【診断ツールあり】なぜ物販は「仕入れ」が9割なのか?

物販ビジネスの成功は、「仕入れ先の選定」で9割が決まります。その主な理由は、次の2つです。
- 利益に直結するから
利益を左右する最大の要素は仕入れ値です。安易な仕入れは赤字のリスクを高めるので、できるだけ厳選しましょう。 - 継続性に関わるから
本業で忙しい人が副業で店舗仕入れをするなど、自分に合わない方法を選んでしまうと「しんどい…」となって挫折してしまいがちです。仕入れ先は生活スタイルも考慮しましょう。
とはいえ、「自分に合った方法なんて、どうやって見つければいいだろう…」と悩みますよね。そこで物販総合研究所では、あなたにピッタリの仕入れスタイルが見つかる診断ツールを用意しました! いくつかの質問に答えるだけなので、ぜひポチポチしてみてください。
あなたに最適な仕入れスタイルは?【3ステップ適性診断】
あてはまるものを全て選んでください。(複数選択可)
ステップ 1 / 3
ステップ1:あなたの「働き方・基本スタイル」をチェック
ステップ2:あなたの「好み・スキル」をチェック
ステップ3:あなたが「扱いたい商品」をチェック
診断結果
物販ビジネスの仕入れ先カテゴリーの全体像

物販ビジネスの仕入れ先は、本当にたくさんあるので、いきなり細かく仕入れ先の紹介を始めてしまうと「よくわからない…」となってしまう方もいると思います。
そこで、これから始まる具体的な解説の前に、まずは物販の仕入れ先の「全体像」を把握しましょう!
国内仕入れ|安定感と手軽さが魅力
最初は、国内仕入れです。手軽に始められて、品質も安定しているのが魅力ですが、ライバルが多く、海外と比べて利益率は低くなりがちなので、仕入れには工夫が必要です。
扱う商品としては、「新品・中古品・オリジナル商品」に分かれます。それぞれの特徴を紹介しますね。
【新品】ネットで仕入れる
「新品 × ネット仕入れ」は、PCやスマホを使ってオンライン上で完結する、最もポピュラーな方法です。副業で物販を始めたい人や、実店舗を回る時間がない人、効率を重視する人におすすめします。
| メリット | ・時間や場所を選ばない ・幅広い商品を比較検討できる |
|---|---|
| デメリット | ・ライバルが多く、販売時は価格競争になりやすい |
→具体的な仕入れ先はこちら
【新品】店舗で仕入れる
「新品 × 店舗仕入れ」は、ディスカウントストアや家電量販店などに足を運んで、自分の目で商品を確認して仕入れる方法です。仕入れ前に商品を手に取りたい人、車での移動ができる人、宝探し感覚が好きな人におすすめします。
| メリット | ・商品をその場で確認できる安心感がある ・送料がかからない ・セール品など思わぬ掘り出し物に出会える |
|---|---|
| デメリット | ・時間と交通費がかかる ・仕入れが重労働になりやすい |
→具体的な仕入れ先はこちら
【新品】メーカーと直接取引する
「新品 × メーカー仕入れ」は、卸業者や小売店を介さず、商品の製造元であるメーカーと直接契約して仕入れをする方法です。特定のジャンルで深くビジネスをしたい人や、安定した仕入れルートを確保したい人にピッタリです。
| メリット | ・通常の仕入れよりもコストを抑えられる ・安定して仕入れられる ・限定商品などの情報を得やすい |
|---|---|
| デメリット | ・交渉に手間やスキルが必要 ・最低発注数(ロット)が大きい場合がある |
メーカー仕入れは、人によって仕入れ先にかなり差があります。詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
(関連)【事例あり】個人のメーカー仕入れ入門|成功への5ステップと準備リスト
【中古品】ネットで仕入れる
「中古 × ネット仕入れ」は、ヤフオクやメルカリなどのネットオークションやフリマアプリを利用して仕入れる方法です。資金が限られていて1点から仕入れを始めたい人や、ニッチな商品・廃盤品を扱いたい人向けです。
| メリット | ・スマホ一つで完結できる手軽さがある ・市場に出回らないレア物が見つかる可能性がある |
|---|---|
| デメリット | ・商品の状態が写真頼み ・個人間取引のためトラブルのリスクがある |
→具体的な仕入れ先はこちら
【中古品】店舗で仕入れる
「中古 × 店舗仕入れ」は、リサイクルショップや古着屋、質屋、古物市場などに足を運んで仕入れる方法です。商品の真贋や状態を自分の目で確かめたい人や、修理・クリーニングのスキルがある人におすすめします。
