中国輸入の仕入れ先「アリババ(1688.com)」とは?
1688.comは、アリババグループが運営する中国のオンライン取引プラットフォームです。
ここでは、1688.comの特徴を、以下の順番で解説していきます。
アリババ(1688.com)の特徴
1688.comは「中国国内向けの総合卸売マーケット」の位置付けで、中国の卸売バイヤーとセラーをつなぐことを目的としたサイトです。
- 主に中国国内市場が対象で、中国の中小企業間ビジネス(B2B)に焦点を当てている
- 電子機器、衣類、建築材料、機械など、幅広い製品が取引されている
- オンラインでの交渉や直接購買契約の締結を容易にするための多様なツールやリソース提供がある
- サイトの主な使用言語は中国語
- 現地の価格で、国内決済手段を用いて取引が行われる
- 基本的に、国際配送には対応していない
アリババグループの他サイトとの違い
【タオバオ(淘宝)との違い】
淘宝(タオバオ)は、アリババグループが2003年に発表した、中国のeコマース・プラットフォームです。
- 1688.comは中国のB2B向け、タオバオは最終消費者への販売が目的(C2C、B2C)である
- 卸向けの1688.comはより低価格、タオバオは最終消費者向けで、価格は高め(他サイトは、1688.comから仕入れて20-30%の利益を上乗せして販売するのが一般的とされる)
- 1688.comでは販売者情報が表示されることもあるが、タオバオでは販売者が連絡先や認証情報を表示しない
【Alibaba.comとの違い】
中国輸入せどりで「アリババ」といえば、「Alibaba.com」のほか、「1688.com」を指すこともあります。
二つの「アリババ」は、以下の点で大きく異なります。
- Alibaba.com: 海外向け。日本からも仕入れが可能
- 1688.com: 中国国内向け。輸入には代行会社の利用が必須
Alibaba.comは、中国だけでなく世界中のバイヤーとセラーを対象とした卸売市場です。中国製品の輸入も可能ですが、1688.comに比べると品数が少なく、価格は高いです。中国を拠点とする多くのメーカーや再販業者と直接つながり、より安く仕入れることを目指すなら、1688.comが適しています。
【参考: アリババグループ傘下のEC】
- アリババ(阿里巴巴,1688.com): 中国国内向け卸売プラットフォーム
- タオバオ(淘宝): 中国の大手ECプラットフォーム。小売や個人も出店可
- Alibaba.com: グローバル展開の卸売サイト
- Tmall(天猫): 中国内外のECプラットフォーム。企業のみ出店可
- AliExpress.com: 世界中の消費者が中国の業者から商品を購入できる、小売マーケットプレイス
- Lazada: 東南アジアのeコマースプラットフォーム)
ここほかにも、アリペイ(支付宝、ANT GROUP)、店舗チェーンのFRESHIPPO、宅配やデリバリーのEle.me(饿了么)、映像配のYouKu(优酷)、クラウドサービスのAlibaba Cloud、物流サービスCainiao(菜鸟)などがある。
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アリババ(1688.com)で仕入れるメリット
中国輸入ビジネスにおいて、仕入れ先の選定は非常に重要です。その中でも、1688.comは多くのメリットを提供する優れたプラットフォームだと言えます。
ここでは、1688.comで仕入れるメリットを4つの観点から解説します。
とにかく価格が安い
1688.comで仕入れる最大のメリットは、とにかく価格が安いことです。
この安さは、そもそもの製造原価が安いこと、直接サプライヤーやメーカーから商品を購入するため、中間マージンがほとんどない(少ない)ことに起因します。また、中国国内市場に特化しているため、価格に国際輸送コストや関税などを考慮する必要がないことも安さの要因です。
また、大きなロットの仕入れでは、交渉によってはさらに安い価格で仕入れられる可能性もあります。
大量ロットの仕入れが可能
1688.comのもう一つの大きなメリットは、大量ロットでの仕入れが可能なことです。
1688.comには、大量発注に対応できる卸売業者や製造業者が多数出品しています。大口の発注があれば生産や流通を効率化できます。そのため、多くの卸売業者は、発注数量が増えるほど、単価を下げる傾向にあります。
