夜間にできる副業とは?
社会人の場合、平日の昼間は仕事があるため、夜の時間を副業に充てなければいけません。
ここからは、そんな仕事終わりからでもできるおすすめの副業を紹介していきます。
アンケートモニター
アンケートモニターは、掲載されているアンケートに回答して報酬をもらう副業です。
仕事はアンケートに答えていくというシンプルなものなので、仕事が終わった夜間にも取り組みやすいのが魅力です。
得られる報酬自体は低めですが、気軽にすき間時間で取り組める仕事を見つけたいという方におすすめです。
アンケートは事前調査と本調査の2種類に分かれており、事前調査の回答のなかから本調査に回答できる人が選ばれます。
事前調査は一件当たり、数円と非常に低い報酬に設定されていますが、本調査は数百円程度の報酬になるので、事前調査を数多く回答することが稼ぐためには重要です。
ただし、事前調査に回答しても必ず本調査に選ばれるわけではないため、運の要素もある仕事ということを覚えておきましょう。
また、アンケートモニターには商品レビューの案件もあり、そちらでは一件で一万円以上の報酬を得られるものもあります。
ただし、商品レビューは競争率が高いため、案件が獲得できる可能性は低めです。
LINEスタンプ販売
LINEスタンプ販売は、自分でスタンプを作って販売する仕事です。
スタンプの作成というと、何となく絵の得意な人向けの仕事と思われがちですが、クラウドソーシングサイトを使ってイラストを外注することもできます。
LINEスタンプを販売している人のなかには、月間100万円以上の売上を上げている人もいるため、独創的なスタンプを作ることができれば、大きな収益も狙えるでしょう。
国外でもLINEスタンプの需要は高いため、海外も視野に入れたスタンプ作りができれば、大きく稼げる可能性のある仕事だといえます。
ただし、LINEスタンプを販売している人は非常に多く、現在は市場が飽和状態になってきています。
儲けるためには独創的なアイディアが必要になることを覚えておきましょう。
(関連)LINEスタンプの収入は?儲かるの?売上分配や収益のしくみを詳しく紹介!宿直バイト
宿直バイトの仕事では、テナントビルや商業施設などで警備や対応などを行います。
主な業務内容としては、施設内の見回りや宿直室で防犯カメラのモニターを確認が中心です。
宿直というとハードなイメージを持たれがちですが、基本的に業務内容は限られています。
座れる場所が設けてあるのはもちろん、仮眠ができるように仮眠用の設備も整っているため、イメージほどハードな仕事というわけではありません。
ただし、非常事態があった場合には率先的に対応しなければいけないため、責任のある仕事でもあります。
福祉施設の宿直では介護業務の手伝いに入るケースもあるため、ある程度の体力が必要になる仕事ではあります。
コールセンター
コールセンターの仕事は、オペレーターとして顧客からの問い合わせに対応する仕事です。
基本的には昼間の募集が中心ですが、24時間対応のコールセンターもあるため、夜の業務ができる求人であれば本業のある人でも仕事ができます。
夜間は日中よりも電話が少なく、業務自体は昼間よりも少ない傾向にあるので、本業とのバランスを考えて仕事もできるでしょう。
コールセンターの仕事は主に2種類あり、見込み客に対して商品やサービスの紹介をするといったアウトバウンド業務と、顧客からの電話に対して返答するインバウンド業務があります。
夜間の仕事になると、基本的に電話を受けるインバウンド業務をすることになるでしょう。
コールセンターで働くためには、言葉遣いなどのマナーを身に付ける必要があります。
また、クレーム対応をすることも多くあるため、精神的にストレスを感じるケースも少なくないことは覚悟しておきましょう。
土日にできる副業とは?