| メリット | ・偽物を掴むリスクがネットより低い ・価格交渉ができる場合がある |
|---|---|
| デメリット | ・店舗によって品揃えの差が激しい ・良い商品を見つけるには経験が必要 |
→具体的な仕入れ先はこちら
【オリジナル商品】国内OEMに挑戦する
「オリジナル商品 × 国内OEM仕入れ」は、既存の商品を仕入れるのではなく、日本の工場に製造を委託し、自分だけのオリジナルブランド商品を作ってもらう方法です。価格競争から脱却したい人や、自分のブランドを持ちたい人、長期的なビジネスを構築したい人に向いています。
| メリット | ・競合が存在しないため価格設定が自由にできる ・ブランドのファンが育てば安定した売上が見込める |
|---|---|
| デメリット | ・企画・開発に時間とコストがかかる ・在庫リスクが高め |
国内OEMはメーカー仕入れの上級編という扱いです。以下の記事で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
(関連)国内OEMで失敗しない!Amazon販売で稼ぐための必読情報まとめ
海外仕入れ|利益率の高さが魅力
続いては、海外仕入れです。日本では手に入らない商品が見つかるため、利益率が高めなのがメリット。一方で、品質のバラつきや、送料・関税のコスト、届くまでに時間がかかる点は考慮する必要があります。
選択肢としては、大きく「中国・欧米」に分かれるのが一般的です。それぞれ扱う商品タイプも異なるので、特徴を見ていきましょう。
【中国】既製品を仕入れる
「中国 × 既製品仕入れ」は、アリエクスプレスやアリババなどの中国ECサイトを利用して、既に製造・販売されている商品を仕入れる方法です。とにかく安い商品を仕入れて高い利益率を狙いたい人や、アパレル・アクセサリー・インテリア雑貨などを扱いたい人におすすめします。
| メリット | ・仕入れ値が圧倒的に安い ・商品の種類が膨大 |
|---|---|
| デメリット | ・品質にバラつきがある ・届くまでに時間がかかる ・ライバルが多め |
→具体的な仕入れ先はこちら
【中国】オリジナル商品を開発する
「中国 × オリジナル商品仕入れ」は、中国の工場に製造を委託(OEM)して、オリジナルブランド商品を安価に作ってもらう方法です。低コストでオリジナル商品を作りたい人、国内OEMより費用面のリスクを抑えてブランドを始めたい人向けです。
| メリット | ・国内OEMより製造コストが安い |
|---|---|
| デメリット | ・言語の壁がある(代行業者の利用がほぼ必須) ・品質管理がやや難しい |
→具体的な仕入れ先はこちら
【欧米】日用品を仕入れる
「欧米 × 日用品仕入れ」は、アメリカ版AmazonやeBayなどを利用して、日本未発売のキッチン雑貨やアウトドア用品などを仕入れる方法です。海外のライフスタイルを提案していきたい人、デザイン性の高い雑貨が好きな人は楽しいと思いますよ。
| メリット | ・機能性やデザインに優れた商品が多い ・ユニークな商品が見つかりやすい |
|---|---|
| デメリット | ・為替の影響を受けやすい |
→具体的な仕入れ先はこちら
【欧米】ブランド品を仕入れる
「欧米 × ブランド品仕入れ」は、海外のブランド正規店やセレクトショップなどから、日本との価格差があるブランド品を仕入れる方法です。ハイブランドなアパレル・ファッションが好きな人、高単価・高利益のビジネスをしたい人にピッタリです。
| メリット | ・日本より安く買える商品が多い(内外価格差) ・日本未発売のモデルがある |
|---|---|
| デメリット | ・偽物を仕入れてしまうリスクがある ・関税が高額になりやすい |
→具体的な仕入れ先はこちら
【欧米】アンティークを仕入れる
「欧米 × アンティーク仕入れ」は、海外のオークションサイト(eBayなど)で、価値のあるアンティーク品(コインや食器など)を仕入れる方法です。歴史や物語のある商品が好きな人や、目利きのスキルがある人におすすめします。
| メリット | ・一点モノが多く競合しにくい ・熱心なコレクター相手に高値で販売できる |
|---|---|
| デメリット | ・商品の価値判断が難しい ・商品によっては破損リスクが高い |
→具体的な仕入れ先はこちら
【国内編】仕入れ先94選

これまで解説してきた通り、一口に「仕入れ先」といっても、非常に多くの種類・方法があり、何を選ぶかによって見るサイトや足を運ぶ場所が変わります。
そこでここからは、具体的なサイトや店舗を見ていきましょう。まずは、国内編です!
