eBay輸出とは?
eBay輸出とは、世界最大規模のマーケットプレイスである「eBay」を通じて、日本から海外へ商品を出品・販売する物販の方法です。
eBayでは、ECショップのように価格を決めて出品する「固定料金形式」と、購入者同士で価格を競り合う「オークション形式」が選択できます。また、オークション形式と固定料金形式を併用して即決価格を設定することも可能です。
そもそもeBayとは?
1995年に設立したeBayは、アメリカ・カリフォルニアのシリコンバレーに本社を置く世界屈指のグローバルEC企業であり、越境ECプラットフォームを提供する世界最大級のマーケットプレイスです。190ヵ国で約1.5億人のバイヤーが利用しています。
eBayの創設者であるピエール・オミダイアが趣味的なサイトとして誕生させた「オークションウェブ」で、壊れたレーザーポインターを販売したことからその歴史がスタートしました。個人間売買の歴史的な始まりともいえるでしょう。
壊れたレーザーポインターは、バイヤーが自身のコレクションとして落札したとのことで、eBayはコレクターが集う場所としても知られています。
日本でオークションサイトといえばヤフオクですが、世界最大規模のオークションサイト「eBay」のユーザー数はヤフオクの約10倍。非常に稼ぎやすいプラットフォームです。
eBayなら個人でも出店可能
eBayは、ヤフオクやAmazonと同様に個人でも法人でも出店・出品が可能です。
歴史あるオークションサイトですが、現在ではスマホアプリでの売買にも対応しており、時代にもマッチしたプラットフォームとして、グローバルな人気を集めています。
eBayを通じて輸出をするには、まず国内で商品の仕入れが必要です。仕入れた商品をeBayに登録・出品すれば、海外のユーザーに販売できるようになります。
以下の記事では、物販ビジネスの全体像を詳しく解説していますので、初心者の方はぜひ参考にしてください。
(関連)ネット物販とは?物販ビジネスを副業にする方法・仕入れ先を紹介
物販ビジネスでもとくにeBay輸出を得意とする私が、初心者の方向けに「はじめてのeBay輸出スタートガイド」を作成しました。今なら無料でダウンロードいただけます。
あなたもeBayで日本の優良な商品を出品し、堅実な収入の柱を獲得してください。
eBayでは日本製品が売れる!
eBayには約20億点もの商品が出品され、この中でも日本製品は海外のユーザーに人気があります。
日本製品が人気の理由には、「品質の良さ」「信頼性」「日本の文化」などが挙げられます。
eBayに日本から出品した商品の中で、2024年4~6月にとくに取引額が高かったジャンルは以下のとおりです。
- 第1位:レディース アパレル&バッグ・ブランド小物
- 第2位:時計・パーツ&アクセサリー
- 第3位:カメラレンズ&フィルター
近年は日本への外国人旅行客の数が増え、2024年の1年間の旅行者数は過去最高を記録したほどです。このインバウンド回復の影響は、輸出ビジネスにも大きく影響しています。
たとえば、日本の文化や商品に触れた旅行者が、帰国後に日本の商品を好んで買う場合があります。また、日本のおみやげを受け取った人が日本の商品に興味をもち、eBayで購入することもあるのです。
(参考)イーベイ・ジャパン 「2024年 第2四半期 越境ECレポート」公開(※別タブで開きます)
eBayのアカウント開設に必要なもの
続いて、eBayアカウント開設時に必要なものをチェックしていきましょう。
eBay出品アカウント開設に必須のもの
eBayアカウント開設時には、以下の情報が必須です。
- メールアドレス
- 携帯電話番号
- 住所
- 身分証明書
- 銀行口座
- クレジットカードまたはデビットカード
- Payoneerのアカウント
eBayのアカウント登録にはメールアドレスが必要ですが、GoogleアカウントやFacebookアカウント、Apple IDとの連携による登録も可能です。
そのほかにも、住所と携帯電話番号の入力も求められます。
また、手数料の支払いのために、銀行口座情報やクレジットカードまたはデビットカードの情報が必要です。
Payoneerのアカウントは、eBay出品で得た売上金を受け取るために必要です。eBayアカウントとPayoneerのアカウントは、個人・法人の種別が一致していないと連携できませんので、この点にも注意しましょう。
本格的なeBay輸出で必要なもの
必須ではありませんが、本格的に物販ビジネスとしてeBay輸出に取り組む場合は、以下のものを準備しましょう。
- 開業届の取得
- 事業用銀行口座
- 事業用クレジットカード
- 古物商許可証の取得
