楽天市場で商品を仕入れる方法
仕入れに楽天市場を使う場合、タイミングや商品の探し方などに関するノウハウを知っておくことが大切です。
メリットを最大限に生かせるようになり、利用価値が一気に高まることでしょう。
ここでは楽天市場での仕入れの方法や注意点を挙げていきます。
楽天市場で仕入れるタイミング
転売で利益のアップに欠かせないのは安く仕入れて高く売ることです。
したがって、楽天市場での最安値をチェックして、それが大きく下がったときに買っておくことが重要になります。
普段も価格の変動はありますが、タイミングとしてはやはり楽天スーパーセールなどのセール期間が狙い目です。
そのタイミングで集中的に購入することで、無計画に仕入れる場合よりずいぶんとコストを抑えられるでしょう。
安く買うだけでなく、今後を見据えて楽天ポイントを多く獲得しておくことも大切です。
お買い物マラソンの利用を習慣にすれば、ポイント還元を多く受けて仕入れの値引きに役立てられます。
また、ポイント還元を重視して楽天スーパーDEALも利用しましょう。
価格が安くなるわけではありませんが、こちらも楽天会員限定のセールの一つであり、実施期間中は最大で50%もポイントバックがあります。
いずれのセールで仕入れる場合でも、会員登録をあらかじめ済ませておくことが重要です。
時間がかかる作業ではありませんが、セールが始まってから行っていたのでは、所望の商品が売り切れてしまう場合があります。
セールのスタートを迎えるときは、楽天会員になって基本操作に慣れた状態であるのが望ましいです。
(関連)楽天スーパーセールで仕入れたい!転売のためのコツと注意点を紹介!
商品を探す際のポイント
楽天市場には商品の検索機能が備わっています。
キーワードの入力だけで簡単に使えますが、そんな利用方法では多くの関連商品までヒットするので効率的ではありません。
そこで重要になるのは検索前にジャンルを指定しておくことです。
家電や本、ファッションなど多様なジャンル名がクリックで選べるようになっています。
選択後に検索するとそれに該当する商品だけが表示されるので、自分の得意なジャンルに限定すると良いでしょう。
さらに、並び替えの機能を使うこともテクニックの一つです。
「価格が安い順」を選んでから検索すると、その順に表示されるので、仕入れるショップや商品の目星をつけやすくなります。
ポイント還元率がアップしているショップを探すことも大切です。
たとえば、楽天スーパーDEALの対象であることを条件にして検索する方法などがあります。
また、楽天市場では中古品も扱われており、驚くような安値で購入できるケースも少なくありません。
したがって、中古品に絞って検索してみるのも一つの手です。
キーワードに「中古」という文字を足したり、コンディションの欄で「中古品」を選択したりすることで可能になります。
Amazonで売ることを想定しているなら、Amazonにおける販売価格が定価以上の商品を探すと利益が上がりやすくなるでしょう。
楽天市場から仕入れる注意点
仕入先として楽天市場を選ぶなら、楽天ポイントの有効期限に気を使うようにしましょう。
大量に失効させるようなことがあると、かなりの痛手となってしまいます。
約1年経つと有効期限を過ぎてしまうので、しばらく仕入れを中断する場合などは特に気を付けなければなりません。
また、Amazonより商品の発送が遅い場合があることにも注意が必要です。
なぜなら、Amazonでは規定に基づいて早く実施されるのに対し、楽天市場はショップの方針に基づいて行われるからです。
そのため、仕入れが遅れるリスクがあることも視野に入れたうえで利用しなければなりません。
また、偽ブランドを仕入れないように注意しましょう。
気付かずに転売してしまうと、訴訟のような大きなトラブルに発展することもありえます。
日頃から価格の安さを優先して商品を探していると、偽ブランドに遭遇する可能性が高くなりやすいです。
相場より異様に安い場合はもちろんですが、発送元が海外になっている場合や文章の日本語が変な場合なども警戒を強めましょう。
楽天市場ではショップや商品のレビューを見られるので、事前にそれらを慎重にチェックすることも、偽ブランドの購入を防ぐのに役立ちます。
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楽天市場でおすすめの商品とは?