取り扱い商品が豊富
1688.comは、非常に多くの商品を取り扱いがあるプラットフォームです。衣類、電子機器、日用品など、あらゆるカテゴリの商品が出品されており、自社の販売戦略に合った商品を見つけやすいのが特徴です。
また、新商品も続々と登場するため、常に新しい販売機会を見つけられます。
このほか、「找工厂」と「找工业品」という分類もあります。
「找工厂」は「工場を探す」という意味です。ここでは、OEM(Original Equipment Manufacturer:相手先ブランド製造)やODM(Original Design Manufacturer:製品設計製造)に対応してくれる工場を見つけられます。
「找工业品」は「工業製品を探す」という意味で、産業用品や機械設備などを取り扱いがあります。生産ラインの設備や部品、工具など、製造業に必要なさまざまな商品を探せます。
価格交渉が可能
1688.comでは、サプライヤーと直接の価格交渉が可能です。
中国では値引き交渉が日常的に行われており、値引き交渉を前提として価格が設定されている場合もあります。そのため、交渉については手抜きをせず、仕入れ単価を引き下げることが大切です。
価格交渉を成功させるためには、中国の商習慣やビジネス文化への「慣れ」も必要となります。言葉の壁や文化の違いから、思うような結果を得られないこともあるでしょう。
効果的な交渉を実現するためには、現地事情に精通した代行業者や現地パートナーの力を借りるのが賢明だと言えます。これにより、最低価格だけでなく、品質、納期、アフターサービスといった要素も総合的に考慮した上で、最適な条件を引き出すことも可能となります。
アリババ(1688.com)で商品を仕入れるデメリット
1688.comでの仕入れには、メリットがある一方でデメリットもあります。難点として数えられるのは、以下の3点です。
粗悪品・不良品が少なくない
1688.comでの仕入れは、価格の安さという魅力の一方で、品質やクオリティに問題のある商品も少なくありません。粗悪品や不良品、さらには偽物や知的財産権を侵害する商品も紛れ込んでいます。
このため、まずは小ロットでサンプルを取り寄せ、品質を入念にチェックすることが重要です。また、出品者の評価や取引履歴を確認し、信頼できるサプライヤーを見極める必要があります。
対策として、専門知識を持つ輸入代行業者の活用も効果的です。現地での検品体制を持つ代行業者であれば、日本に輸送する前に品質チェックを行ってくれるため、粗悪品や不良品の混入を防ぐことが可能になります。
中国語でのやりとりが必要な場合もある
アリババ(1688.com)を利用する際、サプライヤーとの直接コミュニケーションは主に中国語で行われます。
翻訳サービスを利用することで、ある程度の意思疎通は可能ですが、ビジネス上の細かいニュアンスや専門用語などは、正確に伝えきれない場合があります。とくに、商品の仕様や品質管理、納期などの交渉においては、言葉の壁が大きな障壁となる可能性があります。
また、中国のビジネス文化では、顔を合わせてのコミュニケーションが重視される傾向にあります。メールやチャットのみでは、信頼関係の構築が難しいこともあるかもしれません。
取引口座や輸送の手配が必要
1688.comは中国国内の取引に特化したプラットフォームであるため、海外からの購入には独自の準備が必要となります。
まず、決済に関しては、アリペイ(Alipay)や中国国内の銀行口座が必要です。すなわち、1688.comから直接購入するには、中国の銀行に口座をもっていなければなりませんが、外国人の口座開設は非常に困難です。よって、個人の力のみで1688.comから仕入れるのは現実的ではありません。
また、1688.comでは国際輸送に対応していない業者が多く、購入者自身で国際輸送の手配を行う必要がある点も課題です。
アリババ(1688.com)の使い方
ここからは、実際に手を動かして1688.comを使ってみましょう。以下の順番で解説します。
中国輸入やアリババでの購入方法に関しては、以下の記事でより詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
(関連)アリババの買い方&使い方|中国通販サイトでの購入方法とは?
