ヤフオクへの参加方法は新規登録から
「ヤフオクを使ってみたい!でもなんだか難しそう」なんて思っていませんか。
ヤフオクが初めてという方には、ちょっとハードルが高いようなイメージがあるかもしれません。
ヤフーオークションはオークションという名のとおり、出品されている商品に対して入札が行われ、最終的に高値を付けた人が落札できるシステム。
使い方をマスターすれば、欲しい物だけでなく商品の仕入れも可能です。
まずはヤフオクの始めるために必要な、ヤフーオークションへの登録から進めていきましょう。
ヤフーオークション登録に必要なもの
ヤフーオークションの登録には、条件や必要なものがあります。
- 満15歳以上(中学生を除く)であること
- Yahoo! JAPAN ID
- Yahoo!ウォレットの登録
満15歳以上で、Yahoo! JAPAN ID(=ヤフーアカウント)を持っていれば、ヤフオクでの入札も商品の出品も可能。取引をするためには、Yahoo!ウォレットの登録も必要となります。
また、ヤフオクで初めて商品を出品する場合には、出品者情報として、
- 氏名
- 住所
- 電話番号
の登録が必須です。ヤフオクで出品した商品が落札された場合、落札者にこれらの登録情報が開示されます。そのため、正確な情報の登録が必要なのです。
消費税の納税義務のある事業者については、これらの条件を満たしていても、通常の利用登録ができません。その場合は、ヤフオク!ストアとして出品することとなります。
→ ヤフオク!ストア
ヤフーオークションの登録方法
Yahoo! JAPAN IDという、ヤフーのアカウントを持って入れば、ヤフーオークションを利用できます。
Yahoo! JAPANでは、「Yahoo!プレミアム」という月額508円(税込)の有料会員制度があります。ヤフーオークションで復数の出品をしたい場合には、この「Yahoo!プレミアム」への登録が必要となります。
ヤフオクを始めた方に朗報です!
物販総合研究所では、ヤフオク初心者が今から始められる副業を紹介しているマニュアルを無料で配布しています。
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Yahoo!プレミアム会員になるとできること
ヤフオクでは、Yahoo!プレミアム会員か非会員かによって、以下のように利用できるサービスの内容が変わります。
Yahoo!プレミアム登録なし | Yahoo!プレミアム会員 | |
---|---|---|
ヤフオク出品できる個数 | 1個 | 9個まで |
ヤフオクでの配送方法の設定 | 1種類 | 復数設定OK |
ヤフオク有料オプションの利用 | 不可 | ◯ |
ヤフオク出品時の下書き保存 | 不可 | ◯ |
それぞれの内容について、さらに詳しく見ていきましょう。
(関連)ヤフオクするならプレミアム会員は必要?登録の特典やメリットを徹底解説
Yahoo!プレミアム会員ならヤフオクでの出品個数9個まで
Yahoo! JAPAN IDを持っているだけでも、ヤフオクの利用は可能です。ただ、Yahoo!プレミアムに登録していない場合は、ヤフオクでの出品が1点のみに限定されます。
Yahoo!プレミアム会員なら9個まで。ただし、初心者の方にはちょっと厳しい条件があります。それは、「出品時に総合評価が11以上でないと、2個以上の出品ができない」ということ。
プレミアム会員になったとしても、復数の出品をするには総合評価の条件をクリアしないといけないのです。
ヤフオクの総合評価というのは、以下の評価に応じた評価ポイントで決まります。
評価 |
評価ポイント |
---|---|
非常に良い |
1 |
良い |
1 |
どちらでもない |
0 |
悪い |
-1 |
非常に悪い |
-1 |
ただし、同一人物からの評価については、最新のものだけが反映される仕様となっているため、同じ人と取引を何度繰り返しても、総合評価は上がりません。
ヤフオクでの総合評価には、
- ヤフオク出品
- ヤフオク落札
- PayPayフリマ出品
これらの評価が反映されます。
ちなみに、PayPayフリマ出品での評価は3段階ですが、
PayPayフリマ ヤフオク! 良い 非常に良い 普通 どちらでもない 悪い 非常に悪い
