タオバオ輸入転売とは?
タオバオ輸入転売とは、中国で一番有名なサイトである淘宝(タオバオ)を使って輸入を行い、日本国内で転売をすることです。
タオバオの正式名称は淘宝網(タオバオ ワン)といい、略して「タオバオ」と呼ばれています。
タオバオ(淘宝网)は、アリババグループが創立した中国最大のネットショッピングサイト。現在中国のEC市場は年間21兆円に達しており、その内90%以上がタオバオで取引されています。
タオバオは、CtoC(個人対個人)とBtoC(企業対個人)の2部門に分かれていますが、タオバオが得意なのはCtoC。
淘宝(Taobao)のコンセプトは、“見つからない宝物はない、売れない宝物はない”です。
タオバオではアパレル、玩具、アクセサリー、電化製品、化粧品、雑貨等を取り扱っています。商品数は10億点以上あり、“タオバオにないものはない”と言われるくらい種類が豊富です。
現時点で発表されている流通総額はなんと58兆円超。日本アマゾンの流通総額は約5兆円と言われていますから、それと比べても約10倍以上タオバオのほうが商品量が多く、利用価値が高いということです。
タオバオ登録の手順
タオバオで商品を調べるために必要なユーザー登録の手順を解説いたします。
まずは下のタオバオのリンクをクリックして、サイトのメイン画面を開きましょう。
次に下の画像の青枠を順にクリックしてください。
下の画像の青枠の部分では、携帯電話を使用して認証を行っていきます。
- プルダウンから国名「日本」を選択
- 携帯電話番号を入力。始めの0は抜くことに注意しましょう
例:81 8086549067
携帯番号を入力し終わったら、以下の通り認証を進めていきます。
下の画像のとおり、文字認証画面が表示されるのでコードを入力します。
全ての入力完了後、「下一歩」をクリック。
そうすると入力した携帯番号にショートメールが送られてきます。
6桁の数字がありますので、その数字を以下の画像の通り入力してください。
最後にパスワードとメールアドレスを登録していきます。
- パスワードを決めて入力。半角英数字4文字以上です
- パスワードを再度入力(確認用)
- メールアドレスを記入
- 登録名を入力
以下の画面に切り替われば、登録は成功です。
ユーザー登録だけでは商品の購入や販売はできませんが、タオバオの商品を自由に閲覧することができます。
また、登録することでタオバオ上に出店している店舗とチャットで会話ができるようになるでしょう。
タオバオで仕入れするときのリサーチ方法
タオバオで仕入れに際して、商品価格のリサーチ方法を確認していきましょう。販売価格(タオバオ転売における仕入れ価格)は中国元で表記されています。
表示されている中国元を日本円に換算しましょう。例えば、今現在、1元18円だとすれば、100元では1800円となります。
タオバオの仕入れ商品代金には、国際運送費用と関税も加算しなければなりません。また代行会社を使っているのであれば、代行手数料も加える必要があります。
必要な費用=仕入れ代金+関税(商品代金×10%)+国際運賃+代行手数料となります。
注意すべきポイントは、商品は国際運賃を支払う必要があるため、一度の輸送での数量が多いほうが運賃は割安になるということ。したがって1商品あたり1個とか2個ではなく、10個以上は仕入れるようにしましょう。
とはいえ1ヶ月以内で売り切る数量以下にすることが重要です。なぜなら仕入れた商品はいずれ値崩れする運命にあり、1ヶ月以上在庫してしまうと損をするリスクがあるからです。
値崩れリスクを確認する方法として、セラースプライトなどで過去の販売価格をチェックすることが有効です。例えば今現在5000円のものでも、過去に4000円で売られていれば今後4000円まで値下がりする可能性があるといえます。
最悪値崩れをしてしまって利益がとれなくなっても、価格を高い状態で維持するのではなく、最安値にして売り切ってしまい、その売上金で違う商品を仕入れるほうが良いでしょう。
タオバオで購入した際の主な発送方法
タオバオで購入した際の発送方法は、主に以下の3つになります。
- EMS
- 国際小包
- UPS、FedEX、DHL
3つそれぞれの料金や特徴について解説していきますので、発送方法の参考にしてください。
EMS
EMS(Express Mail Service)とは、国際郵便の一種で、書類及び物品用の郵便急送サービスです。
中国からの荷物は2日程で到着します。送料は重量制になりますが、30キロまでの荷物を送ることができるので使い勝手が良いでしょう。
さらに、直接お客さんに届けることができるので手間がかからず便利。加えてEMSには損害賠償保険がついており、2万円までの保険料が含まれています。
具体的な送料を知りたい人は以下のサイトをご覧下さい。