商品を検索する
1688.comでの商品検索は、「画像検索」と「キーワード検索」の二つの方法があります。
画像検索
1688.comの画像検索は、Web版とアプリの両方で利用できます。
検索窓の中にあるカメラアイコンをタップします。
アプリではカメラが立ち上がるので、撮影をするか、あるいは写真フォルダーにアクセスして商品画像を選択してください。
PC版では、フォルダー(エクスプローラーやFinder)が表示されるので、ここで商品画像を選択しましょう。
画像に類似する商品が、検索結果として表示されます。
キーワード検索
キーワード検索では、検索窓に中国語で商品名やキーワードを入力します。
下の画像では、「运动鞋 黑色 男式(スニーカー、黒、メンズ)」を入力して検索しています。
キーワードは、中国語での入力がベストです。しかし、商品によっては英語でもうまく検索できるようです。有名ブランドやメーカーであれば、両言語で試してみることをおすすめします。
「同款」「相似」機能を使って検索
1688.comには、「同款(どうかん)」と「相似(そうじ)」という商品検索機能があります。
商品にマウスポインタを合わせると、下の画像のように「找相似款」(オレンジの部分)と表示されるので、ここをクリックしてください。
該当商品に似た商品がずらりと並びます。
「同款」で表示される商品は、異なるものが含まれることもありますが、基本的に同一の商品です。価格の比較に役立ちます。一方「相似」では、探している商品と似たような商品を次々と表示してくれます。
「同款」や「相似」は、すべての商品で使える機能ではありません。とはいえ大変便利なので、機会があれば試してみてください。
画像検索結果をキーワードで絞り込む
画像検索で目的の商品をうまく探せないときは、キーワードを追加して絞り込んでみましょう。
検索結果に表示される上から2番目の検索窓に、キーワードを入力します。
上の画像では、歯ブラシの画像で検索した後に、「孩子(子ども)」と入力して絞り込みをかけています。
優良なショップを選ぶ
1688.comで商品を仕入れる際、信頼できるショップを選ぶことは非常に重要です。
ショップを選ぶ際は、販売実績や店舗の運営状況など、さまざまな角度から評価します。
一つのショップだけでなく、5〜10か所のショップについて評価を行い、比較してみましょう。また、最終的にはサンプルを取り寄せて、実際の商品を確認してから判断するようにしてください。
店舗評価を確認する
1688.comで、各店舗の評価を確認してみましょう。
店舗名の下にあるのが、店舗や工場のランク(画像の赤枠で表示されている部分)です。画像にある「実力商家(牛マーク)」は、「誠心通(誠マーク)」より評価の高い店舗で、なにも表示がなければ無料会員です。
店舗名右側の「∨」にカーソルを合わせると、ポップアップで店舗情報が表示されます。主なチェックポイントは以下の通りです。
- 営業年数(画像では10年となっているところ)
- 交易勋章( 取引ランクの意味)。直近30日の売上規模を示す。画像では黄色の花のようなマークが並んでいる。マークが多いほど良い評価である
- 店舗運営形態。「生产厂家」(工場直営)と「经销批发」(卸売業者)がある
- 回头率はリピート率の意味で、15%以上が一つの目安とされる
- 右側の数字は「店舗評価」で、項目ごとに5段階で評価されている
さらに、ユーザーレビュー(「买家评价」)も参考になります。日本語翻訳機能を使って内容を確認しましょう。
優良ショップを選ぶ際のチェックリスト
以下は、1688.comで優良店舗を見つけるためのチェックリストの一例です。とくに確認していただきたい項目は太字にしておきました。
これを参考に、自分なりの基準をつくってみてください。
1.商品出荷数と販売履歴のチェック- 直近の出荷状況から在庫の有無を判断
- 取引件数(成交数)は多いか
- 画像つきのレビューを確認
- 営業年数は(長いほど良い)
- 取引ランク(交易勋章)は多いか
- 同一顧客のリピート率(回头率)は十分に高いか