【新品】ネット仕入れのおすすめサイト24選

国内で「新品 × ネット仕入れ」をする場合、チェックすべきサイトは次の2種類です。
初心者向けの身近なサイトから、より本格的な事業者向けサイトまで、幅広く紹介しますね!
大手ECサイト
普段のお買い物で使う楽天市場やAmazonなどから仕入れる、初心者にもっともおすすめの方法です。心理的なハードルが低く、誰でもすぐに始められるのが大きな魅力です。
【仕入れ先の例】
楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、au PAY マーケット、LOHACO(ロハコ)、ZOZOTOWN など
【仕入れのポイント】
お得なポイント制度やキャンペーン、セールを活用して、できるだけ仕入れ価格を抑える工夫をしましょう。
例えば、楽天市場であれば「楽天スーパーセール」や「お買い物マラソン」が有名。誰でも仕入れができる場所だからこそ、リサーチの段階で商品選定をしっかりしておきたいですね。
卸・仕入れ専門サイト
事業者(個人事業主含む)向けに、商品を卸価格で提供している専門のオンラインサイトから仕入れる方法です。リピート仕入れがしやすいという特徴があります。
【仕入れ先の例】
| 総合型 | NETSEA、卸問屋.com、スーパーデリバリー、ザッカネット、グッズステーション、サプライム、TopSeller、orosy など |
|---|---|
| 特化型 | 卸の達人(美容系)、通販素材.com(インテリア系)、商材王(インテリア系)、TOPWHOLE(アパレル系)、GOMEN Online(アパレル系)、Ditt-Datt(インテリア系)、TEN TO TEN- MARKET(インテリア系)、NETde卸(美容系)、Jp.PandaHall(ハンドメイド系)、スマセル(アパレル系) など |
【仕入れのポイント】
卸サイトのメリットは、小売店から仕入れるよりも価格が安い点です。ただ、利用するサイトや商品によっては小売価格とあまり変わらない場合もあるので、何を仕入れるかはよく選ぶ必要があります。
卸仕入れサイトについては、以下の記事も参考にしてください。独自アンケートの結果をもとに、サイトランキングを公開しています。
(関連)激安!卸仕入れサイトランキングTOP12|ユーザー調査で判明した本音を公開
【新品】店舗仕入れのおすすめチェーン39選

ここからは、「新品 × 店舗仕入れ」ができる場所を、以下の5種類に分けて紹介します。
全国展開しているチェーン店が中心なので、あなたの街のあのお店も、実は宝の山かもしれません。地域ごとの特色も解説しますね。
ディスカウントストア
いわゆる「ドンキ」に代表されるような、あらゆる商品が安く売られている量販店です。市場価格との差額がある商品(プレ値商品やセール品)を見つけ出して仕入れます。
【仕入れ先の例】
| 全国共通 | ドン・キホーテ、コストコ、ザ・ビッグ、トライアル など |
|---|---|
| 東日本に多い | Big-A(ビッグ・エー)、ジェーソン、ロヂャース など |
| 西日本に多い | ラ・ムー、サンディ など |
【仕入れのポイント】
「驚安」ポップやワゴンセール、廃盤品、セット品のバラ売り、地域限定品など、とにかく「安くなっている」商品を探すのが鉄則です。店舗によって値付けにバラつきがあるので、複数店回れる都市部の人は有利ですね。
家電量販店
ヤマダ電機やビックカメラなどの家電量販店で、セール品や展示品、型落ち品などを仕入れる方法。高単価・高利益を狙いやすいのが特徴です。
【仕入れ先の例】
ヤマダ電機、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ケーズデンキ、エディオン、ジョーシン、ノジマ など