税務署に開業届を提出すれば、節税対策になる青色申告を利用できます。青色申告するためには承認申請書の提出が必須ですので、開業届とあわせて提出しておきましょう。
また、開業届はeBayのビジネスアカウントの開設にも必要です。ビジネスアカウントでは、オリジナル商品の販売や大量商品の販売などが可能です。本格的に越境ECを行いたい場合には、開業届を出しておきましょう。
銀行口座やクレジットカードをプライベート用とビジネス用に分けておくと、会計上でも効率的です。
eBay輸出のアカウント登録方法や古物商・開業届の取得方法などについては、以下の記事でまとめてわかりやすく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。
(関連)【eBay輸出】セラーアカウントの作成方法|ぺイオニアについても解説【2025年最新】
eBay輸出と古物商許可の関係
eBayでは、新品の商品だけでなく中古品も販売できます。中古品の販売には必ずしも古物商許可が要るわけではありません。けれども、国内で中古品を仕入れてビジネスとして継続してeBayに出品する場合には、古物商許可を取得しましょう。
もし、古物商許可がなくビジネスで中古品を販売したとみなされた場合、古物営業法違反として「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科される可能性があります。
古物商許可の申請は警察署で行えます。取得にかかる手数料や必要書類などの詳しい情報は、以下の記事で解説していますので参考にしてください。
(関連)eBayでの輸入や輸出で古物商はいる?許可証が必要なのはどんなとき?
eBay輸出の始め方|出品までの流れ
eBayアカウントの開設から出品までの大まかな流れは、以下のとおりです。
- eBayアカウント開設
- 出品商品の登録
- 配送・出荷情報の設定
- eBayアカウントで評価を集める
- 出品
eBayでアカウントを作成したら、出品商品の登録や配送・出荷情報の設定を行いつつ、eBayアカウントで購入等も含め、評価を集めましょう。
ある程度評価を集めてアカウントを育てたら、実際に仕入れた商品を出品します。
eBay輸出の始め方や出品方法については、以下の記事で初心者の方に向けてわかりやすく解説していますので、こちらもご参照ください。
(関連)【動画&図解】eBayの一番簡単な出品方法|初心者でも迷わないステップ解説
(関連)eBay輸出の始め方|簡単7ステップでわかる完全ロードマップ!
eBay輸出について本でじっくり学びたい!という方向けに、以下の動画でおすすめ本も紹介しています。10年間eBay輸出で稼ぎ続けている私が、初心者の方に自信をもっておすすめできる書籍ですので、ぜひこちらもチェックしてください。
eBay輸出で売れるものはこれ!商品ジャンル一覧
eBay輸出を始めるにしても、どのような商品を出品するか迷われることもあるでしょう。
そんなあなたのために、eBay輸出で10年以上稼ぎ続けている私の経験から、eBayで売れやすい商品ジャンルを紹介します。
- カメラ
- 時計
- ブランド品
- 書籍(漫画など)
- 釣り道具
- ゲーム
- おもちゃ・ホビー
- スポーツ用品
- キッチン関連
- 音楽関連
- DVD
- ビジネスやオフィス関連
- 人形
- 家電
- とんでもなくマニアックな商品
これらeBay輸出で売れるものについて詳しくは、以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。
(関連)eBay輸出で売れるもの14選|儲かる商品リストをまるっと大公開!
eBayには、世界中のコレクターがお宝商品を求めて集まってきます。あなたのマニアックな視点で選んだ商品が売れる可能性もあるのです。
あなたの得意ジャンルを見つけて、コレクター目線で商品をリサーチしていくのもおすすめです。
eBayの売れ筋商品リサーチ方法
eBayに出品する商品は、やみくもに選んでもなかなか売上につながりません。eBayではどのような商品が売れているのかを調べて、売れる商品を出品することが大切です。
売れている商品をリサーチするためにはさまざまなツールが使われています。おすすめは以下のツールです。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
アドバンスド・サーチ |
|
Terapeak |
|
WUANTO |
|
売れ筋商品のリサーチ方法は、以下の記事でも詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
(関連)【動画あり】eBay輸出のリサーチ方法をプロが解説|利益商品が見つからない人必見!