楽天市場では多種多様な商品が売られているため、どれを仕入れるべきか悩んでしまう場合もあるでしょう。
その際の参考になるように、ここでは転売に向いている商品をピックアップしました。
パソコンや周辺機器
購入金額が高いほど付与される楽天ポイントも多くなります。
したがって、高額商品を中心に仕入れていくことも、楽天市場のメリットを生かす有効な戦略です。
だからといって、大きなインテリアや家電製品などをたくさん仕入れると、在庫にしているスペースを圧迫してしまいます。
一方、パソコンや周辺機器は高価でもサイズの小さいものが多いため、楽天ポイントを増やすことを意識するなら、仕入れの対象としてうってつけです。
パソコンは新商品が頻繁に発売されるため、買い替えのサイクルが短い人も珍しくありません。
そのため、使用期間の短いものや品質の優れたものも、中古品として出回ることがよくあります。
自分が販売する際に高値でも売れやすいので、安く仕入れられると大きな利益につながるでしょう。
また、初心者向けの安価なものから多機能なハイスペックのものまで、パソコンは商品としてのバラエティが非常に豊富です。
したがって、資金や転売のターゲット層などに合わせて柔軟に仕入れられます。
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食料品
楽天市場には、食料品を販売するショップも多く出店しています。
スーパーに並んでいるレトルト食品から名門のスイーツ店の菓子類まで、圧倒的な数の商品が取り扱われているのが実情です。
食料品はライバルが少ないという点で転売の商品として優れています。
転売で利益を上げる方法としては、安く仕入れておいて、世間のニーズが高まっている時期に販売するのが基本です。
しかし、食料品は賞味期限などの関係で、その時期まで置いておけない可能性があるため、転売の商品としては敬遠されることが多く、ライバルが増えにくいジャンルとなっているのです。
また、楽天市場で仕入れた食料品を転売する場所にはAmazonが適しています。
楽天市場と比べて食料品の取り扱いが少ないので利用者の目に留まりやすく、楽天市場より高い値を付けても売れやすいからです。
たとえ楽天市場での仕入値と同額に設定しても、すでに得た楽天ポイントの分だけ得をすることになります。
ただし、食料品のなかにはFBA保管の対象外のものもあるので気を付けましょう。
対象外だとAmazonの倉庫で保管して自動的に発送してもらう仕組みを使えないので、仕入れ前に確認しておくことが大切です。
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楽天市場で仕入れるデメリット
楽天市場が仕入れ先として多くのメリットを多く持つのは確かですが、実際に利用するならデメリットがあるのを知っておくことも大事です。
たとえば、セールが実施されると安く購入できるメリットがある一方で、開催期間中は品薄の状態になりやすいというデメリットがあります。
在庫を多めに用意していても、早い者勝ちの状態になってしまい、人気の商品は次々と売れていくからです。
楽天市場のサーバーへのアクセスが集中して、回線がなかなかつながらない状況になることも珍しくありません。
これらの影響によって、目当ての商品を仕入れられなくなる場合もあるのです。
また、セール中は転売のライバルたちの動向にも気を配らなければなりません。
なぜなら、自分と同じように仕入れの大きなチャンスだと考えている可能性が高いからです。
そのようなライバルが多いと仕入れにくくなるのも問題ですが、もう一つ見過ごせないデメリットがあります。
転売時の価格を下げざるをえない可能性があることです。
自分と同じ商品を仕入れたライバルがたくさんいて、転売の時期が被ってしまうと、価格競争の発生するリスクが大きくなってしまいます。
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楽天市場の特徴
ここからは、楽天市場の特徴を見ていきたいと思います。
非常に多くの人に利用されている
これまでインターネットの普及とともに、日本では数々のショッピングサイトが誕生してきました。