【仕入れのポイント】
決算セールや年末年始セール、新製品発売前後の「型落ち品」、修理完了品、「展示品限り」のポップなどを手掛かりに仕入れるのが基本です。各社のポイント還元率の高さを活かし、仕入れ資金をポイントで賄ったり、次の仕入れに繋げたりする「ポイントループ」を活用できるといいですね。
ホームセンター
日曜大工用品や園芸用品だけでなく、生活雑貨やペット用品、カー用品なども豊富に揃うホームセンター。廃盤品やセール品を狙っていくと、意外な穴場商品が見つかることがあります。
【仕入れ先の例】
| 全国共通 | コメリ、ビバホーム など |
|---|---|
| 東日本に多い | カインズ、ジョイフル本田 など |
| 西日本に多い | コーナン、ナフコ、DCM(ダイキ・カーマ・ホーマック) など |
【仕入れのポイント】
季節商品の入れ替え時期(夏終わりのBBQグッズ、冬終わりの暖房器具)、廃盤品のワゴンセール、プライベートブランド商品(PB商品)などは安く仕入れられます。家電量販店ほどライバルが多くないため、じっくりリサーチしやすいのがメリットです。
ドラッグストア・薬局
マツモトキヨシやウエルシアといった、全国どこにでもあるドラッグストアで、セール価格になっている化粧品や日用品、廃盤品などを仕入れる方法です。最も身近な仕入れ先の一つなので、日々の買い物のついでに実践できる手軽さがあります。
【仕入れ先の例】
マツモトキヨシ、ウエルシア、サンドラッグ、ツルハドラッグ、スギ薬局、コスモス薬品など
【仕入れのポイント】
赤文字の値札が付いた商品やワゴンセールなど、激安アイテムからチェックするのが基本戦略です。パッケージがリニューアルされた旧製品や、メーカーが生産終了した商品は、まとめて仕入れておくと後で価格が上がることがあります。
各店舗でクーポンが充実しているので、うまく活用しましょう!
アウトレットモール
全国の主要なアウトレットモールで、ブランドのアパレルやスポーツ用品、雑貨などをセール価格で仕入れる方法です。
【仕入れ先の例】
| 東日本 | 三井アウトレットパーク(木更津など)、御殿場プレミアム・アウトレット など |
|---|---|
| 西日本 | りんくうプレミアム・アウトレット、神戸三田プレミアム・アウトレット など |
【仕入れのポイント】
セール時期(特に1月と8月)の「セール品がさらに割引」になるタイミングを狙うのがおすすめです。ただ、ブランド品には旬のあるものも多いので、仕入れる前には必ず需要をチェックするようにしましょう。
卸問屋街(プロ向け市場)
特定のジャンルに特化したプロ向けの問屋が集まる専門的な街(市場)で、一般の小売店では手に入らない価格や商品ロットで仕入れる方法です。
【仕入れ先の例】
| 東京 | かっぱ橋道具街(食器・厨房用品)、馬喰町・横山町問屋街(アパレル・雑貨)、日暮里繊維街(生地・手芸用品) など |
|---|---|
| 大阪 | 船場センタービル(アパレル・繊維)、千日前道具屋筋商店街(厨房用品)、松屋町筋商店街(おもちゃ・駄菓子) など |
【仕入れのポイント】
初心者には少しハードルが高いですが、その分ライバルが少なく、ユニークな仕入れができるのが魅力。ただ、独自ルールがあったり、一般客お断りの店もあるので、慣れている知り合いがいた方が有利です。
【中古】ネット仕入れのおすすめサイト6選

中古品仕入れは、一点モノの宝探しのような魅力があります。まずは、スキマ時間を活用してスマホ一つで実践できる、ネットでの中古品仕入れの方法を見ていきましょう。チェックするサイトは次の2種類です。
オークションサイト
ヤフオクに代表される、入札形式で価格が決まるサイトから商品を仕入れる方法です。特定のジャンルに詳しい人は、知識を活かして市場価値より安く落札できる可能性があります。