国際小包
EMSはスピード重視ですが、国際小包は比較的配達が遅いです。
国際小包は以下の3つの方法から選ぶことができます。
- 航空便
- 船便
- SAL(エコノミー便)
到着までのスピードは、航空便が一番速くて1週間での到着。次にSALが2週間前後、最後の船便は約1~2か月程度になります。
一方で運送料は届出期間とは逆に船便が一番安く、次にSALとなり、一番高いのが航空便です。おおよその料金を重量1㎏で比較すると、船便は約1800円、SALは約2700円、航空便は約3350円となります。
EMSほどの速さが必要ない場合は、国際小包が比較的安価で使いやすいでしょう。
UPS、FedEX、DHL
中国から日本の発送を取り扱っている国際宅配業者の中では、UPS、FedEX、DHLが便利でおすすめ。これら3社にはEMSや国際小包にはないメリットがあります。
それは関税について選べるオプションが多いこと。
EMSや国際小包は関税DUTY COLLECTのみですが、国際宅急会社は、「PREPAID」「DUTY COLLECT」「ALL COLLECT」の3つの中から選べます。
- PREPAID:運賃・関税ともに元払い
- DUTY COLLECT:運賃は元払いだが、関税は着払い
- ALL COLLECT:運賃・関税ともに着払い
さらに、船便が使える会社だと、航空便での配送が禁止されている商品(バッテリー・香水などの液体物・ライター等)を買い付けすることができるので、取り扱い商品の幅は増えるでしょう。
上記の国際宅配業者では、貨物の「実重量」と「容積重量」の重い方の重量をもとに料金を算出しています。
- 実重量:梱包を含めた貨物の実際の重量
- 容積重量:貨物の容積を6000立方cmあたり1kgとして換算した重量
【算出方法:容積重量(kg) = 縦(cm) x 横(cm) x 高さ(cm) ÷ 6000(cm3/kg)】
タオバオで仕入れる方法は3種類ある
タオバオで仕入れるには、以下の3種類の方法があります。
- 個人で輸入する
- 外注を使う
- タオバオ代行業者に依頼する
それぞれの仕入れ方法の特徴について詳しく解説します。
個人(自力)で輸入する
自分でタオバオから直接購入して、個人で輸入することも可能です。
以前はタオバオで決済するために、中国現地にいって中国口座を作成したり、中国の保証人が必要になったりすることもありましたが、今はクレジットカードで普通に決済ができます。
しかし淘宝(タオバオ)は、個人でも簡単に出品できるサイト。多少のトラブルを覚悟する必要があり、万が一トラブルがあっても自己責任&自力解決が基本となります。
個人で輸入するのは、安く買える代わりにリスクが高い方法といえます。
外注(中国在住)を雇う
中国では、個人でも発送代行を請け負っている人も多いので、中国現地のパートナーを使う方法もあります。
募集はクラウドソーシングサイトや掲示板などに出せば、たくさん応募があるので活用しましょう。
現地パートナーを利用するメリットは、要望に柔軟に対応してもらえる点。さらに代行業者より手数料が安く抑えられるケースもあります。
ただし、トラブル時の保証がないこと、信頼できるパートナーは簡単に見つからないことがデメリットとなるでしょう。
タオバオ代行業者に依頼する
ある程度の規模でビジネスを展開していくのであれば、タオバオ代行業者を使うのがおすすめ。
購入代行はもちろん、在庫確認、価格交渉、返品の可否など、必要事項は聞いてくれますし、受取、検品、国際発送までの一連の流れを全て代行してもらえます。
3種類の方法の中でも、一番安心して取引できる方法といえるでしょう。
タオバオ代行の評判は非常に良く、年々利用者は増え続けています。代行業者はビジネス利用だけでなく、タオバオの個人輸入で利用することも可能です。
個人で仕入れる手順
- 手順①:仕入れる商品をリサーチ
- 手順②:出品者に交渉問い合わせ
- 手順③:商品の購入(決済)
- 手順④:商品の受け取り検品
- 手順⑤:返品する場合は出品者に連絡
まずは、外注や代行業者を利用せず、タオバオでの個人的な買い方や仕入れる手順について解説します。
上記の5つの手順を1つずつ確認してきましょう。
手順①:仕入れる商品をリサーチ
まずは仕入れる商品をリサーチしていきましょう。
一番手軽なリサーチ方法は、Amazonの検索窓で「ノーブランド」と入力して検索すること。そして、出てきた検索結果から気になる商品をピックアップしていきましょう。
次に、見つけた商品のタイトルについて、Google翻訳やエキサイト翻訳を使って中国語に翻訳します。
最後に、タオバオサイトの検索窓で上記の商品の中国名を入力して検索すれば、狙った商品を見つけることができるでしょう。
