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せどり仕入れのコツ伝授!「店舗せどり」「電脳せどり」別の具体的ノウハウとは

更新日:2023年9月9日

このページでは、せどり仕入れのコツを「店舗せどり」「電脳せどり」別に紹介していきます。仕入れが思うようにできない人や、いつも価格競争に巻き込まれてしまうという人にとっては、大いに参考になる内容です。ちょっとした仕入れのコツをおさえるだけで、稼げるせどりができるようになるでしょう。

朝野拓也
物販総合研究所 楽天せどり講師
この記事の著者:朝野 拓也

1992年 静岡県出身。貯金0円からせどりをスタートし、開始から半年で月商1,000万円、利益200万円を達成した。月間に400件〜600件ほどの取引を行っていて、Amazonや楽天、メルカリなど主要プラットフォームを用いた販売は一通り経験がある。また、副業せどりや転売のやり方を教えるスクールでの指導経験も豊富で、これまでに教えた生徒の数は400名を超える。モットーは、”挑戦”。
▶Twitter: https://twitter.com/asataku999
▶YouTube: 朝野拓也 [物販総合研究所]
朝野拓也のプロフィール

この記事の内容

せどり仕入れの2つの種類

せどり仕入れの2つの種類

せどりの仕入れを大きく分けると、「店舗せどり」と「電脳せどり」に分類できます。

それぞれどんな仕入れ手法なのか、復習も兼ねて見ていきましょう。

店舗型せどりとは?

店舗型せどりとは、その名の通りリアル店舗に直接出向いて仕入れる方法です。

店舗と一言でいってもその種類は多く、家電量販店、ホームセンター、ドラッグストア、100均などさまざまな店舗が仕入れの対象となります。

本格的に利益を上げようと思えば複数の店舗を回る必要があるので、移動時間を考えても車が必須となるでしょう。

車を利用すれば、複数の店舗を効率よく見ていくことができるからです。

また、仕入れた商品を保管しておくためには、専用のスペースも必要です。

特に家電などの大型のものは数が増えると、保管スペースに困ることがあります。

そのため、必ず保管場所については事前に決めておかなければいけません。

余裕ある保管スペースを確保することが難しいなら、最初は小型の商品を中心に仕入れるなどの工夫をするようにしましょう。

(関連)せどりは難しい?稼げない人の5つの特徴&稼げるようになる秘訣とは?

電脳せどりとは?

電脳せどりとは、インターネットを使って仕入れる方法です。

ネットを使うので外に出る必要がなく、完全在宅でせどりを行えるのが特徴となっています。

時間や場所を選ぶことなく、自分の好きなタイミングで仕入れを行えるのです。本業が忙しい会社員や主婦の隙間時間を活用した副業としても有効です。

ただ、現物の商品を見ないで行うので、初心者にはむずかしい面もあります。

例えばまったく知識がない状態で電脳せどりを行うと、最悪の場合は悪質な業者から商品を仕入れてしまうという可能性もあるでしょう。

そのような業者から仕入れを行うと、商品自体も粗悪品の可能性があります。

また、同じ商品をネットから仕入れるとしても利用するサイトによって価格は違うため、事前にある程度リサーチしておくことも必要です。

リアル店舗を使う仕入れよりはお手軽に見えますが、しっかりと利益を出そうと考えるならそれなりの知識や準備も求められるということです。

(関連)電脳せどりとは?仕入れから販売先まで初心者でも稼げるコツを徹底解説

せどり仕入れのコツを伝授

せどり仕入れのコツを伝授

ここからは、「店舗せどり」と「電脳せどり」それぞれの仕入れのコツを伝授していきます。

店舗せどりの仕入れのコツ

店舗せどりでは、特価品や型落ち品などを必ずチェックしておくようにします。 

目玉商品やセール品も仕入れという観点では、狙い目です。決算セールや閉店セールは、普段安くならない商品を安価に仕入れるチャンスです。

このようなセールでは、ほとんど投げ売りのような価格で売られているものも存在するので、上手に利用すれば大きな利益を上げることができるでしょう。

店内では、商品も多くいろいろと目移りするかもしれませんが、安くなっていることが多いワゴンセールは注目です。

また、マニア向けの商品や限定品、専門書などのレア商品もチェックすると良いでしょう。

さらにガラスケースの中もチェックしておくと、意外な掘り出し物が見つかることもあります。

(関連)店舗せどりで商品を効率良く仕入れるポイントはこれだ!

