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ハンドメイド副業のおすすめジャンル11選|稼げる商品はコレ!

更新日:2023年5月18日

この記事の内容

本記事では、副業としてハンドメイド販売を始めたい方に向けて、おすすめの稼げるジャンルや始め方を解説していきます。ハンドメイド販売は魅力的な副業であるものの、具体的な始め方や販売方法が分からない方も多いのではないでしょうか。売れ筋のジャンルをしっかり押さえて、効率的なスタートを切りましょう。

また、下記の動画では、メルカリで人気のハンドメイドアクセサリー7選を紹介しています。こちらも併せてご覧いただくことで、よりハンドメイド販売で稼ぎやすくなりますので、ぜひご覧ください。

神岡進也
この記事の著者
物販総合研究所 メルカリ物販 / 韓国輸出講師
1984年 静岡県出身。2012年に副業として物販ビジネスを開始し、中国輸入、せどり、BUYMAなどを経験。2016年からebayや中国のアリババで仕入れた商品をメルカリで販売する物販を実践中。メルカリでは毎月100件〜150件の取引を行い、30万円から50万円ほどの利益を上げ続けている。現在は、これまでの経験をもとにYouTubeでもメルカリ物販についてのノウハウを積極的に発信し続けている。
▶Twitter:https://twitter.com/kamioka0909
▶YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCrac6hJJpLHDv87m5K7byVg

ハンドメイド副業のおすすめジャンル

ハンドメイド副業において、売れやすいジャンルは下記のとおりです。

  • ピアス・イヤリング
  • ヘアアクセサリー
  • バッグ
  • 財布・ポーチ
  • マスク・インナーマスク
  • スマホケース
  • 季節のイベント雑貨
  • DIY商品
  • ハーバリウム
  • ベビー・キッズ用品
  • 子供用のバッグ・巾着袋

おすすめジャンルの種類や価格帯について、詳しく見ていきましょう。

ピアス・イヤリング

ピアスやイヤリングなどのアクセサリーは、人気商品の一つです。

デザインも様々なものを作れるため、製作者の色を出しやすくなります。

アクセサリーを作る際に、金属アレルギーに配慮した素材を使用するのも、売れる商品になるポイントの一つです。

価格帯は500円から2,000円程で売られており、ハンドメイド販売の初心者でも、始めやすいカテゴリーとなっています。

ヘアアクセサリー

ヘアアクセサリーも人気が高く、バレッタ、ヘアゴム、髪飾りなど、いろいろな種類の出品があります。

ヘアアクセサリーも季節感が重視されるため、その季節に合った素材を使って作るのがおすすめです。

単価があまり高くはないので、セット売りやまとめ売りをしていることが多く、価格帯は500円から1,500円程となります。

また、結婚式や和装で使用するような豪華なヘアアクセサリーも人気です。豪華なヘアアクセサリーであれば、5,000円程で販売されています。

バッグ

ハンドメイドのバッグも人気商品です。バッグは特にデザインとサイズが重要となり、よく売れるのは、サブバッグとして使われるサイズです。

ハンドメイドのバッグを探している人は、軽量で小型でも、たくさん物を入れられるバッグを求めているケースが多いため、製作時に工夫すると販売しやすくなります。

バックは女性用というイメージが強いかもしれませんが、皮製のバックは男性にも人気です。

価格帯は1,000円から5,000円程で、3,000円前後のバッグが一番売れています。

財布・ポーチ

財布やポーチなどの小物は、市販品にはない、ハンドメイドならではのオリジナリティを出した商品が好まれます。

サイズを選べるようにサイズ違いのものをいくつか用意したり、カラーバリエーションをできるだけ増やしたり、イニシャルを入れたりするのがおすすめです。また、皮製の財布も人気があるので、作ってみると良いでしょう。

価格帯は1,000円から2,000円程となります。財布であれば、5,000円から10,000円程で売ることも可能です。

マスク・インナーマスク

コロナウイルスの影響で、ハンドメイドのマスクの存在が知られるようになり、需要も増えています。

人気なのは立体型のマスクで、オーガニックコットンや麻などの素材が使われているものが主流です。他にも通気性が良く、長時間着けていられるマスクも人気があります。

また、子供が着ける、柄の入った可愛いガーゼマスクなども人気なので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