手順②:出品者に交渉問い合わせ
リサーチした商品をタオバオサイト内で見つけることができたら、次は出品者に交渉したり、必要な問い合わせをしたりしていきます。
商品仕様の詳細確認、在庫の確認、価格の交渉、配送方法の相談など、様々な問い合わせが必要になるケースがほとんどです。
出品者への連絡方法としてはチャットが主流。当然、中国語でのやり取りになるため、翻訳ソフトを利用しながら、チャットを使って交渉していきます。
中国語翻訳の精度を高めるためには、百度の翻訳サイトを活用するのがおすすめです。
手順③:商品の購入(決済)
購入する商品が決まったら、次は代金の決済です。タオバオでの決済方法には、次の2つの方法があります。
- 支付宝(アリペイ)
- クレジットカード
アリペイはアリババグループが提供するアプリ決済サービスで、中国では使えない店はないと言われるくらい普及しています。
アリペイには、事前にチャージをしておかなければなりません。購入者から代金をアリペイが預かって、商品が届いてから出品者に代金が振り込まれるというシステムです。
「決済したのに商品が届かない」というリスクを避けられるため、個人仕入れには有効でしょう。
手順④:商品の受け取り検品
いよいよ商品が届いた後は、必ず検品を行っていきましょう。
タオバオは個人出品者が多いため、出品時の検査が十分でなく、中には不良品が含まれている可能性もあります。アパレル関連であれば、穴あき、ほつれ、汚れ、サイズ違いなどは最低限確認しなければなりません。
カバンや財布などは、勘合具合、チャックの開け閉め、汚れ、破れ、色違い、穴あきも検査る必要があります。
共通的な項目として、数があっているか、箱潰れがないかなども必ずチェックしておきしょう。
手順⑤:返品する場合は出品者に連絡
不良品が発生した場合は、チャットに連絡して返品交換などの問い合わせをしなければなりません。
しかし、メーカーによっては、商品に不備があっても返品や交換を受け付けてくれないこともあります。不良品が発生する可能性を考慮して、返品や交換ができるか購入前に確認しておくことが大切です。
取引の最後に「確認収貨物(受け取りました)」ボタンを押さないと、出品者に支付宝(アリペイ)のお金は支払われませんので安心してください。
個人での仕入れは障壁が多い
価格交渉や不良返品などのトラブルは、事情が複雑になるため、中国語翻訳を使いながらのチャットでは中々上手く解決できません。
現地中国でのローカルな商慣習もありますので、特に個人出品者が多いタオバオ仕入れにおいては、代行会社を使うのがオススメです。
また、使用する国際宅配業者によって輸入が禁止されている商品もあるため、購入予定の商品がその国際便で輸入可能かのチェックも手間がかかります。
代行業者を活用すれば、間違いない国際便を選択できますし、関税などの手続きも面倒臭くなくて便利です。
外注を雇う手順
タオバオでの仕入れ方法の中には、外注を雇うというやり方があります。輸入転売の上級者の方法ですが、参考のためご紹介しましょう。
中国輸入について現地在住の外注を雇うには、クラウドソーシングサイトや掲示板などに募集を出す方法が一般的です。
上記の募集サイトに依頼を出し、応募があったら本人と直接連絡をとります。条件が合えば、外注として雇うことができるでしょう。
人材選びの一番のポイントは、日本語レベルの高さ。買い付けや梱包の方法について、詳しく理解してもらう必要があるので、コミュニケーションの取りやすい人材を選ぶと良いでしょう。
具体的に依頼する仕事については、必要に応じて任せられる役割を外注パートナーに請け負ってもらいます。
輸入代行を利用する手順
最後に、タオバオ輸入を代行業者に依頼する場合の手順について解説します。
輸入代行の魅力は、何といっても中国内でのコミュニケーションを任せられること。特に初心者は、タオバオ購入や国際宅配での気をつけるべきポイントが分からないので、メリットは大きいでしょう。
それではタオバオ輸入において、代行業者を使う手順を解説いたしますので、代行の活用を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
手順①:仕入れる商品をリサーチ
まずは仕入れる商品を見つけないと始まりません。タオバオ個人輸入も代行輸入と同様に、仕入れるべき商品は自らがリサーチする必要があります。
Amazonで輸入ターゲット候補となる商品を見つけたら「ノーブランド」と入力して検索。出てきた商品候補のタイトルを中国語に翻訳します。Google翻訳などを活用すると良いでしょう。
調べた商品の中国語をタオバオサイトの検索窓に入れれば、お目当ての商品の輸入先が見つかります。
手順②:代行業者の利用登録
輸入する商品が決まったら、次にすべきなのは代行業者の利用登録です。
