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クラウドファンディング失敗例まとめ|成功するプロジェクトの共通点

更新日:2023年9月22日
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クラウドファンディングのプラットフォームには目標金額の「数百%」という支援を得て、「SUCCESS」の文字が光るプロジェクトがずらりと並んでいます。

その一方、数多くのプロジェクトが十分な支援を得られず、涙をのんでいるのが現状です。

両者を隔てる違いは、一体どこにあるのでしょうか。

ここでは、購入型プロジェクトについて、多くの失敗から学ぶ「成功の必勝法」を解説します。

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物販総合研究所 講師 / 成田式クラファンメソッド
この記事の著者:成田 光

大手物流会社で朝5時に家を出て夜9時に帰る生活を12年間送る。体力的な不安や家族との時間を確保する観点で副業を始め、輸入転売で月利94万円を達成。しかし、ライバルとの価格競争で収益が悪化したため、値下げ競争や在庫リスクのない物販クラウドファンディングに舵を切る。これまで自身が立ち上げた物販クラウドファンディングのプロジェクトは100件以上、総支援額は2億円を超える。
▶著書:けた違いに儲かる先端技法が1冊でわかる 物販×クラウドファンディング 実践大全 
▶クラファン部ブログ: https://zaitaku.crowd-funding.co.jp/
▶Twitter: https://twitter.com/narita_ko_
成田 光のプロフィール

この記事の内容

クラウドファンディングにおける失敗とは?失敗したらどうなる?

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思い描くものを実現したいなど、さまざまなアイディアを胸に、クラウドファンディングには多くの起案者が集まっています。
 
ただ、クラウドファンディングを利用しても、必ずしも誰もがプロジェクトを成功させられるとは限りません。
 
なかには、プロジェクトが成立せず、失敗してしまうケースもみられます。
 
そもそも、クラウドファンディングにおいては、何をもって「失敗」となるのでしょうか。
 
最もわかりやすく「失敗した」といえるのは、「支援額が目標額に達せず」プロジェクトが成立しないことでしょう。
 
一件でも支援があればプロジェクトが成立する「All In」方式であれば、プロジェクトが不成立に終わる可能性はぐっと低くなります。
 
しかし、目標額を大きく下回れば結果的には資金不足となり、ガジェットの製品化や販路開拓が事実上できず、事実上の失敗に終わるケースも少なくありません。
 
支援額が目標を上回ってプロジェクトが成立したとしても、そこで「成功」となるのではなく、資金調達はあくまでも「スタート地点」といえます。
 
集まった資金をもとに商品の制作や販売を実現し、支援者にリターンを届けることができ、そこで初めて「成功」といえるでしょう。
 
また、なかには資金調達後の商品化や販売につまずき、計画が頓挫して結局失敗に終わるというケースもあります。
 
あらゆる段階に失敗のリスクがあるため、プロジェクトをアップする前にしっかりと準備をして対策を考えておくことが、成功への第一歩となります。
 

 

失敗に終わるプロジェクトに共通する特徴まとめ

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支援が目標額に達せず、不成立となるプロジェクトにはどのような特徴があるのでしょうか。

ありがちな特徴と取るべき対策について見ていきましょう。

 

失敗例①プロジェクトの準備不足

不成立になってしまう大きな要因の一つが、「プロジェクトの準備不足」です。
 
プロジェクトを成功させるためには、数カ月前からさまざまな準備が必要になります。
 
まず、大切なのは「人材」です。プロジェクトに賛同してくれる仲間を作る必要があります。また、魅力ある「PR動画や画像を作る」ことも大切です。
 
たとえば、すでに海外で商品化しているガジェットの国内販売を目指すという場合は、既成の商品PR用の資料を活用するなどの工夫が求められます。
 
さらに、「リターンの準備」もプロジェクトの成功に欠かせない要素です。
 
支援額に対してメリットを感じ、「欲しい」と思わせるリターンを準備する必要があります。
 
また、「ターゲットを絞る」のも大切です。ターゲットが定まっていないと、プロジェクトの方向性がぶれてしまう大きな原因になります。
 
プロジェクトの作成前に、ターゲットをしっかりと絞っておくのが肝心です。

 

失敗例②プラットフォームが企画に合っていない

プラットフォーム選びも、失敗の原因になり得ます。
 
プラットフォームは知名度や規模、またイメージだけで選ばないことが重要です。
 
一口にプラットフォームといっても、それぞれ得意としているプロジェクトのタイプは異なります。
 
いくら良いプロジェクトを立ち上げたとしても、そのジャンルに関心のない支援者ばかりが集うプラットフォームを選んでしまっては、成功は難しくなってしまうのです。
 
購入型に強く、売り出そうとしているガジェットのジャンルを多く扱っていて成功率も高ければ、そのジャンルに興味のある支援者が多く訪れるプラットフォームということになり、成功の可能性も上がります。
 
