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【最新版】Amazonで出品するまでの手順|個人と法人の違い・手数料など

更新日:2023年9月28日

Amazonの個人出品をしてみたいけど、方法が分からず困っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、Amazonでの物販経験8年、月600件ほどの取引を行っている朝野がAmazonの個人出品の方法について詳しく解説します。

  • Amazonの出品までの流れを画像・動画付きで知りたい
  • 出品プラン・手数料・禁止行為などの事前知識を理解したい
  • Amazonせどりで確実に利益を出すコツを知りたい

上記に当てはまる方におすすめの内容です。Amazonせどり初心者の人にはとても有益な内容となっているので、ぜひ参考にしてください。

記事の最後では、Amazonせどりの正しい知識をまとめて学べるマニュアルを今だけ無料で配布しています。興味がある人はぜひ最後までご確認ください。

朝野拓也
物販総合研究所 楽天せどり講師
この記事の著者:朝野 拓也

1992年 静岡県出身。貯金0円からせどりをスタートし、開始から半年で月商1,000万円、利益200万円を達成した。月間に400件〜600件ほどの取引を行っていて、Amazonや楽天、メルカリなど主要プラットフォームを用いた販売は一通り経験がある。また、副業せどりや転売のやり方を教えるスクールでの指導経験も豊富で、これまでに教えた生徒の数は400名を超える。モットーは、”挑戦”。
▶Twitter: https://twitter.com/asataku999
▶YouTube: 朝野拓也 [物販総合研究所]
朝野拓也のプロフィール

この記事の内容

Amazonでの出品の流れ

Amazonでの出品の流れ

Amazon出店で商品を出品・発送するまでの流れは、以下のとおりです。

  1. 準備物を揃える
  2. Amazonアカウントを作成する
  3. Amazon出品用アカウントを登録する
  4. 出品者プロフィールを設定する
  5. 商品登録をする
  6. 商品を発送する

これらの手順について詳しく解説します。

Amazonせどりの始め方については以下の記事で詳しく説明していますので合わせてご覧ください。

・(関連)Amazonせどりの始め方|販売方法~仕入れのやり方まで全解説

準備物を揃える

Amazonの出品用アカウントは無料で作成でき、以下の情報が必要です。

  • 手数料支払いのためのクレジットカード情報
  • 売上金を受け取るための銀行口座情報

Amazonアカウントを作成する

Amazonアカウントは、以下の手順で登録できます。

  1. Amazonトップページの上部にある[アカウント&リスト]をクリックする
  2. [Amazonアカウントを作成する]をクリックする
  3. 必要情報を入力して登録を完了する

購入用のアカウントで出品用アカウントを作成できますので、既にAmazonの購入用アカウントがある方は、この手順は不要です。

Amazon出品用アカウントを登録する

Amazonのアカウントを登録したら、次は以下の手順で出品用アカウントを作成しましょう。

  1. Amazonトップページの上部にある[アカウント&リスト]をクリックする
  2. 「その他のアカウント」の項目にある[出品サービスアカウント]をクリックする
  3. [さっそく始める]をクリックして出品者用アカウントを作成する

Amazonで出品者用アカウントを作成するときは、ニックネームではなく必ず本名で登録します。本人確認の手続きもありますので、記載した情報と一致していないと登録を完了できません