業者を選ぶポイントは、以下の4つ。
- 料金(買い付け手数料)が安いこと
- 日本の商品品質や検品基準を理解していること
- 問い合わせなどのレスポンスが速いこと
- 発送作業が速いこと
料金が安いだけではなく、価格に見合ったサービスがあることがポイントです。
問い合わせのレスポンスの速さ、商品到着〜発送までの作業の速さなどは、ビジネスのスピードに直結するので特に重要といえます。
手順③:代行業者に依頼
タオバオの代行をお願いしたい業者が決まったら、早速業者に依頼してみましょう。
外注業者に買い付けを依頼すると、ほとんどの業者は在庫確認、価格交渉、返品の可否など事前に聞いておきたい事をタオバオの店舗に問い合せしてくれます。
細かい購入条件を確認したり、先方の言いたいことを理解しながら交渉をしたりするのは難易度が高いため、現地の商慣習に慣れている中国人のプロにお任せした方がスムーズです。
特に初心者は、こちらが言いたいことが伝わらずに話し合いが上手くいかないケースがありますので、代行業者を活用することは大きなメリットになるでしょう。
手順④:商品の購入(代行業者)
タオバオの輸入を代行業者に依頼すると、購入条件の問い合わせからの流れで、商品の購入決済の手続きにはいってくれるでしょう。
いちいち発注者の私たちが介入する必要がないので、手間がかからず便利ですね。
決済方法もアリペイなどの中国国内で最適なやり方で実行してくれます。私たちは代行会社に仕入れ代金を送金するだけなので簡単。これでタオバオを経由してお目当ての商品の購入が開始されます。
手順⑤:日本に商品を発送(仕入れ先)
無事に商品の購入が完了すると、代行会社の倉庫に商品が到着するでしょう。そして、代行業者は一品一品、梱包を開けて中身を確認してくれます。
まずは発注した数と合っているか、破損している部品はないかをチェックし、穴あき、ほつれ、汚れ、サイズ違いなども細かく検査。代行業者にはチェックポイントをこちらから提示して共有しておくことが大切ですが、初心者なら完全にお任せでも大きな失敗はありませんよ。
検品に合格すれば、代行業者がいつも使っている宅配業者で商品を日本に発送してくれます。
手順⑥:商品の検品返品(代行業者)
もし商品を検品した結果、品質や数などに問題が発覚した場合は、代行業者が自らタオバオ出品者に連絡をとって交換や返品などの対応をしてくれます。
商品返品のクレーム作業を日本人が中国人相手にするのは大変ですが、代行業者は中国人でしかも購買のプロなので安心。
タオバオは個人での出品者が多く、このクレーム作業が意外と頻繁にあるため、作業を任せられるのは嬉しいですよね。
ただし、商品検品の品質や返品などの対応は、利用する代行サービスによって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
タオバオの個人仕入れ初心者のトラブル事例4つ
タオバオの仕入れ方法について、個人・外注・代行業者の3つのやり方と手順を1つずつ解説しました。
結論から言うと、個人仕入れはあまりおすすめできず、代行業者を選ぶのが得策。
そこで、個人仕入れをおすすめしない理由について理解して頂くために、タオバオの個人輸入で初心者が巻き込まれるトラブル事例を4つご紹介します。
良質な代行業者を利用すれば、やっかいな人間関係のトラブルも避けることができますので、よくポイントを確認してくださいね。
違法なコピー品や粗悪品を輸入する
タオバオ仕入れの失敗例として典型的なのは、誤ってコピー品や粗悪品を輸入してしまうケース。
中国輸入では、メーカー品、ブランド品、日本のアニメ系のグッズは、全て偽物だと思うくらいでちょうど良いです。かなり注意して調べて購入した品物でも、結果としてコピー品だったということもあります。
たとえノーブランド品でも、粗悪品だと知らずに輸入してしまわないよう、信頼できる代行業者を利用するのが無難でしょう。
検品や返品に時間がかかる
個人で仕入れる場合、検品は日本に荷物が到着してから行うことになります。
日本に着いてから不良品が発覚した場合、返品のため中国まで送り返す必要があるため、膨大な時間がかかってしまいます。具体的には2週間~2か月程度のロスを覚悟しなかればなりません。
もし、イベントや季節需要を見込んで仕入れた商品の場合、販売機会の損失も大きくなってしまうでしょう。
代行業者を利用すれば中国国内で検品ができるので、返品時間のロスも防げます。
コミュニケーションが取れない
個人仕入れでは、よほど中国語に堪能な人でない限り、タオバオの出品者とコミュニケーションが取りにくいという問題があります。
取引の重要なポイントがうまく伝わらなかったり、レスポンスが遅くなったりすることで、大きなトラブルに発展するケースもあるでしょう。