商品の仕入れ先
仕入れたい商品をリサーチした後は、仕入れ先を探します。eBay輸出では、一般的に日本国内で商品を仕入れます。
eBayでの販売方法には、先に仕入れて手元に商品を保管する「有在庫」と注文を受けてから商品を仕入れる「無在庫」での販売が可能です。販売方法の違いによって、仕入れ先も異なります。
販売方法による仕入れ先の特徴を、以下の表にまとめました。
【販売方法ごとの仕入れ先】
販売方法 | 特徴 |
---|---|
有在庫販売 | ECサイトから実店舗まで、あらゆるショップから仕入れられる |
無在庫販売 | 在庫管理ツールが利用できるヤフオク(Yahoo!オークション)やAmazonをメインに利用 |
無在庫販売の場合、出品時に在庫があっても注文を受けた段階で在庫切れになってしまう場合があります。そのため、在庫管理ツールと連携できる仕入れ先を選ぶようにしましょう。在庫管理ツールについては、のちほど詳しく解説します。
以下の動画ではeBay輸出でおすすめの穴場仕入れ先を紹介しています。仕入れ先選びに迷っている場合は、ぜひ参考にしてください。
海外発送の方法と注意点
購入された商品が用意できた後は、商品を海外に発送します。日本から海外に発送する方法は大変多く、始めのうちはどの方法で送ればいいのか迷ってしまうかもしれません。おもな発送方法を以下にまとめました。
【海外へのおもな発送方法】
発送方法 | 発送業者・種類 |
---|---|
日本郵便 | EMS、SAL便、国際eパケットなど |
民間発送業者 | FedEx、DHL、UPSなど |
eBay専用配送ツール | eLogi |
海外への発送に慣れていない場合は、eBay専用の配送ツール「eLogi」を利用するのがおすすめです。eLogiには以下のようなメリットがあります。
【eLogiのメリット】
- 個人でもFedExを割安で利用できる
- 注文データから宛名ラベルやインボイスが作成できる
- eBayのポータルサイトから手続きができる
- 初心者でも使いやすい
万が一、商品が届かないといったトラブルがあった場合、商品の「追跡番号」で発送済みを証明できれば、eBayから補償を受けられる場合があります。追跡番号で配送状況をトラッキングできる配送方法を選択しましょう。
また、海外への発送は、国内の配送に比べて破損や紛失する恐れがあるため、運送保険も検討してみましょう。発送する手段によっては、保険が付帯している場合がありますが、高額な商品や壊れやすい商品を発送する場合は、自分で加入するのもおすすめです。
(参考)eLogi公式サイト(※別タブで開きます)
eBayでの発送方法については、以下の記事や動画も参考にしてください。
(関連)【初心者向】eBayの発送方法はこの2つでOK|現役のプロが失敗しないやり方を紹介
eBay輸出を始める前に知っておきたいこと
eBay輸出に挑戦するにあたっては、事前に以下の点を把握しておくと安心です。
いずれも輸出販売する際には知っておくべき内容ですので、詳しくチェックしておきましょう。
eBayの手数料
eBay輸出にかかる手数料としては、以下のものが挙げられます。
【eBay輸出の手数料】
手数料 | 内容 |
---|---|
出品手数料(Listing fee) |
|
落札手数料(Final value fee) |
|
海外決済手数料(International fee) |
|
広告費手数料(Promoted listings fee) |
|
payonnerの為替手数料 |
|
配送料金 |
|
梱包材費用 |
|
これらの手数料を把握した上で、利益を確保できる商品をリサーチしましょう。
eBayの利益計算方法
商品の仕入れや価格設定をするときは、利益がどのくらい出るかを確認する必要があります。利益は以下のように計算します。
【利益の計算式】
利益 = 販売価格 ×(100% - 手数料の合計%)- 仕入れ価格 - 送料
利益の計算は、Excelやスプレッドシートなどを使うのがおすすめです。また、あらかじめ数式が設定されている利益計算ツールを使用すれば、仕入れや出品の効率化がはかれます。
手数料や利益計算の詳しい内容は、以下の記事で詳しく解説しています。便利な利益計算シートも用意していますので、活用してください。
(関連)【輸出】eBayの販売かかる手数料一覧|計算例・利益計算シートも紹介
関税
日本から商品を輸出する際、基本的には関税が発生します。
関税とは、輸出入する物品にかかる税金のことです。