このように評価を反映させて、総合評価を算出する仕組みになっています。
ヤフオクが初めてなら評価もゼロ。ヤフオクでの落札やフリマ出品で、ある程度良い評価を溜めてから、プレミアム会員を検討すると良いでしょう。
良い評価が増えていけば、出品した商品も売れやすくなりますので、最初は特に迅速丁寧な対応を心がけ、評価を上げていきたいところです。
復数の配送方法が設定可能
ヤフオクで出品する際、Yahoo!プレミアムに登録していない場合は、様々な配送方法の中から1つだけしか設定することができません。
Yahoo!プレミアム会員であれば復数の配送方法を設定できるため、落札者にとってのアピールにもなります。
ヤフオクの有料出品オプション利用可能
ヤフオクでは、出品をアピールするための、
- あなたへのおすすめコレクション
- 注目のオークション
これらの有料出品オプションというのがあります。この出品オプションはYahoo!プレミアム会員でないと利用できません。
出品時の下書き保存が可能
ヤフオクの出品編集では、説明欄など商品ごとに入力事項がいくつかあります。入力中に作業を中断する場合など下書き保存ができないと不便ですが、Yahoo!プレミアム会員でないと下書き保存ができません。
これらの他にも、Yahoo!プレミアム会員でないと利用できない機能があります。詳しくはこちらをご参照ください。
→ Yahoo!プレミアム会員だけがヤフオクで利用できる機能(ヤフオクヘルプ)
副業等でヤフオク出品を利用したいのであれば、Yahoo!プレミアム会員への登録は必須と言えるでしょう。
ヤフオクでの落札の流れ
ヤフオクで初めての落札。入札するにはどうすればいいのか、落札したらその後どうするのか、など不安なこともたくさんあるでしょう。
こちらではヤフオクでの入札、落札の仕方から、手元に商品が届くまでの流れについて解説します。
ヤフオクでの落札の流れとしては、大まかに5つのステップがあります。
- ヤフオク出品検索
- 入札
- 落札
- 支払い
- 商品を受け取る
では、それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
ヤフオク出品検索
ヤフオクでは、多くの商品が出品されています。ヤフオクが初めてなら、商品検索でも戸惑うかもしれません。
多種多様にある商品の中から、あなたの欲しい物を見つけるためには、まず、効率の良い検索から始めましょう。
こちらはスマホアプリのヤフオクトップ画面。一番上に検索窓があります。商品が決まっている場合は、型番などが分かると検索がスムーズです。
具体的な商品が決まっていない場合は、カテゴリーから選ぶこともできます。カテゴリー検索する場合は、アプリ画面の下に表示されている虫眼鏡アイコンから進みます。
お目当ての商品が表示されてもまだまだ選択肢が多い場合は、検索結果の並び替え機能があります。
ヤフオクの商品検索でたくさんの商品が並ぶ画面が出てきたら、画面右上に[並べ替え]というメニューも表示されます。[並べ替え]をタップすると、以下のように並べ替えの条件が表示されます。
例えば
- 少しでも安いものを購入したいのであれば「価格が安い順」
- 人気商品や品質の良いものを見つけたければ「入札件数が多い順」
- なるべく早く落札したいのであれば「残り時間が短い順」
などといったように並べ替えをすることで、効率良く探せるようになります。
探している商品の出品が少ない場合には、正確な商品名や型番だけでなく、大まかな検索に変えてみるなど範囲を広げてみると検索結果も変わってきます。
個人で出品しているため、適切なキーワードで出品されていない場合もあります。ヤフオクの検索基準を変えてみることで、予想もしないような掘り出し物が見つかるかもしれません。
ヤフオクで入札
ヤフオクでの入札の仕方は、非常に簡単です。入札したい金額を入力して、誤りがないことを確認した上で入札を完了させるだけ。
しかしながら、入札前に必ずしておくことがあります。
ヤフオク入札前にここだけはチェック
1つは送料の確認です。ヤフオクでは送料が落札者負担で設定されていることが多いので、送料負担や発送方法を見落とさないようにしましょう。