出品者用アカウント登録時に、個人での販売か、法人での販売かを選択できます。

Amazonでのセラーアカウント作成における審査には、3営業日ほどかかります。

出品者プロフィールを設定する

出品者プロフィールは、出品者用の管理画面「Amazonセラーセントラル」から、以下の手順で設定できます。

  1. [設定]をクリックする
  2. [出品用アカウント情報]をクリックする
  3. [出品者のプロフィール]で必要事項を入力する

出品者プロフィールは、「特定商取引法に基づく表記」として必須の入力項目です。出品者用アカウントを作成したら、出品者プロフィールを必ず設定しましょう。

出品者プロフィールに入力した内容はAmazonユーザーなら誰でも閲覧可能で、入力項目は以下の4つです。

項目 説明
表示名 表示する店舗名を入力
Eメール 連絡のとれるメールアドレスを入力
電話番号 連絡のとれる電話番号を入力
運営責任者名 代表者の氏名を入力

商品登録をする

Amazonで商品を出品する際は、以下の2つの方法があります。

  • 既存の出品商品に相乗りする
  • 新たに商品カタログを作成する

Amazonの商品登録やFBA納品プランの作成について、分かりやすく解説した動画もあります。セラーセントラルの実際の操作手順をご覧になりたい方は、下記の動画を参照してください。

 

相乗り出品の場合

Amazon内で既に販売されている商品を相乗りで出品する際の手順は、以下のとおりです。

  1. Amazonで出品したい商品の商品ページを探す
  2. 商品詳細ページにある[マーケットプレイスに出品する]をクリックする
  3. 出品情報を入力して出品する

Amazonでは既に出品されている商品と同一の商品を出品することを「相乗り出品」と呼び、複数の出品者が1つの商品カタログ(商品ページ)で出品する仕組みとなっています。

既にAmazon内で商品カタログが存在するにも関わらず、新たに新規出品をすると規約違反となりますので注意しましょう。

Amazonにおいては、お客様の利便性・満足度の観点から、同じ商品を、
複数の出品者様が販売される場合、1つのページを他出品者様と共有
し、出品していただく必要があります。商品ページが既に存在する商品に
対して、新たな商品ページを作成し出品することは規約違反です。
• 規約に反すると、出品者様のASIN作成/出品権限が一時的に停止さ
れたり、取り消されたりする場合があります。

引用:Amazon|1商品ずつの商品登録

 

新規出品(カタログ作成)の場合

Amazonで取り扱いのない商品を出品する場合は、以下の手順で商品カタログを新規作成して出品します。

  1. セラーセントラルトップの画面左上、[≡]をクリックする
  2. [カタログ]の中にある[商品登録]をクリックする
  3. [Amazonで販売されていない商品を追加します]をクリックする
  4. 商品情報を入力して出品する

Amazonで新規出品できるのは、大口出品している出品者のみです。小口出品者は相乗り出品のみ利用できます。

出品プラン 相乗り出品 新規出品
小口出品
大口出品

オリジナル商品を出品する際は、「大口出品」で出品しましょう。

商品を発送する

出品商品に注文が入った場合、自己発送であれば自身で商品を梱包して発送します。

Amazonの配送代行サービス「FBA(フルフィルメント by Amazon)」を利用している場合は、出品時に商品をAmazon倉庫に納品しておけば、後は注文に応じてAmazonが随時発送処理をしてくれます。出品者側では、何もすることはありません

Amazonで出品商品が売れると、自己発送でもFBAでも、Amazonセラーセントラルで注文のお知らせメールが届きます

自己発送の場合は、セラーセントラルの注文管理画面で「未出荷」の項目に表示されている数字をクリックし、商品を発送しましょう。発送後は、セラーセントラルの注文管理画面で以下の情報を入力し、[出荷通知を送信]をクリックすれば、発送手続きが完了です。

  • 出荷日
  • 配送業者
  • 配送方法
  • 問い合わせ番号

商品発送の際は、破損や水濡れ等の輸送中トラブルが発生しないように、緩衝材やビニール袋を使用して丁寧に梱包しましょう。

Amazonで出品するために知っておきたいこと

Amazonで出品するために知っておきたいこと

Amazonで商品を販売する際には、最低限以下の内容を把握しておく必要があります。

  • 出品プラン
  • FBA納品
  • 出品禁止商品
  • 出品制限
  • 真贋調査

これらを把握していないと、効率良く収益を上げられませんし、アカウント停止になるリスクもあるので要注意です。

Amazonで個人が出品する際に最初に見ておくべき、初心者向けの動画をご用意しました。Amazonが個人販売に向いている理由から、出品の始め方までまとめて分かりやすく解説していますので、下記の動画も事前にチェックしておいてください。効率良く最速でネットショップ運営を成功させるために役立ちます。

