アップルストア仕入れのiPhone中国輸出転売は儲かる?
iPhone転売の盛んな国といえば、中国です。
実は、中国ではiPhoneの違法な路上販売も後を絶ちません。そんなiPhone転売は、かつては大きな利益を得ることができました。
海外のアップルストアで仕入れたiPhoneの価格より高い価格を設定しても、飛ぶように売れたからです。
もちろん、中国にもアップルストアはありますが、iPhoneの需要に供給が追い付かず、常に在庫なしの状態でした。
すぐにでも手に入れたい人は、高値であったとしても転売屋を通じてiPhoneを購入していたのです。
しかし、高値で売れて転売屋が高い利益を得ていたのは、iPhone4からiPhoneXまでです。
iPhone XSやXRは売れない状態になっています。というのも、ファーウェイのMate20Proが発売されたためです。
iPhoneよりもファーウェイのほうが人気となり、iPhoneはあまり売れなくなってしまったのです。
そのため、中国国内のアップルストアには、常にiPhoneの在庫がある状態になってしまいました。
さらに、アップルストア自体が中国国内で増えたことも在庫が余っている原因のひとつです。
その結果、違法な路上販売で高いiPhoneを購入することが行われなくなり、アップルストアで正規の価格で購入されるようになったのです。
こういった背景があるため、以前と比べると、中国輸出に関しては、iPhone転売で利益を出すことが難しくなっています。
ですが、ご安心ください。
国内でのiPhone転売であれば、やり方次第では、まだまだ利益を上げることが可能です。
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iPhone転売のメリット
iPhone転売のメリットは、主に4つあります。
需要が高く値崩れしにくい
iPhoneは、転売価格が高く、安定しています。
平均して、1万円以上の価値が常にあると言われています。
iPhoneを欲しい人が多く、需要が高いからです。テレビや洗濯機は一家に一台でも、iPhoneに関しては1人に1台、1人に2台持っていることも珍しくありません。
iPhoneを通話だけでなく、小型のパソコンやゲーム機として使う人が増えてきたからだと言われています。
安く仕入れる体制が整っている
iPhoneは、仕入れがしやすい商品です。
日本人は新しいiPhoneが出ると、すぐに飛びつきます。そのため、いままで使っていたiPhoneを下取りに出す人が多いのです。
結果、大量のiPhoneを安く仕入れて高く売ることができ、大きな利益を出すことができます。
海外への輸出転売も可能
iPhoneは、国内だけでなく海外にも転売できます。
iPhoneは、日本でしか使えないわけではありません。世界中どこに行っても、iPhoneを使うことができる作りになっています。
そのため、販売するマーケットを日本に絞らなくてもいいのです。
マーケットが広がれば広がるほど、購入してくれる人も増えます。購入者が多い商品を扱うと、安定した収入を得ることができます。
転売ヤー向きの商品
iPhoneは、小さくて軽い商品です。
転売するときに大きな問題となるのが、商品在庫を置くスペースです。
商品が大きいと、すぐにスペースが埋まってしまい、数を仕入れることができなくなってしまいます。
商品が大きいからと言って、高値がつくとは限りません。安くて在庫スペースを占領してしまうような商品を扱っていると、なかなか利益を出すことができないのです。
その点、iPhoneならば数多く仕入れることが可能になります。そのうえ、軽いのであれば女性でも、転売するときの発送業務も楽々です。
iPhone転売のデメリット【危険?】
iPhone転売のデメリットは主に2つあります。
検品の手間がかかる
iPhone転売のデメリットの1つに、手間がかかることが挙げられます。転売する際には、必ずiPhoneの動作と状態を確認しなくてはなりません。
もちろん、仕入れた商品のチェックは、iPhoneに限ったことではないですが、iPhoneの場合、チェックする項目が非常に多いのです。
画面が割れていないか、ヒビや傷はないか、正常に画面が表示されているかを確認します。
次に、スピーカーの調子を見ます。その後、ライトやカメラが作動するか、チェックしましょう。
そして、指紋認証やタッチ機能も実際に試し、急に電源が落ちてしまうことがないか確かめた上で、最終的に初期化を行います。
これらのチェックを怠ってしまうと、購入者から「不良品を売りつけられた」とのクレームが入ることになりますので、気を付けましょう。
スマホ転売の知識が必要
iPhone転売で気をつけたいのが、誤って赤ロムを仕入れてしまうことです。
赤ロムのiPhoneを売ってしまうと、購入者からクレームが入り、トラブルに発展してしまいます。
なぜならば、赤ロムは通信機能が一切使用できないようにロックがかかっているからです。
最悪の場合、転売に利用しているオークションサイトなどのアカウントが停止になることもあるかもしれません。
iPhone転売をするときは、赤ロムかどうかを念入りにチェックして、仕入れるようにしましょう。
スマホ転売時に知っておきたいロムとは?