スマホケース

市販品にはないオリジナリティ溢れる商品が好まれていて、中でもiPhoneで使えるスマホケースが人気です。

スマホの機種に合わせたオーダーメイド品や、リングがついているもの、手帳型など、種類はさまざまあります。

価格帯は1,500円から5,000円程です。機種に合わせたオーダーメイドの場合は、少し高い価格設定になっています。

スマホケースは季節を問わず年中売れる商品なので、チャレンジする価値があるでしょう。

季節のイベント雑貨

ハロウィンやクリスマスなど、季節のイベントで飾る雑貨も人気商品の一つです。シーズンの1カ月前くらいが売れるピークとなるため、早めの準備が重要となります。

また、決まったシーズンでしか販売できないため、在庫が残らないように製作しましょう。

DIY商品

インテリアとして飾れる商品や、SNS映えを意識したDIY商品が人気です。中でも、調味料棚、収納ケースなど小型のものが売れる傾向にあります。

また、椅子やテーブルといった大きめのDIY家具は、国産の天然木や本革を使用するなど、既製品にはないオリジナリティのある商品が出品されています。

大型の家具を作るには工具も多く必要となりますので、初心者は小さな雑貨などから始めるのがおすすめです。

ハーバリウム

習い事としても人気が出てきているハーバリウムは、見た目の美しさから売れる傾向があります。

ハーバリウムは「植物標本」という意味で、プリザーブドフラワーなどをガラスの瓶に入れて保存し飾るインテリア雑貨です。プリザーブドフラワーを使う性質上、全く同じ物が存在しないオリジナル性の高さが人気の秘訣でしょう。

よく売れる価格帯は1,500円前後ですが、オーダーメイド商品や、ギフトラッピングしたもの、見た目が良く豪華なものなどは5,000円程でも売れる傾向にあります。

ベビー・キッズ用品

ベビースタイ、ワッペン、おくるみ、肌着などの手作りのベビー用品は売れやすい商品の一つです。

商品によって価格は異なりますが、ベビースタイなどは500円前後で売れます。

ベビー用品は、子どもの成長に合わせて買い替える人が多いため、需要が高い商品です。また、タオルやエプロンなどの消耗品にも需要があります。

ベビー用品も初めてチャレンジする人におすすめです。

子供用のバッグ・巾着袋

子ども用のバッグや巾着袋も需要があり、中でも、保育園や幼稚園、学校で使う体操着袋・上ばき入れ・靴入れ・給食袋・コップ用の巾着・お弁当袋などが人気です。

また、習い事で使えるバッグや巾着も人気の商品で、単品売りもされていますが、一式セットでのまとめ売りのほうがよく売れる傾向にあります。

需要が高まるのは、入園、入学、進級の時期なので、年明け頃には出品の準備を進めておくのがベストです。

ハンドメイド副業の始め方

24977787_m (1)-jpgハンドメイド商品を販売して利益を上げるためには、下記のステップで準備を進めると良いでしょう。

  1. 販売商品を決定する
  2. 商品を制作する
  3. 販売先を決定する
  4. アカウントを開設する
  5. 商品を出品する

順番も上記のとおり進めると失敗がありません。ひとつずつ工程を確認していきましょう。

販売商品を決定する

ハンドメイドで制作して販売する商品を何にするか決定しましょう。

できれば制作が簡単で、サイズが小さくて壊れにくく、それでいて高利益が望める商品です。

また、下記の点もこの時点で確認しておくと良いでしょう。

  • ハンドメイド商品の材料は今後も安定的に購入可能か?
  • 商品1個あたりいくらの利益が確保できるか?
販売商品の決定で稼げる・稼げないが決まると言っていいほど重要な部分ですので、制作時間が確保できる方は、あえてひとつのジャンルに絞らずに、複数ジャンルに挑戦してみることもおすすめです。