配送方法によっても料金が大きく変わるため、入札前に出品者に問い合わせしておくと安心です。具体的に「◯県宛てで、〇〇の配送方法の場合、送料はおいくらでしょうか」など、具体的に質問するとスムーズに回答が得られでしょう。
もう1つは、出品者の評価。うっかり忘れがちですが、ヤフオクで良い取り引きをするためには、これがとても大事なのです。ヤフオク初心者なら特に、悪い評価が多い出品者からの落札は避けることをおすすめします。
出品者の評価に問題なく、送料にも納得できたら入札をしましょう。
ヤフオクの自動入札を把握しよう
ヤフオクの入札は、自動入札で行われます。
ここまでなら落札したい、と思える金額を最高入札額の欄に入力します。すると、機械的に他の入札者と競いながら、最終的な落札者が決定されるシステムになっています。
例えば、ヤフオクのある商品を10,000円までなら落札したいと思っている場合。
最高入札額の欄に10,000円と入れて入札をします。10,000円と入札していますが、そのまま誰も入札しなかった場合は、「現在の価格」で表示されている金額で落札することになります。
10,000円で入札して、他の入札者が現れた場合は、入札額を少しずつ上げながら自動的に再入札が行われます。
この場合、他の入札者が最高入札額11,000円で入札していれば落札できませんが、事前に相手の最高入札額を知ることはできません。
終了時刻までに最も高い入札をした人が落札できることとなります。落札できなかった方は、残念ながら商品を手にすることはできません。
最高入札額を上げて入札をすることもできるのですが、感情的になってしまうこともあるため、あらかじめ予算を決めておくことが大事です。
ヤフオクで落札
ヤフオクで入札し、最高額入札者となって商品を落札することができたら、[取引連絡]にて、出品者と連絡を取り合います。
ヤフオクでは、フリマアプリのようにこまめなコメントをする人はあまり多くありません。中には、一切コメントへの返信がない出品者も存在します。
落札額と送料の支払い
ヤフオクで商品を落札できたら、商品の落札額と送料の支払いをします。支払いが完了しないと、出品者は発送しません。
ただし、送料が確定していない場合などは、出品者からの連絡を待ちます。ヤフオクでは、出品者により手続きの仕方など異なる場合もあるので、トラブルを避けるためにも、しっかりと内容を確認しましょう。
以下が落札後の取引画面になります。
ヤフオクで落札できたら、商品代金の支払いを
- Yahoo!かんたん決済
- ストア決済
- その他出品者の指定する決済方法
のいずれかで行います。
こちらでは、「Yahoo!かんたん決済」と「ストア決済」について、さらに詳しく解説します。
Yahoo!かんたん決済
「Yahoo!かんたん決済」というのは、落札者が払った商品代金をヤフオクで預かり、商品が届いたことを確認した後に出品者に支払いをする、Yahoo!JAPANの決済システムです。
商品の受け取りをするまで、出品者に商品代金が渡ることはないので、正しい取引をしていればお金だけ取られてしまう、などといったトラブルを回避できるのです。
Yahoo!かんたん決済では、
- PayPay
- クレジットカード
- PayPay銀行支払い
- コンビニ支払い
- 銀行振込(振込先PayPay銀行)
- Tポイント
これらの支払い方法が利用できます。
ストア決済
ストア決済での出品は、落札した際に「購入手続きへ」と表示されます。
この場合は、Yahoo!かんたん決済でなく、そこに表示されている方法で支払いをします。
ストア決済には、
- PayPay残高払い(ストア決済)
- クレジットカードで支払う(ストア決済)
- コンビニ決済(ストア決済)
これらの支払い方法があります。
ヤフオクで落札した商品を受取る
商品を無事受け取ることができれば、ヤフオクでの取引もあと少しです。
受け取り連絡は確実に受け取ってから
落札後の支払いが完了すれば、後は商品を受け取り、[受け取り連絡]をクリックすることで、取引が完了となります。
トラブルが発生している場合は、解決するまで[受け取り連絡]をクリックしないでください。一旦受け取り連絡をすれば、取り消しなどは一切できなくなります。
ヤフオクでの評価