出品プラン

Amazonの出品プランには、以下の2つの種類があります。

  • 小口出品
  • 大口出品

小口出品と大口出品の違いは、以下一覧のとおりです。

項目 小口出品 大口出品
月額固定費 不要 月額登録料 4,900円
成約手数料 基本成約料 100円/1点 不要
新規出品登録
ショッピングカートの獲得
カテゴリー申請
一括出品ツールの利用
注文管理レポートの利用
テクニカルサポートの対応 Eメールのみ
  • Eメール
  • 電話
  • チャット
スポンサープロダクト広告の利用

小口出品は月額の固定費がない分、基本成約料として商品が売れるごとに100円かかります。49点以下の販売であれば、小口出品のほうが安く出品できるでしょう。

ただし、月額登録料4,900円かかる大口出品では、商品1点ごとの基本成約料がかかりませんし、販促や効率化に欠かせない複数のメリットがあります

例えば大口出品ではショッピングカートを獲得できますが、小口出品ではショッピングカートを獲得できません。「ショッピングカートの獲得」とは、Amazonの商品ページを開いた際に、優先的にカートに入る出品として表示されることです。カートを獲得できるかどうかは、Amazonで売れるかどうかを大きく左右する非常に重要な要素ですが、小口出品ではカートを獲得できないのです。

また、Amazonでは化粧品など特定のカテゴリー商品を出品する際に「カテゴリー申請」が必要なのですが、大口出品でないと申請が行えないため、小口出品ではカテゴリー申請が必要な商品を出品できません。

このように、小口出品はあくまでもお試しとして利用する方に向いており、本格的に物販ビジネスに取り組みたい方には大口出品が圧倒的に有利で、費用対効果も高くなります

Amazon出品には自己発送のほかにFBA出品があり、これらをうまく使い分けることがおすすめです。自己発送とFBA出品の使い分けについて詳しく解説した動画があるので、下記も併せてご覧ください。

 

Amazon大口小口出品の違いと選び方については以下の記事で詳しく説明していますので合わせてご覧ください。

・(関連)Amazon大口小口出品の違いと選び方|メリットも注意点も総まとめ

FBA納品

FBAとは「フルフィルメント by Amazon」の略称で、Amazonの配送代行サービスのことです。

FBAは出品商品を登録してAmazon倉庫にまとめて納品しておき、注文が入るとAmazonが下記の業務に対応してくれるサービスです。

  • 受注対応
  • ピッキング
  • 梱包
  • 発送
  • カスタマーサービス

Amazon倉庫であるフルフィルメントセンターに商品を納品することを、FBA納品といいます。

フルフィルメント by Amazon

FBA利用のメリット・デメリットもチェックしておきましょう。

メリット デメリット
  • 業務効率化に役立つ
  • プライムマークがつき売れやすい
  • ショッピングカートを獲得しやすい
  • 海外発送で販路拡大が実現
  • 手数料負担が増える
  • 商品の状態等の確認ができない

FBA利用には手数料がかかりますが、商品を納品しておけば受注対応や発送にかかる業務を全てAmazonが代行してくれるため、副業でも利用しやすい点が大きなメリットです。

FBA利用の商品にはプライムマークがついたり、ショッピングカートを獲得しやすくなったりするため、販促にも貢献してくれます。

海外からの注文にもAmazon側で対応してもらえるので、言語や通貨の違いによる不安もなく、販路を拡大できる点も魅力です。

AmazonのFBA納品プラン作成については、動画でも分かりやすく解説しています。下記の動画を見れば、無駄な時間をかけずにFBA納品をクリアできますので、ぜひ参考にしてください。