【仕入れ先の例】
ヤフオク、モバオク など
【仕入れのポイント】
オークションサイトは、出品者の評価を確認してから入札するのが鉄則です。オークファンなどのツールを活用して、相場をしっかり調べましょう。序盤から入札が続くと価格が上がってしまうので、終了間際を狙うといいですよ。
フリマアプリ
メルカリやラクマなど、個人が手軽に出品できるフリマアプリから商品を仕入れる方法です。価格交渉が文化として根付いているので、お得な仕入れができる可能性があります。
【仕入れ先の例】
メルカリ、ラクマ、Yahoo!フリマ、ジモティー など
【仕入れのポイント】
相場を意識しないユーザーが出品した商品や、急な引越しで焦って売っている人の「まとめ売り」商品などは、価格交渉が成立しやすくておすすめです。「相場から外れている商品」がないか探してみましょう。
【中古】店舗仕入れのおすすめチェーン25選

ネット仕入れは手軽ですが、偽物や状態の悪い商品を引いてしまうリスクもあります。ここでは、商品を実際に手に取って確認できる、店舗での中古品仕入れについて解説します。
主な仕入れ先は、以下の3種類です。
リサイクルショップ
セカンドストリートやハードオフなど、様々なジャンルの買取・販売を行う総合リサイクルショップで仕入れる、店舗せどりの王道です。
【仕入れ先の例】
セカンドストリート、トレジャーファクトリー、ブックオフスーパーバザー、ハードオフ(家電・楽器)、オフハウス(アパレル・雑貨)、ホビーオフ(おもちゃ)、良品買館、買取王国 など
【仕入れのポイント】
基本的には、市場価格よりも値付けが甘い商品を探しましょう。店舗によっては、ショーケース内の高額商品、レジ前のワゴンセールのチェックもおすすめです。
専門店(古着・古本など)
古着、古本、中古CD・DVD、トレーディングカードなど、特定のジャンルに特化した専門店で仕入れる方法です。自分の「好き」や趣味が利益に直結しやすいのが魅力ですね。
【仕入れ先の例】
ブックオフ(古本)、まんだらけ(古本)、キングファミリー(古着)、個人経営の古着屋、TSUTAYA(CD・DVD・ゲーム)、ゲオ(CD・DVD・ゲーム)、カードラボ(トレカ)、ホビーステーション(トレカ)、カメラのキタムラ(中古カメラ)、イシバシ楽器(中古楽器)、駿河屋(ホビー)、釣具のタックルベリー(中古釣具)、ゴルフパートナー(中古ゴルフ用品) など
【仕入れのポイント】
特定のアーティストの廃盤CDや、初版の漫画本、ヴィンテージ古着など、自分の趣味と結びつけた仕入れをしていくのが基本スタイル。人によっては、店員さんとのつながりで価格交渉をすることもあります。
質屋
大黒屋に代表される質屋で、特にブランド品や腕時計、宝飾品などを仕入れる方法です。プロが鑑定しているため、偽物のリスクが極めて低いというメリットがあります。
【仕入れ先の例】
大黒屋、コメ兵(KOMEHYO)、なんぼや、地域密着型の質屋 など
【仕入れのポイント】
高価格帯の商品が多いので、事前に需要をよく確認しておくことが大切。ただ、鑑定士の目利きで価格が設定されているため、相場よりも大幅に安く仕入れるのは難しいかもしれません。
【海外編】仕入れ先14選
続いては、海外の仕入れ先を見ていきましょう。「海外なんて無理!」と思う人もいるかもしれませんが、オンラインで簡単に仕入れられますよ!
以下の記事では、海外仕入れ・国内販売をする「輸入販売」について詳しく解説していますので、参考にしてください。
(関連)輸入販売は儲かる?個人での輸入雑貨の仕入れ方法&稼ぎ方
【中国】おすすめの仕入れ方法

海外仕入れと聞いて多くの人が真っ先に思い浮かべるのが、「中国輸入」ではないでしょうか。中国からの仕入れは、目的別に以下の3種類に分かれます。
それぞれ見ていきましょう!