良質な代行業者を選べば、丁寧に日本語で対応してくれるため、こちらの意図も正確に伝わりますし、中国現地の出品者にも上手に交渉してくれます。
また、中国と日本は時差が小さいので、代行業者のレスポンスも速く、スムーズにコミュニケーションが取れますよ。
悪質な詐欺に引っかかる
タオバオ輸入の仕入れ先のなかには、悪質なショップも存在します。このため個人仕入れの場合、詐欺に引っかかってしまう危険もあるでしょう。
もちろん、詐欺に引っかからないように、タオバオ内での出品者の評価を確認したり、タオバオが認めた「優良店」のゴールドマークがあるショップを選んだり、詐欺から身を守る方法はいくつかあります。
しかし、やはり一番安心なのは、良質な代行業者に仕入れを依頼することです。代行業者は仕入れのプロですので、詐欺は簡単に見抜けてしまうでしょう。
タオバオ仕入れ初心者は代行がおすすめな11の理由
タオバオで仕入れを行うのが初めての人は、少し取引に不安があるもの。最初から安心して仕入れをするには、代行業者に依頼するのがおすすめです。
代行業者へ依頼することにはさまざまなメリットがあり、中国輸入ならではのトラブルも避けることもできます。
この章ではタオバオ仕入れの初心者のために、代行業者の利用がおすすめできる11個の理由について1つずつ順番に解説していきます。
すべての作業を代行してくれる
代行業者にお願いすると、買い付け、検品、梱包、FBAラベル貼り、国際発送まで中国側で行うほぼ全ての作業を任せることができます。
商品の種類によっては、中国の税関や食品検疫所とのやり取りも必要になりますが、これらの難易度が高い複雑な輸入手続きもすべて代行可能。
また、不良品などのトラブルがあった場合でも、中国人相手にしっかりと返品対応してくれるので心強いです。返品処理が上手くいかないと何週間もロスしてしまうので、時間をムダにしたくない人にもオススメできます。
中国に銀行を持つ必要がない
タオバオはクレジットカード決済も可能ですが、エラーで使えないカードがあることも報告されています。
個人でタオバオの店舗から直接買い付ける場合、メインとなる決済方法は、支付宝(アリペイ)というシステムになります。
また、アカウント作成には中国の銀行口座が必要です。基本的には中国現地で中国語を使って口座を作らないといけないので、非常にハードルが高くなっています。
代行業者を利用すれば支付宝(アリペイ)以外の決済方法が選べますので、中国に銀行口座を持つ必要がありません。
クレジットカードや振り込みでの決済が楽
代行業者を利用すれば、支付宝(アリペイ)以外の決済方法が選べるのは、代行業者への支払いになるから。
商品を購入すると決めたら、代行業者に商品代金と送料と代行手数料を支払います。
その際、PAYPALやSBIレミット、日本の銀行口座へのダイレクト送金、クレジットカードなど、さまざまな方法のなかから都合の良い決済方法を選べばよいので便利です。
決済手続きで万が一、エラーや不備があった場合でも日本語で対応してもらえる点も安心でしょう。
中国語や英語が出来なくてもよい
タオバオを個人で利用するなら、中国語や英語を駆使して商品仕様の確認や価格の交渉を行わなければなりません。しかも、中国独特の商慣習の中での翻訳が必要となるため、かなりの語学力がないと苦労するでしょう。
代行業者を利用すると、日本語ができる中国人スタッフがいるため、私たちは日本語で知りたいことや伝えたいことを話すことができます。
タオバオ内での出品者とのやり取りについては、慣れた中国語で買い付け交渉を代行してくれるので、確実にコミュニケーションがとれるでしょう。
商品の検品や返品対応をしてくれる
オプションになることが多いですが、代行業者は日本へ発送する前に不良品や粗悪品がないか検品してくれます。
商品の検査により不良品が発生した場合は、セラーと交渉して新品と交換までしてくれる代行業者も多数。
代行業者はタオバオ出品者との取引の経験が多いので、万が一、商品に不具合が見つかってクレームを入れる際も、対応がスムーズです。このクレーム作業は非常に面倒で気も使いますので、中国語でしっかり対応してくれると助かりますね。
日本語で丁寧なやり取りをしてくれる
タオバオの代行業者は中国人ですが、商品の購入や代行内容の問い合わせは、全て日本語でできます。
日本語ができる中国人だけでなく、中には日本人が対応してくれる代行業者もいます。しかも、しっかり日本語対応をしてくれる業者に限って、丁寧で細かい配慮をしてくれる傾向にあります。
代行業者のサイトも分かりやすく、非常に使いやすいものが多いですよ。
日本語なら意思疎通もスムーズにできるので、細かな注文や調整が必要になる場面でも困りません。質の高いサービスが期待できます。