その後、必要に応じて出品者の評価をします。ヤフオクの場合、悪い評価には悪い評価で返すといった報復評価も考えられるので、できれば「どちらでもない」か「良い」で評価することをおすすめします。
評価は誰でも閲覧できますし、後で削除することもできません。くれぐれも慎重に評価しましょう。
ただし、出品者が評価不要としている場合もあります。その場合は評価を控えます。
ヤフオクで入札できないパターン
ここまで、ヤフオクでの入札・落札について紹介しましたが、ヤフオクで入札できないという悩ましいケースもあります。
ヤフオクで入札できないパターンは、以下のとおり。
- 新規アカウント・初心者お断りで入札できない
- 悪い評価が多いアカウントで入札できない
- 出品者による入札者への制限
- 出品者のブラックリストに登録されている
ヤフオクでは、自分の出品に入札をすることはできませんが、それ以外では、主に「新規アカウント」や「悪い評価が多いアカウント」への制限があります。
詳しく見ていきましょう。
新規アカウント・初心者お断りで入札できない
ヤフオクの新規アカウントで入札できないというケースです。
ヤフオクで商品説明などを見ていると「初心者お断り」「新規お断り」などと書かれていることがあります。
いたずらやトラブルなどを回避する目的で「新規の方は即削除します」などと強めの表現をしている出品者もいます。
悪質なヤフオクアカウント保持者はペナルティなどでアカウントが使えなくなると、新しく作り直して、いたずらやトラブルを起こすことがあります。そういったアカウントとのトラブルを避けるための措置なので、出品者が必ずしも悪いわけではありません。
ただし、新規アカウントOKとアピールしている出品者も多数いますので、他で探せば見つかるでしょう。
良い評価が増えてくれば、そんな心配も無くなります。
悪い評価が多いアカウントで入札できない
ヤフオクで入札できないケースで最も多いのは、悪い評価によるものでしょうか。
「新規お断り」と同じように、商品説明などで見られるのが「悪い評価の方お断り」というメッセージです。
ネット上での取引でもあり、信頼できない相手との取引は遠慮したいという出品者がほとんどでしょう。
出品者による入札者への制限
ヤフオクで入札できないのは、出品者側で制限をかけているから、というケースもあります。
ヤフオクでは入札する人に対して、
- 総合評価による制限
- 悪い評価の割合による制限
- 入札者認証制限
と3つの制限をすることが可能です。
「総合評価による制限」と「悪い評価の割合による制限」については、Yahoo!プレミアム会員の場合は、オン・オフの切り替えができます。プレミアム会員でない場合は、オンのみで切り替えはできません。
それぞれどういった制限なのか見てみましょう。
総合評価による制限
総合評価が「新規」か「0」だとこの制限にかかります。これ以上になっていれば、入札可能となります。
悪い評価の割合による制限
ヤフオクで、6人以上から評価を受けていて、その中で「悪い」と「非常に悪い」の割合が20%以上になると、入札に制限がかかります。
例えば、
6人から評価を受けて、そのうち1人が「非常に悪い」と評価しても、5人が「非常に良い」「良い」「どちらでもない」の評価であれば入札は可能。
ですが、6人から評価を受けて、そのうち2人が「悪い」と評価すれば、他の4人が全て「非常に良い」だったとしても、悪い評価が20%以上ですので入札に制限がかかります。
ヤフオクでは信頼が無ければ取引もしてもらえません。悪い評価はできるだけ避けたいですね。
入札者認証制限
「入札者認証制限」というのは、Yahoo!プレミアム会員限定で利用できるシステムです。
- SMS認証完了
- Yahoo!プレミアム会員
などの条件のいずれかを満たしていない入札者からの入札を制限します。
出品者のブラックリストに登録されている
ヤフオクで入札できない場合、出品者とのトラブル等で、ブラックリストに登録されている場合もあります。
このケースでは「出品者のブラックリストに登録されているため、入札できません」というエラーが表示されます。
ヤフオクではこういったことも起こり得るので、気持ちを切り替えて他の出品を検索することです。
続いて、ヤフオクで落札できないケースも見ていきましょう。