商品を制作する

販売する商品ジャンルが決まったら、実際に販売を始める前に、まずは商品を制作してみましょう。

先に商品を作っておかなければ商品写真も撮影できませんし、商品1個あたりの制作にかかる時間や手間も把握できません。

思いもよらない問題が出てくることもありますので、販売前に必ず制作するようにしましょう。

商品1個あたりの制作時間が把握できれば、月間にどれだけの供給が可能か判断できますので、玄関売上の予測も立てやすくなります。

販売先を決定する

販売する商品によって、販売先も上手に使い分けると良いでしょう。

例えばメルカリであれば女性ユーザーが多いですし、反対にヤフオクは男性ユーザーが多くなっています。

あなたが作ったハンドメイド商品のターゲットを振り返り、最も売れそうなプラットフォームへ出品すると良いでしょう。

もちろんひとつの商品を複数のプラットフォームに同時に出品しても良いですが、商品が同時に売れて在庫切れになってしまう可能性も考えられます。

販売先に迷う場合は、出品が手軽で配送周りのサポートも整ったメルカリを利用すると良いでしょう。

(関連)【メルカリの始め方】初心者向け売り方の手順から戦略まで一挙解説

アカウントを開設する

販売先のプラットフォームが決まったら、商品を出品するためにアカウントの開設が必要です。

既にアカウント開設が済んでいる方は、このステップは不要です。

しかしながら、プロフィール文章は、ハンドメイド商品を販売するアカウントに向いた内容に書き直したほうが良いでしょう。

商品を出品する

販売先プラットフォームのアカウント準備ができたら、商品を購入してもらえるように商品ページを作成しましょう。

購買意欲が高まるようにキレイな写真を準備して、商品説明文も丁寧に行いましょう。

ユーザーが思いもよらない利用シーンを提示してあげることで、購入の後押しをすることも可能です。

ハンドメイド販売で成功するためには、そういった商品以外の部分のテクニックが非常に重要です。

  • 売れるプロフィール
  • 売れる商品説明文
  • 売れる商品写真
    などなど

売れる商品にするためのテクニックが多数存在します。

それらのテクニックを知らずにハンドメイド販売を行うと、「商品が売れない」という問題に直面することになってしまいます。

今ならそんな問題を全て払拭し、売上を最大に伸ばすノウハウが学べる「メルカリスタートアップマニュアル」を無料公開しています。

ハンドメイド商品はメルカリで非常に売れやすく、相性が抜群です。

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ハンドメイド販売が副業におすすめの理由

ハンドメイド作品の人気の理由は、製作者オリジナルの世界観が作品に込められており、既製品では出せない魅力があるからでしょう。特にアクセサリーやスマートフォンケース、子ども用のバックなどに人気があります。

手作り商品の販売が副業で人気があるのは、原価が安く済むということも一因でしょう。家にあるものを組み合わせて作ったり、安い素材を買ってきて製作したりすれば、原価を安く抑えることが可能です。

また、ハンドメイドは不器用でも稼ぐことができます。一つ一つの作品に対して思いがこもっていれば、購入してくれる人も出てくるでしょう。

現在では、メルカリなどのフリマアプリをはじめ、様々なところで販売が可能です。商品を出品する際も、スマホで写真を撮り、簡単な商品説明を記載するだけなので、手間もかかりません

ハンドメイド販売のメリット

ハンドメイド販売は副業にぴったりであり、下記のようなメリットがあります。

  • 材料費がかからない可能性もある
  • ノルマがない
  • 商品をすぐに見てもらえる
  • 趣味がお金になる

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

材料費がかからない可能性もある

落ちている流木や貝殻などを使えば、材料費をかけずに商品を作ることも可能です。また、家にあるものを再利用して、ハンドメイド作品を製作している人もいます。

工夫次第では、どのようなものでも材料になることが、ハンドメイド販売のメリットと言えるでしょう。

また、ハンドメイドの材料を購入したとしても、一つの材料で複数個の製品を作ることができるため、一つあたりの製作コストを抑えることも可能です。

材料の仕入れ先に、100均など安価なお店を利用することも一案でしょう。材料費がかからなければ、利益率が高くなることが期待できます。

ノルマがない

ハンドメイド販売は誰かに管理されて行う仕事ではないため、ノルマはありません。趣味の延長という感覚で作業をすることもできます。

仕事をしている人であれば、副業に時間を割くことが難しいケースもあるでしょう。しかし、趣味の延長でやるハンドメイドは、隙間時間で製作に取り組むこともできます。

また、決まった製品を作る必要もなく、作りたいものを作ることができるのも魅力です。

商品をすぐに見てもらえる

ハンドメイド商品が完成したら、後は販売の手続きを行うだけで、すぐに全国の人に作品を公開することができます。

近年では、ハンドメイド商品を専門的に出品できるサービスもあるので、初心者でもすぐにハンドメイド商品を販売できるでしょう。

ハンドメイド商品を出品できるサイトでは、写真を撮って商品紹介を載せるだけで出品可能です。ハンドメイド商品を探しているユーザーも多いため、出品すればすぐに見てもらうことができます。