取り扱うプロジェクトや資金調達の平均額、成功したプロジェクトの傾向などをしっかり見比べて分析し、自分の企画に一番合うプラットフォームを選ぶことが、成功への近道です。

 

失敗例③支援金の目標額に根拠がなく使途も不明

目標額の設定は、プロジェクトの成功を左右する重要なポイントとなります。

ガジェットを売り出すというゴールまでに、「何にどれくらいのお金がかかるのか」をしっかりシミュレートし、目標額として根拠のある金額を見積もることが重要です。

また、プロジェクトの詳細にも「何をする」ために「いくら必要」なのか、できるだけ具体的に明記したほうが、信用度も上がり支援しやすくなります。

 

失敗例④プロジェクト自体に魅力がない

プロジェクトを成功させるには、その「魅力」を支援者に対してアピールする必要があります。
 
プロジェクトは支援者が集まらなければ、成功させることができません。
 
同じ商品でも魅力的にアピールできるかどうかは、プロジェクトにかかっているといえるでしょう。
 
また、人を集めるためには、プロジェクトに「ストーリー性」を持たせる必要があります。
 
支援してもらうためには、支援者の共感を得ることが非常に重要なポイントとなります。
 
多くの人が共感できるストーリーを考え、プロジェクトで効果的にアピールしましょう。
 
また、ストーリーを考える際は、客観性も大切です。
 
プロジェクトへの思いが強すぎると、どうしても考えが独りよがりになってしまいがちです。
 
すると、多くの人の共感を得るのが難しくなる場合があるため、注意する必要があります。
 
独りよがりなものになっていないか、公開する前に多くの協力者にプロジェクトを見てもらい、思いが伝わるか聞いてみることが大切です。

 

 

資金調達成功後に失敗する原因とは

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せっかくクラウドファンディングを成功させて資金調達できても、そのあとで企画の商品化や生産段階でうまくいかずに、プロジェクトを実現できない失敗例も多くみられます。
 
たとえば、海外では超小型ドローン「ZANO」という失敗事例があります。
 
「ZANO」はスマートフォンと接続し、写真・動画の撮影が行える小型ドローンです。
 
アメリカのクラウドファンディングサイトで開発され、見た目の良さや性能の高さから、4億円以上の資金と1万5000台のオーダーを得て大成功を果たしました。
 
しかし、実際に出荷されたのはわずか600台で、操縦もまともにできない不具合品だったといわれています。
 
その挙げ句に制作会社が倒産してしまい、支援者にはリターンが届かない、また支援金も戻らないという事態を招いてしまいました。
 
このように、製品化の段階で予定通りに進まず、計画が頓挫する例は海外・国内問わず多くみられます。
 
これらの多くは製品・製造元の信頼性の確認を怠り、あらかじめ製造元や販売元と資金調達後の手順を確認しておかないことで起こる失敗といえます。
 
こうした根回しも、プロジェクトを立ち上げる前にしっかりとしておくべきといえるでしょう。

 

 

失敗例から学ぶ成功の必勝法とは【個人でも】

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これまでの失敗例を参考にすることで、クラウドファンディングで成功するための必勝法が見えてきます。

どのようなことを意識すべきなのか、必勝法をチェックしていきましょう。

 

周到な準備と綿密な戦略を怠るなかれ

クラウドファンディングを成功させるには、「周到な準備」と「綿密な戦略」が重要です。
 
プロジェクトを立ち上げる際は、時間に余裕を持ち、まずはゴールを明確にする必要があります。
 
なかでも、「必要な資金額」や「ガジェットを売り込むターゲット」は、しっかりと確認しておくのが肝心です。
 
それに加えて、「プロジェクトのストーリー」「資金調達後の関係各社への手配」「商品化や販売の手順」についても、漏れのないようにきちんとチェックしておきましょう。
 
目的を明確にしたうえで、それを達成するためにはどう動くべきなのか、前もって考慮するのが肝心です。
 
何を準備してどのような戦略にするのか、しっかりと考えることで、プロジェクトの成功率を上げられます。
 
また、一つのプランが行き詰まっても柔軟に対応できるように、必ず「別のプラン」や「仕事を頼む企業の候補」などを準備しておきましょう。

 