出品禁止商品

Amazonでは、法令やガイドラインによって出品が禁止されている商品が複数あります。以下のカテゴリーに該当する商品のうち、特定のものが対象です。

  • 酒類
  • 動物と動物商品
  • カー&バイク用品
  • 医薬部外品および化粧品
  • 通貨、硬貨、および現金同等品
  • 栄養補助食品
  • 医薬品
  • 武器および武器を模した商品
  • 食品&飲料
  • アダルト商品
  • 不快感を与える、または物議を醸す商品
  • Amazon デバイスおよび修理・メンテナンス用アクセサリ商品
  • 電化製品・電子機器
  • レーザー商品
  • 医療機器の取り扱いについて
  • 盗品及びロックピッキング装置
  • 医療機器および関連商品
  • 植物および種子製品
  • リコール対象商品
  • タバコおよびタバコ関連商品
  • 化学物質、農薬および肥料
  • カンナビジオール(CBD)商品
  • その他の商品

これらカテゴリーごとの出品ルール詳細は、以下のAmazon公式ページで確認できます。

Amazonセラーセントラル

出品禁止商品を出品すると、出品停止やアカウント停止になる可能性があるため、出品する際には事前に内容をしっかり把握しておきましょう。

出品制限

Amazonでは出品時に出品制限がかかることがあり、制限された商品は出品できません

Amazonの出品制限の対象となるのは、以下に該当する一部の商品です。

  • 特定のブランドやメーカーの商品
  • 食品カテゴリーの商品
  • 学習玩具カテゴリーの商品
  • 局所用製品

制限の対象ブランドやメーカーは随時変動しているので、仕入れの都度確認しておくと安心です。

Amazonセラーセントラルで出品制限されている商品の場合は、[出品許可を申請する]と表示されます。

[出品許可を申請する]をタップするだけで許可される商品もあるので、必ずタップしてみてください。

出品許可を申請する

Amazonで出品規制がかかっているか、事前に効率良く確認する方法から、出品許可申請をして規制を解除する方法の解説動画もあります。併せて参考にしてください。

Amazonの出品制限・出品規制については以下の記事で詳しく説明していますので合わせてご覧ください。

・(関連)Amazonの出品制限・出品規制とは|注意すべきジャンルや解除方法を紹介

真贋調査

真贋調査とは、出品商品が本物か偽物かを判断するための調査です。

Amazonでは偽造品等への取り組みを強化しており、万が一偽造品を取り扱っていた場合は、下記のようなペナルティが科せられます。

  • アカウント停止
  • アカウント閉鎖
  • 該当商品の廃棄
  • 売上金の支払い留保

Amazonから真贋調査の連絡が入ると、対象となった商品について本物であることや正規品であることを証明する必要があります。証明の方法として、正規店から仕入れたことが分かる請求書などの提示が必要です。

真贋調査は、ブランド品や商標権のある商品等であれば新品でも中古品でも対象となる可能性があります。

新規出品者は特に対象となりやすいので、ブランド品やキャラクター商品などを取り扱う場合は十分に注意が必要です。

Amazonで出品する際に必要な手数料

Amazonで出品する際に必要な手数料

Amazonセラーとして商品を出品する際にかかる手数料は、主に以下の4種類があります。

  • 月額登録料と基本成約料
  • 販売手数料
  • カテゴリー別成約料
  • FBA利用時にかかる手数料

各手数料の内容を詳しく見ていきましょう。

Amazonの手数料については以下の記事で詳しく説明していますので合わせてご覧ください。

・(関連)Amazonの手数料を全解説|小口&大口出品のせどり費用一覧

月額登録料と基本成約料

Amazon出品では、以下のとおり小口出品と大口出品で基本となる手数料が大きく異なります

出品タイプ 月額固定費 成約手数料
小口出品 不要 1点につき100円
大口出品 4,900円 不要

小口出品の場合は、成約手数料が1点売れるごとに100円かかりますが、月額固定で支払う手数料はありません。

一方、大口出品では月額登録料4,900円の固定費負担があるものの、月に何個の商品が売れても、月額4,900円以上の成約手数料は発生しません。

商品を50点以上販売するのであれば、大口出品のほうがお得というわけです。

商品点数だけでなく、大口出品にすることでショッピングカートを獲得しやすくなったり、一括出品ツール等で効率化できたりするため、そういったメリットも含めて選択することをおすすめします。