一口にiPhoneといっても、転売する端末には大きく分けて3つの種類があります。
iPhone転売をするときは、3つの違いをよく理解しておくことが大切です。
白ロム
1つ目は白ロムです。白ロムの特徴は、電話回線契約がされていないことがあげられます。
そのため、電話番号が記録されていません。つまり、SIMカードが入っていない状態のiPhoneなのです。
この白ロムは、非常によく売れます。
黒ロム
2つ目は黒ロムです。白ロムの逆でSIMカードが入っている状態のiPhoneのため、電話番号が存在します。
赤ロム
3つ目は赤ロムです。iPhoneの転売ビジネスを行ううえで注意したいのが、赤ロムの存在です。
うっかり仕入れてしまうと、どこにも売ることができず、仕入れ値分損をしてしまうことになりかねません。
なぜならば、全く通信機能が使えないiPhoneだからです。故障しているわけではありません。
わざと使えなくしているのです。
ショップでiPhoneを分割購入する場合、途中でiPhone本体の代金が払えなくなることがあります。
そういった場合に、ショップはiPhoneにロックをかけ、通信機能を使えなくしてしまうのです。
一度ロックをかけられてしまうと、何をしても解除されることはありません。
iPhoneを安く仕入れるタイミング
iPhone転売で儲けるには、仕入れのタイミングが重要になります。
仕入れに最適なタイミングは2つあります。
iPhoneの新機種が発売されたとき
1つ目の仕入れタイミングは、新しいiPhoneの機種が発売されたときです。
なぜならば、機種変更するユーザーが増えるからです。
新しいiPhoneを手にしたユーザーたちは、これまで使っていたiPhoneを下取りに出します。
つまり、市場に型落ちのiPhoneが出回るときなのです。
需要と供給の関係でiPhoneが大量に出回るときは、安く手に入れることができるときと言ってよいでしょう。
そのときを狙って仕入れればよいのです。
キャリアの決算時期
1つ目の仕入れタイミングは、決算時期です。
決算時期は企業によって異なりますが、日本の企業の大半は3月を決算時期にしています。携帯会社も例外ではありません。
大半の携帯会社は3月を決算時期としています。決算時期によると、各携帯会社はiPhoneを値下げします。
なぜならば、決算時期は少しでも業績を上げたいからです。
そのため、安くなる決算時期を狙ってiPhoneを買い替える人が多いのです。
新しいiPhoneを買う人が増えれば増えるほど、これまで使っていたiPhoneを下取りに出す人も増えます。
そのため、決算時期である3月も型落ちのiPhoneが多く出回り、安く仕入れることかできるのです。
アップルストア仕入れ価格とあわせてチェックしたいポイント
iPhoneを仕入れするときには、価格とあわせて各にしておきたい大きなポイントが2つあります。
iPhoneの付属品のチェック
1つ目は、充電ケーブルなど純正の付属品のチェックです。
どんな商品にも言えることですが、付属品が揃っているかどうかで売れやすさや価格も変わってきます。
付属品がすべて揃っているもののほうが、当然、高値で売れます。
また、純正かどうかも必ずチェックしなくてはなりません。
というのも、iPhoneのメーカーによっては純正しか充電できないケースもあるからです。
どこのiPhoneが純正以外不可なのか、あらかじめリストを作成しておき、注意して仕入れるようにしましょう。
このほか、付属品とiPhone本体端末の製造番号が一致しているかどうかも見ましょう。
なぜならば、製造番号が一致していると、盗難品を仕入れるリスクが少なくなるからです。
ただし、正規に購入したとしても、番号が一致しない場合もあります。
それはiPhoneが修理に出された場合です。実は一度でも修理に出すと、製造番号が変わってしまうのです。
あくまでも盗難品かどうかを見分けるための1つの目安と考えるようにしましょう。
iPhoneの動作確認をチェック
2つ目にチェックしたいのは、動作確認がきちんと行われているかどうかです。
重要なのはバッテリーで、フル充電したにも関わらず1時間しか持たないとなると、クレームの原因になります。
どれぐらい持つのかを調べるためには[設定>バッテリー>バッテリーの状態]に記載されている「最大容量」の表示を確認しましょう。ここに表示されている%は、新品時と比較したバッテリー容量の基準になります。
また、iPhoneの外側の状態も重要です。特に、液晶画面は細かいチェックが必要となります。
というのも、少しでも傷があると、購入者からクレームがついてしまうからです。
iPhone転売の違法性・ブラックリストに載る?