- 「品质体验」(商品の品質)は十分に高いか(3.0以上が望ましい)
- 店舗名や住所、連絡先などの基本情報が明記されているか
- 店舗紹介文や商品説明が詳細で丁寧か
- 商品画像が鮮明で複数アングルから撮影されているか
- 商品説明が詳細で、素材や仕様、サイズ等の情報が明記されているか
- 商品の販売実績やレビューはあるか
- サンプル品の品質や仕様が商品ページの記載と一致しているか
- サンプル品の発送が迅速で、梱包状態は良好か
商品を購入する
ここでは、1688.comで商品を購入する方法について解説します。
自身で購入する場合
日本から1688.comで商品を購入するためには、アリペイか、中国の銀行口座が必要です。また、1688.comに出品する業者の多くは国際配送には対応していないため、配送、通関などの輸入手続きを自身で行う必要もあります。よって、これらすべてを個人がひとりで行うのは現実的ではありません。
解決策の一つは、1688.comでの購入を諦めて、Alibaba.comやAliExpress.comでの購入を検討することです。
もうひとつは、現地パートナーか輸入代行業者に協力してもらって購入する方法です。
代行業者を使って購入する場合
1688.comの仕入れ価格は非常に安いため、代行業者のコストを勘案しても利益は十分に確保できます。
以下は、代行業者を使って商品を購入する一般的なステップです。ここでは、商品リサーチは自分で行っていますが、代行業者に商品選定から任せることも可能です。
- 信頼できる代行業者を選定。サービスの質、料金の透明性、コミュニケーションのしやすさ、過去の実績などを評価して選ぶ
- 1688.com上で仕入れたい商品をリサーチ
- 選定した商品の情報を代行業者に送り、購入を依頼
- 代行業者から提供された見積もりを確認する
- 見積もりに同意したら、代行業者に指定された方法で代金を支払う
- (代行業者が発注→商品受け取り→検品→発送)
- 商品を受け取り、検品する
アリババ(1688.com)で商品を仕入れる際の注意点
アリババ(1688.com)で商品を仕入れる際には、以下の2点にとくに注意をしてください。
サンプル仕入れを必ず行う
アリババ(1688.com)での商品仕入れでは、本格的な発注を行う前に必ずサンプルを仕入れて実物を確認することが非常に重要です。
サンプルの検品を通して、商品の品質、実際の外観、機能性、色やサイズを直接確認できます。サイトの情報だけでは把握しにくい細かな点まで検証しましょう。
サンプル購入にかかった費用と時間を確認することで、より正確な利益計算も可能になります。
禁止品と規制品を必ず確認する
1688.comから商品を仕入れる際、輸入が禁止されている商品や、規制されている商品には注意が必要です。
輸入禁止品は、日本に輸入すること自体が禁止されているものです。麻薬等や爆発物等など、現在12項目が指定されています。
輸入が規制されているものとは、輸入にあたって許可や承認が必要なものです。
アロマオイル、ミリタリー関連商品、紙幣模造品など、意外と身近なアイテムでも注意が必要な場合もあります。
自分が扱おうとしている商品が禁止品や規制品に該当しないかを確認し、少しでも心配なら専門家や専門業者に相談してみることをおすすめします。
(参考)輸出入禁止・規制品目 : 税関 Japan Customs(※別タブで開きます)
アリババ(1688.com)仕入れで中国輸入を成功させるポイント
1688.comはさまざまな商品を安く購入できる良い仕入れ先です。しかし、決済手段が限られることや国際配送に未対応な業者が多いことなど、個人だけでは対応しきれない点があります。
さらに、優良サプライヤーを選定し安全な商品を仕入れるためにも、代行業者の活用は不可欠です。
ここでは、「THE直行便」というサービスを例に、中国輸入を成功させるための代行業者の活用方法を探っていきます。
1688.comでも「小さく」スタートする
中国輸入に限らず、新たなビジネスの開始は小さく始めて徐々に大きくしていくのが鉄則です。