趣味がお金になる

物を作ることが趣味という人にとっては、ハンドメイド販売で好きなことをしながら収入を得ることは魅力的です。

決まった製品を作る必要もないため、自分の好きなものを製作し、売り上げを上げることができます。

また、ハンドメイド製品は人気があるため、売れやすいのが特徴です。売れれば資金が増えるため、再び他の製品を作ることもできるでしょう。

購入した人からレビューをもらえることもあります。もし、レビューをもらえれば、作品を作った喜びや自信にもなるでしょう。

意見を参考にして創意工夫を行えば、売り上げだけではなく自分の技術の向上を目指すこともできます。

ハンドメイド販売のデメリット

モノづくりが趣味の人にとって、メリットが多いハンドメイド販売ですが、一方でデメリットもあります。

本記事では、ハンドメイド販売のデメリットについて、下記の5つにまとめました。

  • ライバルが多い
  • 売れなければ、材料費が無駄になる可能性も
  • 発送作業に時間がかかる
  • 注文者とのやりとりに時間がかかる
  • 個人情報が知られてしまうリスクがある

後々に予想外の事態で慌ててしまわないように、デメリットを把握しておきましょう。

ライバルが多い

誰でもハンドメイド販売を手軽に始められるようになったことから、ハンドメイド作品を販売する人は多数います。

見た目はもちろん値段なども比較されるため、購入してもらうためには他の人の作品との差別化を図らなければいけません。差別化がされていないハンドメイド商品だと、全く売れないということもあり得るでしょう。

同じ種類の商品が販売されている場合、少しでも優れている商品のほうが選ばれます。一つの商品でも様々なタイプのものが作れるのであれば、販売先のサイトでキーワード検索をしてみましょう。どのような商品が多く出品されていて、どのタイプの商品ならライバルが少ないか判断ができます。

売れなければ、材料費が無駄になる可能性も

ハンドメイド商品を作るためには、材料費がかかるケースもあります。

ハンドメイド商品が売れれば、材料費は売り上げでまかなうことができますが、売れなかった場合には、材料費分がマイナスになってしまうでしょう。つまり、赤字ということになるのです。

ハンドメイド作品を製作する際は、コストを下げることを意識しましょう。ハンドメイドは、何でも利用できるところが特徴です。

買うだけでなく、無料で手に入るものは積極的に利用すると良いでしょう。他にも、使わなくなったものをリメイクするのも一つの方法です。

発送作業に時間がかかる

ハンドメイド専門サイトやフリマアプリでハンドメイド商品を販売する場合、売れれば購入者に発送をする作業が必要になります。

商品の発送は欠かすことのできない作業ですが、手間や時間がかかるのがデメリットです。

特に壊れやすい商品の場合は、輸送中に破損しないよう厳重に梱包しなければならないため、梱包作業に時間がかかってしまいます。

売れた商品の数が多ければ多いほど、発送作業にかかる手間と時間が多くなる点には注意が必要です。

注文者とのやりとりに時間がかかる

発送と同様、ネット上で販売をする場合は、購入希望者や購入者とのやりとりは必須です。商品がたくさん売れ出すと、その分やり取りの件数も時間も増えていきます。

ネット上で販売をする場合、購入希望者からの質問への回答や、問い合わせへの返信対応も自分で行わなければいけません。

また、いつ質問や相談が来るかわからないため、対応が必要な連絡が来ていないかを定期的に確認する必要があります。

商品に興味があるうちに買ってもらうためにも、購入者からの信頼を失わないためにも、質問や問い合わせには迅速に対応することが重要です。

個人情報が知られてしまうリスクがある

ハンドメイド販売のデメリットとして、商品を購入者に送る際に、発送元である出品者の個人情報が知られるリスクがあります。

商品に何か不具合があった場合に、差出人が不明だと商品の返送先がわからなくなってしまうため、差出人の情報記載は必要です。返送先がわからない状態や差出人が不明なものだと、購入者に不信感を与えてしまいます。

ただ、どうしても自分の住所などの個人情報を知られてしまうことに抵抗感がある人もいるでしょう。

個人情報を知られずに商品を配送したい場合は、フリマアプリやネットオークションで匿名取引を行うか、匿名配送が可能なフリマアプリや販売サイトを活用するのがおすすめです。

ハンドメイド商品の販売方法

ハンドメイド商品の販売方法は、大きく下記の4つに分けられます。
  • ハンドメイド向けの販売サイト
  • ブログ・ネットショップ
  • フリマアプリ
  • 委託販売

