれば、メーカーの公式ホームページなどで公開されていることがあります。

また、電動リールの動作確認には、ケーブルとバッテリーが必要です。

傷んでいる商品や動作不良を起こす商品を販売すると評価が下がってしまうおそれがあるため、出品する前に慎重な検品を行いましょう。

釣り具せどりのやり方

釣り具せどりのやり方

釣り具せどりは国内に向けて販売する場合と、海外に向けて販売する場合でやり方が異なります。

それぞれの違いや利益を出すためのポイントを把握したうえで、目的に合った販売方法を選びましょう。

国内せどりでのやり方

国内で釣り具のせどりを行う際は、まずアイテムごとに価格の相場を確認するところから始めなければいけません。

相場は価格調査ツールやモノレートなどから調べることができます。

相場を確認したら、実際に中古釣具店などに足を運んで、商品を仕入れてみましょう。

万が一、近くに中古釣具店がなければ、ヤフオク!などのオークションサイトから仕入れるのも一つの方法です。

ただし、商品の状態は慎重に見極めなければいけません。

写真や商品説明欄だけではわからないことがあれば、出品者に直接問い合わせてみましょう。

出品者によっては商品の状態がわかりやすいよう、追加の写真を見せてくれることがあります。

なお、説明欄に「ノークレーム・ノーリターン」と書かれている商品は、購入した後に問題があることに気付いても返品ができません。

失敗しないためにも、落札前に出品者の評価を確認し、悪い評価の割合などをチェックする習慣をつけましょう。

たとえ評価に問題がなくても、極端に写真が少なかったり、詳しい説明がなかったりする商品は避けたほうが無難です。

商品を出品する際も、ヤフオク!でオークション出品すると利益を出しやすいです。

人気がある商品なら1円スタートでも落札価格が高騰しやすく、期待した以上の高値で売れるケースもあります。

(関連)【ヤフオク出品者完全ガイド】出品の流れ・落札後・取消など全解説

海外向けせどりのやり方

海外向けに釣り具せどりを行う場合は、リールに絞って販売するのが良いでしょう。

海外では日本製品の人気が高く、状態の良い中古品を揃えれば、大きな利益が狙えます。

ヤフオク!などを利用すれば、近所に中古品のリールを取り扱っている店舗がなくても仕入れが可能です。

海外向けに商品を販売するときは、ebayなどのオークションサイトに出品します。

商品の紹介文に必ず、右利き用か左利き用かを英語で表記しましょう。

説明が足りないまま商品を出品してしまうと、クレームにつながる可能性があります。

また、商品の状態や付属品についても、わかりやすく記載しなければいけません。

仕入れの際に直接店舗に行って、スタッフから話を聞けば、商品の情報を詳しく知ることができるでしょう。

なお、ebayでせどりを行うためには、英語で商品の説明をしたり、購入者とやり取りをしたりする必要があるため、ある程度の語学力が求められます。

(関連)eBayの出品方法|スマホアプリで販売するeBay輸出の始め方

釣り具せどりは知識がなくても大丈夫

釣り具せどりは知識がなくても大丈夫

釣り具せどりは、釣り経験者にとっては気軽に挑戦しやすいジャンルです。

初心者でも慣れてくるにつれて利益を出しやすくなります。

始めたばかりの頃はわからないことや不安に思うことが多くても、コツさえ掴めれば楽しみながらの取引が可能になるでしょう。

釣り具せどりについてもっと詳しい情報が知りたい人は、物販総合研究所にメルアド登録してみることをおすすめします。