多く仕入れるほど手数料が安くなる
商品の仕入れ金額が大きくなればなるほど、中国輸入代行の手数料は安くなる傾向にあります。
大手の代行業者は、月間定額で代行手数料を設定しているため、利用する規模が大きいほど、1商品あたりの費用が割安になるということです。
また、大ロットで購入した方がタオバオ出品者との値引き交渉もしやすくなるため、仕入れ規模が大きいほど代行業者を利用した方が良いといえるでしょう。
大ロットだと、上で紹介した不良品のリスクも大きくなるので、さらに代行業者を使うメリットが広がりますね。
商品の問い合わせをしてくれる
代行業者はタオバオでの商品仕入れに精通しているため、気になる商品の仕様や品質も上手に問い合わせしてくれます。
偽物かどうか、商品の仕上がり具合がどうかなど、初心者には問い合わせが難しい内容も、代行業者ならスムーズに聞きたいことを聞いてくれるでしょう。
タオバオでの仕入れは、露店のフリーマーケットのように掘り出し物を探す作業が必要なので、このスムーズな問い合わせが、良い商品を仕入れるためのポイントになります。
日本へ配送してくれない出品者の商品も仕入れられる
タオバオは日本への発送はしてくれないケースが多いです。
もちろん、国際配達をしてくれる出品者もいますが、中には日本まで配送してくれないところもあるでしょう。
代行業者を利用すれば、タオバオで注文したときに、中国国内にある代行業者の倉庫へは問題なく発送されます。さらに代行業者の倉庫から、日本までの発送は、代行業者が国際便を手配してくれますので心配しなくても大丈夫です。
国際便を考えなくても良いので、選べる商品の種類が大幅に広がるでしょう。
プロが仕入れ値の交渉をしてくれる
タオバオの代行業者に依頼すると、タオバオサイト内のやり取り経験が豊富なプロに、仕入れ値の交渉を依頼できます。
実はタオバオでは、価格の交渉は日常茶飯事。むしろ価格交渉をして、いかに安く品物を仕入れるかどうかがタオバオの本質といえます。まとめ買いをすることでの割引購買や、他のショップとの比較などで値引きの交渉は必須でしょう。
代行業者はタオバオの交渉も慣れているため、上手くこちらの作戦を理解して割引交渉をしてくれます。
OEM生産をしたいときに役立つ
中国輸入の最大のメリットは、OEM生産です。
仕入れ原価(10%~30%程度)が安く、為替の影響も受けにくいのがメリットですが、具体的には以下のポイントを押さえておく必要があります。
- 仕入れが安いのでOEM生産のスタート資金が少額で済む
- 日本対応の代行業者が多いので日本語で取引ができる
- 中国と日本との距離が近い(時間面、コスト面で有利)
上記の理由から、中国でのOEM生産は代行会社の協力なしには困難です。
簡単な仕入れでも代行会社がいるメリットは大きいのですが、このようなOEM生産をする際はさらに力を発揮してくれるでしょう。
輸入代行業者を選ぶ10個のポイント
- サービスの幅
- 検品をしてくれるか
- 対応の速さ丁寧さ
- 手数料は適正か
- 配送方法・送料
- 見積もりをしっかり出してくれるか
- サポートがしっかりしているか
- システム(管理画面)は使いやすいか
- オリジナル商品に強いか
- 実績があり信頼できるか
この章では、タオバオ輸入で利用する代行業者を選ぶ10個のポイントについて説明していきます。
タオバオ初心者は、代行業者を使うのがおすすめですが、中国輸入そのものに慣れていない人はどの業者を選べば良いか分かりませんよね。
そこで、タオバオ輸入に詳しい筆者が、安心できる代行業者を選ぶためのチェックポイントを解説いたします。あやしい業者に引っかかりたくないという人は代行業者の選定前にしっかり確認しておきましょう。
また、代行業者を比較するときに具体的に押さえておきたいことを以下に箇条書きでまとめていますので、参考にしてみてくださいね。
【代行業者を調べるときに押さえておきたいこと】
- FBA直送サービスがあるのか?
- OEM代行サービスがあるのか?
- 船便は対応してくれるのか?
- 料金体系は分かりやすいのか?
- タオバオ・アリババ以外の中国ECサイトからの買付が可能か?
- 検品の精度は高いのか?
- 商品リサーチはしてくれるのか?
- レスポンスは速いのか?
- スカイプをまめにしてくれるスタッフはいるのか?
- 梱包の質(クオリティー)は長い配送に耐えられるものか?
- 日本語が話せるスタッフがいるのか?
- 値下げ交渉成功時に値下げ分は料金から引いてくれるのか?
- 代行手数料は何%か?
- 為替レートはいくらか?
- 送料はキロ何元?
- FBA直収時、関税・消費税の建て替えをしてくれるのか?
- 中国国内送料が安くなった時に料金から引いてくれるのか?
- 支払い口座に日本の銀行が使えるのか?