少量の仕入れから始めることで、商品の需要や品質を確認しながら、徐々に最適な商品を見つけていくことができるからです。また、初期投資を抑えられるため、財務的なリスクを最小限に抑えられます。
しかし、1688.comはB2Bに焦点を当てたサービスであるため、最低2ロットからの注文としている業者が多いです。実はこの点が、個人にとって1688.comを利用しにくくしているポイントの一つでもあります。
2023年11月に1688.comの日本パートナーとなったTHE 直行便なら、「THE 直行便×1688」というサイト上で、「ロット数1点からの買い付け可能」というサービスの提供があります。このサービスの利用により、1688.comでも在庫リスクを小さく抑えた仕入れ・販売戦略を実行できます。
小さく始める場合の販売先は、メルカリがおすすめです。メルカリやメルカリShopsで、少しずつ成功体験を積み上げていきましょう。
(関連)【完全版】メルカリShopsとは?メルカリとの違い・特徴を徹底解説
メルカリ×中国輸入のやり方|売れる商品〜実践例については以下の記事でも詳しく説明していますので合わせてご覧ください。
(関連) 【初心者必見】メルカリ×中国輸入のやり方|売れる商品〜実践例まですべて紹介
商品リサーチで「売れる商品」を見極める
在庫リスクを小さくするもう一つの方法は、「売れる商品」を見極めた賢い仕入れにあります。つまりリサーチがとても大事なのです。
「安いから」「売れそうだから」と感覚だけで商品を仕入れても、自然に売れることはありません。1688.com上では人気があったとしても、日本の消費者の需要に合わなければ、売れ残ってしまう確率は高くなります。
リサーチの王道は、販売予定のマーケットプレイス(Amazonや楽天、メルカリなど)で需要を確認し、1688.comで同様で安価な商品を探す方法です。ただし、この方法だと、似た商品を見つけるのが大変だったり、翻訳の手間がかかってしまったりします。
この課題も、「THE 直行便×1688」なら解決できます。
【THE 直行便×1688 = 効率的なリサーチが行える】
- 日本語での検索や、画像検索が可能
- 日本人の嗜好にマッチした1億点が絞り込まれている
- 検索結果の絞り込み機能が日本語で行える
中国輸入においては、精度の高いリサーチを効率よく行うことが成功のカギとなります。使えるツールはどんどん使って、独自の商品選定方法を生み出しましょう。
無在庫転売を積極的に活用する
資金に限りがある初心者にとって、無在庫転売は積極的に活用したい手法です。
「無在庫転売」とは、商品が売れた後にサプライヤーから直接顧客へ商品を送る方法です。このためセラー(出品者)は、初期投資に伴う資金リスクや売れ残りによる在庫リスク、その他のコストまで削減できます。
しかし、この方法にもリスクがあります。
- 商品到着まで時間がかかるリスク(顧客の手元に届くまではさらに時間を要する)
- 検品が不十分で、品質の悪い在庫を抱えてしまうリスク
- 受注した後に仕入れができず、販売キャンセルになるリスク
汚れや破損した商品が届いたり、予定より大幅に遅れて届くなどの事態があると、商品やショップの評価は一気に下がってしまいます。
だから、無在庫販売においてはとくに、業務を委託するサプライヤーや代行業者の選定が非常に大切になるのです。
「THE直行便」なら、日本の大手検品会社「アサヒリンク」と提携しており、非常に高い精度での検品が行われます。また、出荷速度は「最速1日」と非常に早いため、発送の遅れでヤキモキする必要もありません。
THE直行便をBASEショップやShopifyショップとAPI連携させれば、発注作業を自動化し、注文の進捗確認もリアルタイムで行えます。これにより、在庫リスク軽減、発注作業の効率化、商品配送までのリードタイムの大幅削減が可能になります。
(参考)The直行便(※別タブで開きます)
よくある質問
ここでは、アリババ(1688.com)に関する「よくある質問」に回答していきます。
1688.comは日本に住む個人でも直接購入できますか?