販売手数料

Amazon出品で商品が売れた場合にかかる販売手数料は、以下のとおりカテゴリー別に割合や最低販売手数料が定められています。

カテゴリー 販売手数料の割合 最低販売手数料
15% なし
CD・レコード 15% なし
DVD 15% なし
ビデオ 15% なし
エレクトロニクス(AV機器&携帯電話) 8% 30円
カメラ 8% 30円
パソコン・周辺機器 8% 30円
(エレクトロニクス、カメラ、パソコン)付属品 10% 30円
Amazonデバイス用アクセサリ 45% 30円
楽器 10% 30円
ドラッグストア
  • 1商品の売上合計が1,500円以下の場合→商品代金の8%
  • 1商品の売上合計が1,500円超の場合→商品代金の10%
30円
ビューティ
  • 1商品の売上合計が1,500円以下の場合→商品代金の8%
  • 1商品の売上合計が1,500円超の場合→商品代金の10%
30円
スポーツ&アウトドア 10% 30円
カー&バイク用品 10% 30円
おもちゃ&ホビー 10% 30円
TVゲーム 15% なし
PCソフト 15% なし
ペット用品
  • 1商品の売上合計が1,500円以下の場合→商品代金の8%
  • 1商品の売上合計が1,500円超の場合→商品代金の15%
30円
文房具・オフィス用品 15% 30円
ホーム(インテリア・キッチン) 15% 30円
ホーム(家具) 15% 30円
ホームアプライアンス 15% 30円
大型家電 8% 30円
DIY・工具 15% 30円
産業・研究開発用品 15% 30円
食品&飲料
  • 1商品の売上合計が1,500円以下の場合→商品代金の8%
  • 1商品の売上合計が1,500円超の場合→商品代金の10%
なし
腕時計 15% 30円
ジュエリー
  • 1商品の売上合計が10,000円以下の場合→商品代金の10%
  • 1商品の売上合計が10,000円を超える部分→商品代金の6%
30円
ベビー&マタニティ
  • 1商品の売上合計が1,500円以下の場合→商品代金の8%
  • 1商品の売上合計が1,500円超の場合→商品代金の15%
30円
服&ファッション小物
  • 1商品の売上合計が3,000円以下の場合→商品代金の12%
  • 1商品の売上合計が3,000円を超える部分→商品代金の8%
30円
シューズ&バッグ
  • 1商品の売上合計が7,500円以下の場合→商品代金の12%
  • 1商品の売上合計が7,500円を超える部分→商品代金の6%
30円
その他のカテゴリー 15% 30円

参考:amazon.co.jp

出品カテゴリーによって販売手数料が8%~45%と異なりますので、利益計算する際には注意しましょう。

カテゴリー別成約料

Amazonでメディア商品を販売する場合、カテゴリー成約料が別途発生します。

商品タイプ カテゴリー成約料(日本)
80円
CD・レコード 140円
DVD 140円
ビデオ(VHS) 140円

海外で成約した場合は、国ごとに以下のとおりカテゴリー成約料が変動します

商品タイプ カテゴリー成約料
(アジア/グアム/マーシャル諸島/ミッドウェー/その他)
カテゴリー成約料
(北米/中米/オセアニア/ヨーロッパ)
カテゴリー成約料(アフリカ/南米)
120円 300円 350円
CD・レコード 250円 400円 450円
DVD 250円 400円 450円
ビデオ(VHS) 300円 500円 600円