サービスの幅
中国輸入代行の初心者にはできるだけサービスの幅が広い業者がおすすめです。
値下げ交渉や買い付け前の在庫確認、仕入れ後の検品までしてくれる代行業者もあります。
また、輸入した商品をAmazonに出品したい場合は、直接代行業者からFBAへ納品してもらったほうが便利。AmazonFBAへの納品代行サービスを行っているかも確認する必要があります。
代行手数料が安い業者は、必要なサービスが不足している場合がありますので、細かく内容をチェックしておきましょう。
検品をしてくれるか
代行業者への依頼事項で最も重視したいのが、検品をしてくれるかどうかです。中国国内で検品をしてもらえれば、万が一、不良品などがあっても時間のロスを最小限でおさえられるでしょう。
検品をしっかり行ってくれる業者の中には、不良品の発生時に、タオバオ店舗との交渉から交換まで代行してくれる業者もあります。
仕入れた商品は検品が必要です。日本に到着してから検品するよりも、中国の代行会社などの倉庫で検品してもらうのが最も効率的です。
検品内容は以下の点を参考にしてください。
- 発注数とあっているか
- 破損や汚れはないか
- 低品質ではないか
- 偽物・コピー品ではないか
- 写真と違う商品ではないか
- 悪臭がないか
中国側で不良品が発覚したら、仕入れ先に交換や返金対応をしてもらいます。基本的には対応はしてくれますが、中国国内での運賃は負担してくれないところがほとんどです。
対応の速さや丁寧さ
私たちの問い合わせにすぐ返信をくれるか、的確な回答になっているかも重要なポイント。
メールだけでなく、ビデオ通話などリアルタイムでやり取りできる手段があると便利です。
対応の丁寧さでは、特に商品検品の質において”差”があります。
届いたものが粗悪品だったり、数が違ったりなどのトラブルは避けたいので、当然、検品レベルが高い業者の方がいいでしょう。
商品についての問合せのレスポンスが早く、色々と気を効かせてくれるビジネスパートナーのような代行業者がおすすめです。
手数料は適正か
代行料金の費目は大体、買い付け手数料、検品料、ラベル貼りなどの項目に分かれています。
これとは別に国際送料や関税、消費税などは実費で請求されます。送料や為替手数料などは、相場よりも上乗せされている場合もありますので要チェックです。
代行手数料の金額は業者によりまちまちですが、概ね商品の値段に対して数%(3~10%程度)のところが多いです。
少額(1~2万円未満程度)の際は、固定(500~2000円程度)の場合もありますし、月額制としている業者もあります。
配送方法・送料
配送方法や送料も重要なチェックポイント。配送方法で一般的なのは航空便(EMS、FedExなど)ですが、船便などの選択肢も多いと、いざというときに選べて安心です。
発送を手配するまでのスピードも重要で、業者によって違うことがあります。
送料は代行業者を使う方が、小口で配送するよりも安くなるのが一般的です。これは、代行業者は多くの利用者から依頼された商品をまとめて日本へ配送することで、1品あたりの配送費用を割安にできるためです。
ただ、業者によって、小口よりどのくらい安くなっているかはさまざまです。送料もしっかりチェックして、より安い業者を選びましょう。
見積もりをしっかり出してくれるか
代行手数料や送料など、見積もりで提示してくれる代行業者を選びましょう。
手数料については、買い付け手数料、検品料、ラベル貼りなどの項目ごとに細かく提示してもらえるとさらに安心。他の業者と比較するときも、項目ごとに割安・割高をチェックできるでしょう。
また、見積もりをしっかり出してもらうことで、料金面でのトラブルを防ぐことができます。タオバオでの購入品に不具合があった場合のクレーム対応などを、後から追加で請求されることもあるので、見積りに入っているか事前に確認しておきましょう。
サポートがしっかりしているか
代行会社によって、様々な追加サポートがあります。中にはOEM製作代行、中国買い付けツアーを企画しているところもあるでしょう。
特に重要なのが、トラブル時の対応が十分かどうか。私たちの代わりにしっかりクレーム対応してもらえれば、効率アップにつながります。
その他にも無在庫販売サポート、販売や資金繰りに関するサポート、日本人専門窓口、商標登録サポートなど、私たちがやりたいビジネスに合わせて必要なサポートがあるかチェックしましょう。
システム(管理画面)は使いやすいか
代行業者とのやり取りは、代行サービスを提供する会社のサイト上で行うのが基本。
オンラインシステムの管理画面やシステムの使い方が複雑だったり、機能が満足になかったりすると、作業するたびにストレスになってしまいます。
システムが使いやすくてセンスの良い業者を選びましょう。システムを作りこんでいる業者は、得てしてサービスも丁寧で充実している傾向があります。
タオバオでの注文状況や国際便の発送状況などをリアルタイムで確認できるような、専用の管理画面がある業者がおすすめです。
オリジナル商品に強いか
中国輸入の最大のメリットとも言えるのが、OEM生産によるオリジナル商品の製作。
ビジネスパートナーとして責任を持って提案・案内してくれたり、効率よく迅速に対応をすすめてくれたりする、OEM生産に強い代行業者を選びましょう。
最近では、システム画面の中にOEM専用の管理画面があったり、ODMまで請け負ってくれる業者もあったりします。オリジナル商品について、どこまでサポートしてくれるかしっかりチェックしておきましょう。
実績があり信頼できるか
代行業者には、タオバオ内での値引き交渉やクレーム対応、オリジナル商品の製作など、難易度の高いサポートをお願いすることになります。