ヤフオク初心者の「落札できない」という悩み
ヤフオク初心者で落札できないと嘆く方は少なくありません。
ヤフオクでは、入札者が少ない出品でも、残り時間間近になると、一気に入札が入る傾向にあります。ウォッチリストの数が多ければ、ギリギリになって入札者が多数現れる可能性も高いです。
ヤフオクでは、残り時間が迫ってくるとグングンと競り上がり、結果的に「落札できなかった」ということも少なくありません。商品は1つと限られているところに復数の入札者がいるのですから、ヤフオク初心者が落札できないのも不思議ではないでしょう。
やっかいなのがヤフオクの自動延長。これでなかなか終了せずに、価格だけが上昇していくのは珍しいことではありません。
ヤフオクの自動延長というのは、出品の残り時間が5分以内になって誰かが入札すれば、さらに5分間延長されるシステム。そしてまた入札が入ればもう5分延長と、キリが無いのです。ヤフオクで落札できないと嘆く人の多くは、この自動延長にも振り回された経験があるのではないでしょうか。
あまりにも終了ギリギリで入札をしても、入札が間に合わなかったり、自動延長で価格が上がったり、消耗戦になる可能性が高いのです。
何度チャレンジしてもヤフオクで落札できない場合には、即決価格の設定がある商品なども検討してみましょう。ヤフオクの検索で埋もれているような出品商品を探すのもおすすめです。
1つの商品に復数の人が入札しても、誰か1人しか落札できません。人気商品などを落札するのは難しいと認識して、諦めずにタイミングや予算など計算してコツコツと挑戦していきましょう。
ヤフオク初心者が商品を初めて買う注意点
ヤフオクで落札する際、初心者が失敗しがちなことは以下のとおり。
- 落札の予算を決めない
- 落札前に必要事項を確認しない
- 落札者の評価を確認しない
- 商品状態を把握しない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
落札の予算を決めない
ヤフオクで入札していると、時間ギリギリにライバル登場で価格が上がり、最終的には熱くなって、ついつい予算以上で入札、なんてことになるケースもあります。
そんなことにならないように、予め予算をしっかり決めておきましょう。
落札前に必要事項を確認しない
欲しい物があった!と、詳細を確認せずに入札するのは避けましょう。
ヤフオクでは、残念ですが悪質な出品者もいます。出品者ごと、商品ごとに説明欄の内容も異なりますので、ひとつひとつ丁寧に確認しましょう。
よくあるのは、送料が思った以上に高かったというケースです。
落札は安かったのに、送料が詐欺のように高いということもあります。自分がお金を払うものですから、送料などの出品情報や出品者の評価など、都度しっかりと確認しましょう。
落札者の評価を確認しない
事前のチェックを十分にした上での入札を心がければ、悪い評価が付くことも回避できます。
落札者が出品者から良い評価をもらうためには、迅速な支払いが最も大事です。連絡もなく支払いもせずに放置するなどの迷惑行為は避けましょう。
商品状態を把握しない
ヤフオクで入札する際は、画像も大事ですが、商品状態の欄もしっかりチェックしましょう。
画像では、現物より良く映ることがあります。
ヤフオクでは商品状態を「未使用」「未使用に近い」「目立った傷や汚れなし」「やや傷や汚れあり」「傷や汚れあり」「全体的に状態が悪い」の6つのコンディションから選択して出品できます。
ヤフオクヘルプによる各コンディションの目安は以下のとおりです。
商品の状態 選択の目安 未使用 未開封、または購入から時間がたっていない一度も使用していない商品 未使用に近い 中古ではあるが数回しか使用しておらず、傷や汚れがない 目立った傷や汚れなし 中古品。よく見ないとわからないレベルの傷や汚れがある やや傷や汚れあり 中古とわかるレベルの傷や汚れがある 傷や汚れあり 中古品。ひとめでわかるレベルの大きな傷や汚れがある 全体的に状態が悪い 中古品。大きな傷や汚れや、使用に支障が出るレベルで不具合がある。ジャンク品など。
商品状態の表示と価格が見合っているかどうか、それを踏まえて検討します。
入札者が知ることができる情報は限られていますので、気になること、分からないことは、出品者に直接確認すると安心です。