電脳せどりの仕入れのコツ

電脳せどりの仕入れで最初にすることは、仕入れリストを作成することです。

具体的には、Amazonランキングを参考にして急上昇ワードをチェックし、商品を絞り込んでいきます。

このとき定価超えしている商品が狙い目のものです。

ここまで終わったら、keepaで価格推移を確認して、仕入れ対象になるものを集めてリスト化しておくのです。

後は作成したリストを元にして、仕入れ場所で検索を行います。

特に初回限定品や限定生産品は、プレミアム価格が付きやすいでしょう。

また、ネットショップのアウトレット品やタイムセールも狙い目です。

タイムセールなどにタイミングよく参加するには、日頃の情報収集も重要になります。

そのため、ある程度慣れてきたら、重点的に使うサイトをいくつか決めておいても良いかもしれません。

(関連)電脳せどりの始め方|初心者でも稼げる仕入れのコツ&具体的なやり方

せどりで仕入れが大切な理由

せどりで仕入れが大切な理由

せどりで利益を上げるためには、商品選びが重要です。

当然ですが、市場の需要があり、多くの人が欲しいと感じる商品を見極めて仕入れなければいけません。

万が一、人気のない商品を仕入れてしまうと回転率が悪くなり、大量の在庫を抱えてしまう恐れもあるのです。

在庫が売れない間は現金化できないので、負債と同じです。商品によっては保管場所にも困るものもあります。

売れない在庫を抱えることは、多くのマイナス面が存在しているといえるでしょう。

売れない商品を仕入れたり、大量の在庫を抱えたりしないためには、しっかりとした正しい方法で仕入れを行うことです。

正しい方法とは、安く買って高く売れる商品を仕入れるということです。

そのためには、具体的に何を仕入れるのか、どこで仕入れるのかが大切になってきます。

このようにせどり自体はシンプルなビジネスモデルですが、仕入れ先の選択肢はいろいろなものがあります。

そして、継続的に利益を上げている人ほど、上手な仕入れを行っているのです。

利益を出す方法について

利益を出す方法について

せどりで利益を出す方法は、大きく分けて3種類あります。

それぞれ、どんな方法で利益を出すのか、その詳細を説明していきます。

定価よりも安く仕入れて定価で売る

定価よりも安く仕入れて定価で売る方法はせどりの基本であり、初心者でも実践しやすいでしょう。

具体的なやり方としては、セール品やアウトレット品、見切り品、展示処分品などを中心に仕入れるようにします。

これらの商品は定価よりもかなりの安値で販売されていることが多々あり、上手に仕入れれば十分に利益を出すことができるのです。

セール品などを定価で買う人がいるのか疑問に感じるかもしれませんが、人気商品や地域によっては手に入りにくいものもあるので問題なく売れます。

ただ、この利益の出し方はネットよりもリアル店舗での仕入れが中心になります。

ネットでもアウトレット品を扱うことはありますが、数があまり多くないため、必然的に店舗に出向いて仕入れをすることになるのです。

そのため、ネットだけで仕入れが完結するような手軽さはありません。

また、頻繁に店舗に出向いて仕入れを行うなら、交通費などの経費も計算に入れて利益が出るようにしましょう。

最後に商品を仕入れるタイミングとしては、商品の入れ替え時期や、新製品の発売後に旧製品が多く出されるときが良いといわれています。

定価で仕入れて定価よりも高く売る

定価で仕入れて定価よりも高く売る方法は、一部の人に高い需要のある商品で行いやすい方法です。

例えば入手困難なプレミア商品や品薄の人気商品などが該当します。

一般的にオタク向けといわれる商品にもこのようなものは多く、アイドルグッズやキャラクターグッズはその筆頭でしょう。

特定のジャンルのマニア向けアイテムなど、非売品のレアなものほど高値が付く可能性が高くなっています。

また、商品として一番想像しやすいのはゲームやアニメ、アイドル系のものですが、アパレル系の人気ブランド商品などもこの方法で高く売ることが可能です。

このような商品の数々は、ファンやマニアにとっては高い金額を出しても手に入れたいと思う点が共通しています。

しかし、興味のない人には価値を感じられないものもあり、オークションやメルカリなどで安値で仕入れられることも多いのです。

安値で出品している人は、その商品の相場価格を把握していないともいえます。

この方法で自身が利益を上げていきたいなら、価格を含む特定のジャンルの知識を付けて、マニアの人々の価値観を理解することが大切です。

購入時のポイントで利益を得る

購入時のポイントで利益を得る方法は、ポイントせどりと呼ばれています。

その名の通り、商品そのものの価格差ではなく、購入時にもらえるポイントに焦点をあてたせどりです。

この方法を使ってせどりを行うと、たとえ仕入れ価格と販売価格が同じでもポイントの分だけ利益を上げることが可能です。

そのため、回転率が高い商品や人気商品でも無理なくせどりを行うことができます。

ポイントで利益を上げるというと微々たるものに感じる人もいるかもしれませんが、購入金額が大きくなれば大量のポイントを得ることも不可能ではありません。

また、ポイントアップキャンペーンやクーポンなどの併用で、さらに大量のポイントを獲得できるチャンスもあります。

しっかりとシステムを理解して使いこなせば、この方法でも多くの利益を得ることができるでしょう。

(関連)楽天ポイントせどりの稼ぎ方!初心者が失敗しない手順を公開!