これらのカテゴリー成約料は、小口出品でも大口出品でも全て一律です。

FBA利用時にかかる手数料

FBAを利用して出品する場合は、以下の手数料がかかります。

FBA手数料 内容
FBA配送代行手数料 商品1点ごとの、ピッキング・梱包・配送・カスタマーサービス・返品に係る手数料
FBA在庫保管手数料 フルフィルメントセンターでの商品保管スペース使用量に基づいて算出される手数料
その他の手数料
  • 大量出品手数料
  • 返金処理手数料
  • オプションプログラムの利用料

Amazonの配送代行サービスであるFBAを利用すると上記の手数料がかかりますが、商品のピッキング、梱包、発送から顧客対応までの業務を全てAmazonに任せられます

ここからは、FBAの各手数料の内容を見ていきましょう。

FBA配送代行手数料

FBA配送代行手数料は、以下の作業に対してかかる手数料です。

  • 注文商品のピッキング
  • 梱包
  • 配送
  • カスタマーサービス
  • 返品

FBA手数料は複雑ですが、手数料がいくらかかるか一瞬でチェックできる、Amazon公式ツール「FBA料金シミュレーター」があります。詳しくはFBA料金シミュレーターの使い方を解説する動画をご覧ください。

FBA配送代行手数料は、届ける商品のサイズや重量によって、以下のとおり金額が異なります。

サイズ 最大寸法 重量 商品1点あたりの手数料
FBA小型軽量商品プログラム - 小型 25cm x 18cm x 2.0cm以内 250g以内 208円
FBA小型軽量商品プログラム - 標準1 35.0cm x 30.0cm x 3.3cm以内 1kg以内 220円
小型サイズ 25cm x 18cm x 2.0cm以内 250g以内 288円
標準サイズ区分1 35.0cm x 30.0cm x 3.3cm以内 1kg以内 318円
標準サイズ区分 2a 40cm以内 2kg以内 434円
標準サイズ区分 2b 50cm以内 2kg以内 465円
標準サイズ区分 2c 60cm以内 2kg以内 485円
標準サイズ区分3 80cm以内 5kg以内 514円
標準サイズ区分4 100cm以内 9kg以内 603円
大型サイズ区分1 60cm以内 2kg以内 589円
大型サイズ区分2 80cm以内 5kg以内 712円
大型サイズ区分3 100cm以内 10kg以内 815円
大型サイズ区分4 120cm以内 15kg以内 975円
大型サイズ区分5 140cm以内 20kg以内 1,020円
大型サイズ区分6 160cm以内 25kg以内 1,100円
大型サイズ区分7 180cm以内 30kg以内 1,532円
大型サイズ区分8 200cm以内 40kg以内 1,756円
特大型サイズ区分1 200cm以内 50kg以内 2,755円
特大型サイズ区分2 220cm以内 50kg以内 3,573円
特大型サイズ区分3 240cm以内 50kg以内 4,496円
特大型サイズ区分4 260cm以内 50kg以内 5,625円

FBA在庫保管手数料

Amazonのフルフィルメントセンターに商品を保管しておくための費用が、FBA在庫保管手数料です。

FBA在庫保管手数料は、1日あたりの平均使用スペースに応じて、カテゴリーや季節ごとに以下の計算式で求められます

【服&ファッション小物、シューズ&バッグカテゴリー以外の商品】

小型・標準 大型・特大型
1月~9月 5.676円 ✕ [商品サイズ(cm3)] / (10cm ✕ 10cm ✕ 10cm) ✕ [保管日数] / [当月の日数] 4.370円 ✕ [商品サイズ(cm3)] / (10cm ✕ 10cm ✕ 10cm) ✕ [保管日数] / [当月の日数]
10月~12月 10.087円 ✕ [商品サイズ(cm3)] /(10cm ✕ 10cm ✕ 10cm) ✕ [保管日数] / [当月の日数] 7.760円 ✕ [商品サイズ(cm3)] / (10cm ✕ 10cm ✕ 10cm) ✕ [保管日数] / [当月の日数]

