Amazonの「相乗り出品」とは?

Amazonの「相乗り出品」とは、すでにAmazon上に存在する商品ページ(カタログ)に出品者として便乗し、相乗りする形で商品を販売する仕組みのことを指します。
一般的なネットショップで商品を販売する際は、商品名・画像・商品説明文などを自分で用意してページを作りますが、Amazonでは「1つの商品に対して1つの商品ページしか作らない」という独特のルールで出品します。
つまり、自分が売りたい商品がすでにAmazonで販売されている場合は、新たに商品ページを作らずに既にあるページに「自分も売ります」と出品者に加わるだけで販売が開始できるんです。
新規出品(カタログ作成)との違い

Amazonでの販売方法には、「相乗り出品」と「新規出品」の2種類があります。
相乗り出品は、さきほど解説した通り「すでにあるページ」を使うので、商品画像や紹介文を用意する手間が一切かかりません。
一方の新規出品は、まだAmazonに存在しない商品(自社のオリジナル商品など)を初めて出品するときの登録方法です。
そのため、売れるページに育てるには、商品の撮影、紹介文の作成、検索上位に表示させるためのSEO対策などの知識が必要で、その分時間もかかります。
以下の記事では、Amazonで新規出品する手順を詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
(関連)迷わずできるAmazon商品登録!新規出品に必要な準備と5つのステップ
相乗り出品が向いている人の特徴
相乗り出品は、以下のような方にとくにおすすめの販売方法です。
- Amazon物販(せどり)をこれから始める初心者さん
- 副業などで、作業に使える時間が限られている方
- 画像作成やページ作成などの難しい作業が苦手な方
- できるだけ早く、確実な売上を作りたい方
Amazon物販は「メルカリよりレベルが高そう…」って感じる人も多いのではないでしょうか?実は、出品作業だけ見ると、Amazonの方が簡単なんですよ!
相乗り出品のメリットとデメリット

Amazonに出品する前に、「相乗り出品」のメリットやデメリットをきちんと把握しておきましょう。
相乗り出品のメリット3選

相乗り出品には、おもに以下のような3つのメリットがあります。
①ページ作成不要で手間がかからない
商品画像を用意したり、魅力的な文章を考えたりする必要がないから、数回のクリックだけで出品できる
②すでに集客力があり売れやすい
すでにレビューがたくさんついていて、検索上位に表示されている人気商品のページで販売できる。自分で集客する手間ゼロで商品が売れる環境が整っている
③初心者さんでも出品のハードルが低い
「安く仕入れて、Amazonの価格で売る」というシンプルな仕組みだから、専門的な知識がなくてもすぐに始められる
相乗り出品のデメリット3選

相乗り出品にはもちろんデメリットもあるので、きちんと把握しておきましょう!
①価格競争に巻き込まれやすい
同じページに複数の出品者がいる。そのため、ライバルよりも安く売ろうとする「値引き合戦」が起こりやすく、利益が減ってしまうことがある
②知的財産権によるアカウント停止リスク
メーカーが独占販売している商品などに誤って相乗りしてしまうと、警告を受けたり、最悪の場合はアカウントが停止されたりする危険がある
③偽物・類似品によるクレームリスク
仕入れた商品が、相乗りしたページの商品と完全に同一(型番やパッケージなど)でない場合、購入者からクレームが入る原因になる。たとえば、浄水カートリッジの互換商品を正規品のページで販売してしまうとトラブルが起きてしまう
Amazon相乗り出品のやり方

実際の出品はAmazonの管理画面(セラーセントラル)から行います。ここでは、セラーセントラルの画面を見ながら具体的な出品手順を解説します。
ここで解説するのは、一番スムーズに出品できる「基本の流れ」です。
出品の流れについては、以下の動画でも解説していますので、あわせてご覧ください。
手順1:商品登録ページを開く
Amazonセラーセントラルにログインしたら、中央左上の「商品登録」ボタンをクリックしましょう。