新品と中古品はどちらがいいの?

新品と中古品はどちらがいいの?

せどりには新品を扱うものと、中古品を扱うものがあります。

そして、それぞれにメリットとデメリットが存在するのです。

ここでは、その具体的な内容を紹介します。

新品を扱うメリットとデメリット

新品を扱うメリットは売れやすいということです。

新品はリアルタイムで需要があるものを扱うことができるので、初心者でも商品選択さえ間違わなければすぐに売ることができます。

新品なので、クレームが出にくいこともメリットといえるでしょう。

さらに中古品に比べて新品は検品作業や出品作業が簡単に終わります。

せどりではこのような手間を嫌う人も多いので、比較的簡単に検品や出品作業が終わることは大きなメリットといえます。

新品を扱うデメリットは、利益率が低いということです。

当然ですが、新品は中古品に比べて一つの商品あたりの仕入れ価格が高くなる傾向があります。転売しても中古品ほどは価格差が出ないのです。

仕入れのしやすさからライバルも多く、競争率が激しいというデメリットもあります。

このようないくつかのデメリットから、新品をそこそこ高い値段で仕入れた場合、売れ残ったときに赤字金額が大きくなる可能性も秘めています。

(関連)新品の商品をせどりすることにメリットはあるの?中古せどりとの違いとは

中古品を扱うメリットとデメリット

中古品を扱うメリットは、利益率が高いということです。

中古品の中には生産数が少なくレアなものも多いので、そのようなものは高い利益率で売れる可能性が高くなります。

中には、定価の何倍もの値段で売れるものもあるでしょう。

新品のように誰でも仕入れられるわけではないので、価格競争が起こりにくいこともメリットです。

価格競争に巻き込まれると消耗戦になり、最終的にはほとんど利益が残らないことも多々あります。

その点、中古品なら比較的安心して販売することができるのです。

入手困難でほとんどが一品物であることは、中古品のデメリットです。

これはつまり、仕入れが新品に比べて大変ということです。

また、売れるまでに時間がかかり、出品作業に手間がかかることも中古品のデメリットといえます。手軽にせどりをしたい人には向きません。

中古品という特性上、商品の状態によってクレームが付くこともあります。

人によって感じ方や許容範囲が異なるため、たとえ商品の状態を丁寧に説明して購入してもらっても完全に防ぐことはできないのです。

このようなことがきっかけでトラブルが起こった場合、使用しているアカウントに悪い評価が付くこともあります。

(関連)【国内転売】新品よりも中古品?中古品のメリット・デメリットは!?どんなことに注意すればいいの!?

過去の販売データを読み解く

過去の販売データを読み解く

めぼしい商品を見つけたら、しっかりと売れる商品かどうかを過去の販売データから読み取る必要があります。

いうまでもなく、売れない商品を仕入れてしまうと損失につながってしまうので、この作業は大切です。

具体的なやり方としては、リサーチ用アプリを使用することで、バーコードから過去の販売データを読み取ることが可能となっています。

また、このようなツールの代表的なものとしては、keepaが挙げられるでしょう。

ツールを利用して相場チェックを行えば現在のAmazonランキングだけではなく、新品と中古品それぞれの最安値を表示させることができます。

さまざまな観点から販売データを読み解くことが可能というわけです。

もちろん表示される販売データをどのように捉えるのかは個人差があります。

一般的な目安としては、3カ月で10回以上売れているような商品を選ぶと良いといわれています。

最初はこの数字を目安として、慣れてきたら自分なりの基準値を加えていけばより精度が増すはずです。

(関連)Keepaの意外な使い方【完全版Amazonのリサーチツール解説】安全性やスマホでの利用方法もレクチャー

仕入れを制すものはせどりを制する

仕入れを制すものはせどりを制する

せどりを成功させるためには、仕入れにこだわることが大切です。

やみくもに安い商品を仕入れたり、大きな利益を狙ったりするよりも、確実な利益を積み重ねていくほうが長期的には安定します。

長期にわたって安定した利益を出すことができれば、必然的にビジネスの規模も大きくなっていくはずです。

そのためには、日々の売れ筋商品をツールでチェックしつつ、慎重に選んでいくようにしましょう。