それぞれ手数料や使いやすさなどが異なりますので、ご自身に合った販売方法を選ぶ参考にしてみてください。

ハンドメイド向けの販売サイト

代表的なハンドメイド販売サイトとしては「minne(ミンネ)」「Creema(クリーマ)」があります。

ハンドメイド販売サイトでは、ハンドメイド商品しか販売されていません。そのため、サイトを訪れるのは、ハンドメイド商品に興味がある人です。

よって、売れ筋商品を見極めて出品したり、商品説明欄をしっかりと書くなど販売戦略を立てたりすることで、販売につながりやすくなります。

日本だけではなく海外でもハンドメイド商品を販売してみたいという人には、「Etsy(エッツィー)」がおすすめです。

ハンドメイド販売サイトごとに販売手数料や振込手数料に違いがありますので、使いやすさや手数料など、さまざまな観点から比較してサイトを選びましょう。

また、各サイトにはスマホ向けのアプリがあることも多いため、購入希望者も販売者も手軽に利用可能です。

minne

Creema

Etsy

ブログ・ネットショップ

インターネット上でハンドメイド商品を販売したい場合、ハンドメイド販売サイト以外にもブログやネットショップを作成し、そこで売る方法があります。

初心者におすすめの代表的なネットショップサイトは、「BASE(ベイス)」と「STORES(ストアーズ)」です。

この二つは、無料でネットショップを作れるサイトなので、初心者にもおすすめできます。

BASE

STORES

ブログを利用する場合には、見てもらえるようになるまでに時間がかかります。

しかし、見てくれる人が増えれば、自分のブログで独占販売することが可能です。自分のオリジナルショップを展開できるため、利益率も上がる可能性が高くなります。

フリマアプリ

自分でネットショップを作るのが面倒だという人には、手軽に始められるフリマアプリで販売する方法がおすすめです。

代表的なフリマアプリには、「メルカリ」と「ラクマ」があります。

メルカリとラクマは、ユーザー数が多く、ハンドメイド作品以外も販売をしているので、ハンドメイド作品に興味がない人にも商品を見てもらえるチャンスがあるでしょう。

メルカリ

ラクマ

委託販売

委託販売とは、ハンドメイド作品の販売を、販売するスペースを持っている他の誰かに委託するという方法です。

委託販売スペースは、主にハンドメイド作品を置いているショップにありますが、美容室や手芸店などの店舗の一角に設けられていることもあります。

委託販売するためには、委託販売を行なっているお店を探すことから始め、委託販売の許可をもらうことが必要です。

委託販売のメリットは、販売実績を作ることができれば、ハンドメイド作家としての知名度が上がる可能性があることです。反対にデメリットは、委託販売手数料がかかってしまうことでしょう。

委託販売手数料は委託先によって異なり、売上げの何%かを手数料とする場合と、手数料が定額の場合の2パターンがあります。

委託手数料によっては、利益があまり出ない可能性もあるので、販売する際には手数料がいくらかかって、手元に残る利益はいくらになるのかを把握することが大切です。

ハンドメイド商品の販売先の選び方

前項では、ハンドメイド商品の販売方法について解説しましたが、どのように選ぶべきか迷ってしまう人も多いでしょう。この項目では、販売先の選び方について、下記の3つをお伝えしていきます。
  • メリット・デメリットから選ぶ
  • ターゲットから選ぶ
  • 手数料から選ぶ

販売先について悩む時間を短縮するために、ぜひ参考にしてみてください。

メリット・デメリットから選ぶ

ハンドメイド販売サイトは、ハンドメイド作品だけを販売しているため、利用者もハンドメイド作品を購入するために利用している可能性が高い傾向にあります。

ユーザーの数ではフリマアプリと比べると劣るものの、ハンドメイド作品の出品数はハンドメイド販売サイトのほうが多いのは明らかです。

そのため、購入意欲のある利用者に商品を見てもらえることがメリットとなります。しかし、ハンドメイド販売サイトはプロのハンドメイド作家も出品していてクオリティの高い作品も多々あり、なかなか売り上げが上がらない可能性があるところがデメリットです。

ネットショップのメリットは、自身のネットショップを簡単に開設できて、カスタマイズも容易にできることです。カスタマイズ次第で自身の理想のショップを作ることもできます。

