AliExpress(アリエクスプレス)の支払い方法一覧
中国の通販サイトは、あらゆる商品が安く手に入ることから、日本国内でも多くのユーザーに利用されています。その中でもAliExpressは1点から注文でき、送料が無料のショップも多いことから、人気の高い中国通販サイトのひとつです。
支払い方法も豊富で、複数の選択肢から自分に合ったものを選べます。
2023年以降は、AliExpressの日本国内における利便性がぐっと高くなり、コンビニ払いもできるようになりました。さらに2025年3月からは、PayPayの導入も開始され、AliExpressを使ったことがない人でも、安心して買い物ができる環境が整えられています。
しかしAliExpressを使ったことがない人にとって、買い物の方法や使い方などでわからない点も多いと思います。
以下の記事では「初めて中国の通販サイトを利用するから不安」「興味があるけど、AliExpressの使い方がよくわからない」という人に向けて、AliExpressの利用方法を詳しく解説しています。ぜひ、不安を解消するのに役立ててください。
(関連)【最新版】アリエクスプレス(AliExpress)での買い方・使い方を画像付きで解説
AliExpressの支払い方法ごとの解説
AliExpressの支払い方法は選択肢が多くあります。そのためどの支払い方法を選べば良いのか、迷ってしまうこともあるでしょう。
ここからはAliExpressの支払い方法の詳細をより詳しく解説していくので、一緒に見ていきましょう。
コンビニ払い
AliExpressでは、2023年から日本国内でもコンビニ払いができるようになりました。
クレジットカード情報を入力する必要がないため、海外サイトでの支払いに不安がある人でも安心できる支払い方法です。
ただし、対応しているコンビニはファミリーマートのみとなります。加えて手数料として150円かかる点や、商品によってはコンビニ払いに対応していないこともある点には注意が必要です。
AliExpressでコンビニ払いを行う際の流れは以下の通りです。
- 電話番号を入力し6桁の認証コードをSMSで受け取る
- 送られた認証コードを入力し、Emailアドレスを登録する
- 氏名を入力し支払いコードを発行する
- 支払いコードを控えて、ファミリーマートで手続きを行う
コンビニでの実際の支払い方法は、後ほど画像付きで紹介します。
PayPay/Apple Pay/Google Pay
AliExpressはスマホ決済にも対応しています。2025年3月にはPayPay払いもできるようになり、より便利になりました。
Apple PayかGoogle Payのどちらかで支払いを行う場合は、スマホの認証(顔認証・パスコードなど)で支払いを確定します。
PayPayの場合はPayPayアプリが自動で開くので、画面の内容に従って支払いを済ませましょう。
スマホ決済のメリットは、何といっても支払いの手軽さです。また、Apple PayやGoogle Payなどは登録したクレジットカードのダミー番号や、仮想のアカウント名を加盟店に提供しています。そのためクレジットカードを直に使用するより、セキュリティ性が高い点も魅力です。
ただし、Apple PayやGoogle Payは、利用前に端末へクレカの登録をしなくてはなりません。PayPayの場合は、サービスを始める際に個人情報の登録が必要になります。普段から利用していない人からすると、事前準備が少し手間に感じられるかもしれません。
クレジットカード
AliExpressの支払い方法の中でも、多くのユーザーに利用されているのがクレジットカード決済です。日本国内でポピュラーなクレジットカードの大半は、AliExpressでも利用できます。
【AliExpressで利用できるクレジットカード会社の例】
- VISA(ビザ)
- Mastercard(マスターカード)
- American Express(アメリカン・エキスプレス)
- JCB(ジェーシービー)
- Diners Club(ダイナースクラブ)
カード払いを行う場合は、AliExpressの支払い方法の選択画面で「新しいカードを追加する」を選び、カード情報を登録します。その後はワンタッチで利用が可能です。
ただし、カード情報を海外サイトに入力することに不安を感じる人もいるかもしれません。その場合は、別の方法を選んだほうが良いでしょう。