正しくiPhone転売を行えば、違法になることはありません。
しかし、iPhone転売はやり方によっては違法となるため、注意が必要です。
まず、通話ができる状態のiPhoneを転売してはいけません。
なぜならば、「携帯音声通信事業者による契約者等の本人確認等及び携帯音声通信役務の不正な利用の防止に関する法律(以下、携帯電話不正利用防止法)」に違反すると、見なされてしまうケースがあるからです。
警視庁の公式サイトにも、同様のことが掲載されていますので、iPhone転売を始める前に目を通しておくことをおすすめします。
また、違法ではありませんが、白ロム転売を目的として、短期間にiPhoneの契約と解除を繰り返し行うのは止めたほうがいいでしょう。
なぜならば、携帯会社から悪質なユーザーと見られてしまう可能性があるからです。
そうなると、iPhoneを契約したいと思っても、契約することができなくなってしまうのです。
iPhone転売の注意点・スマホ転売はバレる?
iPhone転売は、儲かりやすいものです。
そのため、携帯会社からiPhoneなどの携帯端末を代理で購入するアルバイトが存在します。
簡単でしかも短時間で高額な報酬を得ることができるため、人気のアルバイトなのです。
具体的な仕事内容は、携帯会社のキャッシュバックキャンペーンを利用してiPhoneを購入し、業者に譲り渡すというものです。
キャッシュバックキャンペーンとは、期間中にiPhoneを契約すると、携帯会社から数万円もらうことができるというもので、上手に活用することでお得にiPhoneを手に入れることができます。
しかし、代理でiPhoneを購入する行為は詐欺です。
また、iPhoneの契約解除を怠ったり、携帯会社に無断でSIMカードを転売したりする行為も、携帯電話不正利用防止法違反になります。
どうして法律によって禁止されているかというと、身元が知られない携帯電話を悪用した犯罪を防ぐためです。
契約中のiPhoneを親族以外に譲る場合は携帯会社の許可が必要となります。
許可を取らないで譲ったことが発覚すると、刑事罰が科せられるのです。
SIMカードも同様で、無断で譲渡した場合、50万円以下の罰金が科せられます。
しかも、ビジネスとして行ったと見なされると、さらに罪は重くなり、2年以下の懲役または300万円以下の罰金刑となってしまうのです。
iPhone転売の実態【初期化の重要性】
機種変更したときに、携帯会社からiPhoneの下取りを勧められたことのある人も多いでしょう。
携帯会社が積極的にiPhoneの下取りを行う理由は転売ビジネスを行っているからです。
転売先は国内ではなく、南米や東南アジアなどの海外がほとんどです。
その需要は高く、iPhoneはよく売れます。
こうしたiPhone転売は携帯会社だけでなく、個人でも可能です。
実際、iPhone転売で利益を出している人は数多くいます。正しく行えば、iPhone転売は犯罪ではないのです。
iPhoneを第三者に転売する場合は、なかに入っている写真やメール、連絡先などの個人情報を消去するようにしましょう。
初期化してしまえば、すべてのデータが消えて安心と思うかもしれません。
しかし、初期化したiPhoneでも市販のソフトを使えば、簡単に個人情報を入手することが可能となってしまうのです。
個人情報が悪用されるケースもあります。何かあれば、転売したものとして責任重大です。
こうした事態を防ぐためには、iPhoneを初期化するだけでなく、個人情報を完全に消去することが可能なソフトを使うことが大切です。
iPhone転売はやり方と仕組み化が重要
iPhone転売は、メリットの多い儲かりやすいビジネスですが、きちんとしたやり方をマスターして、繰り返し反復作業で利益を積み重ねていける仕組み化を行うことが重要です。
検品作業が入ってくることから、どうしても新品商品を販売するときと比較すると作業量が増えますが、それでも毎回やることは同じですので、仕組み化さえしてしまえば簡単なものです。
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ここで紹介したiPhoneの仕入れ転売以外にも、大きく稼げる転売向きの商品は、山のように存在します。
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