社会人が副業をする場合、最も時間を使えるのが土日などの休日です。
土日を利用して行う副業には、拘束時間が長い代わりに、稼ぎやすい仕事が多くあります。
ここからは、土日にできる副業について見ていきましょう。
治験
治験とは、市販前の薬の臨床試験に参加することで報酬を得る仕事です。
治験は稼げるバイトの代名詞として紹介されることもあり、一日の参加で数万円程度の報酬が得られるのが魅力です。
さらに長期間の参加ともなると、数十万円の報酬になることもあり、短期で大金を稼ぎたいという人に人気のある仕事です。
薬の臨床試験に参加するというと、危険なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、治験で使われる薬は、動物実験などを経て安全性の確認されたもののみです。
安全性は厳しく検査されているので、副作用が出るということは、まずありません。
また、臨床試験には専属の医師も同行するため、万一の時には、無料で治療を受けることもできます。
ただし、副作用が出る可能性はゼロではないため、持病がある人などは控えた方がよいでしょう。
試験監督
試験監督は、模擬試験や資格試験の監督をする仕事です。
試験前に注意事項の説明を行ったり、解答用紙を配って最後に枚数の確認をすることが主な業務内容となります。
試験中は不正がないかを監視することになりますが、基本的には座っていることが多いため、体力に自信がない人でも取り組みやすい仕事といえるでしょう。
試験の多くは土日に行われるので、社会人の人で土日を有効に使いたいという人にうってつけの副業です。
拘束時間は試験によっても異なりますが、TOEICの場合は3~4時間程度で終わることが多いので、その日の予定に合わせて仕事ができます。
試験監督の報酬相場は、時給で1000~1500円程度、一日で8000円程度です。
ただし、試験監督の仕事は、試験の様子を見続けるだけなので何もすることがないまま時間が過ぎてしまいます。
時には、読書をすることを許されることもありますが、多くの場合は受験生を監視する必要があるので、基本的に座って状況を見ることになります。
したがって、じっとしているのがつらい人には不向きの仕事といえるでしょう。
イベントスタッフ
イベントスタッフは、各地域で行われるイベントにスタッフとして働く仕事です。
主な業務としては、商業施設やイベント会場などで会場設営をしたり、チケットのもぎりをしたりといったことを行います。
複数の業務を担当することもあれば、一日中同じ業務を担当するケースもあります。
イベントの多くは一日がかりになるため、スタッフ同士での連帯感やイベントが終わった時の達成感などを味わえる副業です。
ただし、会場の設営などをする際は、体力仕事になるため、体を動かすことが苦手な人には向いていない仕事でもあります。
特に夏場の屋外での仕事は体力に自信がなければ、辛い作業となるでしょう。
本業以外の空き時間を使ってできる副業
これまでは土日/夜という区分で副業の候補を挙げてまいりましたが、シンプルに本業以外の時間を充てるという視点でおすすめの副業を紹介したいと思います。
物販ビジネス
社会人が副業をするときに注意すべきポイント
社会人が副業をするときには、いくつか注意点があります。
あらかじめ理解しておくことで、安心して副業ができるため、しっかりと確認しておくと良いでしょう。
この段落では社会人が副業をするうえで知っておきたい注意点を紹介していきます。
就業規則を確認する
社会人が副業をする際は、予め就業規則を確認しておく必要があります。
近年では副業解禁に積極的な企業も増えていますが、副業に対してまだまだ消極的な企業も少なくありません。
必ず就業規則で副業が許可されているのか確認するようにしましょう。
副業が禁止されているにもかかわらず取り組んでしまった場合には、減給などの懲戒処分を受けることもあります。
ただし、金銭的にどうしても副業をしなければならないなどの理由がある場合は、直属の上司に相談してみるのも一つの手です。
事情によっては特別に許可が下りることもあるため、諦めずに相談するようにしましょう。
また、公務員については、基本的に副業をすることはできませんが、株式投資や不動産投資など一部の仕事については例外的に取り組むことができます。
これは株式や不動産は親から相続するケースがあるためです。
体調管理に気を付ける
夜間や土日に仕事をすると、疲れがたまりやすくなってしまい、心と体の両方に負担がかかってしまいます。
副業が原因で本業に支障をきたしてしまうと、本業で何らかのペナルティを受けることもあります。
場合によっては重たい処分を下されることもあるので、体調には十分に注意するようにしましょう。
社会人でも副業は始められる!
これから副業を始めるなら、夜間や土日などに仕事をするのも一つの手段です。
副業のなかには、人と多く関わるものや体力を必要としないものもあるので、自分に合う仕事を選びましょう。