メルカリの本人確認の必要性
ここでは、メルカリの本人確認が必要な人、準備しておく書類などについて解説します。
本人確認が必要なのは「アプリでかんたん本人確認」をしていない人メルカリで商品が発送されない2大パターン
メルカリで「本人確認」が必要になるのは、「アプリでかんたん本人確認」を完了していないユーザーです。本人確認しないと一部のサービスが利用できません。また、メルカリやメルペイを安全に利用できない可能性があります。
「アプリでかんたん本人確認」はメルカリアプリで簡単に本人確認できる仕組みです。本人確認書の郵送や実印などが不要です。すでにメルカリを使っているなら、申請作業は数分~数十分で完了するでしょう。
メルカリの本人確認で必要なもの
本人確認の前に用意しておかなければならないのが本人確認書です。メルカリで受け付けているのは以下の書類です。
本人確認書 |
注意事項 |
運転免許証 |
国際運転免許証は不可 |
健康保険証 |
カード型健康保険証は裏面に住所欄があるもの 有効期限がないものは発行から10年以内 |
在留カード |
在留期限まで3カ月以上の期間があるもの 「指定書により指示された就労活動のみ可」と記載がある場合、指定書も提出 |
住民基本台帳カード |
マイナンバーカードは受け付け不可 |
住民票 |
発行から6カ月以内 |
特別永住者証明書 |
- |
学生証、マイナンバー通知カードは使えないことに注意してください。また、マイナンバーカードは本人確認書の写しではなく、電子的な認証方法を使います。これについては後ほど解説します。
メルカリの本人確認は2020年9月から強化されている
メルカリの本人確認は、2020年9月から強化されました。本人確認しないとチャージ(入金)できないようにしたり、出品制限をかけたりして、なりすましや不正利用を防いでいます。
セキュリティ強化の理由について、メルカリは次のように述べています。
メルペイでは、悪意のある第三者からお客さまの財産をお守りし、これまで以上にあんしん・あんぜんにご利用いただくため、2020年9月より本人確認の強化を行なっております。
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メルカリで本人確認するメリット6つ
ここではメルカリで本人確認するメリットを6つ紹介します。
- 「売上金(残高)」で買い物ができる
- 出品制限されない
- 銀行口座からメルペイに入金(チャージ)できる
- メルペイスマート払いが利用できる
- 売上金の振込申請期限がなくなる
- キャンペーンでポイントがもらえる
「売上金(残高)」で買い物ができる
メルカリで本人確認すれば、売上金が「メルペイ」に自動チャージされるようになり、メルカリで商品購入でき、メルペイ対応店で1P=1円で使えます。特にメルカリで「販売→購入」のサイクルを回しているヘビーユーザーや、物販ビジネスをしている人にとっては、とても便利な機能と言えるでしょう。
メルペイとはメルカリのキャッシュレス決済サービスで、ペイペイ、LINE Payなどのような感覚で使えます。
出品制限されない
出品制限を受けないためにも、本人確認を済ませておきましょう。実際、本人確認していないユーザーの多くが出品制限をかけられています。メルカリの基準は不明ですが、売り時を逃さないためも、本人確認しておくほうが無難です。
出品できたとしても、「本人確認済バッジ」のマークが付いていませんと、信頼できない出品者と思われるため、やはり本人確認しておくべきです。
メルカリがはじまったころは、本人確認はおろか「本人情報の登録」すら必要なかったため、複数アカウントの運用や偽名登録もよくありました。しかし、現在のセキュリティ基準では本人確認が必須の状況になっています。
銀行口座からメルペイに入金(チャージ)できる
銀行口座からメルペイにチャージ(入金)できるようになります。先にも解説しましたが、メルペイにチャージしますと、メルカリでの商品購入やメルペイ対応店での買い物などに便利です。
ただし、
- クレジットカードを使ってメルカリで買い物するだけ(出品しない)
- メルペイを使わない
という人は、チャージ機能は不要です。
メルペイスマート払いが利用できる
メルカリで本人確認すれば、「メルペイスマート払い」を利用できるようになります。メルペイスマート払いとは、当月の利用代金を翌月まとめてメルペイで支払えるツケ払いサービスです。
メルペイスマート払いを使うと、買い物のたびにチャージする手間が省けますし、残高が足りないときに後払いで買い物ができます。また、物販をしている人なら、後で商品の売上金が入る見込みがあるときにメルペイスマート払いで商品を仕入れれば、資金を回転させやすくなるでしょう。
上金の振込申請期限がなくなる
本人確認すれば、振込の申請期限がなくなり、いつでも売上金を指定の銀行口座に振り込めるようになります。
逆に本人確認していなければ、振込申請期限は売上金を取得した日から最大180日です(2020年9月現在)。期限を過ぎてしまった場合は登録済みの銀行口座に振り込まれますが、登録していないと売上金が引き出せなくなってしまうので注意してください。
キャンペーンでポイントがもらえる
メルカリではポイントをもらえるキャンペーンがたびたび実施されていますが、本人確認していないと対象外になることがあります。積み重なると意外に大きな額になりますので、本人確認しておいたほうがお得です。
なお、過去にはメルカリの本人確認でポイントをもらえるキャンペーンも実施されていますので、最新情報をチェックしてはいかがでしょうか。
メルカリ本人確認のデメリットが大きいのは出品・転売をしたい人