デビットカード/プリペイドカード
デビットカードとは、銀行と直結したキャッシュレス決済カードのことを言います。使用すると登録した銀行からその場で支払い金額が引き落とされるため、クレジットカードのように「手元にお金がないのに使いすぎた」といった失敗を減らせます。
一方でプリペイドカードは、あらかじめチャージした金額内で使えるカードです。デビットカードと違いこちらは銀行口座と直結しておらず、「財布に現金の出し入れを行う感覚」で使用できます。
どちらもAliExpressで利用でき、対応ブランドはクレジットカードとほとんど同じです。
- Visa
- Mastercard
- JCB
使用方法もクレジットカードと同じで、支払い方法の選択画面で「新しいカードを追加する」を選び、登録するだけでOK。どちらも、今ある金額内でしか買い物ができないため、クレジットカードを使いすぎる心配のある人におすすめの選択肢です。
また、万が一不正利用された際も、あらかじめ口座やカードに入れている金額以上を使われる心配はありません。
一方で、残高がないと利用できない点には注意が必要です。残高が0円にならないように、定期的に残高チェックをしておきましょう。
その他の支払い方法(PayPalなど)
これまで紹介した以外にも、AliExpressではいくつかの支払い方法が利用できます。ただし利用が制限されていたり手続きが少し複雑だったりと、日本人ユーザーには不向きなものが多いため、選択肢として覚えておくくらいで良いでしょう。
支払い方法 | 特徴 |
---|---|
PayPal | セキュリティ性は高いが、日本からは使えないケースも多い |
電信送金(海外送金) | ビジネス向けなので、手続きが煩雑&手数料も高い |
Western Union(ウエスタンユニオン) | |
Web Money | 中国国内ユーザー向けがメインなので、日本からの利用は難易度が高め |
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【体験談】AliExpressでコンビニ支払いをやってみた!
今回は、AliExpressでの買い物が初めてという、物販総合研究所のTさんに、実際にコンビニ払いでショッピングをしてもらいました。Tさんが操作方法を詳しく解説してくれているので、参考にしてください。
ステップ1:支払いコードの発行
AliExpressで初めて買い物をしてみます、Tです。私が今回買ってみようと思っているのは、以下の観葉植物の葉水に使う霧吹きです。
評価を確認してみると、これまでに59点販売していて評価が4.3でした。この実績であれば、きっと大丈夫(ちゃんと届く)でしょう。
ちなみに、AliExpressでは初回購入がすごく安いので、この商品は152円で、コンビニ払いの手数料(150円)と合計しても302円で済みます。この金額であれば、たとえ届かなかったとしても落ち込まずに済みそうです。カートに追加してみます。
「会計手続きへ」をタップするようです。タップしてみます。
画面の上の方に、送料は無料で4月6日~4月10日に届くと書いてあります。今日は3月29日なので、意外とすぐに届きそうです。支払い方法で「コンビニ払い」を選択してみます。
※注意点※
支払い方法では、以下のようなケースが見られましたので、広い心で買い物するとよさそうです。
- ショップによってコンビニ払いが選択できない
- 昨日はコンビニ払いができなかったショップが今日はできるようになっている
続いて、「コンビニ決済の初期設定」という画面が出てきました。ここでは、SMSを受け取るためにスマホの番号の入力が必要になるようです。入力して「次へ」をタップしました。
※注意点※
- スマホの番号は0から入力してOK(080の人は、そのまま080から入力)
- SMSを受信拒否に設定している人は、一時的な解除が必要
海外サービスの場合、電話番号は最初の「0」を省いて入力することがありますが、AliExpressは省かないで大丈夫でした。
また、私は普段、SMSは全て拒否しているので、このときだけ設定を変更して受信できるようにしました。
スマホに送られてきたコードを入力して、「確認」を押します。