1688.comは中国国内の卸売業者や工場を対象としたプラットフォームであるため、日本に住む個人が直接輸入することは「ほぼ不可能」です。
主な理由は以下のとおりです。
- 1688.comの支払い方法は、アリペイや中国国内銀行への振込。しかし、日本の個人が中国の銀行口座を開設することは難しい
- 1688.comは国際輸送のサービスは提供しておらず、購入者自身で輸送と通関の手配を行う必要がある
- 1688.comの出品者の多くは、一定以上の最低発注数量(MOQ)を設定しており、個人でMOQを満たすのは難しい
よって、輸入代行業者を上手に活用することが、1688.comのメリットを享受するためのカギとなります。輸入代行業者は、個人および個人事業主でも利用できます。
1688.comでOEMやODMの依頼はできますか?
1688.comでは、OEMやODMの依頼も可能です。出品している工場から、自社ブランド品の製造パートナーを見つけられます。
1688.comで「工場直売」や「OEM貼牌」などのキーワード検索を行うと、OEM対応可能な工場を見つけられます。
また、製造委託先が商品の設計から製造まで一貫して行うODMなら、「ODM」や「代工」などのキーワード検索で工場を探せます。
1688.comは、中国国内の数多くの工場をカバーしているため、OEMやODMのパートナー探しに最適なプラットフォームと言えます。ただし、製品の品質や知的財産権の保護には十分な注意が必要です。
パートナー選びは非常に難しいため、信頼できる輸入代行業者と協力しながら、慎重にすすめることを強くおすすめします。
アリババの代行業者選びで気を付けるべきポイントは?
アリババ1688での輸入代行業者を選ぶ際には、以下の点を重点的に確認してください。
- 初心者や個人でも利用しやすいサービスか
- 輸入規制の確認をしっかり行ってくれるか
- 配送作業や問い合わせに迅速に対応できるか
- 料金体系は明確でわかりやすいか
- 日本語で円滑にコミュニケーションできるか
- 検品やトラブル時の対応は丁寧か
上記以外にも、会社の実績や顧客からの評価、保有する認証や資格など、信頼性を確認することも大切です。
複数の代行業者に事前に問い合わせを行い、自身のビジネススタイルに合う業者を見極めましょう。
中国輸入のアリババ(1688.com)は代行会社を利用することでお得に仕入れが可能
この記事では、中国輸入の仕入れ先「アリババ(1688.com)」について詳しく解説しました。
- アリババ(1688.com)は、アリババグループが運営する中国のオンライン取引プラットフォーム
- アリババ(1688.com)は、仕入れ価格が安く大量仕入れが可能
- アリババ(1688.com)は、Alibaba.comと仕入れのフローが違う
上記を理解し、代行会社などを使ってアリババ(1688.com)での仕入れを行なってみてください。
物販総合研究所では、「中国輸入を今すぐ初めてみたい!」という方にピッタリのマニュアルを今だけ無料で配布しています。
- 中国輸入で稼ぐためのコツ
- 中国輸入で儲かる商品のリサーチ方法
- 中国輸入で失敗しないためのポイント
上記について詳しく解説しています。興味がある方は、ぜひ以下のバナーから資料をダウンロードしてください。