既製品仕入れ(小ロット)
AliExpressに代表される、個人消費者向けのECサイトを利用して、1点から気軽に仕入れる方法です。テストマーケティングとして少量仕入れをするのにも向いています。
【仕入れ先の例】
AliExpress(アリエクスプレス)、TEMU(テム)、SHEIN(シーイン)、タオバオ など
【仕入れのポイント】
レディースのアパレルやアクセサリーは、日本との価格差が取りやすいので狙い目です。同じような商品を複数のショップが扱っているので、よく比較検討しましょう。価格とショップ評価のバランスが取れているところから購入すると失敗しにくいですよ。
既製品仕入れ(大ロット)
Alibaba.comや1688.comといった事業者向けの卸売サイトを利用し、まとまった数の商品を圧倒的な安価で仕入れる、より本格的な方法です。
【仕入れ先の例】
Alibaba.com、1688.com など
【仕入れのポイント】
あらゆる商品が手に入りますが、何を仕入れるにしても、ある程度のロット数で1商品あたりの価格を抑えるのが基本です。ただ、中国語や英語での対応が必須となるため、この仕入れ方法は「輸入代行業者」のサポートが必要となります。
オリジナル商品開発(OEM)
中国の工場に製造を委託し、自分だけのロゴを入れたり、仕様を変更したりしたオリジナルブランド商品を開発する方法です。
【仕入れ先の例】
Alibaba.com、1688.com など
【仕入れのポイント】
Alibaba.comや1688.comは、OEMにも対応しています。輸入代行業者を介してリクエストすることで、優良な工場を選定してくれたり、細かい要望に対応してくれたりします。オリジナルブランドの場合、広告費をかけられる資金力やSNSマーケティング力など、商品以外の部分の強みが必要です。
【欧米】おすすめの仕入れ方法

利益率の中国に対し、欧米輸入の魅力は「品質の高さ」と「日本では手に入らない独自性」です。熱心なファンがいる商品を扱うことで、安定したビジネスを築きやすくなりますよ。仕入れる商品の種類は以下の3種類です。
日用品仕入れ
海外のAmazonなどを利用し、日本未発売のデザイン性が高いキッチン雑貨、オーガニック製品、高機能なアウトドアグッズなどを仕入れる方法です。
【仕入れ先の例】
eBay(欧米版メルカリ)、Amazon.com(アメリカ版Amazon)、iHerb(サプリ・オーガニック製品)、Etsy(ハンドメイド・ユニーク雑貨) など
【仕入れのポイント】
欧米から日用品を仕入れるなら、雑貨やインテリア系を狙うのがおすすめです。海外のデザインが好きな層から一定の需要があるので、リピート仕入れで稼ぎやすいですよ!
ブランド品仕入れ
海外の正規店、大手セレクトショップ、信頼できる中古品サイトから、日本との内外価格差を利用してブランド品を仕入れる方法です。
【仕入れ先の例】
FARFETCH(ファーフェッチ)、SSENSE(エッセンス)、現地のセレクトショップ など
【仕入れのポイント】
偽物を仕入れないために、信頼できるショップからしか購入しないのが鉄則です。日本と価格差のあるブランド・商品をよくリサーチしましょう。
アンティーク仕入れ
世界最大のオークションサイトeBayや現地の専門サイトを利用し、アンティークコイン、ヴィンテージ時計、陶磁器などを仕入れる、趣味と実益を兼ねた方法です。
【仕入れ先の例】
eBay など
【仕入れのポイント】
eBayは世界中のアンティーク、ヴィンテージアイテムが集まりやすいサイトです。仕入れの際は、商品の背景知識(歴史、作者、希少性)が不可欠なので、最初は低価格帯のものから扱うようにしましょう。出品者の評価をチェックするのを忘れずに!