次に、メールアドレスの入力を求められました。後から知ったのですが、このアドレスにはAliExpressから支払い完了通知や発送通知など、注文した商品に関するお知らせが届きます。ただ、アプリにも同じ通知が届くので、お知らせが二重になっただけでした。
とはいえ、入力しないと先に進めないので、ここは入力するしかありません。
メールアドレスの後は、氏名の入力です。「名 → 姓」の順になっているので、山田花子さんであれば、「花子 → 山田」の順で入力します。私はここで、間違えて逆に入力してしまったため、この後ずっと「花子山田 様」のような表示になってしまい、少し恥ずかしかったです。
※ポイント※
日本語の漢字で入力しましたが、特に問題はありませんでした。あえてローマ字にしなくても大丈夫のようです。
「有効化」の表示が出たら、「OK」をタップします。
無事に、コンビニ払いにチェックが入ったようなので、右下の「今支払います」をタップしました。
「申請を受け付けました 支払いをお待ちしています」と表示され、支払いコードも表示されています。私は念のためにスクリーンショットを取りましたが、アプリ内でいつでも表示できる仕様でした。
※注意点※
コンビニ払いの期限は、支払いコードの発行から24時間です。
私は夜に自宅で操作していて、コンビニに行く用事が他になかったので、明日行くことにします。
ステップ2:ファミリーマートで支払い
次の日、最寄りのファミリーマートへ行き、マルチコピー機の前に立ちました。
メニュー画面の左上に「代金支払い/チャージ」というボタンがあるのでタップします。
すると、2種類の番号が必要と出てきました。ひとつは支払いコード、もうひとつはSMSを受け取ったスマホの番号と思われます。「番号入力」をタップしてみます。
まず、支払いコードを入力して、右下の「OK」を押します。
次に、スマホの番号です。これも同じように入力したら、右下の「OK」を押します。
支払いは「現金」か「FamiPay」ですという画面が出てきたので、「FamiPayは使ってないから現金か」と思いながら、右下の「OK」を押しました。
最後に、支払い内容の確認画面になりました。ちゃんと「AliExpress」と表示され、金額も302円で間違いないので大丈夫そうです。右下の「OK」を押してみます。
レシートが出てきました。この後は、レシートをレジに持って行って会計しました。
※注意※
AliExpressの支払い以外に、お菓子も一緒にレジに持って行ったのですが、「お会計は別になります」と言われました。他の商品とまとめて支払いができないので、混んでいるときは気をつけましょう。
ちなみに、レジでの支払いを終えて、ファミリーマートから出た頃にはAliExpressから、支払い完了の通知が届いていました。すぐに反応があったので、安心しました。
ステップ3:届いた商品の確認
3月30日に支払いをした商品は、4月4日には本当に自宅に届きました。その間、「発送しました」「中国の空港に着きました」「通関OKです」といった感じで頻繁に通知が来たので、本当に届くのかなと不安になる暇もありませんでした。
そして、届いた荷物がこちら。
AliExpressの商品は、エスポ便で届くことが多いようです。エスポ便とは、越境ECに対応している配送業者で、エスポ便が日本の空港から荷物を預かった後は、アプリ上に表示される追跡番号から追跡できました。
中のダンボールには「白」と書かれています。少しボコボコな気もしますが、海を渡るとはこういうことなのですね。
中の商品は、一応プチプチにくるまれていました。ジャパンクオリティから見ると簡素すぎる印象ですが、文化の違いがわかって面白いです。壊れていないようなので、組み立ててみます。
ちゃんと注文したとおりの商品でした!カメラの角度の問題で瓶の部分がスリムに見えますが、実物は写真の通りです。動作も問題ありませんでした。
【Tの感想】
海外から商品を購入するのは初めてだったのですが、すごく簡単で驚きました。購入から商品到着まで何も問題なかったですし、驚くほど早くて安いので、また利用したいです。
ちなみに、これと同じ商品がAmazonでは1,300円くらい、メルカリでは1,400円くらいで売られています。
AliExpressの支払いトラブル回避のポイント
海外通販に初めて挑戦する場合、「カード情報は大丈夫?」「不正利用されない?」といった不安を感じる人は少なくありません。特にAliExpressは中国発のサイトということもあり、詐欺やトラブルなどの心配も頭をよぎるでしょう。