信頼できる仲間や協力者を募るべし

信頼できる「仲間や協力者」を見つけるのも、プロジェクトを成功させるために欠かせない要素です。
 
プロジェクトを一緒に考えて作っていく、信頼できる仲間を見つけましょう。
 
また、プロジェクトに共感し、「商品のファン」となって応援してくれる人や、情報を拡散してくれる協力者をどれくらい得られるかが重要になります。
 
さらに、ガジェットを実際に制作したり販売をお願いしたりする企業とも、連絡をこまめに取り、信頼関係を築いておくのが重要です。
 
周囲に仲間や協力者がどれほどいるのか、またどれくらいの力を貸してくれるのかが、プロジェクト成功の大きな鍵となります。
 
仲間や協力者を得るためには、クラウドファンディングに任せきりにしないことが重要です。
 
どんなに強い思いがあっても、その気持ちを積極的に発信しなければ、人に伝えることはできません。
 
自分たちで意識的に情報発信を行い、ネット上で積極的にコミュニケーションをとる必要があります。
 
また、ネット上だけではなく、実際に足を運んで顔を合わせて支援を求めるのも良い手です。
 
しっかりと顔を合わせてお願いするなどの努力をすると、信頼関係を築きやすくなり、成功率を格段に上げることができます。

 

人の意見に耳を傾けよ

失敗例の多くは、客観性を欠いた自己満足的なプロジェクトになっています。
 
そのため、「客観性を持つ」ことは、プロジェクト成功のための重要なポイントです。
 
仲間を多く作るのは、それだけ多くの視点からプロジェクトを評価できることにつながります。
 
プロジェクトの作成はもちろん「ターゲットの絞り込み」や「クラウドファンディングの選定」など、重要な要素を決める場面では、できるだけ人の意見に耳を傾けて参考にするのが重要です。
 
人はそれぞれ異なる視点や考え方を持ち、なかにはプロジェクトに対するネガティブな意見もあるでしょう。
 
しかし、聞きたくないからといって、肯定的な意見ばかりに目を向けるのは避けたほうが無難です。
 
きちんとネガティブな意見も受け止めて欠点を分析することで、プロジェクトの改善点が見つかり、より良いものにしていけます。

 

質の高いPR動画・キャッチコピー・リターンを用意するべし

プロジェクトの成功は、それまでに準備したすべてのことを、限られたネット上のスペースで「どれだけ効果的に表現できるか」にかかっています。
 
数あるプロジェクトのなかから人の目を引くためには、ガジェットを魅力的に見せる「PR動画」「画像」「キャッチコピー」などが必要です。
 
ガジェットを美しく見せるだけではなく、それを使うシーンや対象者が明確であると、人の目に留まりやすくなるでしょう。
 
また、「リターンの選定」も、支援をもらえるかどうかの重要なPRポイントとなります。
 
どのようなリターンを用意すれば人の関心を引けるのか、十分な検討を行いましょう。

 

レスポンスは誠意をもって迅速を旨とせよ

プロジェクト開始後において、大切になるのが「こまめな対応」です。
 
こまめにメッセージをチェックし、寄せられた質問や意見には、一つ一つ誠意をもって、できるだけ早く返事をするように心がけましょう。
 
どんなに魅力的なプロジェクトであっても、起案者に誠意が感じられなければ、支援者の気持ちが離れてしまうおそれがあります。
 
迅速かつ誠意のあるレスポンスは、質問者だけではなく、プロジェクトを訪れるほかの人にも好印象を与えられます。
 
また、プロジェクト成功後にリターンを送る場合にも、迅速かつ誠意のある対応を心がけることが大切です。
 
最後まで誠意を忘れずに対応することで、次のプロジェクトにつながるファン作りにもなるでしょう。

 

情熱こそが成功を呼ぶと心得よ

クラウドファンディングは、起案者の「情熱」によって明暗が分かれます。
 
情熱こそが、プロジェクトの成功をもたらすのです。
 
プロジェクト成功までの道のりは長く、時間のかかる準備や商品の製造・販売に向けての手配など、やることは多岐にわたります。
 
また、ときには人に頭を下げるなど、大変な思いをすることもあるでしょう。
 
こうした困難を乗り越えて最後までやり遂げるには、自分の思い描いたガジェットを「世の中に売り出したい」という情熱が必要です。
 
また、どんなに努力をしても、なかには失敗してしまうプロジェクトもあります。
 
頑張ったのに結果がついてこないと、気持ちが落ち込んでしまいがちです。しかし、そこで諦めたら、夢を実現できません。
 
もし失敗したとしても、企画を練り直し、再びプロジェクトに挑戦する情熱が大切になります。

 

 

クラウドファンディング失敗率は半分以上!失敗例から学んでプロジェクトを成功させよう

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クラウドファンディングの成功事例は、多くのプロジェクトの半分以下ともいわれています。

プロジェクトに失敗してしまうと、自分が落ち込むだけではなく、少なからず支援者の期待を裏切ってしまうことにもなります。

このような事態を招かないためにも、きちんと失敗例をチェックし、プロジェクトを成功させるための糧にするのが重要です。

失敗から多くのことを学び、必勝法を身に付けましょう。

 

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