海外から個人輸入で商品を購入すれば、商品を受け取る際に輸入側(購入者)に関税が課せられます。輸出側(売り主)には、関税の負担はありません。
eBay輸出では、セラーではなく出品した商品を購入したバイヤー側が関税を支払う義務があります。とはいえ、セラー側では関税について理解しておき、バイヤーに関税が発生する可能性があり、バイヤーの負担になる旨を伝えておくことも重要です。バイヤーが関税について知らなかった場合など、セラーに関税の負担を求めるといったトラブルが発生する可能性もあるので要注意です。
eBay輸入に興味があっても、関税について知識がないと不安ですよね。
そんなあなたに向けて、私の経験をもとに、eBay輸出の関税トラブルを回避するための対策をまとめた動画もご用意しています。この動画をご覧になれば、関税にまつわる不安もスッキリ解消できますので、ぜひお目通しください。
輸出禁止商品
ECサイトごとのルールも大事ですが、国や地域ごとの法律や条約によって、輸出入が禁止されている商品もあります。
配送業者で配送を断られるケースもあるので、各業者のルールを把握しておくことも重要です。
日本では、以下に該当するものは関税法で輸出が禁止されています。
- 麻薬、向精神薬、大麻、あへん、けしがら、覚醒剤
- 児童ポルノ
- 特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、著作隣接権、育成者権を侵害する物品
- 不正競争防止法第2条第1項第1号から第3号まで又は第10号から第12号までに掲げる行為を組成する物品
(引用元)税関「輸出入禁止・規制品目」(※別タブで開きます)
ほかにも関税法以外の法律により、事前に許可や承認が必要であるなど輸出を制限されている品目もあるので、あわせて確認しておくことが重要です。
たとえば食品を輸出するにあたっては、「植物検疫証明書」「輸出検疫証明書」「食品添加物規制への対応」など、複数の証明書類を求められる可能性があります。
これらの法令に違反すれば、犯罪行為として罰則や罰金が科せられますので、輸出の仕入れ前にしっかりと把握しておきましょう。
(参考)税関「関税法の罰条」(※別タブで開きます)
出品禁止商品
法律で禁止や制限のある商品はもちろんですが、それ以外にもeBay独自で出品禁止や制限されている商品が存在します。
eBay出品の禁止・制限商品は国や地域によって異なるため、「海外で出品されているから日本からも輸出出品OK」とは限らないと認識しておきましょう。誰かが出品しているからといってすべてのセラーが出品できるわけではありませんし、出品する国によっても禁止商品は異なります。
複数の国でeBay輸出をする際には、各国の公式ページを必ず確認してください。
eBay出品で禁止・制限されている商品は多数あるため、ここではすべてを紹介しきれませんが、とくにうっかり違反してしまいそうな商品をピックアップして見ていきましょう。
要注意商品 | 注意事項 |
---|---|
エアガン |
|
プラモデル |
|
ライター |
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電池が入っているもの |
|
食玩 |
|
アダルト |
|
出品禁止や制限のある商品を知らずに出品すれば、サスペンド(アカウント停止)される可能性があります。eBay輸出で出品する際には、必ずeBay出品禁止商品リストで自身の扱う商品が該当しないか、しっかりと確認しておくことが重要です。
eBay輸出での出品に注意が必要な商品について、私の経験を踏まえて詳しく解説した動画もあるので、こちらもご覧になって垢BANリスクを回避してください。
アカウント停止のルール
メルカリやAmazonでの出品でも、出品ガイドライン等のルール違反があれば出品停止やアカウント停止になりますが、eBayにも同様のペナルティがあることを把握しておきましょう。
eBayではアカウント停止のことを「サスペンド」といい、ペナルティとしては、一時的なサスペンド(出品停止)と永久サスペンド(アカウントの永久凍結)があります。永久サスペンドでは売上金も没収されるので、十分な注意が必要です。
eBayで初心者がサスペンドされるケースとしては、以下の理由が挙げられます。
- アカウント開設後、取引実績なしにいきなり出品する
- 本人確認をしていない
- 実績なしで複数アカウントを作成した
- 1アカウントに複数人が同時ログインしている
- 出品禁止商品を出品した
- eBayを通さずに直接バイヤーと取引した
- フリーWi-Fiなど普段と別の場所からセラーアカウントにログインした