【服&ファッション小物、シューズ&バッグカテゴリーの商品】

小型・標準 大型・特大型
1月~9月 3.10円 ✕ [商品サイズ(cm3)] / (10cm ✕ 10cm ✕ 10cm) ✕ [保管日数] / [当月の日数] 3.10円 ✕ [商品サイズ(cm3)] / (10cm ✕ 10cm ✕ 10cm) ✕ [保管日数] / [当月の日数]
10月~12月 5.50円 ✕ [商品サイズ(cm3)] /(10cm ✕ 10cm ✕ 10cm) ✕ [保管日数] / [当月の日数] 5.50円 ✕ [商品サイズ(cm3)] / (10cm ✕ 10cm ✕ 10cm) ✕ [保管日数] / [当月の日数]

その他の手数料

FBAの配送代行手数料と在庫保管手数料以外には、以下のような手数料があります。

その他の手数料 内容 手数料
大量出品手数料 メディア以外の商品を大量出品しているにも関わらず、12ヶ月販売実績がない場合に発生する手数料 対象の出品商品1点につき0.05円の月額手数料
※最初の200万件までは当該手数料免除
返金処理手数料 返品による出品者への返金があった場合、出品者に販売手数料を返金する代わりに徴収される手数料 500円または販売手数料の10%のいずれか小さいほうの金額
オプションプログラム利用料

以下の特別FBAプログラム等利用時に発生するサービス利用料

  • FBA小型軽量商品プログラム
  • FBA定期おトク便
  • FBA危険物プログラム
  • マルチチャネルサービス
  • FBA海外配送
  • スポンサー広告
利用するサービス内容による

 

Amazon出品で確実に利益を出すためのポイント

Amazonでの出品販売で確実に収益を確保していくためには、以下のポイントを押さえておく必要があります。

  • カートボックスの獲得条件を理解する
  • 売れる商品ジャンルを理解する
  • AmazonSEOを理解する
  • OEMも検討する
  • ツールを有効活用する

これらのポイントを押さえていないと効率的に稼げません。しっかりマスターしておきましょう。

カートボックスの獲得条件を理解する

カートを獲得するためには、以下の内容を満たすことが重要です。

  • 大口出品にする
  • 最安値で販売する
  • FBA出品にする
  • 評価レビューを増やす
  • 顧客満足度を向上させる
  • パフォーマンスを向上させる
  • アカウントの健全性を向上させる

Amazonでは、商品ページで購入者が[カートに入れる]ボタンをクリックしたとき、複数の出品者がいる中から1つの出品が自動的に選択される仕組みとなっています。

この[カートに入れる]ボタンで購入されるのが、カートを獲得している商品です。

Amazonでは、カートを獲得すると商品が格段に売れやすくなります。特にライバル出品者がいる場合、カートを獲得できなければ商品はなかなか売れません。

売れる商品ジャンルを理解する

Amazonでは、多種多様なジャンルの商品が販売されています。そんな多様なジャンルの中でも、以下のような売れやすい商品ジャンルがあります。

  • コミック
  • CD・DVD
  • 家電製品
  • ゲーム関連商品
  • PC周辺機器
  • おもちゃ・ホビー
  • 食品
  • 美容関連
  • カー用品

初心者の頃はこうした売れやすいジャンルで、保管スペースも送料も安く済む、小型サイズの商品から扱っていくと良いでしょう。

物販総合研究所では、Amazonの利益商品を50つ紹介した資料を無料で配布しています。実際に価格差があって販売歴がある商品のみを具体的に紹介しています。

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AmazonSEOを理解する

Amazonで新規商品を販売する場合は、当該商品を多くのユーザーに見てもらうために検索結果で上位表示させる必要があり、SEO対策も欠かせません。

広告費をかければ反応は得られますが、集客を広告にのみに頼っていればコスト負担が大きくなり、採算が取れなくなります

SEO効果を上げるために、特に重要な数値は以下の2点です。

  • 売れている商品数
  • ユニットセッション率(コンバージョン率)

