メルカリの圏外飛ばしとは?
圏外飛ばしとは、商品の出品が完了したにも関わらず、タイプライン上に表示されない状況のことを指します。
ここでは、圏外飛ばしについて下記3つの特徴をもとに解説していきます。
- 出品してもタイムラインに表示されない
- 場合によっては数ヶ月間解除されない
- 出品直後でも上位に表示されない
どのくらいの期間、圏外飛ばしされ露出が減るかは明確に公表されていないので、数か月間そのままの状態も珍しくはありません。
圏外飛ばしされてしまうと商品が上位に表示されなくなってしまうので、ユーザーの目に留まりにくく売れない可能性も高くなります。
下記動画でもメルカリの圏外飛ばしやアカウント停止の原因などをご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
メルカリの圏外飛ばしされる原因
メルカリで圏外飛ばしされる理由として、下記の4つが挙げられます。
- 短期間に大量の商品を出品する
- 同じ商品を大量に削除・再出品する
- 同じ商品を重複して出品する
- タイトルや画像・説明文が同じ商品を出品する
メルカリでは、法人の販売やアカウント登録は「メルカリShops」を除いて禁止されています。
短期間での大量出品や同じ商品の大量削除・再出品は、業者認定されるリスクが高まります。また、無在庫転売も禁止行為とされていますので、注意しましょう。
メルカリの出品で新しい商品に埋もれることを避けるために、削除・再出品は有効ですが、これは「個人として」の少数の商品に限られます。
「少量ずつ複数のページに分けて出品」や「商品情報のコピペ」も、業者とみなされる原因となるため、避けましょう。
商品ページの入力は手間がかかりますが、都度書き直すことで圏外飛ばしのリスクを減らせます。
メルカリで圏外飛ばしされているか確認する方法
タイムラインへの掲載順をチェック
出品してすぐなら、タイムラインを「新しい順」に表示すれば確認できます。
以下のように「ピアス ハンドメイド」など、商品ジャンルやユーザーが検索しそうなワードで検索すると、出品直後なら上位表示されているはずです。
新着上位に表示されておらず、さかのぼらないと表示されない場合は圏外飛ばしを疑ってよいでしょう。
閲覧数をチェック
出品した商品は、出品直後でも0の状態が続くことはあまりなく、少なくても数件程度の閲覧数がついていてもおかしくありません。
以下の画像では、4人の閲覧者がいることがわかります。
圏外飛ばしを解除する方法
売り上げにも関わる圏外飛ばしですが、実は下記のように解除する方法があります。
- メルカリ事務局に問い合わせる
- アカウントを放置する
- 商品名・説明文を変える
メルカリ事務局に問い合わせる
圏外飛ばしに気づいたら、メルカリ事務局に問い合わせるのもひとつの手ですが、規約に触れていないなど、身に覚えがないことが前提です。
自覚がある場合は、以下のポイントを伝えて謝罪しましょう。
- 何がどう悪いと考えているか
- 今後のアカウント運営方針
相談してもすぐに解除してもらえるわけではないので、余裕を持って相談をしましょう。
アカウントを放置する
圏外飛ばしが疑われる際は、様子を見て自然に解除されるまで待つ方法があります。
しかし、長期間解除されない場合は、運営に相談することをおすすめします。
圏外飛ばしが解除されるタイミングは人それぞれで、すぐに解除される人もいれば、1か月以上そのままの人もいます。
商品名・説明文を変える
圏外飛ばしが疑わしい場合は、まず商品ページの内容を確認してみましょう。
メルカリの圏外飛ばしはそもそも、業者や無在庫販売対策のシステムなので、疑いをかけられる要素が自分の出品ページになかったかを調べることが解決の糸口になります。
ほかの商品ページと似たタイトル・内容・写真がないかを確かめて、少しでも疑わしい部分があれば修正しましょう。
ただし、同じ日にページの削除と再出品はせずに、ある程度間隔を空けることをおすすめします。
圏外飛ばしされた直後に削除・再出品してしまうと、業者や無在庫販売を疑われて再度圏外飛ばしになる可能があります。
圏外飛ばしにあわないための対策
圏外飛ばしを避けるための3つの対策は、以下の通りです。
- 出品数を抑える
- 自身で商品撮影を行う
- 短時間に商品削除・出品を繰り返さない
出品数を抑える
類似商品を1日20品以下に抑えることで、不適切な業者だと疑われにくくなります。
メルカリでは厳密な出品数の制限は設けられていませんが、20品を目安に取り組みましょう。
自身で商品撮影を行う
商品画像はその都度自分で撮影して掲載することが大切です。
オンラインショップの一般的な画像を使うと業者と疑われる可能性があります。
副業で物販をしている方は手間に感じるかもしれませんが、信頼性を高めるためにも自撮りの画像を使用しましょう。
短時間に商品削除・出品を繰り返さない
短時間での商品の削除・再出品は、不適切な業者と間違われるリスクがあります。
売れないからといって削除・再出品を頻繁に行うのはおすすめできません。100円値下げなどの小技も使いながら、売上を確保しましょう。
よくある質問
メルカリの圏外飛ばしに対して、よくある質問とその回答をご紹介します。1日に何個までなら圏外飛ばしされない?
類似商品の場合は、1日に20個までの出品がリスクを低くできる上限です。
利益を出すために数多く出品したい気持ちは理解できますが、問題が生じた際の手間や時間を考慮すると、できるだけ少ない出品数が無難です。
メルカリではシステムの仕様変更を頻繁に行って、迷惑行為の取り締まりを強化していますので、注意してください。
メルカリの圏外飛ばしは通報が影響する?
商品ページが「不適切な業者」「規約違反」と考えられる場合、通報の影響を受ける可能性があります。
またメリカリ事務局が、直接迷惑行為と判断をすることもあります。
メルカリの圏外飛ばしで商品ひとつだけってある?
メルカリの圏外飛ばしは、疑われるアカウントの出品商品全てに適用されます。
アカウントが業者や無在庫販売と疑われると、全商品が問題視されます。
商品ひとつだけが見つからない場合、規約違反の商品を販売した可能性が考えられますので、確認が必要です。
メルカリの圏外飛ばしは事前対策をしよう
メルカリの圏外飛ばしは、商品の売れ行きに影響を及ぼすため、事前の対策が重要です。
主な原因は、業者のアカウントと疑われる行動。大量出品や短時間での削除・再出品を避け、健全にメルカリを運営することが大切です。
圏外飛ばしの解除や復活には規則性がないため、再出品の手間や時間がかかることを防ぐためにも注意しましょう。
以下の動画ではメルカリでよく売れるものについて詳しく解説しています。合わせてご確認ください