中国語さえできれば処理できる単純作業ではないため、代行業者スタッフの経験が成功のカギとなるでしょう。
代行取引実績が多いほど経験も多く積んでいますので、最近代行サービスを始めた業者よりも信頼できます。実績と信頼も代行業者選びの重要なポイントといえるでしょう。
輸入代行業者選びにおける3つの失敗事例
どんな代行業者を選ぶべきかポイントごとに紹介しましたが、あわせて代行業者選びの失敗事例3つをご紹介します。
あやしい代行業者を選んでしまうと、輸入ビジネスそのものの失敗につながってしまうため、中国輸入の初心者はよくチェックしてくださいね。
安さを最優先してしまう
ビジネスでは経費を抑えるのも大切なポイントですが、代行業者を安さ最優先で選んでしまうのはおすすめできません。
例えば、手数料・送料が安くても、到着までに極端に時間がかかるケースなどがあります。これは商品が代行業者の倉庫に入ってから、日本に発送するまでの時間がかかっているからです。
必ず、価格だけでなく、配送にかかる日数やサポート体制、対応の丁寧さなど、すべての面を比較して決めるようにしましょう。
細かい説明をしてもらえない
代行業者の中には、商品や料金に関するこちらの疑問に対して、細かく説明してくれないところもあります。これでは不安を抱えたまま取引をすることになり、コミュニケーションのすれ違いからトラブルに発展することもあります。
特に、タオバオ輸入の初心者は、要領が不明なところも出てくるものですが、不親切な代行業者だとこちらが分からないということも分かりません。
必ずビジネスパートナーとして信頼できる、丁寧な対応をしてくれる代行業者を選びましょう。
追加の手数料がかかる
代行業者の料金トラブルでありがちなのが、追加の手数料についてです。
想定以上の金額を請求されたり、思わぬ追加手数料を求められたりすることを避けるため、料金については、必ず見積もりをもらいましょう。見積りの項目を細かく分けてもらうと、手数料にあらかじめ含まれている項目と含まれていない項目が明確になります。
手数料の見積りだけでなく、料金システムの明細も事前にしっかり確認しておくと安心です。
リードエクスプレスの特徴・評判
リードエクスプレスは、経験豊富なタオバオ代行業者です。日本語ができる専属の中国人スタッフがつくのが大きな特徴。
また、OEMやODMの実績が多数あり、製作から販売に至るまで、アドバイスをしてくれるのも大きなメリットです。
トライアルコース、スタンダードコースの2種類の料金体系がありますが、トライアルコースなら会員費は無料なので、初心者でも使いやすくなっています。
スタンダードコースは、年会費360,000円または月会費49,800円となりますが、商品買付手数料は無料なので、大口の取引をする方にはおすすめです。
イーウーマートの特徴・評判
イーウーマートの「イーウー」とは、中国にある世界最大規模の卸売市場である「義烏(イーウー)」のこと。
その名の通り、イーウーマートは、義烏(イーウー)に強い代行業者です。
日中両国で専任アドバイザーがつくのも大きなメリットで、サポートが手厚い代行業者を探している人にはおすすめできます。
月額制のみの料金体系となっており、仕入代行手数料は月額21,670円です。発注数量が大きいほど1商品あたりの手数料は割安となるため、大口のユーザー向きといえるでしょう。
OEMや無在庫直送システムに特化したサービスも運営しています。
→ イーウーマート
タオバオ直行便の特徴・評判
タオバオ直行便は、2015年に創立した比較的新しい代行業者。
新しいながらも事務所をアリババ本社ビルに構えるなど、国内での信頼も厚くなっています。
タオバオ直行便の評判は良く、初心者にも対応が丁寧で迅速という評価が多いです。
タオバオ直行便には、取引の規模によって選べる4つの料金プラン(エコノミー、ビジネス、ファースト、ダイヤモンド)があります。
エコノミークラスは月額料金は無料ですが、手数料は商品代金の5%です。
ビジネスクラス以上は月額制となっており、それぞれビジネスクラス29,800円、ファーストクラス59,800円、ダイヤモンドクラスは非公開となっています。
初心者は取引金額が大きくないため、エコノミークラスがおすすめです。
→ タオバオ直行便
タオバオ新幹線の特徴・評判
タオバオ新幹線は、チャットで問い合わせや仕入れ購入ができる、使いやすさが特徴の代行業者。
また、メルマガに登録すればタオバオで毎日商品を探しているスタッフが定期的に『この商品買いたい!』といったお買い得な商品情報も手に入ります。
料金体系は、月額料金なしで商品価格に応じた手数料が発生する仕組みです。
10,889円未満の商品は手数料980円、10,889円以上の商品は代金の9%の手数料になります。
小ロットのユーザー向けのサービスとなっており、1個だけの注文からでも利用可能です。
写真撮影オプションやFBA配送サービスなど、多彩なサービスがある点も大きな魅力といえます。
→ タオバオ新幹線
トラブルを回避して利益を出すコツ
最後にトラブルを回避しながら、タオバオで転売で利益を出すコツをお伝えします。
そのコツとは仕入れ数量を少なくすること。月間300個売れそうと思ってもはじめは30個程度の少量仕入れをお勧めします。売れない可能性よりも不良率を計測するためにも必要なことです。
また、日本の法律で決められている輸入の規制や禁止品をしっかり勉強してください。
口に入れる物(箸 食器も)や子供が誤飲しそうなもの、この辺りは検査が必要になりますので、特に気をつけましょう。
代行業者には、日本の法律の知識があったり(無いこともありますが・・・)、コピー品なども知っていたりすることがあります。こういう理由でも直接取引より代行業者を使うことをおすすめします。