反対にデメリットは、ネットショップの集客を自分自身で行わなければならないことです。また、販売ページの管理やショップ運営も行わなければならず、ページ管理やショップ運営の知識や技術、時間が必要になります。

フリマアプリは利用しているユーザー数が多く、ハンドメイド作品以外も出品されているため、多くの人に商品を知ってもらう機会が増えます。

しかし、フリマアプリの特徴として値引き交渉をされることがあるため、意図しない値下げを行わなければいけないことがあるかもしれません。また、売れた場合、その商品ページは使用できなくなるので、一つ売れるたびに毎回新たに商品ページを作る手間がかかることもデメリットです。

ターゲットから選ぶ

利用する販売方法によって利用者層が異なります。そのため、購入者として想定しているターゲットと、販売方法の利用者層が合っているか確認することが重要です。

ハンドメイド販売サイトの主力である「minne」「Creema」は、20代から30代の利用者層が多い傾向にあり、minneのほうが女性ユーザーが多いのが特徴となっています。

また、minneよりもCreemaのほうが、高級志向でハイクオリティな作品を求めている人が多いため、利用者は30代から50代の女性と年齢層が高い傾向が顕著です。

フリマアプリであるメルカリやラクマの利用者も20代から30代の女性が多くなっています。しかし、ラクマのほうが30代女性の割合が多いので、ターゲットの年代によって使い分けると良いでしょう。

手数料から選ぶ

販売手数料や振込手数料はサービスごとに異なり、利益率に影響があるので正しく把握しておく必要があります。

紹介した販売サイトの中では、販売手数料が一番安いのはラクマの6%。minneは10.56%、メルカリは10%です。また、BASEの販売手数料は6.6%+40円となっています。

利用するサービスの手数料をしっかりと確認した上で、価格を決めることが重要です。

ハンドメイド商品が販売できるおすすめアプリ

ハンドメイド商品は、販売サイトやネットショップだけでなく、以下のアプリでも売ることが可能です。

  • minne
  • Creema
  • メルカリ
  • ヤフオク!
  • BASE
  • ラクマ

おすすめアプリについて、手数料や特徴もあわせて、以下の表にまとめました。

アプリ名 販売手数料 振込手数料 特徴

minne

10.56%

220円

ハンドメイド専用

Creema

10%

3万円未満:176円(PayPay銀行は55円)

3万円以上:275円(PayPay銀行は55円)

プロ志向

メルカリ

10%

200円

利用者数が多い

ヤフオク!

無料会員:10%

プレミアム会員:8.8%

100円(PayPayにチャージ、PayPay銀行口座を設定している場合は無料)

男性ユーザーの割合が多い

BASE

6.6%+40円

250円

(振込額に応じて0?500円加算)

個人ネットショップ開設最大級サイト

ラクマ

6%

楽天銀行

1万円以上:無料

9,999円以下:210円

その他の金融機関

金額問わず:210円

販売手数料が安い

それぞれの詳しい特徴や、ユーザー数についても見ていきましょう。

minne(ミンネ)

「minne」は日本最大級のハンドメイドマーケットサイトで、77万以上の作家やブランドが登録しています。

ハンドメイド専用アプリなのでユーザーはハンドメイド商品を探している人が多く、販売しやすいでしょう。

個性的なアクセサリーやオリジナルスマホケースなど、プロやアマチュアが作った1,000万点以上の商品が出品されています。

販売手数料は10.56%で、振込手数料は1回につき220円です。

minne(ミンネ)

Creema(クリーマ)

「Creema」も「minne」と同様にハンドメイド専用のサイトで、19万人を超える作家やデザイナーが商品を販売しています。

ダウンロード数は1,000万を突破し、月間300万人以上のユーザーが商品を購入する魅力的なマーケットです。特に、プロが作ったこだわりの一点物を探すユーザーに人気があります。

販売手数料は商品料金の10%で、振込手数料は3万円未満で176円、3万円以上で275円(PayPaay銀行なら一律55円)です。

Creema(クリーマ)

メルカリ

「メルカリ」は国内最大手のフリマアプリで、2019年9月には取引件数が累計5億件を突破しています。会員数は1,000万人を超え、1日あたりの出品数は100万点以上です。

ただし、出品数が多いため、他の商品に埋もれてしまう可能性は否めません。

不用品の処分に利用するユーザーも多く、商品価格の相場が低いのもデメリットの一つでしょう。出品しているハンドメイド商品に対して値下げ交渉が行われる場合も少なくありません。

また、同じ商品でも売れるたびに商品ページを作り直す必要があり、手間が多くなるのもデメリットです。

販売手数料は商品価格の10%で、振込手数料は一律200円となっています。

メルカリ

(関連)メルカリで一瞬で売れるもの16選|すぐ売れる人気商品&売れる方法

ヤフオク!