これらeBayでのサスペンドされる原因や対処法等については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。リスク回避の参考にしてください。
(関連)【動画あり】eBayのサスペンド(アカウント停止)になる事例10つ!解除方法&予防策を紹介
出品制限とリミットアップ
eBayでは、アカウントごとに販売できる商品数と販売金額の上限を設定しています。セラーアカウントの初期段階では、毎月3点・合計200ドルまでしか販売できません。
収益を上げるにはこの上限を上げる必要があり、上限を上げることをリミットアップと呼んでいます。
リミットアップは自動で行われますが、自分で申請することも可能です。自己申請は自動でリミットアップするよりも上昇率が高い傾向がありますが、直接セラーポータルかメールで直接リクエストする手間がかかります。
リミットアップは申請すれば必ず承認されるわけではありません。以下のポイントを確認して申請しましょう。
【リミットアップを成功させるポイント】
- アカウント登録・初回取引から30日以上経過しているか
- 販売実績があるか
- 現在保有しているリミットを使い切っているか
- 未発送・未対応の取引はないか
リミットアップについては、以下の記事で申請方法や条件を詳しく解説していますので、参考にしてください。
(関連)【メール例文あり】初めてのeBayリミットアップ!成功のコツ&裏ワザも
返品・返金
購入者が商品を受け取った後に返品依頼(リターンリクエスト)があった場合には、出品者側が返品や返金の対応をします。
まず、購入者へ連絡をとり、返品理由や商品の状態を確認します。
続いて、出品者と購入者で以下の中から対応方法について話し合い、商品の返品・返金の手続きを行ってください。
- 全額返金+商品の返品あり
- 全額返金+商品の返品なし
- 一部返金+商品の返品なし
- 返品拒否
なお、対応方法の決定はセラーリクエストを確認してから3営業日以内に行いましょう。対応期間を過ぎると、eBayの介入がある場合や購入者からの評価に影響を与える可能性があります。
返品・返金の対応については、以下の記事で手続き方法を紹介していますので参考にしてください。
(関連)eBayの返品対応はどうすればいい?リターンリクエストの手続きガイド
翻訳ツール
eBayのサイトは日本語への切り替えが可能ですが、一部英語表示のままになるところもありますし、バイヤーとのやりとりは全面的に英語で行います。
英語ができないと難しく感じることがありますが、Webサイトの翻訳機能や翻訳ツールを利用すれば十分に対応可能です。
無料翻訳ツールでもかなり精度が高く、自然な表現で翻訳してくれます。使い勝手も良いのでぜひ試してみてください。
(参考)「DeepL」(※別タブで開きます)
【必読】ebay輸出の「儲かる商品リスト」を完全無料で手に入れてみませんか?
物販総合研究所では、eBay輸出を初心者でも簡単にはじめられる「eBay輸出マニュアル」を今だけ無料で配布しています。
- eBay輸出を始めたいけどやり方が分からない…
- eBay輸出で売れる商品を知りたい
上記に当てはまる方におすすめの内容です。興味がある方は、ぜひ以下のバナーからマニュアルをダウンロードしてください。
eBay輸出なら在庫管理ツールで無在庫販売も可能!
eBayでは、多くの出品者が無在庫販売をしています。
無在庫販売と有在庫販売の違いは、在庫を仕入れるタイミングです。有在庫販売は、注文される前に商品を仕入れますが、無在庫販売は注文されてから商品を仕入れます。
在庫を持たずに出品できるので、以下のようなメリットがあります。
- 売れない在庫を抱える心配がない
- 初めに在庫を用意しなくていいので、初期費用が不要
- 先に購入代金が支払われるので、運転資金が安定しやすい
ただし、無在庫販売は出品と仕入れに時間差があるため、仕入れようとしたときには在庫切れになっているかもしれません。在庫切れのリスクを避けるためには、在庫管理ツールが役立ちます。
物販総合研究所が提供する「Sekai Pocket」は、eBay無在庫販売専用のツールです。ヤフオク(Yahoo!オークション)やAmazonの商品情報を自動で取得できるので、常に在庫チェックが可能です。操作がわかりやすいので、初心者でも安心して利用できます。
在庫管理ツールについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
(関連)eBayの在庫管理ツールを徹底比較!無在庫販売を成功に導く秘訣とは?