長くなりましたが、落札にまつわる解説はここまで。次は出品の流れについて見ていきましょう。
ヤフオク出品の流れ
落札でヤフオクに慣れたら、出品もしてみましょう。ヤフオクは誰でも簡単に出品をすることができます。
こちらでは、ヤフオクの出品から商品配送までの流れについて解説します。より詳しく知りたい方は、【ヤフオク出品者完全ガイド】も合わせてお読みいただくことをおすすめします。
ヤフオクの商品出品から発送までの3つのステップについて見ていきましょう。
- 商品情報入力・出品
- 落札
- 商品発送
ヤフオク出品で商品情報を入力→出品
こちらはヤフオクアプリのTOP画面です。ヤフオクで出品するためには、画面下の[出品]をタップします。
このような画面表示になるので、ヤフオクで出品したい商品の写真を撮影して登録し、カテゴリなど商品の詳細情報を入力していきます。
情報が不足している商品では、入札する気持ちにもなれません。
ヤフオクの入札者にとっては、ここで入力される情報が全てとなるため、できるだけ詳しく記載しておくことが大事です。手に取るように商品の状況が分かれば、確実に売れやすくなります。
画像の重要性
ヤフオク出品では、現物を見ることができませんので、画像の情報はとても大事です。
残念な写真ではなく、できるだけ見やすい写真を掲載しましょう。画像加工などをしてしまうと、実物が届いてクレームに、なんてトラブルにもなりかねません。事実が伝わるように、リアルで良い写真をアップしたいですね。
商品に傷や汚れなどがある場合も、隠さずしっかりと画像を掲載し、理解した上で購入してもらえばトラブルも回避できますし、信頼度もアップします。
画像は10枚まで掲載できます。掲載する画像は多いほど良いです。閲覧する際に商品のどの部分を見たいか、相手のニーズを考えて角度や明るさなど配慮して撮影しましょう。
出品が完了すると、画像の削除も変更もできません。ただし、10枚までの追加は可能となっています。
タイトルや商品説明の重要性
商品のタイトルを入力する際は、その商品を欲しい人が「どう検索するか」を考えて、大事なワードを入れ込むようにしましょう。
例えば、型番や正式名称、通称など含めると良いでしょう。
説明欄には関連ワードも入れておくと、ヤフオクでも検索されやすくなります。
例えば、車のパーツを販売する場合なら、型番やメーカー名はもちろん、対応する車種や車のパーツ、年式なども有効ですね。
商品価格と販売形式
出品画面の「商品の価格」の欄で、「オークション」「フリマ」の2つの選択肢があります。
オークション形式の場合、入札者が多くいれば、競争で価格が上昇する可能性がありますが、逆に入札者が1人など少なければ、非常に低い価格で落札されてしまうこともあります。
フリマ出品であれば、価格を自分で設定して販売するスタイルなので、安く買われてガッカリ、なんてことはありません。
商品によって使分けてもいいですね。
終了する日時の設定
オークションの場合、掲載期間の設定では終了時刻に注意が必要です。なぜなら、人が集まりにくい日時で終了時間を設定してしまうと、価格が伸びにくくなるから。
日中よりは夜、平日よりは土日など、たくさんの人に見てもらえるように工夫しましょう。
入力完了→内容確認後に出品
全ての情報を過不足無く入力できたら、「確認する」ボタンをクリック。確認画面が表示されるので、間違いや不足する情報がないか、よく確認しましょう。修正したい・追加したい情報があれば[修正する]で編集画面に戻れます。
問題が無ければ、[出品する]をタップで、出品完了です。
ヤフオク出品商品の落札
ヤフオクで出品した商品が落札されたら、落札者とメッセージのやり取りをします。
落札者への連絡は、早ければ早いほど印象が良いですし、遅くなればなるほど、相手は不安に感じます。できる範囲で迅速に対応するのがポイントです。
特に、最初のうちは早めの対応を意識して「非常に良い」の評価を目指しましょう。
ヤフオクで落札された商品の発送
落札者からの入金が確認出来たら商品を発送し、取引ナビで発送連絡をします。あとは落札者の手元に商品が無事に届くのを待つだけです。
落札者から「受け取り完了」の連絡が届いたら取引完了です。評価不要としている落札者でなければ、評価もしておきましょう。