「ヤフオク!」は20年以上の歴史がある老舗ネットオークション・フリマアプリです。

有名なのはオークションですが、オークション形式だけでなくフリマ形式でも出品でき、「メルカリ」と人気を二分しています。

他のアプリに比べて男性ユーザーの割合が高いとされており、男性向けのハンドメイド商品が売れやすいのが特徴です。

販売手数料は無料会員なら落札価格の10%、プレミアム会員なら8.8%で、振込手数料は100円(PayPayへのチャージ、またはPayPay銀行なら無料)となっています。

初めての出品の際には【ヤフオク出品者完全ガイド】もご覧いただくことをおすすめします。

ヤフオク!

(関連)【2022年最新版】改定後、どう変わった?ヤフーオークションの手数料まとめ

BASE(ベイス)

「BASE」は自分のネットショップを開設できる日本最大級のアプリで、累計ショップ開設数は160万件を突破しています。

豊富なテンプレートが用意されており、自分好みのネットショップを開設できるのが魅力です。ショッピングアプリからの集客が期待でき、サポート体制も万全なので初心者でも安心して利用できます。

販売手数料は注文合計金額の6.6%+40円で、振込手数料は一律250円です。ただし、振込金額が2万円未満の場合は事務手数料が500円かかるので注意しましょう。

BASE(ベイス)

ラクマ

「ラクマ」は楽天が運営するフリマアプリで、日本初のフリマアプリである「フリル」の特徴を引き継いでいます。

ラクマは、楽天のIDを持っていれば、すぐに始められるので便利です。

女性ユーザーが多く、メルカリと同じように匿名配送にも対応しているので安心して利用できます。

販売手数料の安さが特徴で、他のアプリが10%程度なのに対してラクマでは6%です。振込手数料は一律210円ですが、楽天銀行なら1万円以上の金額で手数料が無料になります。

ラクマ

海外での販売サイト「ETSY」も!

ETSY(エッツィー)は、世界最大のハンドメイド販売サイトです。自分で製作したハンドメイド作品を、海外で販売することもできます。

出店数200万店舗、年間購入者数5,400万人の巨大サイトです。

ハンドメイド作品だけでなく、ハンドメイドに使用する材料やビンテージ品なども多数販売されています。また、アパレル、雑貨、アクセサリーの出品が特に多く、人気のカテゴリーです。

ETSYを利用するには、国内のハンドメイド販売サイトと同様にまずアカウントの作成を行います。その後も、販売用のショップを作成し商品を登録するなど海外のサイトとはいえ特殊な工程はありません。サイトもほとんど日本語で記載されており、価格も日本円で表示できます。

出品料として一商品につき22円が必要です。その他、5%の販売手数料、Paypalの入金手数料が売り上げから引かれます。

海外で人気を獲得しそうな日本らしいデザインのハンドメイド商品を販売したい場合は利用すると良いでしょう。

ETSY(エッツィー)

ハンドメイド販売の戦略と成功させるポイント

ハンドメイド販売サイトの増加やフリマアプリの普及により、以前よりも簡単にハンドメイド商品を販売することができるようになりました。

しかし、出品すればすぐに売れるというわけではなく、ハードルが下がった分ライバルも増えており、しっかりと戦略を練って販売を行わないとハンドメイド商品が全く売れないということにもなりかねません。

ここでは、ハンドメイド商品の販売を成功させるために必要な、4つのポイントについて解説します。

ターゲットを明確にする

ハンドメイドの販売をする際は闇雲に作るのではなく、まず誰に買ってもらいたいかターゲットを明確にしましょう。

ターゲットが明確でないと、ニーズからずれてしまい商品が売れない原因になってしまいます。

ターゲットを明確にするには、自分がどんな人に届けたいか、出品したい商品はどんな人に需要があるかを知ることが重要です。

実際に売りたい商品をハンドメイド販売サイトやフリマアプリで検索して、タイトルや商品説明欄などを見ることで、ターゲット層を研究することができます。

インスタやFacebookを活用する

ハンドメイド販売を成功させるためには露出度をあげたり、作品のファンを作ったりすることが重要です。

具体的な手法としてInstagramやFacebookなどのSNSがありますので、積極的に利用しましょう。

SNSは、誰でも無料で始めることができ、多くの人に情報を届けることが可能です。無料のため、広告宣伝費の削減にもつながります。

SNSの活用方法としては、InstagramやFacebookで作品の写真を投稿したり、作品や作者の紹介などでブランディングを行ったり、より多くの人に見つけてもらいやすくするためにハッシュタグを利用したりすることが効果的です。