ここまでの説明を読んでおわかりのように、クレジットカードを使ってメルカリで商品を買うだけの人なら、本人確認なしでもあまり不便は感じません。メルカリは過去に個人情報流失(※)を起こしていますので、不安なら本人確認しないというのもよいでしょう。
※参考:Web版のメルカリにおける個人情報流出に関するお詫びとご報告 ※追記あり|メルカリ
しかし、メルカリで商品を出品する人は本人確認が必須です。売上金で商品を買えなかったり、出品制限がかかったりとデメリットが大きいですので、早めに手続きを済ませましょう。
本人確認のメリットはヘビーユーザーほど大きくなります。実際、売上金を商品の仕入れにあてて効率的に資金を回すことで、月数万~5万円くらいの利益を得ている人はたくさんいます。本人確認をきっかけに出品をはじめる人は、まずは不要品の売却などからはじめてみてはいかがでしょうか。
メルカリの「アプリでかんたん本人確認」による本人登録の方法・手順
ここでは「アプリでかんたん本人確認」を使った本人確認の手順、流れを解説します。「アプリでかんたん本人確認」はメルカリアプリ上で簡単に本人確認できるシステムです。次の2つの方法がありますので、手続きしやすいほうを選んでください。
- マイナンバーカード読み取り方式
- 自撮り方式
マイナンバーカード読み取り方式
- メルペイアプリ→「本人確認」→「同意して撮影を開始する」を選択
- 本人確認書類の選択画面→「スピード本人確認」→マイナンバーを選択
- マイナンバーカードのパスワード(※)を入力する
※署名用電子証明書パスワード。マイナンバーカードの作成時に市区町村に申請したものです。
画像引用:アプリでかんたん本人確認とは?|メルカリ
- マイナンバーカードのICチップ情報を読み取る
iPhoneの場合は、マイナンバーカードの中心部にiPhoneの上部をかざします。Androidの場合は機種によって違うため、こちらで確認してください。
- 本人情報入力画面で必要な情報を入力する
- 4桁のパスワードを設定して本人確認が完了です。
自撮り方式
- メルペイアプリ→「本人確認」→「同意して撮影を開始する」を選択
- 本人確認書類の選択画面→「他書類で本人確認」→本人確認書類(※)を選択
※申請できる本人確認書類の種類は先の「メルカリの本人確認で必要なもの」の見出しを参照してください。
- 画面に表示される説明に従って、本人確認書類をスマホで撮影
- 本人情報入力画面で必要な情報を入力する
- 4桁のパスワードを設定して本人確認が完了です。
メルカリで本人登録するのにかかる審査時間
メルカリの公式ページによると、手続き完了後、通常2~3日、最大5日で本人確認が完了します。審査が完了すると「審査結果の通知」がメルカリアプリに届きますので、しばらく待ちましょう。
審査とはいっても、クレジットカードのような審査ではありませんので、基本的に手続きに不備がないかぎり通過します。よくある手続きミスについては、後ほど詳しく解説します。
メルカリの本人確認についてのよくある質問
ここでは、メルカリの本人確認について、よくあるQ&Aを紹介します。
- 本人確認をしなかったらどうなりますか?
- 未成年でも本人確認できますか?
- 本人情報が変わったときは再申請が必要?
- 審査結果が不承認になったらどうしたらいいの?
- 本人登録と「本人情報の登録」は何が違うの?
本人確認をしなかったらどうなりますか?
特別なペナルティはありません。
メルカリで商品を買うだけなら、クレジットカードを持っていれば大きな問題はないでしょう。しかし、出品したい場合は出品制限のリスクや、「本人確認済バッジ」が付かないため購入者から信頼されにくいなどのデメリットがあります。
未成年でも本人確認できますか?
未成年でも本人確認できます。
多くの人はマイナンバーカードやパスポート、健康保険証で本人確認することになるでしょう。手順も成人と同じです。なお、学生証は受け付けていません。
本人情報が変わったときは再申請が必要?
再申請が必要です。
結婚で苗字が変わったり、引っ越しで住所が変わったりしたときは、もう一度、本人確認を申請します。メルカリアプリの「マイページ」→「個人情報設定」→「氏名・生年月日・現住所」→「編集する」と進むと再申請できますので、画面に従って手続きしましょう。
審査結果が不承認になったらどうしたらいいの?
本人確認書類の画像と入力情報を確認しましょう。
よくある原因は次のとおりです。
- 本人確認書類の画像が不鮮明(暗い、ボケている、全体が写っていない、など)
- 本人確認書類以外の書類(学生証、マイナンバーカードの写しなど)を提出している
- 本人確認書類と登録した個人情報が違う
詳しくはメルカリガイドで確認してください。
本人登録と「本人情報の登録」は違うの?
違います。
「本人情報の登録」は、メルカリのアプリをダウンロードしてはじめて使う際に、必ず登録するもので、氏名、生年月日、現住所を登録します。すべてのサービスを利用したい場合は「本人情報の登録」とは別に「本人確認」が必要です。
メルカリ出品者は本人確認がマスト!副業するならノウハウも知っておこう
セキュリティ強化のために、メルカリでは「本人確認」が推奨されています。特にメルカリで出品する人や物販ビジネスをする人にとって、本人確認は必須と言えるでしょう。本人確認すれば、売上金で商品を購入したり、メルペイスマート払いという月払いサービスを使って仕入れをしたりできるなど、何かと便利です。
本人確認をきっかけに出品や物販ビジネスをはじめてみようと考えている人は、高く売るコツや商品や仕入れ方などのノウハウを学ぶことをおすすめします。
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