しかし、支払い時のポイントをしっかり押さえておけば、リスクを最小限に抑えながら安心して利用できます。
ここでは、トラブルを避けるために意識しておきたい以下の3つのポイントを解説します。
安全性を重視する
海外通販サイトでの買い物は「カード情報を預けたくない」「不正利用が怖い」といった不安が生じやすいものです。安心してショッピングを楽しむためにも、自分がより安全だと思える支払い方法を選びましょう。
たとえばコンビニ払いやPayPayなどは、個人情報の入力を最小限にできるため、比較的安心して利用できます。
手数料・通貨換算を意識する
AliExpressは中国の通販サイトのため、支払い時に利用するカードやサービスによっては、海外事務手数料が発生します。また、為替レートの変動が支払い金額に影響することも考えられます。
これらのことから、支払い画面で表示された価格よりも高い金額でカードの請求書が届くこともあるため、事前にカード会社の海外決済ルールを確認しておくと安心です。
クレジットカードは不正利用時の対応方法を確認しておく
海外通販サイトに限らず、インターネット通販には、情報漏洩や不正アクセスなどのリスクがあります。
万が一、カード情報が不正に使われてしまった場合に備えて、利用しているカード会社の補償内容や連絡先をチェックしておきましょう。多くのカード会社では不正利用があった場合の補償制度を整えており、一定の条件を満たせば損失をカバーしてくれます。
よくある質問【FAQ】
ここからは、AliExpressで初めて買い物をする人が感じやすい疑問に答えます。
AliExpressの支払いは日本円でできますか?
日本円で直接支払える方法は、コンビニ支払いのみです。ただし対応店舗はファミリーマートに限定され、手数料も150円かかる点には注意が必要です。
スマホ決済やクレジットカードなどの支払いの場合、請求は日本円で行われるため、自分で米ドルや中国元に換算する必要はありません。そのため日本円で支払いをしたい人は、コンビニ決済の他に、スマホ決済やカード支払いも選択肢に入れると良いでしょう。
ただし、これらの購入方法は、実際にはカード会社がAliExpressに米ドルで支払いを行う仕組みです。その後、支払った金額を支払い時の為替レートで日本円に換算し、その換算した金額をクレジットカードの持ち主に後ほど請求します。
そのためAliExpressに表示されていた日本円と、実際のカード請求額に差が出ることもあります。
AliExpressの支払いがエラーになるのはなぜですか?
支払いでエラーが生じる理由としては、以下が考えられます。
- 同じ商品を多数購入している
- 情報の入力が不足している
- カードの不正利用の可能性を疑われている
- 使用しているクーポンに非対応のストアで買い物している
- クレーム・返品の頻度が高い
思い当たることがある人は、自分の買い物や登録の内容、カードの利用状況などを確認しておきましょう。支払い方法を変更したり、時間をおいて再度購入しなおしたりすることで解消する場合もあります。
AliExpressで安全に支払いをする方法はありますか?
コンビニ払いやPayPayなど、カード情報の入力が不要な方法であれば、不正利用や個人情報漏洩などのリスクも少なくて済みます。
また、クレジットカードを使う場合は、セキュリティ対策が整ったカードを使い、明細をこまめに確認する習慣をつけると安心です。
AliExpress(アリエクスプレス)の支払い方法は安全なものを選ぼう!
この記事では、AliExpressの支払方法について詳しく解説しました。
上記のポイントを理解して、AliExpressで安全性の高い支払方法を選択してみてください。また、AliExpressではお小遣い稼ぎも可能です。AliExpressで仕入れた商品をメルカリで販売するだけなので、誰でも簡単に始められます。AliExpressの転売で稼ぐ方法については以下の記事で詳しく解説しています。
(関連)aliexpress転売で稼ぐ!初心者でも中国せどりを成功させる仕入れ方法
AliExpress転売のおすすめ商品については、以下の記事をお読みください。
(関連)アリエク転売の始め方!初心者向け3ステップ&売れ筋商品6選
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