物販の仕入れで絶対に失敗しないための注意点5つ

せっかくいい仕入れ先を見つけても、ちょっとした油断で大きな失敗をしてしまう人がいます。そこでここでは、物販の仕入れで気をつけておきたいポイントについて解説します。
①在庫リスクを管理する
物販の最大の敵は、赤字に直結する「売れ残りの在庫」です。
このリスクを回避するには、仕入れ前にデータで需要をリサーチすることが欠かせません。また、実際に仕入れる際も、最初は少しずつ仕入れて、売れなかった場合の損失を抑えましょう。
もし、「失敗した…」という場合は、損切り(見切り販売)のルールを事前に決めておくことも重要ですよ。
②偽物やコピー品を見抜く
ブランド品や品薄の人気商品を扱う場合、偽物を仕入れてしまうリスクとは常に隣り合わせです。
このジャンルを扱うのであれば、大前提として「信頼できる仕入れ先」を探しましょう。また、いくらレビューや実績が豊富そうに見えても、相場より異常に安い商品は疑う姿勢が必要です。場合によっては、真贋鑑定サービスなども活用するといいですよ。
③関税・法律(許認可)を必ず確認する
関税や法律に関するルールは「知らなかった」という理由で許してはもらえません。
海外から商品を仕入れる場合は、関税や輸入消費税の基本的な計算はできるようにしておきましょう。また、輸入自体が禁止・制限されている品目もあるので、仕入れ前の確認も大切です。
一方、国内仕入れでは、中古品に代表される「古物」を扱う際、「古物商許可証」が求められます。
どれも、そこまで複雑な仕組みではないので、事前にチェックしておくと安心です。
④利益計算を徹底する
利益計算と言われると、「売上 - 仕入れ費用」と思っている方がいますが、実は物販には「見えないコスト」が存在します。
たとえば、送料や関税、プラットフォーム手数料、梱包材費など、1つの商品を売り上げるまでにかかる経費は意外と種類が多いものです。
仕入れを判断する際は、そうしたコストも考慮しておくと、「なんで赤字なの!?」という事態になるのを防げます。
⑤最初は少量からテスト仕入れを行う
どんなに有望に見える商品でも、いきなり大量に仕入れるのは危険です。
まずは、1個もしくは数個だけ仕入れてみて、実際に売れるかどうか試すようにしましょう。「売れ行きが良ければ、徐々に仕入れる量を増やす」というのが、成功するためのセオリーです。
よくある質問【FAQ】
最後に、物販の仕入れ先と関連してよく聞かれる質問にまとめて回答します。
物販は副業でもできますか?
はい、全く問題なく可能です。
むしろ、多くの人が副業からスタートして、少しずつ規模を拡大していきます。「本業として十分に成立する!」という段階まで成長したら、物販で生活するという選択肢もありますよ。
無在庫販売はおすすめですか?
プラットフォームによってはおすすめできます。
特に「海外輸出」は無在庫販売との相性がいいです。具体的には、国内で仕入れた商品をeBayやShopee、クーパンといったプラットフォームで販売します。どこも「Made in Japan」の商品需要があるので、国内で売るよりも高利益率を期待できるのがポイントです。
無在庫販売に興味のある人は、以下の記事を参考にしてください。詳しい販売先を紹介しています。
(関連)無在庫販売の5大モデル解説|やり方と仕入れ先をタイプ別に徹底紹介!
メルカリで物販をするのはなぜ儲かるのですか?
メルカリは初心者が物販ビジネスをする上で非常に強力なプラットフォームだからです。
たとえば、圧倒的な知名度と利用者数を誇り、出品作業が簡単な点は「どんどん商品を売る」ことを可能にするので、結果的に儲かることになります。
メルカリ物販の仕入れ先については、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてチェックしてみてください!
(関連)【完全ガイド】メルカリ物販の仕入れ先6選&選び方のポイント
このほかに、物販ビジネス全般についての疑問がある場合は、以下の記事も参考にしてください。
(関連)物販の副業で収入アップ!始め方からメリット・デメリット、注意点まで網羅
(関連)物販ビジネスの始め方を徹底解説|どこで仕入れて何を売るのかの具体例も紹介
「知ってる」から「できる」へ。今日から始める仕入れの第一歩!
今回は、仕入れの重要性や、国内外100を超える具体的な仕入れ先など、物販で成功するための知識を解説しました。
どの仕入れ先にもメリットとデメリットがあるため、完璧な仕入れ先というものは存在しません。大切なのは、「あなたとの相性」を見極めていくことです。まずは1個から、商品を仕入れてみてくださいね!
仕入れた商品は、Amazonで販売するのが王道のやり方です。以下の記事ではAmazonせどりについて詳しく解説していますので、こちらも見てみてください。
(関連)Amazonせどりの始め方はこれ1記事でOK!知識ゼロ・未経験でも安心の完全ガイド
また物販総合研究所では、仕入れ先選びと同じくらい、多くの方が苦戦するリサーチ作業を自動化し、最短で稼ぐツールについて解説する「PoiPoi せどりWebセミナー」を今だけ無料で開催しています。
- PoiPoiせどりとは何か?
- なぜ、安定的に稼げるようになるのか
など、他では絶対に手に入らない情報が満載です! ぜひ以下のバナーをクリックして無料セミナーに応募してみてください!