また、最近ではBASEなどのネットショップと連携させてInstagram経由で販売することも可能なので、積極的に設定することをおすすめします。

安売りしすぎない

少しでも多く買ってもらおうと価格を安くしすぎると、利益率が下がり結果的に苦しくなります。材料費や製作にかかる時間を考慮して、継続的に続けられるように適性な価格で販売しましょう。

商品の価格相場を知るには、ハンドメイド販売サイトなどで実際に自分が売りたい商品と似た商品を検索し、価格を調べます。それにより、価格相場がつかめ、適正な価格を決めることができるでしょう。

目標のレベルを設定する

ハンドメイド販売サイトなどで販売するには、販売の目的と目標を設定することが大切です。

ハンドメイド販売だけで生活できるようになりたいのか、それとも副業レベルでやるのか、利益関係なく趣味としてやるのかなど、目標によってやるべきことが異なってきます。

販売を始める前には、自分でハンドメイド販売をする目的と目標を設定し、それに基づいて戦略を定めましょう。

ハンドメイド販売の注意点

手軽に始めやすいハンドメイド販売ですが、注意点を知らずに始めると、法律や利用規約に違反するリスクがあります。

初心者の方がハンドメイド販売を行う際、注意すべき点を下記の4つにまとめました。

  • 著作権・模倣に気をつける
  • 個人情報の漏洩に気をつける
  • 信書の正しい取り扱い方を理解する
  • ノークレーム・ノーリターンの表示は禁止

トラブルを発生させないために、注意点を詳しく見ていきましょう。

著作権・模倣に気をつける

著作権は販売するうえでとても重要です。販売サイトなどで見かけた他人の作品そのものを、自分が作ったとして販売したり、作品を真似して同じ作品を作成し販売したりするのは、違法とされています。

お店で無料配布されている型紙や、書籍で作り方が紹介されているものを、そっくりそのまま真似て製作して販売することも禁止です。

また、キャラクターがプリントされている生地などを使って製作したものを売ることも違法になるので注意しましょう。

著作権に関わる作品は、自分がプライベートで使用する目的で作るのは問題ありませんが、営利目的での販売は著作権違反となります。

キャラクターやデザインそのままでなくても、模倣して作ったと思わせるような商品も禁止されているので注意が必要です。

違反してしまうと、サイトのアカウントが停止されるだけでなく、刑事処分にも発展する可能性があるため、気をつけましょう。

個人情報の漏洩に気をつける

ハンドメイド販売において発送の際に知り得た購入者の個人情報は、発送以外で利用してはいけません。

例えば、購入者にお礼の手紙を送ったり、セール情報などのダイレクトメールを送ったりすることは禁止されています。

また、購入者の個人情報が外部に漏れないよう管理を徹底しましょう。第三者に漏れてしまうと、犯罪に使われてしまう可能性もあります。

禁止事項を破ると、3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科されることがあるため、個人情報の取り扱いには十分に注意しましょう。

minne利用規約(第22条:購入者の情報に記載あり)

信書の正しい取り扱い方を理解する

ハンドメイド作品を送るときにお礼の手紙を添えること自体は問題ありませんが、信書である手紙に封をして宅配便で送るのは違法となります。ただし、封をしなければ問題ありません。

領収書も信書扱いで、宅配便利用時には封はできないので、発送する際は十分に気をつけましょう。

信書の送達についてのお願い-総務省

ノークレーム・ノーリターンの表示は禁止

作品を発送する際に注意書きを同封することがあります。その際に「ノークレーム・ノーリターン」と書くことは禁止されていることに注意しましょう。

「ノークレーム・ノーリターン」と記載することは、問い合わせや返品を受け付けない意思表示となるため、販売サイトでも禁止事項としています。

購入者も「ノークレーム・ノーリターン」の表記があると、再度購入するのをためらってしまう可能性が高くなるため、注意書きの記載には注意が必要です。

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