(関連)eBayで無在庫販売は可能?初心者でも安全に稼ぐツール活用法!
また、実際にeBay輸出で成功した人の例を以下の動画で紹介していますので、参考にしてください。
eBay輸出のメリット
eBay輸出で物販ビジネスにチャレンジすることには、以下のメリットがあります。
海外出品することで得られる複数のメリットについて、さらに詳しく見ていきましょう。
競合が少ない
eBayはグローバルで多くのユーザーが集まるECプラットフォームですが、日本では言語のハードルがあり、それほど多くのセラーがいるわけではありません。
たとえばメルカリやAmazonを利用するセラーは多数存在しますが、そうしたECプラットフォームより使いづらかったり、配送が難しかったりといった印象をもつ方も少なくないでしょう。
これらはデメリットともいえますが、その分、参入障壁が高く競合が増えにくいメリットにもなるのです。
購入者は安全・低リスクで購入可能
eBayは越境ECということで、さまざまな不安を感じるユーザーも少なくありませんが、バイヤーが安全かつ低リスクで商品を購入するための「買い手保護制度」もあります。
低リスクで安心して購入できる環境を構築することで、eBayには世界中から多くのバイヤーが集まるのです。
キャッシュフローが回りやすい
eBayでは、売上金の入金スケジュールが以下の4種類から選択できます。
- 毎日
- 毎週
- 隔週
- 毎月
申請後、最短で3営業日、土日祝日が間にある場合でも5営業日ほどで入金されるので、キャッシュフローを回しやすいでしょう。
たとえばAmazon出品の場合は2週間ごとの振り込みですから、その速さは段違いです。
市場規模が大きい
人口が増加傾向で市場規模も拡大している海外で出店すれば、日本国内のみでの販売に比べて、格段に販路を広げられます。
eBay自体も世界最大規模のECプラットフォームですから、さまざまな属性のユーザーが集まりやすいのも嬉しいメリットです。
日本で馴染みのあるECプラットフォームと比較すると、やや難易度が高めではありますが、このように多くのメリットがあることを考えれば、取り組む価値は十分にあるでしょう。
このように魅力的なeBay輸出を始めたい方に向けて、eBay輸出の経験豊富な私から、日々、有益なコンテンツを多数お届けしています。
eBay輸出の基礎知識をまとめて紹介している動画もあるので、こちらもぜひご覧ください。eBay輸出の基本から稼ぐ仕組み、価格差のある商品を見つける方法まで丁寧にわかりやすく解説しています。これを見れば、eBay輸出へのハードルも下がるはずです。
eBay輸出のデメリット
次に、eBay輸出で気になるデメリットについても解説します。
新規ビジネスに取り組む際には、メリットだけでなくデメリットもしっかりと理解した上で、健全に取り組むことが大事です。詳しく見ていきましょう。
サイト操作やツール利用への慣れが必要
eBayは海外サイトですから、日本のメルカリやヤフオク、Amazonと比較すると出品時の操作性やツールの利便性、わかりやすさで劣る面があります。
繰り返し出品していれば慣れてきますが、慣れるまでは苦労することもあるでしょう。
とはいえ、現在はWebサイトの翻訳機能や無料翻訳ツールの精度も向上しており、それほど苦労せずとも内容を理解できるので、言語の違いは大きな障壁にはなりません。サイトやツールの操作も、慣れればスムーズに処理できるようになります。
私も英語ができず最初は苦労しましたが、長年継続してノウハウをお伝えできるまでに成長できました。当時は情報もほとんどない中での挑戦でしたが、今ならブログやYouTubeなど情報も豊富。あなたが最短で成果を出せる環境が整っています。
eBayのルールやポリシー違反に注意が必要
ECプラットフォームの利用では、eBayに限らずサイトごとにルールやポリシーが規定されています。そのルールに違反すれば出品停止などのペナルティが課され、アカウント凍結の恐れもあるのです。
とくにeBayでは世界各国への販売が可能で、国や地域ごとに法律やルールが異なります。
たとえばメルカリではOKでも、AmazonではNGといった規約もありますよね。
eBayでは、日本でまったく問題なく販売できるものが、ある国では法律違反になることもあります。
出品ルールを把握しておかなければ、eBayのアカウント凍結のリスクがあることを十分に理解し、規約違反とならないよう注意が必要です。
配送がやや難しい
eBay輸出となれば日本国内の配送と異なり、配送の難易度が高いと感じる方もいらっしゃるでしょう。
実際に海外では、日本と比べて配送品の取り扱いが乱雑でトラブルが起きやすいものです。
とはいえ、梱包に注意して正規ルートで配送を行えば、基本は日本国内の発送と大差ありません。丈夫なダンボールを使ったり、梱包材を多めにしたりといった工夫で対処可能です。
配送手続きについても窓口は日本の配送業者ですから、それほど構えることもありません。
eBay輸出に関してよくある質問
eBay輸出について、よくある質問をまとめて紹介します。
eBayの輸出の決済方法は?