または、左上のメニュー(3本線)をクリックして、表示されるメニューの一番上にある「商品」から「商品の追加」をクリックしても、商品登録ページが開けます。

手順2:ASINで商品を検索する
商品登録のページが開いたら、検索窓にASIN(エイシン)を入力して、「検索」をクリックします。

「ASIN」とは、Amazonが商品を管理するための独自の10桁の番号のことです。
Amazonの商品ページを下にスクロールした「商品詳細」の「登録情報」欄で確認できます。

ASINについては、以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
(関連)ASINとは?Amazon出品で必須のコードの調べ方と注意点を解説!
手順3:コンディションの選択
検索した商品が表示されたら、「コンディションを選択」のプルダウンから「新規」(または中古)を選びましょう。

コンディションを選択できたら、「この商品を出品する」ボタンをクリックします。

手順4:価格とFBA発送の設定
次に、商品の詳細情報を入力する画面を開き、必要事項を設定します。
設定するのは、おもに以下の4か所です。

①SKU:出品者が自由に設定する管理番号の入力欄(自動生成されるから、スルーでもOK)
②フルフィルメントチャネルコード:以下のどちらかを選択
- 「Amazonが発送し、カスタマーサービスを提供します」→FBAの場合はこちらを選択する。初心者さんは、こちらを選ぶことが多い
- 「私はこの商品を自分で発送します」→自分で発送したい場合
③価格:販売したい価格を入力する
④商品のコンディション:改めて「新品」などを選択する
①~④の入力が終わったら、左下にある「送信の準備ができました」ボタンをクリックします。
手順5:納品プラン画面の選択
最後に、以下のような出品情報の確認画面が表示されます。下部のボタンを選択しましょう。

- 左側の「在庫の確認」ボタン:
FBA出品で、他の商品もまとめて一緒に納品したい場合は、手順2に戻って、次の商品のASIN検索から繰り返していきましょう
- 右側の「FBAとして出品」ボタン:
今登録したこの1商品だけをすぐにFBA倉庫へ納品したい場合は、納品プランを作成して、FBA倉庫に商品を送る準備をします
納品プランとは、商品をFBA倉庫に送るためにラベル等を準備することです。
ただし、1個だけでAmazonの倉庫に送ると送料が割高になるため、FBA出品の人は複数商品をまとめて登録して、一気に納品プランを作るのがおすすめです。
納品プランの作成については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
(関連)【初めてでも安心】FBA納品のやり方完全ガイド|エラー解決策つき!
Amazon相乗り出品の注意点

相乗り出品は簡単に出品できる反面、ルールを知らないとアカウント停止などのペナルティを受けるリスクがあります。
ここでは、初心者さんが絶対に守るべき3つの注意点を解説します。
出品者が1人の商品は避ける
商品ページを見たとき、出品者が「1人(1店舗)」しかいない商品は相乗りを避けましょう。
このような商品は、メーカーが独占販売している可能性や、独自のブランドロゴを入れた「オリジナル商品(OEM)」である可能性が非常に高いんです。
相乗りすれば、商標権侵害などでメーカーから直接警告が来たり、Amazonからアカウント停止処分を受けたりするおそれがあり危険です。
出品の危険度が高い商品は避ける
Amazonには、過去に知的財産権の侵害などで警告を出した「相乗りに対して厳しいメーカー・ブランド」が存在します。
たとえば、BALMUDA(バルミューダ)は相乗り出品をするのは危険だと有名なブランドです。

このような「出品して大丈夫か?」というケースの判断は、初心者さんのうちはすごく難しいので、「セラースケット」というツールの活用がおすすめです。
セラースケットの拡張機能を使うことで、Amazonの商品ページ上に危険度が表示されるので、アカウント停止のリスクを未然に防ぐことができます。
以下の記事では、セラースケットの機能や導入手順についてくわしく解説しているので、参考にしてください!
(関連)セラースケットとは?Amazonのアカウント停止リスクを防ぐ便利ツールを紹介
仕入れ前に出品可否を確認する
「商品を仕入れたのに、いざ出品しようとしたら登録できなかった…」というのは、初心者さんによくある失敗のひとつです。
失敗を避けるためには、仕入れる前に出品できる商品かどうかを調べましょう。
セラーセントラルの商品登録画面にASINを入力して、以下の4つのパターンに該当しないかを確認してください。
①「出品を申請」というボタンが出る
このボタンが出た場合、そのメーカーやカテゴリーに「出品制限」がかかっています。制限解除の手続きを先にしないと出品できません