SNSでニーズのあるユーザーに直接アピールするといった戦略等も取り入れつつ、コンバージョンを上げていきましょう。

Amazon新規セラーが新規出品で商品ページを上位表示させるためにできることを、事例とともに解説した動画もご用意しています。有料級の内容になっていますので、下記の動画も併せてご覧ください。

OEMも検討する

Amazon出品は誰でも参入しやすく、ライバルも多数存在します。そうした環境で安定して売上を上げていくためには、せどりだけでなく、OEMによるオリジナル商品の開発も検討していくといいでしょう。

OEMとは、中国製等の既製品に独自のロゴをプラスするなどして、自社のオリジナル製品を製作することです。

難しい商品企画や開発の手間やコストを省き、簡単な手を加えるだけで新商品を生み出せるため、誰でも挑戦可能です。

ライバルのいない人気商品を独占的に販売できれば、価格競争に巻き込まれにくく、利益も安定しやすくなります

ツールを有効活用する

Amazon出品で効率良く利益を確保し、収入をアップさせるためには、各種ツールの導入も欠かせません。

Amazon出品に役立つツールといっても、以下のように多種多様に存在します。

  • 手数料計算ツール
  • リサーチツール
  • 出品ツール
  • 在庫管理ツール
  • 価格変動チェックツール
  • 解析ツール
  • キーワードリサーチツール

Amazon物販で役立つツールは豊富にありますので、自分のニーズに合ったものを活用するといいでしょう。

また以下のツールでは、Amazonせどりの利益商品をワンクリックで導き出すことができます。Amazon初心者やPC初心者の方でも簡単にお使いいただけます!このサイト限定のツールなので、興味がある人は以下URLをご確認ください!

Amazonせどりセミナー

よくある質問

Amazonへの出品に対する、よくある質問をまとめました。

Amazon出品に必要なものは?

Amazonでセラーアカウントを作成するには、以下の書類や情報が必要です。

  • 運転免許証やパスポート等の本人確認証
  • 180日以内に発行された取引明細書(水道光熱費等の請求書)
  • Eメールアドレス(またはAmazonアカウント)
  • 電話番号
  • クレジットカード情報
  • 売上金を受け取るための銀行口座情報

Amazonで出品するには年会費や入会金が必要ですか?

Amazonでのセラーアカウント作成には、年会費も入会金もかかりません

出品する際は月額登録料または基本成約料のほか、販売手数料等がかかります。

Amazonの小口出品の手数料はいくらですか?

Amazonの小口だと月額固定費はかかりませんが、出品商品が売れた場合に以下の手数料がかかります。

費用 手数料
基本成約料 1点あたり100円(税抜)
販売手数料 カテゴリーごとに手数料割合設定あり
カテゴリー成約料 メディア商品のみ1点あたり80円~140円

Amazonの大口出品の手数料はいくらですか?

Amazonの大口出品利用時は、以下の手数料がかかります。

費用 手数料
月額登録料 4,900円(税抜)
販売手数料 カテゴリーごとに手数料割合設定あり
カテゴリー成約料 メディア商品のみ1点あたり80円~140円

月額登録料の負担はありますが、小口出品のような1点売れるごとの基本成約料は必要ありません

Amazonへ出品後の商品の変更方法は?

Amazonで商品を出品した後に商品名など間違いがあった場合は、以下の手順で修正・変更ができます。

  1. Amazonセラーセントラルの[在庫管理]をクリックする
  2. 当該商品の[詳細の編集]をクリックする
  3. 内容を編集して保存する

Amazonで販売するには まとめ

Amazonには、個人事業主でも問題なく出品できます。ただし、出品サービスを利用する前に、個人情報が開示されることや開業届を出しているかなどの確認はしておきましょう。

出品サービスには、大口出品小口出品があります。この2つの出品形式の大きな違いは、出品する量と販売手数料です。

出品する数によっては大口出品のほうがお得になる場合もありますので、販売する量を決めてから始めるようにしましょう。

 

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