eBay輸出の決済方法は、以前はPayPal(ペイパル)のみでしたが、現在はeBayが提供する「Managed Payments」で「Payoneer」に移行しており、ほとんどの出品で以下の支払い方法を利用できます。
- PayPal
- クレジットカード
- デビットカード
- Apple Pay
- Google Pay
eBayの個々の出品ページで、利用可能な支払い方法の確認が可能です。
eBayの関税はいくら?
関税は、商品、商品価格、輸入元の国、用途に応じて通関で決定されるため、事前に正確な金額の把握はできません。
たとえばアメリカでは800ドル以下、イギリスでは14ポンド以下の商品には基本的には関税がかからないといったルールがあります。このように、関税については国ごとの法律によって定められており、すべてを把握するのは困難です。詳細については、都度バイヤー本人に確認してもらう必要があります。
以下の記事では、関税がかかる商品一覧や非課税になるケースを紹介していますので、あわせてご覧ください。
(関連)個人輸入の関税はいくらから?税関に引っかかる商品一覧や非課税のケースも
eBayの売上金はいつ入金される?
eBay出品で商品が売れた場合、その売上金の入金スパンは以下の4つのスケジュールから選択できます。
- 毎日
- 毎週
- 隔週
- 毎月
Payoneerアカウントを通じて、平日であれば最短で3日ほどで、日本円で入金されます。
eBay輸出で利益を上げるコツは?
収益を上げるためには、利益率を上げる工夫をしましょう。利益率を上げるコツは以下の3点です。
- 出品数を増やす
- 中古品を扱う
- 無在庫販売をする
出品した商品は、すべて売れるとは限りません。できるだけ多くの商品を出品して購入される機会を増やしましょう。
また、人気のある商品やジャンルで出品すればライバルが多く価格競争に巻き込まれることや、なかなか売れなくなる可能性が高くなります。
eBayは個人間取引(CtoC)で、中古品の出品も盛んです。eBayの購入者はコレクターも多いので、新品よりも中古品を出品する方が利益を上げやすくなっています。
商品の販売方法は、無在庫販売がおすすめです。無在庫販売は、在庫をもたずに注文を受けてから仕入れるため、過剰在庫や売れ残りの心配がありません。
これらのコツを活用して収益アップを目指しましょう。
以下の記事では、eBay輸出で儲からない人と儲かる人の違いを解説していますので、こちらも参考にしてください。
(関連)eBay輸出で儲からない人 vs 儲かる人|7つの違いと今すぐできる改善策!
eBay輸出で有利に物販ビジネスを成功させよう!
この記事では、eBayで売れるものや儲かる仕組みについて詳しく解説しました。
- eBayのアカウントを開設する
- 出品商品を登録する
- 配送・出荷情報を設定する
- eBayアカウントの評価を集める
- 商品を出品する
上記の手順を理解して、eBay輸出に挑戦してみてください。
物販総合研究所では、eBay輸出の準備・商品リサーチ・仕入れ・販売などを網羅した「eBay輸出マニュアル」を今だけ無料で配布しています。
- eBay輸出を初心者が始めるためのロードマップ
- eBay輸出で爆益を出せる商品を見つける秘訣
上記について詳しく解説しています。興味がある方は、ぜひ以下のバナーからマニュアルをダウンロードしてください。