②横長の「出品情報のコピー」ボタンしか出てこない
現在その商品はAmazonで販売できない状態です。一旦諦めるしかありません

③ノーブランド品のエラーが出る
商品によっては、相乗りしようとすると画面上にエラーメッセージが表示され、登録が進められないことがあります

④新品の選択肢がない
コンディション選択時に「新品」がない場合は、新品での出品ができない商品ということになります

もし出品制限や出品規制がかかっている場合は、以下の記事を見て解除しましょう。
(関連)請求書なしでAmazonの出品制限・出品規制を解除!僕が実際に突破した方法
Amazon相乗り出品で利益を出すコツ

相乗り出品は、同じ商品ページに常に複数のライバルがいる状態です。
確実に利益を出し続けるためには、いくつかのコツがあるのでぜひ実践してください!
リサーチツールで作業時間を大幅カット
相乗り出品で一番時間がかかるのが、「利益が出て、かつ安全に出品できる商品(ASIN)」を探すリサーチ作業ですよね。
副業などで作業時間が限られている方は、すべて手作業で探すのではなく、専用のリサーチツールを導入して作業を自動化・効率化するのが成功への近道です。
物販総合研究所では、「PoiPoiポケット」という独自ツールを開発しています。初心者さんでも利益の出る商品をスピーディーに見つけられますよ。
ツールを使ってリサーチする方法については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
(関連)【完全版】Amazonで売れてる商品のリサーチを自動化する方法!
カート獲得率を上げて売上を最大化
Amazonで商品が購入される際、ほとんどの購入者は黄色い「カートに入れる」ボタンをクリックします。
では、相乗り出品の場合、このときに複数いる出品者のうち誰の売上になるのでしょうか?実は「カートに入れる」ボタンの直下に「販売元」として表示されている人から購入されるしくみになっています。
いかに多くあなたを販売元として表示させるか(カート獲得率を上げるか)が売上に直結するため、奪い合いが起こりやすくなります。
カートを獲得するには価格の調整や、FBA(Amazonの倉庫からの自動発送)の利用など、いくつかの条件があるので、事前に把握しておきましょう。
カート獲得については、詳しく解説している以下の記事もぜひご覧ください。
(関連)【最新版】Amazonでカートを獲得するための6大対策と確認方法
Amazon相乗り出品に関するよくある質問

Amazon相乗りについて、以下のような疑問は残っていませんか?
ここで、もう一度確認しておきましょう!
Q1. Amazonの相乗り出品とは何?
A. Amazonの相乗り出品とは、すでにAmazon上にある商品ページ(カタログ)に、出品者として相乗りして販売する方法を指します。
自分で一から商品ページを作成する手間がかからず、集客力があるため、初心者さんでも売れやすいのが特徴です。
「Amazonの「相乗り出品」とは?」の段落でも詳しく解説しているので、確認してくださいね。
Q2. 相乗り出品できないものはある?
A. メーカーが独占販売している商品(出品者が1人の商品)や、Amazonで出品制限がかかっている商品などは相乗りができません。
詳細は、「Amazon相乗り出品の注意点」をご覧ください!
Q3. 一般人(個人)でも出品できる?
A. はい、個人でも全く問題なく相乗り出品ができます!
実は、大企業やプロの業者でなくても、Amazonのルールに従って正しく登録すればすぐに販売を開始できますよ。
Amazon相乗り出品は安全なスタートを!

相乗り出品のこと、だいたい理解できたかな?

はい!僕は安全に進めたいので、朝野先生にサポートしてもらおうと思います!
Amazonの相乗り出品は、自分で商品カタログを作成する手間がかからず、すでに集客力のあるページで販売できるため、初心者さんでも非常にスタートしやすいのが最大のメリットです。
一方で、知財トラブルやエラーが出る危険な商品を知らずに出品してしまうと、アカウント停止などの深刻なリスクに直面することも…。
リスクを避けて最短で成果を出すには、1人で手探りするよりも、すでに成功しているプロから正しいノウハウを学ぶのが一番の近道ですよ!
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