楽天市場はそのなかでも最大級の規模を誇っており、1カ月あたりのPV数は約33億にものぼります。
PV数とは、ホームページがブラウザに読み込まれた回数なので、非常に多くの人が日々利用していることが分かるでしょう。
入手可能な商品が多い
さまざまな分野のショップが出店しているため、入手可能な商品のジャンルも多岐にわたります。
2018年6月の時点において2.5億点を上回るなど、商品数はとても豊富です。
1つのショップで品切れになっていても、他のショップで入手できることがよくあります。
また、リピート販売が戦略のメインであることも特徴の一つです。
こまめに商品紹介のページを更新したりメルマガを配信したりするなど、既存の利用者にも訪れてもらう工夫を盛んに行っています。
ショップや商品のファンを獲得することで安定した販売を可能にしているのです。
楽天カードとの親和性が高い
楽天グループの企業が発行している楽天カードとの親和性が高いことも大きな特徴といえます。
商品を購入する際に楽天カードを使用することにより、ポイント還元率が高くなる仕組みです。
ポイント還元がある
楽天市場を利用するには楽天会員になる必要があり、入会すると楽天ポイント用の口座が付与されます。
商品を購入するたびに、楽天ポイントが付与されて口座に貯まっていくのです。
1ポイントあたり1円として利用可能であり、その分だけ支払う現金が減るので実質的な値引きとなります。
普通に購入した場合、還元される楽天ポイントは100円の支払いにつき1ポイントです。
つまり、1%の還元率が標準となっていますが、いろいろな手段でこの数値をアップさせられます。
例えば所持する楽天カードをグレードの高いものにするのも手段の一つです。
支払いに楽天プレミアムカードや楽天ゴールドカードを使えば、通常時の5倍のポイントを入手できます。
仕入先として楽天市場を利用するメリットとして、この楽天ポイントを有効活用できることが挙げられます。
貯まった分を仕入れに使うようにすると、転売を続けるうえで継続的なコストカットの実現が可能です。
発売直後の高価な商品でも、仕入れ値を大幅に抑えられることもあるでしょう。
一般的に、ポイントを貯める場合、失効しないように有効期限に気を使わなければなりません。
楽天ポイントも1年間という有効期限がありますが、最後に入手した時点からのカウントなので、たまにでも買い物をしていれば失効させずに済みます。
定期的にセールが実施される
セールが頻繁に行われることも楽天市場の特徴です。
たとえば、楽天スーパーセールという楽天市場で最も規模の大きなセールは、「3月、6月、9月、12月」というように年に4度も実施されるのです。
テレビでCMが盛んに流れ、インターネットでも大々的にプロモーションされるなど、楽天市場はお祭りのようなにぎやかな状態になります。
また、不定期に行われるセールについても要チェックです。
東北楽天ゴールデンイーグルス優勝セールはその代表的なものであり、購入時に入手できる楽天ポイントは最大で77倍にも達します。
ハワイ旅行をプレゼントしてもらえるキャンペーンもあるなど、まさに大盤振る舞いという表現がぴったりなセールです。
また、買い物マランソンという独特なルールのセールも人気があり、開催の時期は毎月の月初です。
2つのショップで買い物をすると、得られる楽天ポイントの倍率が1プラスされます。
購入するショップが増えるにつれて、その度合いが増えていき、10ショップ以上になると9倍もプラスされるのです。
ただし、対象となるのは1000円以上の商品だけなので気を付けなければなりません。
その他にも、期間限定のタイムセールなどもよく実施され、取り扱い商品が開催に先駆けて公開されることもあります。
楽天市場で商品を仕入れて転売を始めてみよう
転売というと高く売ることを重視しがちですが、仕入れを有利に行うことも成功に直結する重要な要素です。
商品数の豊かさやポイント還元のメリットを兼ね備えた楽天市場は、それを実現しやすいショッピングサイトとなっています。
初心者でも利用しやすいため、楽天市場で仕入れることを最初のステップとして転売をスタートしてみましょう。