ヤフオク初心者の出品の心得
ヤフオク初心者が出品する際に知っておいてほしい心得は、以下のとおり。
- 出品情報は相手のために親切丁寧に
- 商品状態は正確に
- 梱包と配送は事前に確認
こちらの内容は、動画でも詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
出品情報は相手のために親切丁寧に
ヤフオクの出品初心者であれば、出品情報をどのようにとめたらいいのか、難しく感じるかもしれません。
大事なのは相手に伝える情報量と、ヤフオクの検索で見つけてもらうための言葉など。
欲しい物が見つかっても、出品情報で不明点が多ければ、スルーされる可能性が高くなります。
出品者が多く、同じ様な商品が並んでいる場合、信頼性の高い詳細情報を記載している出品者の商品が売れやすくなります。
サイズなど忘れがちですが、大事な情報は漏らさず掲載しましょう。良い評価の多い出品者の情報など参考にして改善していくといいですね。
商品状態は正確に
商品のコンディションは、良いほうが売れやすいかもしれませんが、実際の状態より良いコンディションで出品していれば、取引後のトラブルになる可能性があります。
例えば、「未使用」の商品状態で出品したのに、実は中古品だったなんていう場合は取り返しがつきません。
良い評価を集めたいのであれば、落札者が手にした時にがっかりさせないようにすることです。
梱包と配送は事前に確認
コンパクトな商品ならそれほど心配はいりませんが、商品によってはプチプチで包むなど、梱包によってかなりサイズ感が大きくなってしまうことがあります。
サイズや重量が変われば、送料も変わってきます。
これを事前に考慮して送料を決めておかないと、不足分が発生した場合、自分の負担となってしまいます。
手数料や梱包材などもそうですが、せっかく落札してもらっても、手元に残った利益が少なければがっかりですよね。コストはしっかり把握しておきましょう。
(関連)ヤフオクで破損が発生!配送事故は返金対応になるのか?
ヤフオク利用に関するQ&A
ヤフオク利用に関するよくある質問と、その答えをまとめました。
ヤフオクは買うだけだったらお金はかからない?
ヤフオクは商品を買うだけであれば、利用登録料等の固定費は必要ありません。商品価格と送料だけで商品を購入することが可能です。
ヤフオクの即決とは?
ヤフオクの即決価格とは、すぐにその商品を落札することができる価格を指します。即決価格が設定されているオークションは、「今すぐ落札する」のボタンが表示されており、今すぐその商品を落札できることを表しています。
ヤフオクで挨拶のメッセージは必須?
取引開始時のメッセージは、任意となっています。メルカリであれば挨拶の取引メッセージが利用されることが多いですが、反対にヤフオクでは挨拶はあまり行われない傾向にあります。
「Yahoo!オークション」と「ヤフオク!」は違う?
どちらも同じサービスです。「Yahoo!オークション」は旧名称となっており、2013年3月より新名称の「ヤフオク!」となりました。
ヤフオクのやり方は簡単
初心者の方、フリマアプリ経験者にはちょっとわかりにくいヤフオクですが、慣れてしまえば意外と簡単に利用できます。
アカウントが新しくて評価が無い頃は、落札を経験しながら流れを把握してみましょう。出品者によっても取引の様子が異なる場合もあるので、復数落札してみることをおすすめします。
ヤフオクでの落札で、利用者の視点や気持ちもわかり、出品にも必ず役立ちます。
ヤフオクは低めの価格からスタート、入札者が競りを行い、落札者を決定するというスタイル。フリマアプリなどと比較すると難しそうですが、やってみれば簡単です。
この機会にアカウント登録、まずは落札から経験して収益アップを目指していきましょう。
ヤフオクでの収益アップを本格的に考えている方は、下記のマニュアルもダウンロードしてみませんか?
物販総合研究所では、ヤフオクで本格的に稼ぎたい方へ向けたマニュアルを今だけ無料で配布しています。
- ヤフオクで必ず儲かる商品リスト
- ヤフオクで月10万円稼ぐための具体的なステップ
- ヤフオクで商品を売れやすくするコツ
上記の内容を無料で公開しています!興味がある人はぜひダウンロードしてみてください!